2023/09/15 - 2023/09/23
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この旅行記のスケジュール
2023/09/15
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車での移動
関越自動車道 新座料金所 午前4時前に通過し、全行程が深夜30%割引に
2023/09/16
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十勝千年の森
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この旅行記スケジュールを元に
好きな道東に行くのはもう20回目くらいか。大半はマイカーをフェリーに載せての小樽港起点が多い。
今回も、早朝の関越自動車道を走って新潟港まで行き、新日本海フェリーで小樽港に上陸。
その日のうちに日高、狩勝峠を越えて帯広市へ。
帯広市近郊のガーデンやばんえい競馬場を観光し、本別から釧路湿原、標茶を経て清里町へ。
斜里や網走近郊を観光後、遠軽から旭川経由美瑛へ。
大雪山旭岳ロープウェイで日本で最初の紅葉を見て、富良野のガーデン、歌志内経由で小樽へ。
今回は、さらに羊蹄山や登別経由で苫小牧港から新潟港行きの新日本海フェリーで帰京。
「その1」は、新日本海フェリーから帯広近郊の忠類まで
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 船 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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午前4時前に関越自動車道新座料金所を通過して、深夜3割引料金で新潟まで走る。
以前は10:30出帆だったが、新造船になってスピードが上がり12:00出帆なので、余裕でフェリーターミナルに着く。
今日乗る船「らべんだあ」が岸壁で待っている。
以前の船は、安い部屋はカーペット敷の雑魚寝の大部屋だったが、新造船は寝台列車風の個人別ベッドになったので、プライバシーは良くなった。
因みに、乗用車1台に小樽のホテル1泊夕食付2名往復の(オフシーズン)格安パック。新潟港 (フェリーターミナル) 乗り物
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この時期、太平洋のフェリーは遠い台風のうねりで揺れたりするが、日本海は波高が低くほとんど揺れない。海面をスーと移動している感じ。
大風呂で汗を流した後は、客室階最前部のラウンジで過ごす。 -
まだ新型コロナウィルス感染予防のため、映画上映やビンゴ大会がないので寂しい。
後部を見ると、大きな航跡を引いて、結構なスピードで進んでいる。 -
食事時間に開くメインダイニングは、以前はカフェテリア形式で、単品の皿や小鉢をチョイスする形式だった記憶だが、定食メニュー中心になり、まあまあリーゾナブルな価格設定で味もそこそこ。見晴らしが良い席も増えた。
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午前4:30に小樽港に着岸。
早く乗船したので下船順も早く、高速道路で苫小牧方面へ。
日高自動車道に入ると、沼ノ端西ICからは無料高速になり、短時間でに日高富川ICに着く。
ここからは国道237号で少し走ると、最初の目的地、平取町の二風谷アイヌコタンに着く。二風谷コタン 公園・植物園
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ここ二風谷コタンは、寄りたかったがいつも通過していた場所。
本来のコタンは川沿いだったのであろうが、二風谷にダムが出来たのでその上部を通る国道237号線を挟んで、アイヌ関係の施設が集められている北海道アイヌ文化研究の元祖ともいうべき場所。
それも新しく出来た国立の箱物ではなく、個人の研究者や平取町がつくったものというところが価値が高い。 -
園内にはアイヌが使っていた家を復元した建物が建ち並ぶ。
隙間も多く、寒い北海道の冬は大変だったろうと感じる。 -
一番ダム湖寄りには、沙流川歴史館があって、治水の歴史を無料公開している。
ただ建物の裏側のダム湖は堆砂で平原に変わっており、治水が計画通りうまくいっているのか? 疑問が生じるダム。 -
二風谷コタンのメインは、平取町立二風谷アイヌ文化博物館。
別棟で残る萱野茂 二風谷アイヌ資料館の資料の一部も引き継いだという展示資料の量は膨大で、ここで保存されていなければ失われていたようなアイヌ文化や生活の道具が多数ある。二風谷アイヌ文化博物館 美術館・博物館
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これが鮭の皮でつくった靴。
話には聞いていたが、耐久性もあったのであろうと感心する。 -
国道を挟んで反対側にある、個人の研究者による「萱野茂 二風谷アイヌ資料館」は小規模ではあるが、アイヌ文化の保存経緯が理解できる。(共通入場券がある)
他にも、「平取町 アイヌ文化情報センター」や「平取町 アイヌ工芸伝承館」などがある。萱野茂二風谷アイヌ資料館 美術館・博物館
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二風谷コタンをあとに、国道237号を日高峠に向けて登っていくと、合併して広くなった日高町の小市街地や道の駅がある。
道の駅「樹海ロード日高」の脇にあるのが「日高山脈博物館」の4階建ての建物。
日高の開拓の歴史や、地学的な展示がある。日高山脈博物館 美術館・博物館
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日高市街で東に折れ、国道274号(石勝樹海ロード)で標高1020mの日勝峠を越えて十勝清水に下る。
北海道開拓の当初は、もっと低くて越えやすい標高644mの狩勝峠が国道38号線や国鉄根室本線で使われたのであろうが、道東道開通まではこの日勝峠がトラック物流の主役だった。
十勝清水から国道38号を東に、第二の目的地、十勝のガーデンめぐりのため日高山脈に入って「十勝千年の森」に着く。ガーデン3館のセット券を買って入場。 -
「十勝千年の森」は、ガーデンと言ってもその名の通り「森」が主役で、花壇は少ない。広い森の中、日高山脈から流れるせせらぎが至る所にあって、せせらぎの音がBGM効果を出している。
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花畑には、ダリアなどが咲いている。
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特筆すべきは、ヤギの乳からチーズをつくっているそうで、ヤギの牧場があること。
広い緑の牧草地に暮らすヤギたちは幸せそう(表紙写真も)。 -
「森」以外にも、芸術的な大きな畝をつくった牧草地があり、バックの日高山脈を望むことができる。
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渓流を池にした部分もあり、水草が美しい。
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広い園内をセグウェイに乗って行うガイドツアーが人気で、相当前から予約しないと参加できないよう。
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国道38号に戻り、帯広市内で、無料高速の帯広広尾自動車道に乗って、忠類村まで走って道内1日目を終える。
道の駅 忠類 道の駅
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忠類の小さな市街地の中心にナウマン公園と道の駅忠類があって、ナウマンゾウの化石が発掘されたので、ナウマンゾウ親子の像がある。
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道の駅忠類の脇には「ナウマン温泉ホテル」がある。
モール温泉系で日帰り入浴も可。 -
ナウマン公園は、ベゴニアやサルビアなどの花が花盛り。
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今日の夕食はホテルではなく、定食屋の「食堂このみ」。
経験的に、この方がボリュームもあって味も良く安いと判断。
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