2024/06/27 - 2024/06/28
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大人の休日倶楽部パスを使って東北4泊5日の旅をしています。
初日は青森浅虫温泉、2日目は「玉川温泉」。3日目は秋田に泊まり、隠れイタリアン「 f 」でディナーでした。
4日目は、岩手花巻温泉郷です。鉛温泉藤三旅館の別邸「十三月(じゅうさんがつ)」に泊まります。
5日目は最終日。仙台の美味しい夕食で旅を締めくくります。人気の居酒屋「ちょーちょむすび」を予約しました。
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旅の4日目。梅雨とは思えない快晴になりました。
岩手花巻温泉郷の鉛温泉へ出発します。これが今回の旅の最後の宿泊地です。
まず、秋田駅から新幹線で盛岡へ。秋田駅 駅
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盛岡で東北本線に乗り換え、花巻へ向かいます。
少し遅れているよう。ちょっと焦りました。JR東北本線 乗り物
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花巻駅からは、路線バスで鉛温泉に向かいました。
鉛の他にも温泉が多い路線なので、乗客には旅行者が目立ちます。花巻駅 駅
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30分ほどで、バス停「鉛温泉」に到着しました。
この帽子とコートは宮沢賢治のものでしょうか。
「藤三旅館」と「別邸・十三月」は、ここから少し坂を降りたところ、川沿いに建っています。
「別邸・十三月」には、前に泊まったことがあります。あの時は冬でした。緑の季節だと印象が違います。鉛温泉 温泉
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チェックインし、客室へ案内していただきました。
充分に広く、ゆとりあるレイアウトです。写真の右の方にはソファとテーブル。冷蔵庫、コーヒーマシンもあります。
見回しているうちに思い出しました。この103は、前回泊まったのと同じ部屋です。鉛温泉 藤三旅館 別邸 心の刻 十三月 宿・ホテル
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洗面所やその隣にあるシャワーブースも、広々としています。なかなかラグジュアリーな雰囲気。トイレも清潔です。 -
この部屋で何より贅沢なのが、この半露天風呂。
大人二人が余裕で入れそうな、大きな浴槽です。お湯は加温、加水、循環無しの源泉掛け流しです。
このお風呂にいつでも入れる幸せ。それが忘れられなくて、「十三月」に戻ってきました。
窓の外は豊沢川です。川の風と緑が清々しい。初夏の温泉もいいなぁ、と思います。 -
「十三月」には大浴場はありません。でも本館「藤三旅館」のお風呂を利用できます。
二つの宿はドア一枚で繋がっているので、アクセスは簡単。一番有名な「白猿の湯」にも、すぐに行けます。
「白猿の湯」は混浴です。湯は透明で、バスタオル巻きや湯浴み着着用は禁止。女性には、かなりハードルが高いです。
でも、女性専用時間が日に3回(清掃日は2回)設けてあります。岩手 花巻温泉郷 鉛温泉 藤三旅館 宿・ホテル
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それまでは、他のお風呂を楽しむことにします。
「桂の湯」は男女別、それぞれ露天風呂が併設されています。もちろん源泉掛け流しで、シャワーのお湯まで温泉だそう。 -
「白糸の湯」は、男女交代制。窓から白糸の滝が見えます。 -
湯上がりに、ラウンジ「藤時 fu ji 」に立ち寄りました。川に迫り出すように、大きな窓が作られています。豊沢川に手が届きそうです。
「十三月」のゲストは、午後、ここでコーヒーや酒類を無料でいただけます。 -
夕食は「十三月」の食事処で。半個室です。
前回、料理が美味しかったので、今回も期待してしまいます。 -
前菜とお造りが来ました。華やかです。
味が濃いかな…と感じる物がいくつかありました。お酒が美味しく飲める味付けかもしれません。
サービス担当が外国の方でした。所作が綺麗で、感心します。 -
次いで、とうもろこしの擦り流しです。良く冷やしてありました。
冷製のせいか、やや塩味が強め。(個人の好みですが…) -
平目の焼き浸し。あっさり優しい味と食感でした。 -
強肴。
牛肉サーロインの溶岩蒸しです。
野菜がたっぷり添えてあって、食べ応え充分。素材の旨みと甘さがいいです。タレが2種類あって食べ飽きません。 -
口直しのシャーベットや枝豆饅頭が続き、最後に浅利ご飯です。
ここまで来るとお腹いっぱいで、少ししか食べられませんでした。無念です。 -
食後のデザートは、野田塩キャラメルプリンとフルーツ。
部屋に運んでいただき、後で食べました。
キャラメルソースが濃厚で、リッチなプリンです。デザートが美味しいと、食事全体の満足度が上がる気がします。 -
夕食の後は温泉です。
「白猿の湯」の前で、女性専用時間のスタートを待ちかまえました。
夜8時ぴったりに、スタッフさんが赤い暖簾をかけます。 -
(館内にあったポスターです)
暖簾の向こうは、天井が高く広い湯殿です。仄暗く、どこか神秘的に見えました。
長い階段を降りた先に、泉のような湯船があります。
「白猿の湯」は立ち湯です。最も深いところで鎖骨くらい。その辺りの足元から、温泉が湧き出ています。
生まれたてのお湯は、ガラスのように透き通っていました。
湯殿の風情、泉質の素晴らしさ。ため息が出ます。 -
翌朝。
早起きした夫が撮った「白猿の湯」です。他に人がいなかったので、一人でのんびりできたそう。(いいな…)
朝の女性専用時間は7時から8時です。昨夜もそうでしたが、割に混みました。もう少し女性時間を増やしていただけたら、良いのですが。 -
朝食も夕食と同じ食事処でいただきます。
作りたての料理が並ぶ、充実した朝ごはんでした。
白いご飯も勿論炊き立てで、嬉しいです。 -
チェックアウトの時間まで、部屋のお風呂を堪能します。
優しい肌触りで、いつまでも浸かっていられそうです。 -
でも、現実に戻る時間。
後ろ髪をひかれながら、「十三月」を出発です。
再び路線バスで、花巻駅へ戻りました。
この駅には、「Cielarko 虹」という愛称がつけられています。宮沢賢治にちなんだエスペラント語のようです。
岩手県を旅していると、宮沢賢治が身近に感じられます。もう一度読みたくなりました。花巻駅 駅
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東北本線に乗って、盛岡駅に到着しました。
乗り継ぎ時間に、駅ビル内のベーカリー「銀河堂1890」へ。車内のおやつ用にパンを買い、上り新幹線に乗り込みました。銀河堂1890 Sweets&Bakery グルメ・レストラン
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仙台駅で途中下車します。
旅の最後のお楽しみに、美味しい夕食を予約してあるのです。仙台駅 (JR) 駅
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人気の居酒屋「夜ノ焼魚 ちょーちょむすび」です。(市内に系列店がいくつかあります。)
お酒が飲めないので、日頃は居酒屋に足が向きません。でも、ここには来たかったのです。夜ノ焼魚 ちょーちょむすび グルメ・レストラン
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そのわけは、評判の焼き魚。
特にトロ鰯がおすすめだそうです。 -
備長炭で、じっくり焼き上げています。 -
焼き魚の他にも、美味しいメニューが揃っています。
鯵フライは、さくさくふんわり。ポテトサラダ(左)は、泣けてくる味でした。
接客が素晴らしく、何を食べても絶品。さすが美食の街で大人気の居酒屋さんです。 -
特に感激したのがおにぎりです。
今回の旅では、美味しいご飯をたくさん食べてきました。その中でも、これは飛び切りでした。
最後に、美味しいものに出会えて良かったです。
きれいに旅を締めくくれた気がします。 -
仙台駅に戻りました。帰路に着きます。
新幹線の指定席に落ち着いたら、安堵のため息がでました。
旅が終わるのは寂しいけれど、何事もなく終われて良かったです。梅雨なのに雨が降らなかったのも、幸運でした。
東京行きの新幹線は、ほぼ満席です。車内のざわめきが、なんだか子守唄に聞こえます。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
拙い旅行記にお付き合いいただいて、大変嬉しいです。
皆様の次のご旅行が、きっと素晴らしいものでありますように。
どうもありがとうございました。
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