
2024/03/28 - 2024/03/28
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この旅行記のスケジュール
2024/03/28
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菊水日本酒文化研究所
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2024年3月に新潟県と山形県に行ってきました。ここ数年、毎年3月末に「どこかにマイル」を利用して母を連れて旅行していたのですが、「どこかにマイル」は最近の旅行人気再燃により使い勝手が低下しているので、今回初めて「どこかにビューーン!」を利用しました。提示された行先「新青森・角館・一ノ関・新潟」で申込み、当日のうちに「新潟」に決定とのメールが来ました。無いと思っていた新潟になったので、慌てて宿泊先とレンタカーを確保して、行程の組み立てに取り掛かりました。
新潟県は複数回訪れていますが旅行といえる内容ではなく、11年前に友人宅に泊まり長岡の花火だけを見たのですが、旅行としては物足りないモノでした。今回はしっかり計画しようとリサーチを進めながら地図を眺めていると、「新潟だけで2泊3日はどうだろう」という思いにいたり、山形にも足を延ばすことにしました。
旅行記は1日毎に作成しており、こちらは2日目の鶴岡市内や宿泊した瀬波温泉での様子を纏めています。よろしかったらお付き合いください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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萬国屋の朝食は名物の鯛茶漬け。写真はないのですが、お櫃には鯛めしが入っていて、まずは「鯛めし」を楽しみます。つぎに刺身を鯛めしと一緒に楽しみます。そして、最後に特製ゴマダレに浸したお刺身を鯛めしの上に乗せ、お出汁をかけて楽しみます。いつものブッフェと異なり落ち着いて美味しくいただくことが出来ました。
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朝食後、チェックアウト前にショップのパトロール。
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萬国屋の朝食は7:30スタートとやや遅めでしたが、この日の我々のスケジュールはややタイトだったので、8:30過ぎにはチェックアウトしました。
30年前との比較はさておき、一流旅館の雰囲気は十分に感じることが出来ました。風呂を含め大きな設備をしっかり維持し、経年劣化は別として清潔感も概ね問題なかったと思います。ホスピタリティも気になるところはありませんでした。唯一気になったのは夕食。平日価格でリーズナブルだったので、あまり文句も言えませんが、物理的距離もあるのでリピートは無いかなあ、というのが私の感想です。あつみ温泉 萬国屋 宿・ホテル
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あつみ温泉から30分程で山形県鶴岡市の加茂水族館にやって来ました。加茂水族館は倒産寸前の水族館がクラゲに特化することで世界一になったという、まさに「クラゲドリーム」を体現した水族館として、日本だけでなく世界的にも有名になりましたので、一度訪れてみたいと思っていました。
鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館
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この日は山形県と秋田県に跨がる標高2,236 mの活火山、鳥海山がキレイに見えました。
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平日9時の開園直後でしたが、そこそこお客さんがいます。大人1人1,000円を払って入館します。
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加茂水族館は2階建てですがエントランスは2階にあって、見学も2階からスタートします。こちらはレストランのカウンター席。
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2階にあるレストランではふぐ料理がリーズナブルな価格で提供されていて興味深かったのですが、我々はスケジュールの関係でスルー。
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水族館の窓からの景色。
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2階建てではありますが、クラゲも含め大半は2階に展示されています。
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地元である庄内の淡水魚・海水魚のコーナー。
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企画展示のコーナーでは、地元の加茂水産高校の実習として展示がありました。
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庄内沿岸の魚のコーナー①。
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庄内沿岸の魚のコーナー②。心なしか魚の数の割に水槽が小さいイメージ。
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さかなクンが描いたイラストが展示されていました。
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鱈場(たらば)の魚の展示。因みにタラバガニは鱈場にいるからタラバガニなんですよね。
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近くの海岸に大量に漂着するゴミのパネル展示のコーナー。いろいろ考えさせられます。
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クラゲを見る前の準備運動の仕方を説明しています。
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加茂水族館といえばクラゲですが展示種類は83種類!もあります。因みに2012年には種類数でギネス世界記録に認定(その時は30種類!)され、その後も増えているようです。
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研究所というだけあって単なる展示にとどまらず、顕微鏡を使った拡大展示や、成長の過程を生きているクラゲを使って展示したり等、アカデミックな感じがします。
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パネルにはクラゲの捕まえ方やクラゲの一生などが解説されています。
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エフィラはミズクラゲの赤ちゃんだそうですが、こちらはこの日生まれたエフィラを顕微鏡を使って拡大して展示。
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先ほどのエフィラは右の水槽?ビーカー?にいるのと同じで、その14日後と2か月後の様子を実際のクラゲを使って展示しています。
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円柱型のクラゲ水槽を使った「クラゲチューブ」。
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クラゲチューブのクラゲ①
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クラゲチューブのクラゲ②
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たくさんのミズクラゲが泳ぐ巨大なクラゲドリームシアター。その幻想的な様子からSNSでも映えスポットとして人気で、我らも記念撮影しました。ミズクラゲは約10,000匹と謳われていますが、この日はそんなに居なかったと思います。
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クラゲドリームシアターのミズクラゲ。
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1階部分に向かうスロープの両側にもクラゲに関するパネルが並んでいます。
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こちらの「ひれあし広場」ではイベントがあるのですが、我々はスケジュールの関係でスルー。
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こちらは「ひれあしプール」。因みに、アシカやアザラシ=「ひれあし類」で広場やプールの名前となっているようです。
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一通り見学を終え、最後にショップをパトロール。
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約1時間の滞在で加茂水族館を後にしました。
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加茂水族館から15分程度で庄内観光物産館にやって来ました。
庄内観光物産館ふるさと本舗 お土産屋・直売所・特産品
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ケンミンショーでも取り上げられていましたが、山形はラーメン県としても有名で、入口直ぐのところラーメンコーナーがありました。我が家は有名グルメサイトで山形ラーメン1位になっている琴平荘(コンピラソウ)のラーメンを購入。
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山形や庄内のお土産が所狭しと並んでいます。
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海に近いこともあってか海産物の扱いもありました。
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気になったのはとちの実を使った「とちもち」で有名な「とちのみ本舗大福城」。
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こちらが「とちもち」。独特な渋味と苦みが感じられる素朴な味のお餅で、消費期限が長めなので購入。食後の感想ですが私は大満足でしたが、相方は独特な渋味と苦みが合わなかったようです。
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こちらも有名な山形代表ジュース。こちらも購入。
この後は新潟県村上市に向かいます。 -
村上市に向かう途中、道の駅あつみに立ち寄りました。前日も通り道だったのですが、定休日だったのでスルーしていました。
道の駅 あつみ 道の駅
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日本海といえば荒々しいイメージですが、天気同様おだやかでした。
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物産館の様子。地元の野菜や商品が並びます。
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天井が高いので解放感があります。
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グルメコーナー。夕食に備え昼食を軽くするのは計画通りでしたが、うっかりコンビニでパンを買ってしまって失敗しました。こちらで軽食を買えば良かったと後悔しました。
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今回の旅行の相棒、日産のキックスです。2泊3日で27千円でした。
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寄り道込みで庄内観光物産館から1時間半、村上市のイヨボヤ会館にやって来ました。
イヨボヤ会館 美術館・博物館
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入口にあるように、イヨボヤ会館は日本初の鮭の博物館。
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鮭とはらこをモチーフとしたオブジェがお出迎え。
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村上といえば塩引鮭。こちらは塩引鮭を解説するコーナー。
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サーモンシアターでは、村上の人々とサケのかかわりを紹介する映像が流されていました。
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こちらはミニふ化場。
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世代的にどうしても懐かしい感じがするウーパールーパー。愛嬌があります。
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キャビアで有名なチョウザメ。ご存知の方も多いと思いますが、チョウザメはサメの名がついていますが実はサメではない古代魚。
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地下1階の生態観察室。
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鮭とサーモンの違いが解説されています。淡水魚であるニジマスを、海水で養殖したものがトラウトサーモンなので、「ニジマス=サーモン」と冒頭に書いてあるのです。更に正確に言うと「改良種のニジマス=サーモン」といったところでしょうか。
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サーモンロードの天井は川の流れを、照明は川底に差し込む太陽の光を表現しています。
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地下1階の三面川鮭観察自然館。
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三面川の分流「種川」に観察窓が設置され、生息する生物を観察することができます。
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青砥武平治記念コーナー。サケの自然ふ化増殖に貢献した村上藩士の青砥武平治に関する展示があります。
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こちらの鮭のオブジェは、体長 2.6メ-トルと大きく、実物の鮭の約5倍の大きさがあります。
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三面川のサケ漁について、様々な漁法や漁具を紹介していました。
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二階の村上のサケ文化のコーナーでは、鮭の皮で作ったジャケットや帽子が展示されていました。
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入口のグッズコーナーをパトロールして見学は終了。我々はスケジュールの都合で急ぎ足で見学したので30分程の滞在でした。余裕があれば1時間は必要だと思います。
約半年前に北海道の千歳水族館を見ているので、迫力というかエンタメ的な視点では千歳水族館に軍配が上がりますが、村上と鮭の関係を知るという意味ではイヨボヤ会館は素晴らしいと思いました。 -
イヨボヤ会館を急ぎ足で見学した理由は、菊水での見学予約があったからでした。直売所で予約がある旨を伝えると、案内の社員の方が出てきてくれました。
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菊水日本酒文化研究所の入口。
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研究所内にある節五郎蔵に向かいます。因みに節五郎とは創業者の高澤節五郎のことです。
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節五郎蔵の醸造室。酒蔵といえば大きなタンクをイメージしますが…
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床の下にタンクが伸びています。
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こちらはコメを洗う機械。
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研究所の展示コーナー。酒や食文化に関する書籍や酒器などが約3万点も収蔵・展示されています。
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こちらは「いげ皿」といって、江戸時代後期から昭和初期に伊万里や美濃で量産されていた厚手の皿。
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この辺りは猪口を置く盃台なる陶器が沢山陳列されていました。
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資料コーナーには昭和初期の料理雑誌や、大正時代のチラシ、江戸時代の料理が実感できる再現写真などがありました。
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先ほど見学してきた節五郎蔵。
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菊水の由来もこちらから聞かないと教えてくれないなど、今一つ盛り上がりに欠けながら見学は終了。因みに菊水の名前の由来は、「太平記」における能楽において、菊の水は不老長寿をもたらすもの、ということから来ています。
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直売所では、正にこちら限定のしぼりたて原酒を購入。オーダーしてから瓶詰してくれます。
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発売して間もないという、ふなぐちの大吟醸原酒も購入。見学はイマイチでしたがショッピングは満足しました。
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菊水ショップから小一時間、瀬波温泉の大観荘せなみの湯に到着。
新潟県瀬波温泉 大観荘 せなみの湯 宿・ホテル
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ロビーからは日本海が一望できます。
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ロビーの脇にあるショップ。
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こちらは客室のエレベーターホール。
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アサインされた、そよ風館6階の13畳の和室。
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冷蔵庫にはウエルカムスイーツのゼリーがありました。
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時間に余裕があったので、ホテルから直ぐのところにある「地酒の店たむら」にやって来ました。
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瀬波温泉周辺のスポットをリサーチしていた時にGoogleマップの口コミを見て、時間があれば立ち寄りたいと思っていました。
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時間があったのに加え、何となく菊水でのモヤモヤがあったことも、こちらに立ち寄った理由になりました。
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店主の方に「〆張鶴でこの地域でしか買えないお酒」と尋ねて、案内されたのがこちらの「お城山 特別本醸造」。限定に弱いので迷わず購入。もっとも、地域限定といったも通販で購入可能ですが、テイスティングして送料もかからないからと納得。
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同様に大洋盛の地域限定の紫雲も購入。普通醸造酒ですが吟醸酒と同等に米を磨いているので、1000円以下の価格はコスパが非常に高いと仰ってました。
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ホテルに戻り温泉を堪能して夕食の時間になったので、1階の夕食会場に向かいます。
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夕食会場です。こちらのホテルはロビー・客室・温泉、そしてこの会場も全てオーシャンビュー。
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夕食は国産牛のしゃぶしゃぶをメインに、旬の海鮮焼きや岩船産コシヒカリ100%の釜飯など、その他料理長お任せの特選料理。メインのしゃぶしゃぶだけでなく刺身も含め、前日の萬国屋より断然美味しかったです。
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アルコールは地元の〆張鶴をチョイス。チェイサーと合わせて美味しく頂きました。
2日目はここまでとなります。ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
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