2024/04/06 - 2024/04/07
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jingashita 4Tさん
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この旅行記のスケジュール
2024/04/07
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フタバスーパーゼロミル
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この旅行記スケジュールを元に
福島第一原発があり、全町避難となった大熊町の復興に携わる友人が誘ってくれたので、今回初めてこのエリアを訪ねてみました。
2日目は、周辺の双葉、浪江、楢葉、広野の各町です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- JR特急 自家用車
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福島第一原発がある大熊町とその周辺を巡る旅2/2は、宿泊施設の「ほっと大熊」から始まります。
ここは温泉はないけれど、ジェット気流などが出る大浴場があるので、朝一番に入りました。
朝は6時から入浴できます。
そして、写真の左手奥にみえる最新のマッサージ機を無料で使えます。約20分間で全身を揉みほぐしてくれました。ほっと大熊 宿・ホテル
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畳敷の休憩所などもあります。ここで、お酒類を持ち込んで宴会も出来そうです。
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今日の朝食は予め頼んでもらっていた、デイリーヤマザキさんのおにぎりセット350円です。
味噌汁はセルフサービスで無料で飲むことが出来ました。 -
そのほかにも、お茶やコーヒーなどもフリーでいただけます。
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昨日、外観の写真を撮り忘れていたので、エントランスをパチリ!
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その周辺の施設も併せて撮りました。
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朝9時に車で迎えに来てもらい、スタート。
町内はまだまだ、空き地が多い状況です。 -
東日本大震災・原子力災害伝承館は、県立の施設。
最初に入ったシアターでは、西田敏行さんがナレーション。各展示も充実しており、語り部の講話もあり、入場料は600円必要ですが、とても素晴らしい施設でした。東日本大震災 原子力災害伝承館 美術館・博物館
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平面図です。
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ロビーの吹き抜けがある部分にも常設展示がされています。
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双葉町の商店街の入り口にかかっていたアーチのレプリカ。
そして、破壊された消防団の消防車が、外に展示されていました。 -
隣にある双葉町産業交流センターにも寄ってみます。
双葉町産業交流センター グルメ・レストラン
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屋上から周囲の展望が出来ました。そして、すぐ近くには祈念公園の建設予定があるようです。
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確かによく見ると2棟ほど津波の影響を受けた建物が残されており、これらは保存展示されるのかも?
右側の建物は、ピロティ形式なのかと思ったらそうではなく、津波で壁がなくなったようです。 -
先程入館した災害伝承館の外観がよく見えました。
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前田建設の展示ブースにある街並みの模型。
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次に訪れたフタバスーパーゼロミルは、浅野撚糸の事業所。岐阜の企業ですが、震災後にこの地に進出されたそうです。
だから、展示されている内容は、震災に関することには触れておらず、この企業がどのように困難を乗り越えて成長してきたかというサクセスストーリーでした。 -
模型ですが、上から見るとこのような形だそうです。
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とても余裕のある作りなのは、建設費の75%も補助金が入っているからか?
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あまりお客さんはいなかったけど、成り立つのかな?と心配になりました。
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これは、震災遺構として保存されている浪江町立請戸小学校。
先生も児童も全員、山に逃げたため助かったことで有名な学校。入場料は300円でした。震災遺構浪江町立請戸小学校 名所・史跡
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教室の一部。津波は高さ4メートルに及んだそうで、1階は壊滅的でした。
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この通り。津波の破壊力、恐ろしさを思い起こすことが出来ました。
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バルコニーの青い印のところまで津波は到達したとのこと。
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この日の福島民報という地元紙の一面に出ていたのが、この桜。「希望の若木 明日へ」「涙の数だけ強くなろう アスファルトに咲くサクラのように」と題した記事でした。
確かに階段とアスファルトの隙間から力強く育っていました。 -
各自衛隊や各都道府県警察などの方々からのコメントが黒板に書かれていました。
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昼食は道の駅なみえで頂きます。
観光客だけでなく、地元の方々も多く来ているようで、駐車場が空いていない賑わいぶりでした。道の駅なみえ 道の駅
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フードテラスとお土産屋のほか、無印良品が入っています。
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食券を購入するために約15分並びました。かなでというお店の「地魚ユッケ丼」1320円をいただきましたが、あまりに美味しそうなので、写真を撮らずに食べ終えてしまいました。ごめんなさい🙏
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地元の野菜やお土産がたくさん売られています。
ここで、浪江焼きそばを購入。 -
最後に訪れたのが、楢葉町にあるJビレッジです。
Jヴィレッジ 宿・ホテル
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全体の地図。
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サッカー日本代表をはじめ、Jリーガーから子供達までが楽しめる本格的なサッカー専用の練習場です。
しかし、東日本大震災の際には、支援者や支援物資などの拠点として多くの人々がここで暮らしたり活動したそうです。 -
芝生のサッカーグラウンドがたくさんあること自体、珍しい眺めでした。
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蹴球神社は、「逆転・勝利」にご利益がある神社とのこと。その理由は、次のとおりです。
東日本大震災の際、ここは収束拠点とならざるをえなかった。そして、再開の見込みも全くたたなかった。
しかし、オリンピック・パラリンピックの招致が決まり、再開の機運が高まって、県や東京電力、サッカー協会などと一緒に再開までこぎつけた。
こんな背景からだそうです。
関係された皆さん、お疲れ様でした! -
東京オリンピック・パラリンピックの聖火リレーの展示もありました。
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その後に出来た屋根付きの練習グラウンド。
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ここには9面の屋外グラウンドと屋根付きグラウンドが一面あります。
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ここは少し離れた場所で広野町になります。
左上にある時計の針はよく見ると、震災時の時間で止まり、その下の盤の色が太陽に焼けて変わっているそうです。
再建したいまでも、それは残されているとのこと。
建物を作るということは、物語を作るということなんですね。 -
いわき駅まで送ってもらいました。これまで見てきた街とは比較にならないほど、大きな建物があります。
いわき駅 駅
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ここから特急ひたちに乗り帰ります。
特急 ひたち 乗り物
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約3時間の旅ですので、これらを飲み食いしながら、この旅行記を書いています。
今の災害関連のニュースは能登半島の地震が中心ですが、13年たった今でも、東日本大震災は現在進行形だということを実感しました。
今回は観光スポットを巡る旅ではありませんでしたが、上記のような実感をしただけでも、とても意味のある旅でした。
やはり、聞くと見るでは大違い。現場に行くということは、大事だと感じました。
これで今回の「福島第一原発がある大熊町とその周辺を巡る旅」の報告を終わります。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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この旅行で行ったホテル
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ほっと大熊
3.04
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