京都 城陽 寺田 旅籠屋利兵衛(Hatagoya Rihei,Terada,Joyo,Kyoto,Japan)

2022/10/13 - 2022/10/13

2022年10月13日(木)午後の3時45分頃、久世神社から南へJRの奈良線沿いに進む。表参道の踏切から350mほど南に城陽駅(下の写真1)。1958年に当時は国鉄奈良線の長池・新田間に新設開業した駅。現在は快速停車駅となっており、京都駅からの列車の半数は城陽駅で折り返しとなっている。

元々は単式ホーム1面1線の地上駅だったが、1991年に橋上駅舎が作られ、同時に相対式ホーム2面2線となり、木津方面に引き上げ線も設けられた。2023年に京都駅から城陽までの区間が全線複線化された。

城陽駅から南西に進んで、10分ほどで城陽市役所の近くにある和菓子屋の旅籠屋利兵衛に到着。城陽市役所は1992年に竣工したもの(下の写真2)。そのすぐ西に旅籠屋利兵衛はある。この日の散歩の目的の一つ。

旅籠屋利兵衛は2017年に御菓子司松屋が新ブランドとしてオープンした店。錦小路や宇治にも支店があるので、この城陽の店は本店と呼ばれている。松屋はJR長池駅前にある和菓子屋で、以前その辺りも歩いている。
https://4travel.jp/travelogue/11669915

店名の旅籠屋は上記の長池の時に書いているが、元々松屋が江戸時代に旅籠として始まったことに由来している。また利兵衛こと嶋利兵衛のことも書いているが、サツマイモの寺田芋を普及させた地元の偉人で、松屋のご先祖さんとも深い親交があり、利兵衛の墓に世話人として松屋の先祖の名前も刻まれている。

旅籠屋利兵衛はどら焼きを中心とした創作菓子を提供している他、寺田芋から造ったオリジナル芋焼酎「利兵衛」も販売している。和モダンな店内はオープンキッチンとなっており、製造工程も楽しめる。また、2階にはパンとパイ、スイーツがフルコースで楽しめるカフェ、利兵衛 by OHSHIMAも併設している。

10月はこの本店がオープンした時期で、ちょうどこの時は開業5周年セールをやっており、メインの小倉粒あんどら焼きが半額と云うこともあり、買いに来た。小倉の他、チョコとナッツとパンプキンプリンも購入。この後帰っておいしく戴いた。
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城陽の遺跡を回った記、終了

エリア 八幡・城陽(京都)

写真1 城陽駅

写真2 城陽市役所