道東２０２４秋旅行記　【５】愛冠岬・涙岬・琵琶瀬展望台

2024/09/20 - 2024/09/24

北海道へは今回の旅行でここ5年のうち4回目、全て秋に訪れています。今年の関東は9月20日過ぎても何と猛暑日というさらに異常な暑さの中、涼しい9月の北海道は実に魅力的です。2年前の紅葉時期に廻った道東へ今年は9月下旬に行くことにします。目的の一つはこの時期に満開になるサンゴ草群を見るためと、9年ぶりに訪れる霧多布や納沙布岬の厚岸、根室方面を廻ることです。そしてお馴染みの摩周湖と知床の9月の景色です。
天候は2日間曇り2日間晴天でしたが、気温はとてつもなく低く強風の日が多くて東京の冬のような寒さでした。寒い日の中でも艶やかな赤色のサンゴ草、涙岬や霧多布岬などの太平洋沿岸の断崖、秘境を感じさせる風蓮湖の風景、広大な緑の根釧台地、そしてお馴染みの摩周湖と知床の異次元の美しい光景には絶句するほど感動しました。またオホーツク、太平洋の海産物、グルメも絶品でした。

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スケジュール

9月20日　羽田空港－女満別空港－（レンタカー）網走　[網走泊]
　9月21日　網走－能取岬－卯原内サンゴ草群落地－ワッカ原生花園－
　　　　　　美幌峠－屈斜路湖－摩周湖第1・3展望台－サルボ展望台－
　　　　　　細岡展望台－釧路　［釧路泊］　
★9月22日　釧路－愛冠岬ー涙岬ー琵琶瀬展望台－霧多布岬－アゼチの岬－
　　　　　　霧多布湿原－根室　［根室泊］
　9月23日　根室－納沙布岬－春国岱－開陽台ー羅臼－知床峠－ウトロ
　　　　　　[ウトロ泊]　
　9月24日　ウトロ－知床五胡－フレペの滝－オシンコシンの滝－
　　　　　　天に続く道－小清水ハイランド－藻琴山展望公園－女満別空港
　　　　　　－羽田空港

エリア 厚岸・霧多布(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0

9月22日

観光2日目は釧路から根室へ移動、その間にある厚岸、浜中、霧多布に点在する観光スポットを廻ります。

朝6時半過ぎ、ホテルの部屋から外を眺めます。

ホテルの朝食を摂ります。この後和商市場で海産物を食べるので朝食いらないのですが、素泊まりプランがないので朝食付きになります。食べる前は量を抑えておくつもりでしたが、バイキングで美味しいので結構食べてしまいました。

和商市場の開店時間は朝8時なので、その時間に合わせてチェックアウトします。

JR釧路駅です。

釧路駅傍、ホテルから徒歩約10分で和商市場に到着です。2015年以来なので忘れかけていますが、外観は地味ですね。

中は

和商市場と言えば何といっても勝手丼です。

まずは別会計でライスを盛ってもらいます。ご覧のように開店間もない時間なのに大行列です。

マグロ、トロ、サーモン、海老、カニ、ウニ、いくらなど何十種類のネタを自分で好きな物を取って会計します。新鮮な朝の海産物は実に美味しいです。

朝9時前に釧路を出発します。国道44号線に入って釧路の街を離れると、また建物一つない森林、原野の中を走ります。

まさに北海道、道東の景色を感じます。気持ちが良いです。

素晴らしい太平洋、厚岸湾が見えるので、車を停めて眺めます。

今日も曇り空で東京の晩秋並に肌寒いですが、素晴らしい海岸風景です。

厚岸エリアの半島？も見事な光景です。

昨日のオホーツクに代わって今日は太平洋沿いをずっと走ります。雄大で素晴らしい風景です。

厚岸の街に入ります。国道44号線から外れて、目の前を通るJR厚岸駅に立ち寄ります。根室本線（花咲線）の駅です。

厚岸大橋を渡って、先ほど眺めた半島？に入ります。

午前10時20分頃、まずは愛冠岬です。愛冠岬は前回厚岸エリアを訪れた2015年でも時間切れで立ち寄れませんでした。その前は20年以上前でほとんど記憶有りません。

綺麗で見事な森林の中を歩きます。

開けたエリアに入ります。

今日も寒いですが、雄大な風景を歩くのは気分爽快です。

駐車場から約10分、「愛の鐘ベルアーチ」に到着です。

海を眺めます。展望台、この岬が結構高いことがわかります。

左側の海岸、断崖、見事な光景です。気分爽快です！

後でウェブサイト見てわかりましたが、「愛の鐘ベルアーチ」は海から80mの高さだそうです。

曇り空で蔵目に映ってしまいますが、それでも雄大で素晴らしい海岸線に感動します。

「愛の鐘ベルアーチ」を降りて左側の断崖を近くで眺めます。実に壮大で美しい海岸に絶句します！

右側の小さな島の存在も素晴らしい厚岸湾、断崖の光景を見出しています。

右側の断崖もすさまじく良い景色です。

愛冠岬を後にします。岬からの下る途中、厚岸の街のパノラマが絶句するほど素晴らしいです！超感動します！

国道44号線には戻らず厚岸半島？の外周を走ります。

海岸傍を走っていますが、両側森林に囲まれて大自然を感じます。

この美しい光景を正面に見ながら運転するのは実に気分爽快です。

開けたエリアに出ます。雄大な景色を見るために車を停めて眺めます。

曇り空ですが、太平洋も見えて素晴らしい眺めです。

絶句するほど素晴らしい断も見えます！超感動します！

こちらも低いですが断崖、海岸線が実に美しいです！

緑の芝、草原も良いですね！

愛冠岬から約30分、午前11時半に涙岬への駐車場に到着です。ガイドブックには紹介されていませんが、事前にウェブサイトで見つけました。今回初めて訪れます。

広大な草原内の細い徒歩ルートを海岸方向に向かって歩きます。この雄大な景色の中を歩くのは実に気持ちが良いです。

曇り空ですが、別世界のような美しい光景の中を歩きます。

太平洋がちらっと見えてきました。

ススキの絨毯ともいえる草原です。

涙岬の他にも観光スポットへの徒歩ルートがあるようです。まずは約5分の涙岬へ。

振り返ると、駐車場の反対側の森林も見えます。建物一つない大草原と森林はまさに道東らしい大地を感じます！

物凄い凄まじい断崖の切れ目です！

左側の断崖に遊歩道があります。凄まじい断崖の光景に絶句します！

行けるところまで歩きます。凄まじい断崖上の遊歩道です。

右側の断崖の側壁、何という浸食度、凄まじい光景でしょうか！まだ遊歩道の途中ですが、絶句するほどとてつもない絶景です！

ウェブサイトで見ましたが、想像以上の異次元の浸食度、凄まじい断崖です！

さらに少し進むと隣の断崖の側壁、何という凄まじい浸食度で素晴らしい絶景でしょうか！絶句します！

まさに絵葉書にも使われるような別世界の素晴らしい断崖です！

歩道の終点に到着です。滑らかながらも浸食度が凄まじく、大きなホールもある美しい断崖に絶句します！

ガイドブックには紹介されていませんが、まさにパンフレットにも使われるような異次元の素晴らしい光景です！何の言葉も出ません！

凄まじい断崖の側壁に絶句します！緑の草原のコラボも美しいです！

ウェブサイトを見てここを訪れることを決めましたが大正解です！

晴れていればもっと艶やかで美しい色が見えそうな太平洋の大海原です。

右側の小さな岩が立岩です。それほど気にする岩ではないですが。

立岩以上に全体の断崖の方に目が向きますね。

関東では冬のような光景ですが、それでも素晴らしい絶景！まさに絶句です！

少しだけ断崖を映すのも絶好のアングルです！絵葉書にも使われそうです！

立岩の方角も素晴らしい風景なので、少し移動しては撮影してしまいます！

海に向かって左側、立岩の方向のルートもあるので歩いてみます。アップダウンの緑の大草原も素晴らしい光景！

それにしても駐車場から建物1軒もないのはまさに北海道、道東の特徴ですね！

先ほどの断崖の上部だけ見え隠れしている光景も素晴らしいです！

ススキ以外にもきれいな植物が咲いているのですね。

ルートの左端に着きました。ここからも立岩はまだ小さく見えます。凸凹海岸が美しい光景です！

気分爽快になる絵葉書にも使われるような絶景！絶句です！

ススキではない何の花かわかりませんが、密集している花・植物と太平洋のコラボも絶句するほど美しいです！

壮大な風景ですね！道道の雰囲気を感じます。

駐車場へ戻ります。改めて物凄い広大な草原です。そして建物一つありません。

一部赤い草も混ざっていて、別世界のような大草原です！

約40分涙岬を観光して次に進みます。

風情のある沼と小さな港を目にしたので眺めてみます。藻散布沼です。

藻散布港です。誰もいませんがボートが建ち並んでいる光景は中々風情あります。

左右正面にたくさんボートが建ち並んでいます。絵葉書にもなるような趣のある景色です。

涙岬から10キロの位置にある琵琶瀬展望台です。ここは2015年以来9年ぶりです。

この琵琶瀬川と湿原の光景は昔から好きでした！

展望台に上がってみます。以前雨雲に近い曇り空ですが、カーブを描く琵琶瀬川と湿原が絶句するほど素晴らしいパノラマです！

ウェブサイト見ると、周囲の湿原も霧多布湿原の一部のようです。

この草原、森林を走ってきました。

こちらは根室方面です。

雲で暗めですが、太平洋も見えて気分爽快です。

このエリアは沼がいくつも点在しています。まさに根釧らしい光景に超感動します！

点在する多くの沼と共に浜中の街も見えて良いですね。

琵琶瀬川をズームアップすると、何という異次元の美しさでしょうか！薄黄金色の湿原、草原を蛇行する琵琶瀬川はまさにパンフレットに使われるような絶景です！

琵琶瀬川と反対側、太平洋です。

展望台を降りて太平洋側を草原に入って眺めます。

アップダウンの緑と太平洋のコラボ、素晴らしい海岸風景です。

道路を渡って琵琶瀬川と湿原を眺めます。別世界のような秘境を感じる絶景に何の言葉も出ません！

浜中の街と琵琶瀬川、草原の景色も絶句するほど美しいです！本州とは違いますね。

食事を摂ります。席からも琵琶瀬川、霧多布湿原が見えます。

豚丼です。ここも十勝の豚丼に比べてタレがドロドロっぽくて、これもまた美味しいです。

時刻は13時半前、昼食後は今日一番のメイン、霧多布岬へ向かいます。続きは旅行記【７】へ。