空路で小トリップ秋田

2024/04/27 - 2024/04/28

ライブ鑑賞に合わせて1泊2日で秋田を初訪。
駅前周辺を徒歩観光しました。
新緑の季節、天候にも恵まれた小トリップとなりました。

エリア 秋田市(秋田)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

羽田発ANAにて旅がスタート。
新幹線と比較して、時間も費用も節約できる空路にしました。

機材到着遅れで、10分ほど遅れて出発。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

約1時間のフライトで、11:25分頃、秋田空港着。
東京は出発時に小雨が降っていましたが、秋田は快晴！

空港では、秋田美人と、

秋田空港 空港

なまはげがお出迎え。

秋田空港 空港

連絡バスに乗り、約40分で秋田駅に到着。
全国的に夏日、真夏日を記録したGWの初日、秋田市の気温は23℃で、日陰は涼しくて過ごしやすかったです。

秋田駅 駅

まずは、今回お世話になるホテルメトロポリタン秋田へ。
駅直結で、バスの停留所にも近い場所に立地しています。
チェックインには早いので、荷物を預けて、

ホテルメトロポリタン秋田 宿・ホテル

西武秋田店の地階にある、稲庭うどんの佐藤養助で昼食。
昼時、12:30頃の入店でしたが、並ばずに座れました。

佐藤養助 秋田店 グルメ・レストラン

天丼とうどんのセット。
てんぷらはサクサク。ご飯はやや柔らかめ。
稲庭うどんはツヤツヤでなめらか。

食後、千秋公園方面へと散策して、途中見かけた文化施設「アトリオン」の地下へ。

アトリオン 専門店

こちらは秋田県産品プラザ。
秋田のお土産がたくさん売ってます。
駅ナカの商業施設Topicoにも土産店がたくさんありますが、こちらの方が空いているので、ゆっくり見れました。

有楽町の交通会館にある「秋田ふるさと館」も同じ会社が運営しているようです。

秋田県産品プラザ あきたの お土産屋・直売所・特産品

ばら売りのお菓子も売っていたので、おやつに。

ライブ会場の「あきた芸術劇場ミルハス」。
2022年に秋田県民会館跡地に開館したそうで、とてもきれいな建物。

開場まで時間があったため、

千秋公園 公園・植物園

千秋公園内を散策しました。

市のサイトによると、秋田藩を治めた佐竹氏は、源氏の流れをくむ名門であり、全国でも古い歴史を持つ大名とのこと。
関ケ原の合戦後に常陸国からこの地に転封された後、久保田城を築いて、秋田を発展させてきたそうです。
その久保田城の跡地が千秋公園。

新緑を満喫。

サツキかツツジか。

胡月池
大賀ハスを栽培しているそう。
千葉公園をはじめ、千葉にはたくさん生育している場所がありますが、秋田ではここだけのようです。

これも立派な松。
「タギョウショウ（多行松）」という、アカマツの園芸品種だそう。

結構上ります。

佐竹義堯公
出羽久保田藩12代にして最後の藩主だそうです。

与次郎稲荷神社。

久保田藩初代藩主・佐竹義宣に飛脚として仕えた狐の「与次郎」を祀ると伝えられる神社だそう。

きつねさんが並んでいます。

表門の内側。

ライブの開場時間が近づいてきたので、門を抜けてミルハスへ。

17:00過ぎにライブが終わり、ホテルにチェックイン。

客室はこじんまりとしていますが、

ホテルメトロポリタン秋田 宿・ホテル

バスルームは広めで洗い場もあり、日本人向けかと。

夕食は、焼肉屋の牛玄亭へ。
牛玄亭コースにしてみました。

こちらは先付けのミートローフ？と言っていたような。
バルサミコ酢がきいてました。

秋田牛玄亭 駅前本店 グルメ・レストラン

ナムル

キムチ

サラダ。

肉！
色んな種類が程よい量でいただけます。
全部美味しかった。

焼き物のサーロインステーキ。
サクサクで脂が旨い！

最後の肉、イチボとサンカク。
逸品です。

冷麺が少々。

ブドウのシャーベットでしめ。

焼肉といえばお得なランチ派でしたが、満足なディナーとなりました。

翌朝。
ホテルの朝食ビュッフェ。最低の盛り付け。
洋食で統一とかにしないなら、大皿はやめた方が良いと反省。

名物のきりたんぽと弥助蕎麦もいただきました。

ホテルメトロポリタン秋田 宿・ホテル

プチケーキとフレンチトーストで満腹。

コーヒーと一緒に楽しみたいところでしたが、ドリンクコーナーが混んでいたため断念。

9:30過ぎにチェックアウトして散策開始。
予報では最高気温17℃のところ、実際は20℃位ありましたが、過ごしやすい気候でした。

こちらは西武秋田店の裏手にあるアーケードの大屋根通り。
全長165メートルって、この高さのアーケードにしては日本最短なのでは。

前日の夕食で行った牛玄亭もアーケードにあります。

秋田牛玄亭 駅前本店 グルメ・レストラン

稲庭うどんの無限堂。
甘味処もやっているようです。

稲庭うどん 無限堂 秋田駅前店 グルメ・レストラン

川に出くわしました。
旭川。

橋を渡ると、少々ディープな雰囲気のすずらん通り。

ネットによると、この界隈は、城下町の中でも庶民が暮らす町屋だったそう。
対して、川を挟んた秋田駅側が武家屋敷地になっていたので、道幅が広くて区画も大き目なんだと思いました。

すずらん通りを抜けると、右手に赤レンガの建物「赤れんが郷土館」が見えてきました。

秋田市立赤れんが郷土館 美術館・博物館

旧秋田銀行本店を保存した重要文化財とのこと。

入館してみます。

昔の映画に出てきそうな銀行窓口

吹き抜けになっています。

郷土品の展示スペース

上から見下ろした様子。

貴賓室の暖炉。

併設の勝平得之記念館。
秋田の自然や風俗を色鮮やかに描いた木版画作品が多数展示されていました。

勝平得之記念館 美術館・博物館

続いて、秋田市民俗芸能伝承館へ、隣には旧金子家住宅があります。

秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館) 美術館・博物館

竿燈。

秋田に来た時、外国人観光客が少ないと思っていましたが、こちらには多数の方がいて体験されていました。

蓄音機やテープレコーダーの展示

秋田市民俗芸能コーナー

秋田各地の民族芸能が紹介されていました。

続いて、旧金子家住宅。

旧金子家住宅 名所・史跡

金子家は江戸後期に質屋・古着商から始まり、明治初期に呉服・太物(綿織物・麻織物)卸商を営み、この建物で昭和57年まで商売をしていたそうです。
時代劇の呉服問屋みたいな雰囲気。

展示品の足袋。

旭川を渡って、駅方面へ。

木内百貨店。
新型コロナ発生後から長らく休業しているとのこと。

さらに駅方面へ進み、秋田県立美術館へ。
こちらでは藤田嗣治の作品を鑑賞できます。

こちらも海外観光客の方が多くいて驚きましたが、クルーズ船の寄港があったためのようです。
調べたら翌日にはクリーンエリザベスが寄港予定だったので、もっと多くなっていたかも。

秋田県立美術館 美術館・博物館

2Fの併設カフェからの眺望。

続いては秋田市民市場に移動して、

秋田市民市場 市場・商店街

市場いちばん寿司にてランチ。
お昼時の入店でしたが、待たずに座れました。

シャリにブランド米のサキホコレを使っているそうで、握りもふわっとしていて美味しかったです。ネタもなかなか新鮮。

市場 いちばん寿司 グルメ・レストラン

こちらはざっぱ汁。要はアラ汁ではありますが、ブリ・鮭・白身などアラの種類が豊富。

市場の方は、日曜日だったからか、午後で店じまいしていたのか、人気（ひとけ）がなかったため、少し覗いて終了。

14:20発の空港行きバスまで時間が余ったので、駅ナカTopicoにてお土産を購入した後、ドトールにて休憩。

こちらはTopicoで買ったお土産。秋田の郷土菓子として知られる「バター餅」のレアなあずき入りを発見したので買ってみました。

バスに乗って秋田空港着。
２Fの出発階では、横手市出身の漫画家 矢口高雄先生の代表作「釣りキチ三平」のレリーフを見ることができます。

秋田空港 空港

秋田空港おみやげ広場　あ・えーるにて、
樺細工の茶筒を購入。

そして搭乗。

帰りはモニタ付きのA320。

17時過ぎ、羽田空港に到着し、バスにて到着ロビーへ

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

地元方面へのバスの待ち時間にタリーズで軽めの夕食をいただきました。

角館など足を延ばせば観光名所がたくさんある秋田ですが、市内も見どころがありました。また、GWにもかかわらず思いのほか空いていたため、のんびり街歩きとグルメを満喫できた1泊2日の秋田小トリップでした。

おしまい