2024/02/15 - 2024/02/22
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ミズ旅撮る人さん
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チュニジアの旅は終盤6日目に入ります。昨夜、首都チュニスに戻って来て、今夜と連泊になります。すっかり気に入った早朝のメディナ散歩に、今朝も出掛けて来ました。
チュニスのメディナはさすがに規模はチュニジアで最大です。政府機関がすぐ近くに点在するエリアに、旧市街が厳然と存在していることがすごいです。なにしろメディナの一角に首相官邸まであるのです。ホテルの隣も内閣府の建物だそうです。
新市街の中心にあるホテルから、旧市街(メディナ)まで歩いて行き、メディナを東から西に抜けて、再び道を逆に辿って帰って来ました。ケロアン・スファックスとメディナを散策しましたが、首都のメディナは何故か最も印象が薄く、いい被写体に会えなかった気がします。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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チュニジアの首都チュニス。その中心部である新市街の真ん中にホテル・アフリカはあります。ホテルの部屋の窓から、早朝の景色を撮りました。
メインストリートのハビブ・ブルギバ通りに面していて、東に行くとチュニス湖に着きます。湖の北側には国際空港、そしてカルタゴ遺跡があり、湖は東西を繋ぐグレッド道路が走っています。湖とグレッド道路の様子を写してみました。左端には、ハビブ・ブルギバ通りで有名な時計塔も見えます。エル ムラディ ホテル アフリカ チュニス ホテル
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6:50。ホテルを出てハビブ・ブルギバ通りを歩きます。
これは東に行った先にある時計塔。これから西にあるメディナを目指します。新市街はフランス植民地時代に整備された地区なので、ちょっとシャンゼリゼ~♪の雰囲気です。 -
ハビブ・ブルギバ通りは、真ん中に広い緑地帯を挟んで両側に車道があります。
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ホテル・アフリカの前の道は車道が制限されています。
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ちょうどホテルの真ん前は全車線通行止めです。それを利用して私達のバスが駐車しています。その向こうの右側に内閣府の建物があるのです。
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ではハビブ・ブルギバ通りを西に向かって歩いて行きます。
主要都市のメインストリートは大抵ハビブ・ブルギバ通りと言いますが、彼はフランスから独立した後の初代大統領でした。次第に独裁政治を行い、1987年に追放されます。そういう人物の名前がメインストリートなのが、よくわからない点です。その次に大統領に就任したベン・アリも独裁政権を樹立。2011年に国外追放にされます。以後、テロが頻発し、2015年にはバルドー博物館が襲撃され、日本人3人を含む外国人観光客22人が死亡しました。以降も観光客を狙ったテロ活動が起こっています。
この両側の並木に膨大な量の小鳥が止まっていて、まるで盛夏にセミの声を聞くようなものすごい鳴き声が響き渡っています。 -
チュニス市民劇場。
市民劇場 劇場・ホール・ショー
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ハビブ・ブルギバ通りと交差するカルタゴ通りにはメトロ(路面電車)が走っています。この少し先にバルセロナ広場があり、その先にチュニス鉄道駅があります。
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今回の表紙になった大聖堂です。大聖堂の前が独立広場です。
セントビンセントデポール大聖堂 旧市街・古い町並み
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大聖堂の前には装甲車両がいます。常駐しているようです。
独立広場 広場・公園
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独立広場は走行車両が陣取っていて入ることは出来ません。バリケードだらけなので、歩行者は路面電車の線路を歩かなければなりません。
フランスから独立して以降、反政府運動が何度も起こっているせいなのか、軍による制限・監視が目に付く街です。 -
イブン=ハルドゥーンの銅像が建っています。彼は14世紀の歴史家で、「世界史序説」を著しました。チュニス生まれで、スペインのグラナダやモロッコ、アルジェリアなどで活動し、チュニスで行政にもあたりました。最後はエジプトのマムルーク朝に招かれ、カイロで没しています。
背中合わせにもう1台の装甲車両がいます。前後を装甲車両に挟まれているなんて嫌でしょうね。 -
独立広場の端に「I LOVE Tunis」のモニュメントがあります。2017年に設置されました。
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この先、ハビブ・ブルギバ通りはフランス通りと名を変えて、メディナのフランス門に達します。
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フランス門(Bab Bhar)。かつてぐるりと城壁が囲んでいたメディナですが、今は門だけが取り残されています。
フランス門 (バブ バハル) 建造物
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門の前は交通量の多い車道です。これからもっと増えるのでしょうね。
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門の両側はオープンになっているので、わざわざ門をくぐる必要はありません。でもやっぱり最初はくぐりたいですよね。メディナに入った所には勝利(Victoire)広場があります。
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勝利広場に面して北側に建つHotel Royal Victoria。
意外にも2015年開業です。17世紀の建物を改装してホテルにしたもので、如何にもアラブの富豪の邸宅らしい内装です。 -
ロイヤル・ヴィクトリアホテルの東隣りに少し奥まった感じで佇むこの建物。ラ・メディナというレストランのようです。屋上にはかつてホテルだったらしい看板の一部があります。ちょっと不可思議な雰囲気が目を惹きました。
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イチオシ
洒落た街灯があるのは勝利広場まで。ここからメディナの中に入って行くと、お馴染みの路地が入り組んでいます。
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昼間観光客が通る通りはジャーマ・エツィトゥナ通りですが、今回私はその北側を並行してあるカスバ(kasba)通りを歩きました。何故かって?地元の人たちがこちらを歩いて行くからです。
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黒光りする石畳。メディナの古めかしさが漂っています。
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石畳の真ん中には排水溝が整備されています。メディナの中は真っ平ではなく、自然と水が流れて行くようになっています。
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早速、路地です。これからどんな路地に会えるかな?
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二股に分かれた路地。なんだかワクワクします。
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迷路のような道になって来ました。
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これらの店が全部、開くのでしょうか。実はツアーで午後にジャーマ・エツィトゥナ通りを歩いたので、ついでに彷徨い歩いてみました。ほぼ全部の店が開いていました。店の商品と人が多くて、道が狭くなり、写真を撮るどころではない場所になっていました。朝の一時は貴重です。
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早起きの下着屋さん。通路の天井の明かり取りが四角く照明の様に続きます。
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しばらく歩いて来て、自分がワクワクしていないことに気付きました。路地が美しくない。ほとんどただの路地。
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ケロアンのメディナは角ごとに美しい路地が現れて、先に進むのが難しい程写真を撮りまくったのに、チュニスでは撮りたい被写体がない・・・
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メディナを見飽きてしまったのでしょうか?せっかくチュニジア最大のメディナに来ているのに。
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ここは、ちょっといいかな。どうやら古い建具がないとダメみたい。
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この建物は、珍しく赤を使っています。ほとんど青と白の町の中で赤は目立ちます。
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カフェの入り口らしいけど、この階段を上がって行く勇気は無いなあ。でも、店の内装にはとっても興味がある。昼間だったら行けたかしら。
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アラビックなアーチが奥まで続く路地。映画のように、手前の段ボールを思いっ切り蹴飛ばしてみたくなる。
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この風景は、もっと彩度を上げて、メリハリの効いた画像にすれば、見た目が良くなるのだろうけど、本当の風景を大事にしたい。見た目ばかりを気にする写真は撮りたくない。
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こういう場所を撮れるのが一番幸せ。
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メディナの中は、採光が重要。窓は念入りに飾り込まれています。
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チュニスのメディナにも猫は闊歩しています。それほど猫好きでなくとも、これだけ出没すれば撮りたくなります。
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あの黒い鋲を打った黄色い扉は、観光客向けの土産物によく使われるモチーフです。
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段々と上り坂がキツくなって来ました。メディナって真っ平なイメージだったので意外です。でも、排水を考えれば、中央が高いか、斜面になっている方が理想的ですね。
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敷かれている石畳も、所によって異なります。
クリスマスマーケットを歩く時は、街路を飾るイルミネーションが通り毎に違っていて、それが目印になったりしますが、メディナでは石畳が目印になるかな?でもきっと昼間は見ていられない。 -
チュニスのメディナでも、テイクアウト出来るファストフード屋さんは既に開店しています。
圧倒的に揚げ菓子が主流です。オリーブの産地だからかな? -
こうした古い扉がたまに路地の奥に佇んでいます。土産物のマグネットになっていたりします。
黒と白の猫が番をしているかのように寝そべっていました。 -
メディナが目覚め始めました。猥雑な街に変化していくのでしょう。
この静かな旧市街が眺められるのは、あとわずかな時間だけです。
あとは、物と人で溢れかえるので、こんな風に落ち着いて撮れません。 -
大きめの石畳の石の表面にサイコロの目のように傷が付いています。
滑り止めなのでしょう。濡れると石畳は滑るので。 -
ブーゲンビレアがあふれ出て来ています。建物は街路に面した部分は壁ばかりですが、その向こうにはパティオ(中庭)がある筈です。そういう家の構造を見てみたいなあ。
実は最後に訪れるシディ・ブ・サイドで、かつての豪商の屋敷を見学しました。乞うご期待。 -
おはよう!パン屋さん。食材が並んでいるので、パニーニにしてくれるのかもしれません。
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チュニスのメディナは、1979年に「マグレブ諸国におけるアラブ都市文明の手本」として世界文化遺産に登録されました。チュニスは13世紀にケロアン・マハディアから遷都されて発展して来ました。この時代の町並みがここには残っています。
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黄色い扉が開いていて、中を覗いて見たら喫茶店でした。
チュニジアでよく飲まれているのはミントティー。フランスの影響なのかカフェ・オレ。そしてアラビアコーヒーだそうです。トルココーヒーとどう違うの? -
アラビアンアーチの奥に続く空間。地元の人にとっては日常生活の場なのでしょうが、異邦人には異空間。不思議の塊です。
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こちらは軽食屋さんになっていました。覗き見3連発でした。
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ハムゥダ・パシャ モスク。パシャとはオスマントルコの高官の敬称です。
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ハムゥダ・パシャ モスクの西側の路地の先にはグランド・モスクの塔が見えます。グランド・モスクには午後にツアーで訪れるので、今は遠目に見るだけ。
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青と白の塗装が多い中で、おもしろい形の日除けが緑色の家。
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この辺は青より緑が主流のようです。そろそろ坂道が終わり、むしろ向こうは下って行くようです。どうやらモスク周辺が一番高い場所のようです。どこも同じですね。
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メディナの様子は、この門から西側(写真では右)から建物の様子が一変します。13世紀の古い家並みから、現代の大きな建物にいきなり変わります。
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この変容ぶりには唖然とします。地図も見ずに歩いて来たので、ここに何があるのかわかっていませんでした。カスバ通りは「Government Square」に突き当たって、右(北)に曲がります。ちょっと歩くと白い壁の建物に沿ってまた西に道が続きます。広場の名前が緊張感ありますね。
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いきなり官庁街の風情。右の建物はどう見ても政府機関。撮影禁止とは表示がないけど、ちょっと緊張します。
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帰国してから翻訳して見ると「財務省」と出ました。
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そしてメディナの外周を巡る車道に出ました。左手にカスバ・モスク(Kasbah Mosque)が見えます。
カスバ モスク 寺院・教会
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右(北)を見るとファルハト・ハチェドの墓(Mausolee Farhat Hached)があります。その隣は学校です。
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道路を渡って振り返って見た財務省の建物。メディナの端に官公庁が建っているなんて、妙な都市だなあ。
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目の前にカスバ広場があるのですが、一段高くなっていてどうなっているのかよくわかりません。先ずはカスバ・モスクの方に歩き出します。辺りはモスクだらけです。
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カスバ広場は2mくらいの高台になっていて、その周囲はこんな風にバリケードだらけです。カスバ・モスクの前まで行って階段を上がって行きます。
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ようやくカスバ広場の全景が見えました。左がチュニス市庁舎。この広場はぐるっと官公庁の建物に囲まれています。
カスバ広場 広場・公園
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広場の北側に建つアラブ様式の白い建物は高校(Sadiki High School)です。
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カスバ広場からメディナ方向の写真を撮って引き返します。地図上では左右にずっとメディナが広がっているのですが、見えるのは政府の建物ばかりです。
カスバ広場 広場・公園
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シディ・ユセフ・ディ・モスク(Sidi Youssef Dey Mosque)のミナレット。手前の建物には洒落た時計塔。
シディ・ユセフ・モスク 寺院・教会
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グランド・モスクのミナレット。
ジャーミア ズィトーナ モスク (オリーブモスク) 寺院・教会
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旧市街にはそぐわない新しい建物ですが、豪奢で綺麗です。
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今度は下り坂になります。右側には生オレンジジュースを作ってくれる店が。ガベスで昼食を摂ったレストランでは、生オレンジジュースは6ディナール(約300円)でした。首都チュニスではいくらなのかな?
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既にすっかり明るくなっているのですが、こうした路地は天井の明かり取り頼りで、ずっと暗いのですね。そういう場所があるのは、日中にメディナを訪れる人には貴重な場所かもしれません。
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店が開き始めて日用品を売る店の商品が出て来ました。これまで閉店している状態の道を歩いて来たので広く感じましたが、店が商品を広げるとあっと言う間に狭くなってしまいます。
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こうした風景を撮れるのは、あと少しの間だけ。
それにしてもさすがに人が常に写っているのはチュニスの人口を繁栄しているのでしょうね。路地には地元民の歩く姿がよく似合う。そして猫も。 -
今まで男性が殆どだったのに、女性が現れるようになりました。
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と思うと、急に女性が増えて来ました。女性は家事があるから出勤が遅くなるのかな?
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ヴィクトワール広場に戻って来ました。すっかり明るくなって昼間の風景になりました。こうして見るとフランス門は既に門ではなく、旧市街のモニュメントですね。広場には噴水が出ています。
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噴水の向こう側に白い帽子をかぶったおじいさんがいます。
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おじいさんは、鳩に餌をやっていたのです。餌に群がっていた鳩たちが飛び立ちます。
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もっと餌をもらおうと追いすがる鳩たちには目もくれず、白い帽子のおじいさんはメディナの奥に入って行きました。毎朝の光景なのでしょうね。
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ボンネットの上の猫と目が合いました。日本の猫とはちょっと種類が違うようです。どの猫も雑種らしく、所謂、高級な猫は見掛けません。豪邸の中にはいるのかも。
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フランス通りの南側のアーケードには、フランス門から2軒目にマガザン・ジェネラル(Magasin General)という地元のスーパーマーケットがあります。
マガザン ジェネラル スーパー・コンビニ
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フランス通りの北側を歩いて独立広場に向かいます。ずっと先にある時計塔が見えています。
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独立広場に面して大聖堂が建っています。人口の99%がイスラム教徒ですが、チュニスにはシナゴーグ、カトリック教会、ギリシャ正教会などがあるそうです。
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大聖堂の独立広場を挟んで向かい側にはフランス大使館があります。
だからバリケードだらけなのかな? -
ハビブ・ブルギバ通りに戻って来ました。あと少しでホテル・アフリカです。
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ホテルの部屋からの眺めです。
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ホテルから西方向。大聖堂まであとちょっとで見えません。
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東方向。ハビブ・ブルギバ通りの様子がよくわかると思います。右端に時計塔。その先にはチュニス湖が見えます。
今日は8時半にホテルを出発してドゥッガの古代ローマ遺跡に向かいます。それは次回にて。
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