2024/07/15 - 2024/07/16
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AandMさん
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フランスの東北部シャンパーニュ地方にあるランスには、千年以上にわたってフランス国王の戴冠式が行われてきたノートルダム大聖堂があり、また、ワイン産地としても有名で、多くのシャンパン醸造所があります。
ランスはローマ時代からの伝統が残り、中世以降に建てられた街並みが保存され、世界遺産にも登録されている美しい町です。
7月中旬、ベネルックス3国を巡るレンタカードライブ旅行をしました。最初の滞在地、ルクセンブルグからの距離が230kmと比較的近かったので立ち寄って見ることにしました。世界遺産のノートルダム大聖堂見学と本場のシャンパンを味わってみたい、と思ったのがランス立ち寄りの動機です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7月15日
ルクセンブルグのホテル(Le Royal Hotel)を発って、一般道路を走り、ランスに向かいます。道路標識にREIMSと書かれています。
REIMSはレイムスではなく、ランスと発音します。フランス語は分かりにくい! -
ランス市内に入ってきました。カーナビ案内に従ってホテルに向かいます。
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アールデコ調の建物が連なるビュイレット通りにあるホテルに到着。
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宿泊するホテルはRremier Best Western Hotel、建物の柱はアールデコ調です。
ホテル付属の車庫があるはずですが、入り口が見当たりません。車庫の案内表示もありません????。車を道路脇に停めて、ホテルフロントまで行き、車庫の場所と車の入れ方を聞きました。フロントマン曰く「ホテル横の扉のある場所まで車を進め、壁際にあるボタンを押して名前を言ってくれればドアを開けるので、進入してくれ・・・」。複雑な手順が必要でした。
車庫は狭い通路を進んだ地下にありました。天井が低くて狭いスペースに何とかレンタカーを停めました。ランス観光に便利な場所にある快適なホテル by AandMさんベスト ウェスタン プレミア ホテル ドゥ ラ ペ ホテル
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ホテルのフロント、地下車庫に比べると豪華で立派です。
チェックインの際に我々が日本から来ていることを知って、「ランス市は名古屋市と姉妹都市で、数日前に式典で名古屋の方が来られていましたよ」と教えてくれました。名古屋とランスが姉妹都市関係を結んでいること、知りませんでした。 -
部屋は5階のダブルルーム、広くはありませんがベッドや調度品は新しくて快適そうです。
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バスルームは広めで清潔、浴槽も付いています。
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部屋からの眺めも良好。ホテル周辺は古い建物が多く、街の歴史が感じられます。
ホテルにチェックインできましたので、夕食までの時間を利用して、街を歩いてみることにしました。まずは、ノートルダム大聖堂に行ってみたいと思います。 -
ホテルを出て数十メートル進むと噴水があり、先端に黄金色の天使を抱いた見事なモニュメントがありました。「スベの泉 Fountaine Sube」で1906年に設置されたそうです。
高さ17mあり、ランス市を象徴する女性、蔦、葡萄、ホラ貝などが刻まれています。周辺の中世風の建物とマッチした美しいモニュメントです。 -
少し進むと別の噴水がありました。「連帯の噴水 Solidarnosc」で1977年に造立されたモダンな噴水です。夜はライトアップされて幻想的な景観を呈します。こちらの噴水も見事です。
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街中心部にあるヴェル通りを進みます。
トラムも通っているランスのメーンストリート by AandMさんヴェル通り 散歩・街歩き
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劇場のような大きな建物がありました。ランス裁判所で、1839年の建造です。
宮殿のような立派な建物はランス裁判所 by AandMさん裁判所 (ランス) 建造物
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裁判所の裏手が世界遺産に登録されているノートルダム大聖堂。高さ81mの大きな建物で、1211年の建造。ゴシック建築の傑作とされています。
ステンドグラスが印象的なノートルダム大聖堂 by AandMさんランスのノートル-ダム大聖堂、サン=レミ旧大修道院及びト宮殿 寺院・教会
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正面(西側)から見たノートルダム大聖堂。修復工事が進行中で、一部がシートで覆われています。
ランス大聖堂は、496年にフランク王国の初代国王クロヴィスがランスの大司教から洗礼を受けてローマ・カトリックに改宗して以来、歴代フランス国王の戴冠式が行われるようになったそうです。 -
大聖堂前の広場に、大聖堂を見上げている女性騎馬像がありました。1896年に建てられたジャンヌ・ダルク像です。
ジャンヌ・ダルク(1412-1431)は、英仏戦争で包囲されていたオルレアンを開放し、英軍を破ってシャルル7世をランスに導き、ノートルダム大聖堂で戴冠式を行ったフランスのヒロイン。大聖堂を見上げる形で置かれているジャンヌダルク像 by AandMさんジャンヌ ダルク像 (ノートルダム大聖堂前の広場) モニュメント・記念碑
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ノートルダム大聖堂の入り口上部、沢山の人物像が刻まれています。普通の人、子供、天使など様々、宗教的な意味合いが込められているようです。
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大きな像で刻まれているのは聖人達、羽の生えた天使像もあります。見事な彫像群です。
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大聖堂の中、教会グッズを販売するお店があります。品々を買い求める人々、訪問記念に購入されているようです。
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大聖堂の内部の高い天井
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正面祭壇は比較的シンプル、十字架が置かれています。
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祭壇後方のステンドグラス、見事です。
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祭壇の周辺にも沢山の見事なステンドグラスがあります。青っぽい色が多めに使われているステンドグラスはシャガールの作品。
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ステンドグラスがシャガールの作品であることを説明した表示板ですが、英語は無く、フランス語だけ。英語や英国嫌いのフランスのプライドでしょうか?
ランスのノートルダム大聖堂は、世界的に有名ですので、せめて英語説明が欲しいと思います。 -
祭壇上部のバラ窓。
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このバラ窓には、ランス司教や最後の審判が表されています。この他、南側にも見事なバラ窓があり、大聖堂の周囲や側面に沢山のステンドグラスがありました。
ゴシック様式の豪勢な建物も立派ですが、ステンドグラスやバラ窓が特に素晴らしいと感じました。 -
大聖堂の西側にランス美術館があります。
コロー、モネ、ルノワール、藤田嗣治などの作品を多数所有する美術館ですが、改修工事が進行中で休館。2025年に再開されるそうです。改修工事で閉館中のランス美術館 by AandMさんランス美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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大聖堂前の広場に面する場所に、ランス観光案内所(Reims Touristic Office)があります。
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大聖堂の北側にあるロワイヤル広場、中世雰囲気が感じられる美しい広場です。中央に銅像が建っています。
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フランス王・ルイ15世(1710-1774)の銅像です。
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ヴェル通りを進んで、ホテルに向かいます。ヴェル通りはトラムが走っている主要な通りで、お店、カフェ、レストランなどが並んでおり、人も多めです。
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コンドルセ通りを歩いていると、メリーゴーラウンド(回転木馬)に出会いました。木馬など昔風な手の込んだ造りで立派な芸術品です。
このメリーゴーラウンド、臨時ではなく、この場所にずっと置かれているそうです。 -
メリーゴーラウンドの脇に古い教会があります。サンジャック教会(Eglise Saint-Jacques)は、ランスでサンレミ教会に次ぐ古い教会で12世紀の建造。美しいステンドグラスがあります。
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ホテル近くまで戻ってきましたが、まだ明るいのでランス駅の方まで行ってみます。
ここはデルロン広場。広場名が付いていますが、実態は街路樹が連なる幅広道路で、両側にはカフェやレストランが並んでいます。車が入ってこれないように、柵が設けられていました。カフェやレストランが連なるデルロン広場 by AandMさんデルロン広場 広場・公園
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ランス駅東側は、線路に沿って樹木の茂る公園になっています。
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駅前はコルベール広場(Square Colbert)、広場中央に建っているのはジャン=バティスト・コルベールの銅像(Statue de Jean-Baptiste Colbert)です。
コルベール(1619-1683)は、ルイ14世の側近で、フランスの産業と貿易を発展させましたが、アフリカで植民地支配を進めたこともあって、近年、黒人社会から像の撤去運動も起こされました。
フランスにとっては国発展の功労者ですが、旧フランス植民地から見ると抑圧・搾取を行った悪人ということになります。時代の影響もありますが、難しい問題が尾を引いているように思います。 -
ランス駅です。
立派な駅舎は1858年の建造で、2011年以降、「20世紀遺産 20th century heritage」として登録されているそうです。パリやボローニャからの列車が到着するランス駅 by AandMさんランス駅 駅
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プラットホーム上にはガラス張りドーム状の覆い、ヨーロッパの駅であることを感じさせてくれます。
パリやボローニャからの列車が到着するランス駅 by AandMさんランス駅 駅
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電車の到着時間の掲示板。パリやボローニャからの列車が到着することが示されています。ランス駅、TGVも停車します。
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プラットホームの奥に保存されている蒸気機関車
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コルベール広場(Square Colbert)の北東側、芝生の中央部に噴水があり、子供達が楽しそうに遊んでいました。
ランスは人口も多い大きな町ですが、駅前に緑豊かな広場があって、子供達が水遊びを楽しんでいること、驚かされます。しかも混んではいません。
計画的な街づくりが行われてきた証で、ランスは住民にとって住みやすい町であろうと感じます。 -
広場にあった文字、"REIMS LEGEND'R LA CHAMPAGNE"と書かれています。「ランス、伝説的シャンパンの街」の意味のようです。
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広場の北東にある石積みの門、「マーズ門 Porte Mars」は紀元3世紀のローマ支配時代に造られた凱旋門。
街への入り口に、以前は4つの門がありましたが、現在まで残っているのは北側入り口にあるマーズ門だけだそうです。ローマ支配時代に建造されたマルス門 by AandMさんマルス門 建造物
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コルベール広場の北東端、道路を隔てた場所に記念碑があります。「ランス戦死者の記念碑 Monument aux Morts du Square de Reims」で、第一次世界大戦でなくなった子供達の追悼碑だそうです。1930年の建造。
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碑には子供達のレリーフ像が彫られています。
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記念碑の中央にある銅像。ロダンの「考える人」像と似ている感じもしますが、像の作者は彫刻家ポール・ルフェーブル(1887-1958)。
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記念碑とコルベール広場の間は2車線道路が走り、中央分離帯にフランス国旗が建てられ、公園にように綺麗に整備されています。
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ランス駅のすぐ近くにある醸造所「シャンパーニュ・シャルル・ド・カサノーブ Champagne Charles de Cazanove」。 シャンパンが製造され、工場見学や試飲もできる醸造所です。
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ランス旧市街をグルリと巡って、ホテル近くまで戻ってきました。ホテル近くにある「スベの泉」です。
芸術的な見事なモニュメントで、夕方になっても見学者が絶えません。ただ、モニュメントはロータリーになっていますので、車通行も結構あります。皆さん、車に注意しながら見学をされていました。 -
夕食をホテルのレストランで取りました。
飲み物としてホテルお勧めの「シャンパン」を頼みました。シャンパン・グラスが出てくるかな、と思いましたが通常のワイン・グラスでした。美味しいシャンパンでした。 -
街を歩き回って喉が渇いていたので、ビールも注文しました。冷えたビール、とても美味しく感じました。乾いた喉には、シャンパンよりも冷えたビールの方が似合っています。
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私が注文したメーンの魚料理。味は良好ですが、分量が少なめです。
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家内が注文したポテトと野菜の地元料理。名前は忘れましたが、程ほど美味しかったそうです。
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フランスパンが付いていました。お腹が空いていたので、パンも完食。
フランス料理、外見が美しく、味も良好ですが、分量が少ない印象です。 -
7月16日
ホテルの朝食はビュッフェスタイル。 -
野菜、果物、ハム、ベーコン、卵など食材選択も豊富です。しっかりと頂きました。
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朝食は屋内だけでなく屋外の席でも取ることができたようです。朝食を終わってから気付きました。
朝食は品数豊富でリッチ感があり、ゆったり気分で美味しく頂くことができました。ランス観光に便利な場所にある快適なホテル by AandMさんベスト ウェスタン プレミア ホテル ドゥ ラ ペ ホテル
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部屋に戻って出発準備です。
改めて部屋の壁を見ると、葡萄畑の大きな写真があります。ランスはフランスでも有名なブドウ産地で、シャンパン発祥の地であることを再認識させられます。
旧市街の外にある著名醸造所巡りを楽しみたい感じですが、既に旅程は決まっていますので、残念ながら、シャンパン醸造所巡りは省略です。 -
午前10時頃にホテルをチェックアウト
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ホテルの地下駐車場で、レンタカーにスーツケースなどを積み込み、次の目的地であるベルギーのブリュッセルに向けて出発です。
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ランスの街を出て、農園やブドウ畑が広がる長閑な一般道を進みます。ランスからブリュッセルまで230km、約3時間のドライブです。道路も空いていて、天候も良さそうです。
ランスは歴代のフランス王の戴冠式が行われてきたノートルダム大聖堂やアールデコ風の建物がある、落ち着いた感じの美しい街でした。7月中旬は観光のハイシーズンと思いますが、混みあってはいませんでした。
ランス旧市街を半日間歩き回りましたが、日本人には出会いませんでしたし、騒々しい東洋系のC国からの観光客もいませんでした。
ランスは、大聖堂だけでなく、中世建造の建物が保存され、道路沿いや公園には緑が多い美しい街でした。ノートルダム大聖堂の立派なステンドグラス、印象に残りました。
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