
2024/06/21 - 2024/06/23
15位(同エリア859件中)
akikoさん
- akikoさんTOP
- 旅行記417冊
- クチコミ9件
- Q&A回答2件
- 1,230,853アクセス
- フォロワー341人
この旅行記スケジュールを元に
今回の信州の旅は白馬が最終の目的地でした。旅の3日目に白馬に着き、午前中は白馬三枝美術館へ、午後は岩岳マウンテンリゾートへ行きました。そして4日目のこの日は白馬八方尾根に向かいました。
《旅程》
□ 6/19 大阪→駒ヶ根高原
□ 6/20 駒ヶ根高原→安曇野
□ 6/21 安曇野→白馬『マウンテンハーバー』
■ 6/22 八方尾根 八方池へ&白馬『マウンテンビーチ』
□ 6/23 白馬→大阪
スキーリゾートとして知られる白馬には、北アルプスの絶景が一望できる山頂テラス『マウンテンハーバー』があり、八方尾根うさぎ平には『マウンテンビーチ』があるとのことで、ここも楽しみにしていました。
また八方尾根を登ったところに八方池があり、この池がどうしても見たくてトレッキングにも挑戦したのでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
-
4日目の早朝、朝焼けを見ることができました。
-
7時過ぎになり、朝食会場がある2階に下りてきました。レストランは奥にあるのですが、廊下の手前にアート作品が展示され...
-
1998年に開催された長野オリンピックの思い出コーナーも!
-
廊下の先には、ラウンジ&バー「ロッジ」があり、その奥に朝食会場のレストラン「シャモニー」がありました。
-
白馬東急ホテルの朝食は "笑顔になる朝食" と銘打って、地元信州の郷土食をはじめとして和食・洋食とバラエティ豊かなメニューが取り揃えられているとのことでした。
窓際の席に案内されて、朝食メニューが並ぶビュッフェ台に行きましたが、誰も写真を撮っている方はいなくて、知らぬそぶりで3、4枚撮った時点でスマホを引っ込めたのでした(^^ゞ -
地元の信州そばやおやきなども美味しそうでしたが、この朝はクロワッサンやマフィンなどと八ヶ岳ヨーグルトにいちじくコンポートをかけたもの、サラダとフルーツにしました。ちょっとだけスイーツも!
-
ホテルで朝食を食べたあと、車で八方アルペンライン(ゴンドラ&リフト)の山麓駅に向かいました。
5、6分で到着し、8時半ごろでしたが、一番近い駐車場は満車になり、近くにある駐車場に誘導されました。(料金1,000円)そしてゴンドラ「八方駅」までやってきました。 -
山麓駅のそばにシュールな山男らしきキャラクターの立て看板がありました。これは誰???と思い調べてみると...
長野県白馬村のゆるキャラ、『ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男Ⅲ世』でした。"勝利の白馬" という意味で、"むらお 3世" と読むとのこと。勝手に略して『V.C.村男Ⅲ世』長くて絶対覚えられません(笑)
ちょっとやさぐれているような顔つきですが、白馬村の愛と平和を願い、澄んだ心の持ち主。チャームポイントは真っ赤な唇なんだそうです。 -
八方尾根のルートがわかりやすく書かれているマップがありました。それによると、八方駅(標高770m)から八方池山荘(1830m)までゴンドラとリフトを乗り継ぎ、
①ゴンドラリフト「アダム」で8分乗車し兎平へ
②アルペンクワッドリフト 7分乗り黒菱平へ
③グラートクワッドリフト 5分乗り八方池山荘へ
その後、1.5kmの自然研究路と呼ばれる山道を1時間30分ほどかけて登ると、目指す八方池に行けるということでした。 -
Google Earthの地形図にゴンドラ山麓駅から八方池までのルートを書き込みました。
"八方尾根" は、北アルプスの白馬連峰の唐松岳から四方八方に尾根が延びていることから名付けられたとのこと。地形図を見ると、尾根沿いに八方アルペンライン(ゴンドラ&リフト)とトレッキングルートが設けられているのがよくわかりました。 -
八方ゴンドラリフト「アダム」、アルペンクワッドリフト、グラートクワッドリフトの3つからなる『八方アルペンライン』。まずはゴンドラリフト「アダム」に乗り込みました。
八方アルペンライン往復券(ゴンドラリフト+アルペンクワッドリフト+グラートクワッドリフト)は、3,300円ですが、コンビニで買える前売りチケットは2,950円でした。2人分だと700円安くなるので、前日に購入しておきました。 -
ゴンドラの右にはこのような風景が!もう一つリフトのラインが見えていますが、あちらは黒菱ラインだと思います。
この日の天気は曇りで山の稜線が際立ちませんが、青空だともっとクッキリきれいなんでしょうね~ -
8分ほどで「アダム」の終点・兎平駅が見えてきました!
-
これは兎平駅に隣接した『うさぎ平テラス』の建物です。ここはレストランが入っていて、テラス屋上には真っ白な『白馬マウンテンビーチ』があり、ビーチリゾートにいるような気分が味わえるんだそうです。帰りに行くのが楽しみでした♪
-
標高770mの山麓から標高1400mまでゴンドラリフトで一気に上がり、風景は一変!ここ兎平からは白馬村の街並みを見下ろし、 遠く八ヶ岳や浅間山も望むことができるのだとか。
-
兎平の案内板がありました。上には2羽の鳥が!この中部山岳国立公園では雷鳥も見られるのだそうです。そして右手に、次に乗るアルペンクワッドリフトの駅が!
-
駅の建物内には...
-
このような山野草の紹介がされていて、今咲いている高山植物がわかるようになっていました。
-
ここにもヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男Ⅲ世がお天気やトレッキングポールの貸し出しの案内をしていました。 このV.C.村男Ⅲ世、気になって仕方がありません(笑)見慣れるとクセになるようです(^^)
-
アルペンクワッドチェアリフトは4人乗りで、地面にかなり近いところを上っていくので、足が植物につきそうな感覚になりました。夏になると、ピンクのシモツケソウなどが下にたくさん咲くようでした。
-
どんどん上がっていきます。。。
-
白馬村が小さく見えてきました!
-
リフトの右を見ると、白馬三山(白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳)が横に見えてきました。
手前の山肌にはピンクの小さな花が!タニウツギのようでした。 -
ここにもタニウツギらしき花が!"タニウツギ" の和名の由来は谷などに多く自生していることによるそうで、花は紅色から淡紅色で、花冠の先端ほど紅色が薄くなるとか。
-
7分のリフト乗車で、黒菱平に到着しました。ここは八方尾根スキー場・黒菱ゲレンデ上部にあたり、1998年長野オリンピックではここが女子滑降スタート地点だったそうです。 隣の白い建物にはまだ五輪マークが残っていました。
背景には、白馬三山が見えていて... -
このような案内板もありました。"白馬三山" は富山県と長野県にまたがる3つの山(白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳)の総称で、その周辺の山岳一帯は白馬連峰と呼ばれている。山域は中部山岳国立公園に指定され、高山植物が豊富で、代表する山として白馬岳が花の百名山に選定されているとのこと。
-
ふふふ、ここにもV.C.村男Ⅲ世がいましたよ。
-
山の名前はよくわかりませんが、こちらの方角は、北の妙高、戸隠方面のようで、山の名前が書かれた案内板も!
-
次に3つ目のグラートクワッドリフトに乗るために木道を進んで行きました。
-
このあたりには「鎌池湿原」が広がっていました。小さな湿原ですが、様々な貴重な高山植物や生物が生息しているらしく、夏にはコバイケイソウやニッコウキスゲなどが見られるとか。この時は、ハクサンタイゲキという植物が咲き始めていました。
-
湿原に残る水面に白馬三山が映り込む、人気の撮影スポットだそうです。
-
グラートクワッド駅
-
黒菱平の案内板です。後方に白馬三山が、鎌池湿原が間に見える風景.:*☆*:.
-
駅の向こう側に、このような景色が見えていました。タンポポの綿毛、そして薄いピンクの可愛らしい花が咲いていて、調べてみると、これもウツギの仲間で"オオベニウツギ" のようでした。薄いピンクに白の覆輪が入った花で、無数に咲いていたのでした。
-
トレッキングガイドのマップがありました。
八方山荘(1830m)から八方池(2060m)まで70分とのことでした。もしただの山登りなら、それほど頑張る気はなかったのですが、山の上に美しい池があるとなれば話は別で... どうしてもそこまで行ってみたいという思いがムクムクと。行けるところまで行ってみようと思ったのでした。 -
グラートクワッドチェアリフトに乗り込みました。まだ6月なので、それほど人はいなくてリフトもガラガラでした。
-
左側にこのような山の稜線が!五竜岳と鹿島槍が岳のようでした。
-
5分ほどチェアリフトに乗ると、あっという間に終点です。
-
駅舎の正面側
-
すぐそばに八方池山荘がありました。ここは標高1830mで、ここまでは楽にアルペンラインを乗り継いで来ることができました。
-
山荘は素通りして、そのままトレッキングコースに進みました。
-
ここから歩いて上がっていくのですが、分岐になっていて、右に行けば「登山道コース」、左に行けば「木道コース」と選べるようになっていました。
「登山道コース」は、尾根づたいにまっすぐ登るコースで、急傾斜で岩がゴロゴロしている所が多くて体力に自信のある人向け。「木道コース」は、木道が整備された傾斜が比較的緩やかな歩きやすいコースだそうで、もちろん私たちは木道コースへ! -
木道コースの最初はこんな感じで、石が敷き詰められて歩きやすくなっていました。
-
左側を見ると、このような風景が!
-
少し進んで行くと、このようなハシゴのようなものが設置されていました。無料で誰でも利用できる登山道にこのようなものが用意されていてありがたい限り。
-
これは右側の風景。まだ少し雪が残る美しい山々が見えていました。この山々が見えるだけで気分が上がります。
-
途中、こんなに可愛いお花が咲いていて、目を楽しませてくれました。調べてみると、"ヨツバシオガマ" というお花のようで、鳥のツルの頭のような花がたくさんついていて、面白い花姿でした。
-
このように木材を段々に敷設してくれているところもありました。
-
岩の陰に小さな薄紫色の花を見つけました。タチツボスミレという花のようです。
-
10分ほど歩いたところです。
-
足元に白くて可愛い花がいっぱい.:*☆*:.
-
石の間に一輪の花が!これは誰かが置いた花ではなく生えていたものでした。よくこんなところで頑張って成長しているのね、と応援してあげたい気持ちに...。
-
どんどん進んで行きます。
-
来た道を振り返ってみました。遠くに山々が見えていますが、このハイキングコースには日本百名山の11峰が見渡せる絶景スポットが点在しているのだそうです。
-
黄色のニッコウキスゲは目立っていました。ここだけでなく、結構あちこちで咲いていました。
-
このあたりから振り返ると、左の方に小さく山荘が見えていました。
このあたりで一緒に歩いていた夫が少ししんどそうに...。軽い高山病のようでした。無理をしたらいけないので、少し休んで夫には引き返してもらって山荘かマウンテンビーチで待っててもらうことにして、私は一人で引き続き山を上ることに! -
山荘の先を出て30分ほど。この道を左に曲がって行きます。
-
一生懸命上がっていると、このようなお花が咲いているところがありました。よく見ると、先ほどの菊に似た花で、チェックすると、ミヤマアズマギクのようでした。高山帯の礫地や礫の多い草地に生えるんだとか。
そして白っぽいのは... -
たぶん"ハッポウ ウスユキソウ" でした。八方尾根には347種もの高山植物が自生しているそうで、その中に「ハッポウ」と名がつく固有種があり、これのそのうちの一つなんだとか。
-
このあたりはゴツゴツした岩が多く、歩きにくかったです。周りの人を見ると、しっかり登山靴を履いた人が大半でした。登山靴の方が良いのでしょうが、この八方池までのルートは「八方尾根自然研究路」という初心者でも歩けるルートで、特別なアウトフィットはマストではないとのこと。
ちなみに、八方池から先の唐松岳まではいわゆる"登山ルート"でしっかり準備の上、山麓駅のところで登山届も出さないといけないんだそうです。 -
石神井ケルン(標高1974m)を通りがかりました。ケルンというのは石を円錐状に積み上げた印で、登山道の道標や遭難地点に供養のための慰霊碑として作られたものだとか。
下ってこられた方がいたので、「八方池まで、まだまだありますか?」とお伺いしたら、「まだかなりありますね~」という残念なお返事でした(=_=;) -
仕方がありません。山の上にある池を思い浮かべて、頑張ることに!
-
とても清楚な感じの花が咲いていました。これはタテヤマリンドウなのだとか。
-
まだかな、まだかなって思いながら一生懸命進んで行きました。普段はあまり歩かないので、こういう時はいつもの運動不足を悔やみます(笑)
-
夏季限定のトイレがありました。でもこの時は水不足で使用できないようになっていました。
-
また可愛いお花が咲いていました♪これはハクサンチドリで、花が千鳥の飛ぶ姿に似ていることから、その名がきているんだとか。ラン科だそうで、言われてみればランの花みたいですよね。
-
右に見えるのは、確か"白馬三山"のはず!話は飛びますが、今TVで『マウンテンドクター』という山岳医を描いたドラマをやっていますが、そのドラマの舞台は長野県で、本院は松本市にあり、山岳診療科では「山での死者を0に」との目標で山岳医が奮闘するという内容。その中でたぶん白馬の山が出てきて、山の美しい風景に見惚れたのでした。確か、このような風景も出てきたような...。
-
標高2005m地点にある第二ケルンに到着!別名、息(やすむ)ケルンと呼ばれるとか。このケルンは慰霊碑で、1937年、吹雪でルートを見失って遭難死した西阪息さんの父親たちが建てたケルンだそうです。
-
このケルンから上の道を見ると、次のケルンが!まだ先はありそうだけど、頑張ります!
-
頑張って歩いていると、足元に気になる白い小花が... 。
-
イチオシ
チングルマでした!!!昨年訪れた立山(みくりが池)ではチングルマの綿毛が飛んだ後の姿を目にし、咲いているところが見たいと思っていたのでした。近くを歩いている人が「まだ小ぶりですね!」と。一面チングルマの花畑が見られたらどんなに素敵なんでしょう。
-
コイワカガミ(小岩鏡)という花もありました。
-
チングルマとコイワカガミが一緒に咲くところ♪
-
足元にカメラを近づけて1枚!岩場の登りが続きます~~。どこを歩けばよいか悩みながら上がって行きます。
-
八方ケルンに到着です。このケルンも慰霊碑で、1980年に吹雪で遭難死した逗子開成高校の生徒5人と引率教諭1人のために建てたケルンだそうです。雪が積もる冬季はこのルートも遭難する危険性があるのですね!
慰霊碑だそうですが、なんとなく顔のように見えるような...。 -
八方池まで350m。あと少しです^ ^ 「頑張るぞ~~」
-
うっすら雪をかぶったような色合いの花がありました。エーデルワイスかなと思ったけれど、後で少し前に見たハッポウウスユキソウだとわかりました。
-
こんな薄ピンクの小さな花も咲いていました。調べてみると、ハッキリとはわかりませんでしたが、イブキジャコウソウのようでした。
-
少し行くと、このような場所に出て...
-
そこから下り道になっていました。下にはまだかなり雪が残っているようでしたが、前の人について行ったのでした。
-
えっ、あの雪渓の中を突き切るのかな。。。
-
やはり、この雪渓のところを進まなければなりませんでした。私はスニーカーだったので、滑らないようにすり足で進んで行きました。2月に北海道を訪れた時、雪道を歩く時は足をあまり上げずに、すり足で進む方法を教えてもらったのでした!
-
そしてその先には、、、とうとう見たかった『八方池』が見えてきたのでした。やった~(((o(*゚▽゚*)o)))
八方池は、雪に押し出された土砂が堆積した場所に、雪解け水や雨水が溜まってできた「天然の池」なんだとか! -
池の周りを歩いてみることにしました。まだ雪が残った八方池の水面に、山が映り込んでいい感じ.:*☆*:. この頃になると、青空も出てきてくれたのでした!
-
八方池はアメリカのCNNが発表した「日本の最も美しい場所31選」に選出されたんだそうです。夏には雪がなくなり、鏡のように景色を映し出す神秘的な姿を見せてくれるとか。これはパノラマで撮った画像です。
-
正面に見えるのは、たぶん北アルプスの「天狗の頭」と呼ばれる山で、右の小高いところから人が下りてきています。
-
位置をずらせて、「天狗の頭」から、左に不帰(かえらず)Ⅰ峰・Ⅱ峰・Ⅲ峰が続いているようでした。
池の向こう側で、人が通っている場所がわかるでしょうか。 -
イチオシ
そこをズームアップしたものがこの画像です。ご夫婦が息子さんに記念写真を撮ってもらっているところで、私も許可を得てパチリ!こんな楽しいポーズで息子さんに撮ってもらうなんて、素敵ですよね!
このご夫婦とは途中でお会いし、少しお話をさせてもらっていたのでした。今回、日本の百名山を登ることを目標にしている息子さん夫婦に誘ってもらって、この旅に来られているとのことでした。 -
池をぐるりとまわって、反対側にやってきました。左上に第3ケルンが見えていて、あのあたりから池に下りたのでした
雪解け水などが溜まった池の水は澄んでいて、手前のところは底が見えていました。 水深は最も深いところで4.4mなんだそうです。 -
池のほとりに、飯森神社奥社と刻まれた小さな祠がありました。昔、八方池に住んでいた大蛇が人里にて危害を加えたということで、当時この地方を治めていた豪族(飯森氏)が奥宮を建てて守護神にしたそうです。
-
少し高くなったところに見晴らし台があって、北アルプスの山を眺める人たちが...。時計を見ると10:20で、八方池山荘の先から歩き始めてちょうど1時間30分でした。
八方池を見たさ一心で、頑張って歩いて上がってきて、ようやく池の見晴らし台まで来ることができました(^^)v -
少しだけ休んで、そのあと池の周りを一周し、高台からまた八方池を撮影!
-
八方池を一周したところで、左に行けば唐松岳方面にまだ上がっていくことができるようでしたが、私はもう満足だったので、引き返すことに!
-
イチオシ
帰り道ではさらに高いところから八方池が見えるようになっていました。最後にこの光景を目に焼き付けて池をあとにしました。
-
イチオシ
これはスマホのパノラマで撮った画像です。白馬連峰と八方池と雪渓が1枚の写真に.:*☆*:.
-
歩いて戻る途中、このようなお地蔵さまが岩場に立っていました。山では遭難があるので、お地蔵さまが見守っておられるのでしょう。
-
行きの道では見かけなかった山の案内板「白馬連峰展望図」がありました。この案内板を頼りに、目の前に見える山や峰の名前を確認してみます。
-
これは白馬連峰を代表する白馬三山です。
-
そしてこちらは白馬三山の左に続く峰々で、「天狗の大下り」と唐松岳の間に位置する不帰ノ嶮(Ⅰ峰・Ⅱ峰・Ⅲ峰)のようです。
不帰ノ嶮は浸食によって形成され、Ⅰ峰・Ⅱ峰・Ⅲ峰と3つの峰から成るエリア。「不帰(かえらず)」とは、一度入ったら生還が難しい山域ということが名前の由来で、わずかな距離の中で300mの高低を繰り返す険しい岩峰として知られているのだとか。山の名前は全く知らなかったのですが、わかってスッキリ(^^)♪ -
来る道でも見かけた白くて小さな花があちこちにありました。
-
これはイワシモツケという花で、山地の岩場に生えるというのが名前の由来だそう。
-
下り道もゴツゴツした岩の道もあり、楽ではなかったですが、夫に待ってもらっていることもあり、できるだけ早くと思いながら下りて行きました。
-
行きと同じく、グラートクワッドリフト、アルペンクワッドリフトを乗り継ぎ、夫が待つうさぎ平テラスまで向かいました。写真下に、その建物が見え、屋上に白いテラスのようなものが見えてきました。
-
朝も通りがかった「うさぎ平テラス」にやって来ました。『白馬マウンテンビーチ(Hakuba Mountain Beach)』は、この「うさぎ平テラス」の屋上にあり、夫とは建物前で無事合流^ ^
夫はすっかり体調が回復し、山荘で少し、そしてあとは屋上のマウンテンビーチで待っていてくれたとのこと。 -
建物内に入ると、大きなレストランがありました。冬季はスキー場のレストハウスの「うさぎ平テラス」として営業しているようで、グリーンシーズンもここで食事ができるようでした。ただこの時はまだ食べられるものは限られているようでした。
-
屋上に上がってきました。『白馬マウンテンビーチ』は、山の上で南国のビーチリゾートにいるような気持ちになれるという施設で、公式サイトには次のように書かれていました。
"標高1400m、白馬八方尾根うさぎ平の山の上のビーチリゾート。ビーチラウンジでゆったりと寛ぎながらオリジナルフードを楽しみ、サウナやジャグジーでリフレッシュもできる、まるでビーチリゾートにいるかのような絶景リラクシングテラス"
ビーチラウンジエリアにはBARが併設されていて、ドリンクやフードをいただくことができるようになっていました。 -
絶景テラスには、フェイクですがヤシの木が植えられ、ビーチベッドやハンモックなどが設置されていて、ビーチラウンジを楽しめるようになっていました。ここは入場無料で自由にくつろぐことができ、ビーチベッドでくつろぐ若者たちがとても楽しそうでした.:*☆*:.
-
かすんだ山の稜線が海のように見えるように作られた真白いテラス。夏のシーズンはきっと多くの人で賑わうのでしょうね~
-
これは珍しいゴンドラリフトを利用したサウナ。「サウナ&ジャグジーエリア」では、有料ですが、白馬の自然を眺めながら、貸切でテントサウナやジャグジーを楽しめるのだそうです。
-
夫はここで"白馬スカイブルーサイダー"とナチョスを購入し、まったりしていたそうです。車の運転があるので、アルコールは控えていたとか。本当はプハーッと行きたかったことでしょう!
予定では、ここで「白馬豚と信州牛のスモークチーズバーガー」などの地元産ハンバーガーでランチをと思っていましたが、まだドリンク類とスナックしか提供されていないとのことで、ちょっと残念°°・(>_<)・°° -
写真ではかなり広く見えますが、実際はそれほど大きくはなかったです。でもこの時は人が少なく、余裕でどこでも好きなところに座ってくつろぐことができました。
-
ここでランチを食べてゆっくりしたかったな。。。夏季シーズンはもっと楽しめるのだと思います。よかったら、公式サイトをご覧になってくださいね。
<白馬マウンテンビーチ(HAKUBA MOUNTAIN BEACH)>
営業日:2024年6月8日(土)~11月4日(月・祝)
料金:ビーチエリア 無料、貸切サウナ有料プランあり
公式サイト:https://hakuba-mountain-beach.com/ -
階段を下りてきたところに、マウンテンビーチの魅力的なフォトが壁一面にありました。このような写真を見て、ぜひ見てみたいと思ったのでした。
このあとここを出て、ゴンドラリフトに乗って山麓駅へ!そしてお昼時だったので、ランチのお店を探して車で向かったのでした。そしてまたナビが違う道ばかり案内し、結局和食レストランを目指していたのに、なぜか中華のお店へ行く羽目になりました(笑)地方に出ると頼りにならない我が家のナビにため息が...。
その時のことも含めて、続編を書こうと思いましたが、翌日は最終日で、お天気も朝から雨で、どこも寄らず8時間かけて大阪に帰っただけだったので、信州の旅行記はこれで終わりにすることに! -
今回の信州の旅は、お天気がとても心配でしたが、最終日以外はそれほど雨が降り続くこともなく、駒ヶ根、安曇野、白馬の美しい風景をたくさん見ることができ、心満たされる旅となりました。
いつも長い旅行記ばかりで読むのが大変だったと思いますが、最後までお付き合いいただいてどうもありがとうございました。~完~
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
八方尾根・岩岳(長野) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 信州の旅 2024
22
114