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2024年7月のスイス・ハイキングの旅は、7月5日~7月29日までの現地22泊の過去最長のスイス旅となった。<br />①第1週:カンデルシュテーク7泊<br />②第2週:アンデルマット7泊<br />③第3週:エヴォレーヌ7泊+ジュネーヴ1泊<br />3ヵ所滞在も初めてで3回の移動を考慮するとやや疲れるスケジュールだった。初日7月7日は雨天でアパート滞在、7月8日が最初のハイキングとなった。<br />7月8日(月)はゲンミ峠(Gemmipass、2269m)から北上して、ダウベン湖(Daubensee、2207m)の横を通り、スンビュール(Sunnbüle、1887m)までの約8.9kmのコースだ。

スイス・ハイキングの旅 2024夏(1)ゲンミ峠からスンビュールへ

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2024/07/08 - 2024/07/08

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ロク69

ロク69さん

2024年7月のスイス・ハイキングの旅は、7月5日~7月29日までの現地22泊の過去最長のスイス旅となった。
①第1週:カンデルシュテーク7泊
②第2週:アンデルマット7泊
③第3週:エヴォレーヌ7泊+ジュネーヴ1泊
3ヵ所滞在も初めてで3回の移動を考慮するとやや疲れるスケジュールだった。初日7月7日は雨天でアパート滞在、7月8日が最初のハイキングとなった。
7月8日(月)はゲンミ峠(Gemmipass、2269m)から北上して、ダウベン湖(Daubensee、2207m)の横を通り、スンビュール(Sunnbüle、1887m)までの約8.9kmのコースだ。

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 滞在地のカンデルシュテーク(Kandersteg、1169m)からゲンミ峠までは、鉄道でブリーク乗換、ロイク(Leuk、630m)まで行く。ロイクからバスでロイカーバド(Leukerbad、1401m)、そこから歩いて15分程度でロープウェイ乗り場まで進む。ロープウェイは満員の乗客を乗せて上部駅に数分で運んでくれる。天気は快晴、はやる気持ちをグッとこらえて周りを見渡す。<br />ヴィルドシュトルーベル(Wildstrubel、3244m)、右のグロスシュトルーベル(Grossstrubel、3242m)が青空の下に望まれる。<br />ゲンミ峠は初めてだが、ロイカーバドには2回来ている。<br />参考:2015年ロイカーバド~レシュティパス~レッチェンタール<br />https://4travel.jp/travelogue/11093821<br />2016年トレントホルン往復(1)、(2)<br />https://4travel.jp/travelogue/11167639<br />https://4travel.jp/travelogue/11172976

    滞在地のカンデルシュテーク(Kandersteg、1169m)からゲンミ峠までは、鉄道でブリーク乗換、ロイク(Leuk、630m)まで行く。ロイクからバスでロイカーバド(Leukerbad、1401m)、そこから歩いて15分程度でロープウェイ乗り場まで進む。ロープウェイは満員の乗客を乗せて上部駅に数分で運んでくれる。天気は快晴、はやる気持ちをグッとこらえて周りを見渡す。
    ヴィルドシュトルーベル(Wildstrubel、3244m)、右のグロスシュトルーベル(Grossstrubel、3242m)が青空の下に望まれる。
    ゲンミ峠は初めてだが、ロイカーバドには2回来ている。
    参考:2015年ロイカーバド~レシュティパス~レッチェンタール
    https://4travel.jp/travelogue/11093821
    2016年トレントホルン往復(1)、(2)
    https://4travel.jp/travelogue/11167639
    https://4travel.jp/travelogue/11172976

  • 峠からは遥か南方に懐かしいヴァリスの山々が見えてくる。左の白い尖峰はワイスホルン(Weisshorn、4505m)、右にたなびく雲上に頭が見えるのはシャリホルン(Schalihorn、3974m)、さらに右の尖った山はチナールロートホルン(Zinalrothorn、4221m)、右の白い端正な三角はオーバーガーベルホルン(Ober Gabelhorn、4063m)、さらに右に左半分が雲で覆われているのがマッターホルン(Matterhorn、4478m)、さらに右端はダン・ブランシュ(Dent Blanche、4357m)の左稜線部だ。残念なことにこのダン・ブランシュの全貌を写し損ねた。

    峠からは遥か南方に懐かしいヴァリスの山々が見えてくる。左の白い尖峰はワイスホルン(Weisshorn、4505m)、右にたなびく雲上に頭が見えるのはシャリホルン(Schalihorn、3974m)、さらに右の尖った山はチナールロートホルン(Zinalrothorn、4221m)、右の白い端正な三角はオーバーガーベルホルン(Ober Gabelhorn、4063m)、さらに右に左半分が雲で覆われているのがマッターホルン(Matterhorn、4478m)、さらに右端はダン・ブランシュ(Dent Blanche、4357m)の左稜線部だ。残念なことにこのダン・ブランシュの全貌を写し損ねた。

  • 本日のルート図。下のゲンミ峠から北方向に歩いてスンビュールのロープウェイ駅までのコースだ。<br />カンデルシュテークからは逆コースの方が出発点(スンビュール)に近いが、ロイカーバドからの帰路が遠い。そのためロイカーバド~ゲンミ峠を出発地とした。またこのルートは降りになるので歩きやすいと思ったからだ。<br />10時15分に歩き始める。

    本日のルート図。下のゲンミ峠から北方向に歩いてスンビュールのロープウェイ駅までのコースだ。
    カンデルシュテークからは逆コースの方が出発点(スンビュール)に近いが、ロイカーバドからの帰路が遠い。そのためロイカーバド~ゲンミ峠を出発地とした。またこのルートは降りになるので歩きやすいと思ったからだ。
    10時15分に歩き始める。

  • これから進む方向を眺める、空の青さを映しこんだダウベン湖の湖面が美しい。コースは湖の左右に付けられているが我が家は向かって右のルートを選んだ。この左にそそり立つ岩峰はレンメンプラッテン(L&#228;mmenplatten、2527m)、ダウベンフーベル(Daubenhubel、2417m)だ。

    これから進む方向を眺める、空の青さを映しこんだダウベン湖の湖面が美しい。コースは湖の左右に付けられているが我が家は向かって右のルートを選んだ。この左にそそり立つ岩峰はレンメンプラッテン(Lämmenplatten、2527m)、ダウベンフーベル(Daubenhubel、2417m)だ。

  • コースは降っているので歩きやすく進行が速い。右手にリンダーホルン(Rinderhorn、3449m)の大きな山容が迫ってくる。

    コースは降っているので歩きやすく進行が速い。右手にリンダーホルン(Rinderhorn、3449m)の大きな山容が迫ってくる。

  • 続いてアルテルス(Altels、3630m)の雄大な三角の山容が目の前に現れる。

    続いてアルテルス(Altels、3630m)の雄大な三角の山容が目の前に現れる。

  • コースの中間点と思われるシュワーレンバッハ(Schwarenbach、2060m)の山岳ホテルに到着、ここで休憩することにした。赤ワインとビールで乾杯、大きくは疲れてはいないが、のどを通るワインとビールは本当に美味だなあ。この地には過去3回来ているが、いずれも通過だけで済ませているので初の休憩タイムだ。<br /><br />参考:<br />2014年スンビュール~エシェネグラート<br />https://4travel.jp/travelogue/10928384<br /><br />2015年スンビュール~エングシュトリゲンアルプ<br />https://4travel.jp/travelogue/11094544<br /><br />2016年ウンター・タテリスホルン目指すも<br />https://4travel.jp/travelogue/11163755

    コースの中間点と思われるシュワーレンバッハ(Schwarenbach、2060m)の山岳ホテルに到着、ここで休憩することにした。赤ワインとビールで乾杯、大きくは疲れてはいないが、のどを通るワインとビールは本当に美味だなあ。この地には過去3回来ているが、いずれも通過だけで済ませているので初の休憩タイムだ。

    参考:
    2014年スンビュール~エシェネグラート
    https://4travel.jp/travelogue/10928384

    2015年スンビュール~エングシュトリゲンアルプ
    https://4travel.jp/travelogue/11094544

    2016年ウンター・タテリスホルン目指すも
    https://4travel.jp/travelogue/11163755

  • スンビュールに近付くとアルテルスと左のタテリスホルン((Tatelishorn、2961m)が並んで見えるようになる。

    スンビュールに近付くとアルテルスと左のタテリスホルン((Tatelishorn、2961m)が並んで見えるようになる。

  • 最後はダラダラした登りになり歩き続けた後なので結構辛く感じる。左にアルテルス、右にリンダーホルンと黒いクリ・リンダーホルン(Chli Rinderhorn、3002m)が並んで眺められる。

    最後はダラダラした登りになり歩き続けた後なので結構辛く感じる。左にアルテルス、右にリンダーホルンと黒いクリ・リンダーホルン(Chli Rinderhorn、3002m)が並んで眺められる。

  • スンビュールのロープウェイ乗り場近くから、今まで良く見えていなかったドルデンホルン(Doldenhorn、3638m)が降り沿うように見える。左の小さいほうがクライン・ドルデンホルン(Kleindoldenhorn、3474m)だ。左端の黒い山塊はフィジシュトック(Fisistock、2947m)だ。上部駅には13:00到着、2時間45分の所要時間だった。<br />ロープウェイで下部駅まで降りて、カンデルシュテーク行の村内バスで帰ることができた。<br />ハイキング初日は好天気に恵まれて、快適なハイキンがができた。なじみのある山々を眺めることができてうれしい日であった。<br />本日の全行動時間2時間45分、うち休憩25分、実動2時間20分、登り175m、降り536m、距離8.9kmであった。<br />

    スンビュールのロープウェイ乗り場近くから、今まで良く見えていなかったドルデンホルン(Doldenhorn、3638m)が降り沿うように見える。左の小さいほうがクライン・ドルデンホルン(Kleindoldenhorn、3474m)だ。左端の黒い山塊はフィジシュトック(Fisistock、2947m)だ。上部駅には13:00到着、2時間45分の所要時間だった。
    ロープウェイで下部駅まで降りて、カンデルシュテーク行の村内バスで帰ることができた。
    ハイキング初日は好天気に恵まれて、快適なハイキンがができた。なじみのある山々を眺めることができてうれしい日であった。
    本日の全行動時間2時間45分、うち休憩25分、実動2時間20分、登り175m、降り536m、距離8.9kmであった。

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