2024.3 アムステルダム＆パリ⑤　パリ街歩き～帰国　初めて緊急着陸を経験した帰路

2024/03/18 - 2024/03/25

最終日は娘のフライトがひと足先だったので、娘が帰った後1人でゆっくりルーブル美術館を堪能。
今回はほとんど街をぶらぶらしていただけでしたが、娘とゆっくり色々な話をしながらパリを楽しみました。

日曜日のルーブルは想像以上の混雑、その上帰国便は途中で緊急着陸。
羽田空港へは２時間３０分遅れの到着となりました。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日も朝から地下鉄ででかけます。

Navigoセメーヌのおかげで滞在中チケットのことを考えずにすんで楽でした。

以前は地下鉄の中で「スリに注意してください」と日本語のアナウンスがあったのですが、日本語はなくなり韓国語になっていました。

日本の観光客が減っている証拠ですね、日本大丈夫かな。
さすがの娘もこのままではまずいと言っています、絶対選挙に行くと。

コンコルドで降りると遠くにエッフェル塔。

娘は空港からホテルまでUberに乗った時、凱旋門もエッフェル塔も通ったとのこと。
そんな観光ルート、サービスじゃなくて通るの？

サントノレ通りを横切り

Ritz Paris Le Comptoirへ。

ホテル　リッツパリの裏通りカンボン通りにあるリッツパリのスイーツ店

美味しそうなスイーツがずらりとせいぞろい

マドレーヌを購入

カフェもありましたが、座席数が少なくて満席でした。
時間に余裕があったらカフェも良さそうですが、売り場のすぐ横なので落ち着ける雰囲気では無かった。

マドレーヌは美味しかったけれども、お値段はリッツ価格。

一度行って気が済んだ。

少しその辺りを散策し、左岸に戻りランチタイム。

odeonのL'Olivetoへ。

パリのイタリアンも絶対美味しいだろうと、ホテルの近くのここに決めました。

オーナーがイタリアの方のようでした、美味しいイタリアン。

食後はセーヌ川の方に向かって散歩

この辺りは気軽に入れそうなレストランが立ち並んでとても賑やか

次も泊まるのはこの辺りかな。
朝は雨だったのに青空が広がった、好きな街はどれだけ歩いても苦になりません。

マリアージュフレールヘ。

量り売りの茶葉を購入。
一番欲しかった紅茶は売り切れで初めてのお茶を買いました。
飲むのが楽しみ。

セーヌ川沿を散歩します。

古いポスターや古本が売られている。

ポンヌフの恋人が好きだったはずなのに、すっかり内容を忘れている。
読み返したい本が沢山あるのに、数ページで意識不明となる今日この頃。

これはポンヌフからの景色、パリで最古の橋。
ベンチもあって少しゆっくりしました。

ポン ヌフ 建造物

今回は街歩きばかりですが、パリは歩いているだけで気持ちが良い。

明日の最終日はどこでランチしようか？とメニューを見ながらのんびり歩き回りました。

この日はホテルの部屋でリッツのマドレーヌでティータイム。

これで終了となりました。

最終日も朝から地下鉄で出かけました。
今回も地下鉄を沢山利用しました、バスがいつもタイミングが悪く娘がもう乗りたく無いと。
Uberも何度も使いました、右岸から左岸までだいたいいつも15ユーロくらい。

サンジェルマンを散策した後、昨日候補にあげたレストランに行こうとしたら日曜日で全て休業！

急遽、初日にも行ったステーキ店へ。
が、開店５分前に到着すると大行列！
ギリギリで入店できましたが、私たちの後ろは２組しか入れなかった、アブナイ。

日曜日の食事、要注意。

ル ルレ ドゥ ロントレコート フレンチ

自分の旅行記を読み返していたら、2019年も1回の旅行中に２度このお店に来ていました。

やはりこのレストランに近いホテルで良かった。

食事を終えて見ると列はさらに長くなっていました。

ここで娘はひと足先に帰国なので現地解散！ホテルからUberで1人空港へ向かいました。
やっと自由だ～っと早速予約済みのルーブル美術館へ！

サンジェルマン教会の前からバスに乗って

ルーブル美術館へ。

雨が降ったり止んだりの天気だったので、ガラスのピラミッドから入場はやめて

ルーヴル美術館 博物館・美術館・ギャラリー

カルーゼルへ行くとチケットを持っている人でこの行列！

これって予約の意味あるの？日曜日の午後なんて来るもんじゃ無い。

入館するまで40分並びました。

今回はしょうがなかったけれど、次は絶対朝一番で来よう。

ガラスのピラミッドを下から。

ドゥノン翼に入るのにまた行列、入ってみたらドゥノン以外はがらがらだったから他から入った方が良かった。

アングル　「グランドオダリスク」

布地や宝石の描写が見事でした、裸婦をデフォルメする感性は革新的で後にピカソやマチスに影響を与えたそうです。

ダヴィッド　「ナポレオンの戴冠式」

人物は等身大ということ、描かれている人が多すぎてどれが誰だかいつもその場に行くと忘れています。

ダヴィンチの「岩窟の聖母」

今回も見ることができて、胸がきゅっとなった。

「聖アンナと聖母子」

これを見て、娘はちゃんと空港に着いたかな、とスマホの位置情報で確認した。

ラファエロ　「聖母子と幼き洗礼者聖ヨハネ」

バランスが良くて美しい絵です。

モナリザもカフェも大行列だったので、この日は早めにリシュリー翼へ移動。

今回はファンエイクの「ロランの聖母」に心惹かれました。

細密描写がとても美しく、後ろの広大な景色と手前の見事な描写に圧倒されしばしこの絵を見ていました。
小さいな絵なので人だかりで観るのに苦労した。

この日は無い絵が多く、フェルメールはこの１点だけでした。

そんな時もあるのでしょうがないです。

マセイスの「金貸しとその妻」

この絵は作品の中の鏡にマセイスが映っていると言われています。

ファンエイクの「アルノルフィーニ夫婦の肖像」にもこの手法は使われています、流行っていたみたいです。

トゥール　「大工聖ヨセフ」

カラバッジオの影響を受けているとしか思えません。
キリストの受難を予兆させる絵です。

まだまだ沢山観ていたのですが、はっと気がつくと私もホテルに戻って空港へ向かう時間に！

慌ててルーブル前からバスに飛び乗りました、ちょうどバスが来たので久しぶりに全力で走った。

ボンマルシェまで行っている時間はなさそうだったので、サン=ジェルマンのモノプリでエシレを購入。
なんだかんだエシレが一番わかりやすく美味しいので良しとする。

Mabillon駅にはタクシー乗り場があるので、一応タクシーもいることを確認して

Uberを開いたら48.93ユーロ、タクシーの定額より全然安いので迷わずUberで。

来たのはPARISIENのタクシー、空港まで定額で62ユーロなのでUberを通すとなぜかこの時はお得。
昨年は日曜日の同じ時刻に呼んだら混雑しているので通常より高かったのでタイミングかな。

道も空いていたので空港まで50分程度。

ここでtax refundの手続きをしますが、ちょうど韓国と中国便も時間が重なっていたようで少し混んでいました。

シャルルドゴール空港 (CDG) 空港

エールフランスのラウンジへ。
エールフランス利用なのでGATE Lのラウンジです。

ここにはクラランスのスパがあるのですが、受けられたためしがない！
今回も「もう今日の予約は終わった」といわれ、朝来てもダメ、夕方もダメでいい加減うんざりです。前もって予約できないか聞いてみましたが、来てから予約しろと言われ余程時間がある時でないと無理。

シャルルドゴール空港 ターミナル2E 搭乗ゲートL エアフランスラウンジ 空港ラウンジ

シャワーを借ります、LのラウンジはKと違ってシャワールームの前に待っていられるソファー席があって順番が来ると呼ばれました。

清潔でそこそこ広くて、ゆっくり座れる椅子もあります。

クラランスのボディソープは香りもよく、シャンプーは髪がサラサラに。

なんだかうんちくが書いてあったハンバーガーだったので食べてみました。

ここは料理が美味しい。

デザートもどれも美味しくて、乗ってすぐ機内食がでると思いながらも欲張ってしまいました。

でもこれが大正解だったのです....。

離陸して１時間くらいで「機内にお医者様はいらっしゃいませんか」のアナウンス。その後急病人がでたとのことで、ブルガリアのソフィアに緊急着陸しました。

患者さんのプライバシーがあるので詳しく書けませんが、色々と考えさせられる出来事でした。
ソフィアで２時間近く止まりましたがが誰も何も言わず黙って座っていて、最初の機内サービスが提供されたのはパリを離陸してから５時間後。

羽田空港への到着も２～３時間遅れて、乗り継ぎの人いないのかな？全員羽田が最終目的地では無いはずと思いました。当初の予定では19時30分頃到着だったので、その日のうちに帰れなくなった人もいると思います。
エールフランスのサイトではこの便は「欠航」と表示されていたようで、娘から「欠航？！」とLINEが入っていました。

かくして久しぶりの娘とのパリはこんな最後で終わりました。