2025/11/22 - 2025/11/24
435位(同エリア584件中)
BUKIさん
毎年恒例、秋の温泉旅。
青森県から毎年南下していき昨年は群馬県でしたが再び北上して盛岡へ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
盛岡へは東京駅から新幹線で向かいます。三連休初日の東京駅は大混雑、新幹線はもちろん満席です。
北上するにつれて紅葉が進んでいきます。 -
岩手の熊の目撃マップを見たらこんな状態に。
GoogleMapに情報がDLされてしまった。 -
盛岡駅に到着。
思ったより寒い。 -
そのまま駅前のぴょんぴょん舎へ直行。
発券機で入店予約してから駅で時間を潰す予定でしたが、待ち人数が少なかったのでそのまま待機して入店。
冷麺と焼肉のセットに、マッシュルームのチヂミが美味しそうで注文しました。
盛岡冷麺の麺が好き。 -
ランチの後は駅前でレンタカーを借りて、今回の旅のお目当てである「藤三旅館・別邸 十三月」へ。最寄りは花巻駅なので戻る感じで高速を使って50分程。
昨年泊った「積善館」のように、古い湯治宿の隣にモダンな高級宿があり、ずっと泊まりたいと思ってました。
ロビーでチェックイン。 -
ロビーにはちょっとしたドリンクコーナーがありました。
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ちょっとした土産売り場も。
ミニトマト「アイコ」のトマトジュースが甘くてとっても美味しかった。 -
二階建てで部屋は2階に上がってすぐの201号室。
最後の1室を予約したので選択肢はなく、ダブルのミストサウナ付きのお部屋です。 -
HPで見るとギラギラしたインテリアで、老舗温泉宿とはかけ離れすぎて違和感でしたが、実際はそこまでギラギラ感はありません。
この部屋は唯一の絨毯敷きの部屋とのこと。 -
同じカテゴリーの部屋は201号室と207号室のみですが、201号室だと階段に近いが目の前が民家ビュー。207号室だと逆の一番端なので階段が遠く頻繁に大浴場に行きたい私からすると不便。
と、甲乙付け難く当日の運任せにしました。 -
部屋の露天風呂も源泉かけ流しで常に適温の状態です。
二人で入っても十分の大きさです。 -
露天風呂の横は洗面になっておりそのままシャワールームへ行けます。
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このシャワールームにミスト機能が付いてます。
本が読めるミストとのことで、少し温かいかな、という程度でした。
シャンプー類はTHANN -
アメニティはシュシュまである充実ぶり
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パックとOSAJIのスキンケアセットもあり、完全に手ぶらで来ても大丈夫。
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玄関から部屋までのスペースに冷蔵庫など
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ネスプレッソあり。
ロビーのドリンクコーナーにもありました。 -
冷蔵庫の飲み物はコンプです。水もソーダ水も岩手のもので美味しかった。
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さらに生チョコのようなスイーツも入ってました。抹茶味でとても美味しかった。
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部屋の家具やスリッパや食器などは上質なものが置かれてました。
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クローゼットに大浴場用の籠バックと半纏が2種類。
タオルは部屋から持参なので籠バックは必須。 -
厚手の半纏はマントの形のものでカッコよかった。
浴衣と足袋はベッドの上に置いてあります。 -
浴衣とは別にパジャマもあるので持参しませんでしたが、ワンピースタイプのものでレギンスは持ってきたらよかった。
これは下調べ不足でした。 -
部屋をひと通り見たら早速大浴場へ行きます。
この建物と藤三旅館は館内で繋がっており藤三旅館の大浴場も利用できます。
時間によって混浴・女性専用と分かれているため、時間帯ごとのタイムスケジュールを常に確認してました。15時から17時はサウナのある白糸の湯が女性時間なので急ぎます。 -
モダンな別邸十三月の扉を開けると、なぜかブルーシート。。
工事中だったのか。 -
さらに扉を開けると昭和の世界。
この時間帯は、有名な立ち湯の「白猿の湯」が混浴タイムで実質男性用時間なので入りに行きました。 -
私は「白猿の湯」の近くの女性用の暖簾から中に入るも、サウナが無くそもそも入り口が男女で分かれていた、ということは、ここは「白糸の湯」ではないと気付き、再度浴衣を着て移動。
こちらは男女別の内湯と露天風呂があり、露天風呂は川沿いで気持ちよかったです。 -
さらに進むと藤三旅館のフロントがあり、そのまま赤い絨毯の廊下を進みます。
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突き当りが白糸の湯でした。銀の湯は貸切家族風呂です。
内風呂とロウリュサウナ・立って入る水風呂に外気浴スペースまであり最高。17時を過ぎると男性用に変わるので時間を気にしながらも2セット楽しみました。 -
花巻と言えば大谷。サインしてあげてー。
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藤三旅館には別邸 十三月の宿泊客なら無料で利用できるラウンジがあると聞いたので寄ってみます。こちらが入り口。
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フリーフロータイムは15時から18時でお酒の種類も充実してそうです。
夜はバーになるようです。 -
中に入ると結構広いラウンジでゆっくりできそうです。
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私は飲まないので見るだけ。
日本酒や -
ワイン・ビールなど
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藤三旅館から戻る際はルームキーをかざして扉を開けます。
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サウナもお風呂も入ってすっきりした後は18時半の夕食まで部屋でのんびり。
夕食はロビー奥のレストランでいただきます。
お品書き -
給仕はインド系っぽい見た目の若い男の子ですが、日本語堪能で動きが早い。
着席したら秒で先附のビーフシチューパイ包焼きが運ばれます。私達は飲まないのもあり食べるのが早いので、このスピードが良かったです。
続いて、小鉢2品と南瓜すり流し。
どれも美味しくてこの後の期待も膨らみます。 -
続いてお刺身
宮古サーモンはサラダの上に乗っていて胡麻ドレッシングをかけていただきます。 -
メインとなる強肴は国産中の瓦焼き。
夕食のランクアップをすると岩手短角牛になりますが、このお肉でも短角牛のような赤身の旨さがあり、とっても美味しかったです。
自分で好みの焼き加減に出来るも良い。 -
お口直しのシャーベットに続いて、鰤の塩焼きと午房饅頭。
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ご飯は白飯ではなく、きのこご飯でした。
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デザートはモンブランティラミスとフルーツ。
給仕のタイミングがとても良く、ボリュームも適切で満足度の高い夕食でした。 -
夜は藤三旅館もライトアップされてるかな、と思い見に行きましたが館内21時には消灯されており玄関には鍵がかかってました。
フロントの前には日帰り利用の方がくつろげるような部屋がありましたが、アニメの看板とアンマッチ。 -
湯治宿の方は夜は寒くて怖かった。
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食後は20時から22時が白猿の湯が女性専用時間なので行ってみます。
夕食直後は本来大浴場が空いてる時間帯ですが、20時過ぎに行くと10名以上がいてびっくり。本日初めての女性専用時間なので一気に人が来た感じ。
ただ、立ち湯なので長居する方は少なく、写真で見てたより大きい浴槽なので問題なかったです。相方から立ち湯と別に一人が入れる程度の温湯があると聞いたので、のぼせたら温湯に移動して堪能しました。
寝る前には部屋のお風呂にゆっくり入って就寝。 -
翌朝。
7時から再びサウナのある白糸の湯が女性用となるので早起きして向かいます。
館内はコンクリートの打ちっぱなしでモダン。 -
昭和へタイムスリープして大浴場へ。
少し早めに着いてしまったので誰もいない所を撮影させてもらいました。
脱衣場 -
ここは内湯のみです。
シャワーも源泉のようで少しだけ硫黄臭がしました。 -
隣にあるのが立って入る水風呂。
よく冷えてました。 -
白猿と同じく120cmの深さのようです。
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サウナは新しく作られたようでキレイです。後ろの壁には話題の熊。
手前の壁のマタギに狙われてます。 -
セルフロウリュもありますが常に90度超えで使用せずとも十分でした。
時計はなく砂時計のみ。 -
良かったのはこちらの外気浴スペース。サウナのすぐ隣にあります。
この季節は虫がいないので快適に過ごせました。
ただ冬は寒すぎるかも。
寒くなったら内湯で温まってさらに整うのが最高。 -
朝食は8時半を指定していたので時間になったら昨夜と同じレストランへ。
レストランは個室ではありませんがテーブルごとに区切られていてプライベート感もあります。 -
テーブルに付いて真っ白なお重を開けると、たくさんの小鉢が。
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さらにちょこっとカレーもありご飯が進みます。
カレーの中のポテトも美味しかった。 -
汁物は一人用鍋での「ひっつみ汁」
中にモチモチのすいとんみたいなのが入ってます。鶏肉は比内鳥のような弾力。
朝の汁物は常に温かくいただけるのが一番。
デザートは地元岩泉のヨーグルト。大谷君も絶賛しているだけあって、とっても美味しかった。成城石井とかで見た事あったけど、今度から買ってみよう。 -
チェックアウトの11時まで部屋のお風呂に入ったりして過ごしました。
レンタカーを返却する14時まで何をしようかと観光地を調べ、宮沢賢治記念館へ行こうかと思ったけど、よく考えたら本の記憶が無いので読んでから行くべしと思い変更。宿に来る途中に「ジブリ」という看板が見えたので調べてみると、大沢温泉でジブリ展がやっていると知り寄ってみます。 -
藤三旅館からは車で数分です。
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駐車場から少し歩くとすぐにハウルの動く城が見えてきました。
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入り口にはトトロのバス停が。赤い傘が準備されているので傘をさして撮影。
ジブリの鈴木プロデューサーが大沢温泉を気に入り期間限定でで開催されているようです。入場料は600円。 -
中に入ると古い宿の中にトトロが。
言ってしまえば、ぬいぐるみを置いただけですが雰囲気あります。 -
ジブリの展示があるのと、なぜかタイの写真家の写真が展示されており、ジブリとタイの融合のような展示でした。
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展示を見終わって帰り道となる橋を渡っていると、目の前に露天風呂が。
お爺さん達が丸見えなのも気にせず入ってました。
湯治宿の混浴露天風呂のようです。いい感じですが丸見えかつ混浴とはハードルが高すぎる。 -
大沢温泉も湯治宿とモダンな宿があり良さそうでした。
この辺りはいつもWEBで見ている温泉宿が色々とあり、また訪れたい場所です。 -
まだ時間があるので高速には乗らず下道を走り、途中の「石鳥谷」で道の駅に寄りました。
この辺りではまだ大きい方の道の駅でしたがお土産屋は普通。
となりのちよこちゃん、という煎餅にチョコがかかったお菓子が珍しくて帰りに駅で買いました。 -
石鳥谷は酒作りの町のようで酒蔵をアレンジした建物もあり、中に入ると酒造りの博物館のようになってました。
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こんなにたくさんの日本酒が並んでます。
館内では試飲コーナーもあり、日本酒好きには楽しいと思います。 -
あまり時間も潰れず、相方がソフトクリームだけ食べて盛岡に向かいました。
盛岡駅でレンタカーを返却して駅中のお土産屋さんを周ってから、ちょうど15時にドーミーインにチェックイン。 -
夕食の時間まではお風呂に入ったり部屋でのんびりして、徒歩で夕食に向かいます。
ドーミーインの大浴場も温泉でお湯は八幡平から運んだもののようですがトロトロのお湯でした。サウナにはTVもあり、安定のドーミーインでした。
途中で「びっくりドンキーのふるさと」と言われているハンバーグレストランの前をたまたま通りました。 -
びっくりドンキーのハンバーグも大好きですが、夕食は「和かな」というステーキ屋さんを予約。ここで短角牛のステーキが食べたくて2日目は温泉宿ではなくドーミーインに宿を取りました。
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店内は地方都市の老舗ステーキレストラン、といった雰囲気で、何台も鉄板台のある大きなレストランでした。
前菜やサラダ・スープもすべて美味しかった。気のせいか大阪で食べる野菜より新鮮に感じます。 -
本日はステーキと海鮮のコースにしました。
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最初にアワビのバター焼きと伊勢海老。伊勢海老にはオマールソースがかかっていて一切れだけバゲットが付いてきたのでソースを付けていただきます。
どちらも久々に食べてとっても美味しかった。 -
椎茸や野菜を色々と焼いてもらいメインのお肉です。
ひとつは国産牛のステーキでもう一つを短角牛にして食べ比べ。
短角牛は赤身のしっかりとした肉で味わい深く、さしの多い肉がしんどくなってきた私にはベストなステーキでした。国産牛の方は神戸で食べてるいつものステーキのようで、こちらも美味しかった。 -
最後は、これを食べにステーキ屋に来ているといっても過言ではない、ガーリックライス。お代わりしたい美味しさ。
お店は盛岡城址の近くにあり、ドーミーインからは900メートルほどでした。
歩いてホテルに帰り、大浴場が混みあう前にと思いすぐに入りに行きましたが、途中から子供がたくさん来て走り周るわ泳ぐわで撤退しました。 -
翌朝。
一人だけ6時半に起きて出かけます。行き先は福田パン。
ホテルの近くに店舗があり7時開店だったので、開店時間目指して到着しましたが既に10人くらいが並んでました。 -
前回、盛岡駅で買って食べましたが、店舗では好きな具材を組み合わせて作ってもらえます。
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自分用に海老カツとハム&ツナ。コンビーフ好きの相方にポテサラ&コンビーフと2番人気のピーナッツバターを購入。
家に帰ってからの夜ご飯としていただきましたが、かなりの大きさにもかかわらずパンも具材も美味しくて2つ完食しました。
このお店は近所にあったら通う。 -
ホテルに戻る途中に「石川啄木新婚の家」という場所があったので通ってみました。
けっこう大きな家ですが、実際、ここに住んだのは数週間だけのよう。 -
ドーミーインに戻って朝風呂へ。
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朝食を抜いたのはわんこ蕎麦に挑戦したかったから。チェックアウトして駅前の東屋へ。
11時開店ですが、開店前から受付に行列ができるとのことで10時に到着して8組目でした。受付開始は10時半とありましたが口コミで少し早めに開始するとあったとおり、この日も10:20に受付開始しました。
10:30にはかなり長い行列ができていたので早めに来て正解でした。 -
11時のオープンまでは再び駅で土産を見て時間潰し。福田パンの売り場ではあんバターだけではなく店舗になかったお惣菜系のも売ってました。
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11時に東屋に戻り、受付順に店内に案内されます。
お腹がいっぱいになるまで食べ続けるのは見ているだけでも苦手ですが、人生で一度は体験したいし、するなら年齢的にラストチャンスかもと思ったので、今回挑戦することに。 -
蕎麦の味変用に色んなおかずが並びます。
私は途中で刺身を食べたり、トロロ入れたり鳥そぼろを入れたり。
給仕の女の子はテンポ良く蕎麦をお椀に運ぶので、私が味わっている間は相方がひたすら食べてました。
蕎麦を取りに行っている間に休憩できるのが救いでした。 -
お椀に入れられる蕎麦は、少な目の時もあれば多い時もあり、途中で少ないとラッキーと感じるように。蕎麦自体も美味しかったです。
汁は飲むとお腹が膨れるとのことので捨てる用の樽が置かれてます。 -
私の目標は50杯でしたが、まだおかずが残っていたので58杯まで食べました。
相方は目標100杯で108杯で終了。
15杯で通常の蕎麦一皿のようです。
もっと苦しくなるかと思いましたが、ホテルの朝食バイキングの方がもっと苦しいという程度でした。
100杯超えた相方は記念のお札をもらい、最後は写真を撮ってもらって終了。私達はかなりペースが速い方で30分くらいでお店を出ました。
人生で一度は体験したい事がまたひとつ実現できました。 -
帰りの新幹線までは時間があったのでお腹を減らす為に街を歩いてみることに。
昨日、夕食に出かけた際に、地元のデパートがあったので行ってみました。
川徳というデパートです。
だいたい地方デパートの地下には地元の物が集まっているので見ていて楽しい。駅で大行列していたジャージャー麵屋「白龍」の麺を買って帰りました。 -
再び駅に戻って帰りは「こまち」の方の車両に乗って帰ります。
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朝食で食べて美味しかった岩泉。飲むヨーグルトも美味しかった。
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駅では三陸産のめかぶやお菓子など買いました。
数年前から始めた「秋の東北温泉旅」。
まだまだ東北には行ってない場所があるので来年の計画も楽しみです。
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