2014/07/14 - 2014/07/14
25位(同エリア108件中)
ロク69さん
7月14日(月}は初めてのスンビュール(Sunbuel、1934m)までロープウェイで行き、ロングコースのエシェネグラート(Ueshenegrat)を縦走する計画だ。悪天候が続く今夏のスイスだか、はたして今日の状況はどうだろうか。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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カンデルシュテーク駅前のバス停からスンビュール行きのバス(アパートで貰えるフリーパスで乗れる)で出発、ロープウェイに乗って上部駅に到着、8:15にスタートする。とりあえずは、ゲッリホルン(Gaellihorn、2284m)を目指して進む。
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ロープウェイで昇ってきたカンデルシュテーク方面、エッシネン湖方向を眺める。後方の左はビーレ(Bire、2502m)と右のザラースホルン(Zallershorn、2743m)と湖を取り巻く山々が見える。
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すぐに分岐の表示板が現れて、ゲッりホルンまで1時間15分とある。曇り空ながら展望は悪くない。
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後方のアルテルス(Altels、3629m)方面は雲が多く山容が不明瞭だ。
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内フィシシュトック(Innere Fisistock、2737m))方面もやはり雲が多い。
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いったん、降ってから本格的な登りが始まる。しばらくしてカンデルシュテークの村が見えてくる。左の雲の下あたりが鉄道駅、右の谷間の雲の下方がエッシネン湖方面だ。
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こちらはガシュテル谷(ガシュテルタール、Gasteretal)方面、やはり山の上部は雲が架かる。蛇行する川とそれを取り巻く岩稜に圧倒される。
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遥か遠方の稜線の上に、去年訪れたブリュムリスアルプ・ヒュッテ(Bluemlisalp Huette SAC、2834m)が見えた。その左の突起は、ホーチュルリ(Hohtuerli、2778m)だろう。
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ほどなくゲッリホルンへの取り付きのグラートザッテル(Gratsatteil、2150m)に到着(9:15)、ここからピークまでぬかるんだ泥土の急坂が続く。
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前方遠くには、右に傾いた台形のシュテークホルン(Steghorn、3146m)とその右のティエールホルン(Tierhorn、2894m)が雲間に見える。その右はヴィルドシュトルーベル山群のひとつグロスシュトルーベル(Grossstrubel、3243m)だが、頂を雲に隠している。
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同じ南西方向、左からシュテークホルン、ティエールホルン、グロスシュトルーベル(ピークには雲)と続き、右手にはぎざぎざの特徴的な山チンゲルロホティヒホルン(Tschingellochtighorn、2735m)が望まれる。依然として雲が多くスカッとした眺望はない。
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チンゲルロホティヒホルンの拡大、山の高さは3000mにも満たないがその奇怪な山容は遠くからでもすぐに認識できる。
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左方向の3山、シュテークホルン、ティエールホルン、グロスシュトルーベルはそれぞれに個性があって興味深く眺められる。
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ゲッリホルン頂上間近のあたり、ごつごつした岩の屏風を左へ巻いて登る。コース上のぬかるんだ泥土にはとても閉口する。
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まもなく頂上だ、空が明るく見えるのでそれと分かる。
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9:25にゲッリホルン頂上に到着、出発から1時間10分を要した。頂上から北東に当たるカンデルシュテーク方面を望む。時間の経過とともに幾分雲が増えてきたようだ。
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上の右手の東方向、ガシュテル谷の左には内フィシシュトック(Inner Fisistock、2787m)とドルデンホルン(Doldenhorn、3638m)がピークに雲を纏って見える。
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さらに右手の南東方向は、アルテルス(Altels、3698m)と2本の山腹氷河をもったリンデルホルン(Rinderhorn、3448m)がいずれも雲を上部に持った状態で望まれる。
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方向が変わって西方向は、アルプ川(Alpbach)の流れる内エシェネ(Innere Ueschene)の谷を隔てて、グロスロナー(Gross Loner)が高く聳える。左の一番の高峰はこの山群の主峰、フォルデレ・ロナー(Vordere Loner、3049m)だろう。
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主峰のズームアップ、ガスが漂う中その頂上はかろうじて見て取れる。岩肌に付いた雪の横縞模様が美しい。
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ゲッリホルン頂上から続くエシェネグラートの稜線を眺める。ガスと雲が多くなってきたようだ。
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頂上で10分の休憩後、出発する(9:35)。雲が多い眺めだったが、何とか山山を識別できたことに感謝しよう。
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ゲッリホルン頂上にあうケルン、エッシネン湖方面はやや明るくなったようだ。
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縦走路まで降ってきた、ぬかるみの悪路はしばらく続きそうだ。
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グロスロナーの方向、漂う雲の中に左から中ロナー(Mittlere Loner、3002m)、前ロナー(Hindere Loner、2929m)と続く。上部の青空が希望を与えてくれる。
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歩いて来た北西方向(カンデルシュテーク方面)を振り返る。次々と谷間から雲が湧き出している。コースの状態はぬかるみ続きだ。
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進行方向の右手に見えているシュテークホルンとティエールホルンも雲で隠されようとしてきた。
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同じ方向をワイドで望む。左手前のフェルゼンホルン(Felsenhorn、2782m)の屏風のような絶壁が迫ってきた。
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フェルゼンホルン、シュテークホルン、ティエールホルンと左から並び、さらに右奥はチンゲルロホティヒホルンがちょこんと見える。手前右は、内エシュネの谷だ。
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さらに進むと、フェルゼンホルンの岩壁が大きくなってくる。このあたりからコースの状態が良くなってぬかるみは少なくなった。
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右手のフォルデル・ロナーが孤高の高さで聳えている。
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エシェネグラートの1つのピークであるヴィシフルエ(WyssiFlue、2472m)が目の前に現れた。その後方は、フェルゼンホルンの岩壁だ。
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しばらくすると、今まで見えていなかった左手のアルテルス方面が少し見える地点を通る。これまで尾根のやや右下を歩いていたのでグラート越しには見えなかったのだ。右はリンデルホルンだ。
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シュワーレンバッハの谷が見えて、スンビュールからダウベン湖へ続くルートも見える。
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アルテルスの全貌、といっても上部は雲で遮られて不明瞭だ。
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進んできた方面を振り返る。ゲッリホルンから延々と続くこのルートも最後のヴィシフルエの登りを越えればほとんど終わる。
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途中にある避難小屋、「シュッツヒュッテ(Schutz Huette)」と書いてある。岩の窪みに設けられた簡易の小屋だ、地図には出ていない。
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谷を隔てたチンゲルロホティヒホルンが、ガスの中にさりげなく佇む。
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ヴィシフルエへの登りは、これまで歩いて来た疲れのためか、かなりタフに感じられる。
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頂上には11:40に到着、ゲッリホルン出発から2時間5分だった。眺望は良くない、アルテルス方面も雲が多い。
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フェルゼンホルンもガスのヴェールで隠れそうだ。
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チンゲルロホティヒホルンがずっと見えているので嬉しい。
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その拡大。遠くから眺めると手のようにも見えて、大きく拡大すると城砦のようにも感じられる。
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頂上では持参のおにぎりとタクアンで昼食をとる、ダウベン湖(Daubensee、2207m)の一部が見えている。
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15分の休憩で出発、フェルゼンホルンを正面に見ながら分岐点シュワルツグレットリ(Schwarzgraetri、2383m)を目指す。
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ダウベン湖が大きく近づいてくる。湖の左手の山並みは右手奥のゲンミ・パス(Gemmi Pass、2322m)から続くプラッテンヘルナー(Plattenhoerner、だろうか。
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分岐点シュワルツゲレットリに到着(12:05)、左に折れて降っていく。
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かなり降った地点からヴィシフルエの山塊を仰ぎ見る。縦に墨を流したような黒い模様が印象的だ。
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チリ・リンダーホルン(Chli Rinderhorn、3003m)と右奥のリンダーホルンが近い。
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左下にシュワーレンバッハの山岳ホテルが手前の池とともに見えてくる。
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ホテルの前には数名の人がいたが我が家は休憩なしで通過する。
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ゲンミ峠へ行くプランもあったが見晴らしも悪いので、出発点のスンビュールへ戻ることにする。左手に続くのがエシェネグラートの山並み、この尾根の向こう側を歩いて来たのだ。ルートの続く奥の森の中がスンビュールだ。
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スンビュールまでは緩やかな降りと登りを繰り返したコースが続く。途中では放牧の牛たちがのんびりと過ごしている。
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行く手に左前方には最初に登ったゲッリホルンが望める。右手の2番目の丸いピークがそれだ。
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その拡大、こちらもガスに覆われだしてきた。
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スンビュール駅には13:40に帰着、少し前から雨が降り出してきた。雨に降られたのは10分程度だったのでまだ幸運だっただろう。14:00発のロープウェイで下る。ガシュテル谷もどこか寂しげだ。
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10分後には下部駅に降りる。
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村へ帰るバスまで時間があるので目の前のレストランで休憩する。
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店内の様子、我が家ともう一組の客だけでかなり静かだった。ビールと赤ワインを注文する。
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ついでに温かい野菜スープも頼んでゆっくりとする。
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店内は美しい花がテーブル毎に置かれていて店主の気遣いが嬉しい。
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今夜の夕食は、野菜たっぷりパスタ、ニンジンとサラミの炒め物、キウリ漬け、タクアン、パンと赤ワインだった。
本日の全行動時間は5時間25分(休憩25分、実動5時間)、登り550m、降り550mだった。雲が多く優れた眺望は望めなかったが、それなりの景色とタフなルートを無事に踏破できたことを幸せに思った。
天気予報は「明日以降は良好」と伝えている、大いに期待してベッドに就く。
なお、このハイキングを実施するにあたり下記の「ハイジの小部屋」さんの記録を参考にさせていただきました。ハイジの小部屋さん、ありがとうございました。
http://haizisan.sakura.ne.jp/uschnegrat.html
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