2023/10/12 - 2023/10/12
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コゲメシ☆徘徊録さん
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留萌から海沿いに北上するエリアはガイドブックの空白エリア。
情報量が少ない上に、数少ない宿はすでに予約が入っています。
さて困った。
幸い一室だけ残っていたお部屋を確保できました。
二日目、三日目の宿は小平町の「ゆったり館」です。
ここは三セクによる立ち寄り湯に併設された宿泊施設です。
設備の整ったキャンプ場もあるそうです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
増毛から留萌へ、そして更に小平へ向けてレンタカーを走らせます。
凡そ30km。
車窓左手には日本海が果てしなく続いて強い風で白波が立っていました。
ようやく今宵の宿「ゆったり館」に到着しました。
旭川からあちこち巡って凡そ150kmを走行しました。
久し振りのドライブでいささか疲れました。 -
広い広場には見慣れぬオブジェが一体。
白亜紀後期に存在したオロロティタンという学術名もある恐竜だそうです。
そのオロロティタンの海側に建つ鮮やかな緑色の屋根の建物が目指す「ゆったり館」です。 -
旅行前にこの宿に泊まりたくって散々調べたけど中々情報が集まりませんでした。
ともあれ宿に直接電話してみました。
老夫婦の希望は
① ツインベッドの洋室
② 部屋に洋式トイレ完備
③ お部屋のフロアまでエレベーターで行ける
といった処です。
年金生活の老夫婦にしては贅沢な希望ですが、大きな膝の手術の後90°以上曲げられなくなっているんです。おまけに今回の長期旅行では荷物が沢山で階段では運びきれません。
そんな事情での宿選びとなりました。
処が一つ問題が発生しました。このお宿の洋室は既に満室。
電話口の宿の方から「和室ではいかがでしょう?」との提案でした。
ううむ。。。
せっかく探し出した宿ですが諦めるか。。。
亀治朗の沈黙を察した宿の方から新しい提案を頂きました。
「バリアフリーの和洋室ではいかがでしょう?」
そんなお部屋があるんですか!
「ただ。。。ちょっと部屋代が高くなります」
膝の曲がらない老夫婦にはとてもありがたい提案です。
即答で予約させて頂きました。 -
さあ、そのお部屋に向かいましょう。
ドアを開けると正面に穏やかな日本海が広がっています。
まさしくオーシャンビュー。
広いラナイに出てみれば180°の展望が開けます。 -
大きめのベッドが二つ。
充分な広さがあります。
やや堅めのベッドは亀治朗の好みでした。 -
丸テーブル1卓に椅子2脚。
広いライティングデスクにはテレビと小型の冷蔵庫(空)、湯沸かしポットなど一通り揃っています。 -
部屋のお風呂からも広く海が眺められます。
転倒防止の手すりも完備してあるので大浴場に行けない方でもこのお風呂でゆったりと過ごせるでしょう。 -
洗面台もお手洗いもバリアフリー仕様で快適な滞在が楽しめます。
-
和室も広くって家族連れでも充分に過ごせるでしょう。
-
さあ、大浴場に向かいます。
ここの大浴場は立ち寄り湯利用も出来るのできっと混雑していると思ったのですが意外にもお客さんが少なくのんびりとロングドライブの疲れを癒やす事が出来ました。 -
残念ですが露天風呂はありませんでした。
-
立ち寄り湯の休憩室はこんな感じ。
秋の夕暮れのたっぷりと日差しを受けてしばしうたた寝をしてしまいました。 -
ここでは立ち寄り湯の営業も行われていました。
留萌から海沿いに宗谷方面を目指すドライバーさんや夏の間開設されるキャンプ場利用の際にも便利ですね。 -
無料のアイスキャンデーは湯上がりに嬉しいサービスです。
-
アルコール自販機はこれだけ。
ちょっと寂しい。。。 -
夕ごはんはレストランで頂きます。
ここは宿泊者以外に立ち寄り湯でも利用が可能です。
立ち寄り客向けに簡単なお料理も準備されていました。 -
わたしらの夕ごはんはこんなかんじ。
美味しかったけど老夫婦には充分どころか多過ぎました。 -
今回は宿の朝ごはんは予約してありません。
何故ならどうしても行きたい食堂があるんです。
ってかこの食堂でお昼ごはんを食べる目的で「ゆったり館」に投宿したんです。
目指すはすみれ食堂です。 -
ゆったり館から海沿いの国道を北上する事20分程の距離にある「お食事処 すみれ」という大盛りで有名な食堂です。
このお店の事は腹ぺこライダーCB450さんに教えて頂きました -
朝ごはんを抜いてレンタカーを走らせます。
開店30分以上前にお店に到着。既に数台の車の中で開店待ちしているお客さんが待機していました。 -
朝11時、開店と同時になだれ込むお客さん。
見る間にお席は埋まってしまいました。
さて、何を喰いますか。
膨大なメニューです。 -
老夫婦はこの二つにトライしました。
-
亀治朗は大評判の「おすすめ丼」
-
山盛りの甘エビは新鮮そのもの。
殻を剥こうとするとビビビビっと指の間で跳ね回ります。
鮪もサーモンも脂がのって食が進みます。 -
鶴弥は「肉まつり丼」
-
そんなたいした事ないだろうと油断していたらこのボリュームです。
とても70歳過ぎの老婆の食い物じゃありません。
喰っても喰っても白米に辿り着きません。
罰ゲームみたいです。
老夫婦二人とも途中ギブアップ。
ごめんなさい。 -
顎も疲れ、脳みそも痺れたままお会計をお願いしてお店の外に出ます。
お店の外にはテイクアウト専門のテントが設置されています。 -
売店のおかあちゃんから声を掛けられます
「美味しかったかい。また来てね。」
このお母ちゃんはすみれ食堂先代経営者です。
「お店は息子に譲っちゃったけど、まだ80歳前だし遊んじゃ居られないでしょ!」 -
お母ちゃんは元気に売店を仕切っています。
「お店の中じゃ白米だけどこっちの売店の丼は寿司飯だよ。」
あっこっちも良さそう。お値段も安いです。
暫くお喋りしていたら随分と混んできました。
お邪魔しちゃいけないのでわしらは帰りましょう。 -
「また来てね」
お母ちゃんは皺くっちゃな顔をもっと皺くっちゃにして笑いながら一口チョコレートを下さいました。
また来たいお店です。
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