2024.3 アムステルダム＆パリ②　アムステルダム街歩き

2024/03/18 - 2024/03/20

いつも旅行中は観光は1日1ヶ所、午後はのんびり街を歩いたりカフェへ行ったり...というのが私のスタイルですが今回は1日でアムステルダムを回らなくてはなりません。

人生初とも言える1日３ヶ所観光、今回の旅で文化的活動ができるのはこの日だけだったので頑張りました。

晴れて良かった。

エリア アムステルダム(オランダ)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝早くから目が覚めてしまったので

初めての街を散歩します

今まで訪れたどの街にも似ていない可愛らしい街

写真ばかり撮って、なかなか進みません。

行きの機内でおしゃべりしたイギリス人の紳士が、「アムステルダムは自転車が多くてタイみたいだよ、気をつけて歩かないと危ないよ」と教えてくれましたが、日本と同じくらいの印象でした。

朝は確かに通勤の自転車が多かったですが、そもそも人少ない静かな街。

目指したのはこちらのカフェ。

ホテルで朝食をつけていないので、朝食を兼ねて来ました。
開店と同時に常連さんらしきお客さんが数人入店していました。

朝食メニューを渡されましたが、目当ては別

このアップルパイとミントティーがアムステルダムで食べるべき品、という記事を読んだので来てみました。

アップルパイは手作り家庭の味という感じで自分でも作れそう。
厨房にりんごが山積みになっていたので、ここで手作りしているのでしょうが、まぁ普通。
ミントティーは美味しかったけれど、ビジュアルがこれなので子供の頃空き地で瓶に草入れておままごとした古き良き子供時代を思い出した。

私も含め、来店客は全員アップルパイを食べていたので美味しいのだと思います。

ヴィンケル 43 カフェ

店内はそれほど広く無く、天気が良ければ外の席が良さそうでした。

そこからまたてくてく散歩して

どの家にも上にフックがついています、引越しの時荷物を吊り上げる為かな。

初めての街なので、どこも可愛らしくていくらでも歩けます。

マグナプラザまで来ました、オープン前だったので後ほど来てみます。

ストローワッフルも買ってみました。

これも多分暖かい飲み物の上に置いて少しキャラメルを溶かした方が美味しいのでしょう。

横にカフェがあるのでそこで飲み物と一緒にいただく方が良かったかもと思いました、このまま食べる分には普通のワッフル。

まだ時間が早かったのでダム広場まで来てみました。

午後は混み合っていましたが、朝は静かな広場でした。

時間になったのでトラムで移動します。

こちらもVISAカードのタッチ決済で乗車できました、乗る時にピッ、降りる時にピッです。

最初に来たのは国立美術館。

この辺りはとても雰囲気が良くて、コロナ前はこの付近のホテルに泊まる予定でした。今回は駅の近くに泊まりましたが、時間に余裕があるならこの付近のホテルも良さそうでした。

国立美術館はそれほど早くから予約しなくても大丈夫そうでしたが、朝早い時間に来たかったので３週間ほど前に予約しました。

アムステルダム国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

普通の鍵のロッカー、ここに荷物を預けます。

絶対場所を忘れてしまうので、私は写真を撮ります。
ここは鍵に番号が書いてあったので安心。

夜警

とても大きな絵です、修復中なので額縁に入っていない状態。

国立美術館の公式サイトからアプリをダウンロードしておくと、無料で日本語ガイドを聞くことが出来ます。
使いやすくて便利でした。

フェルメール
光の描写がとても美しく、フェルメールの作品の中でも私は特に好きになりました。

有名な絵画は2階の１部屋にまとまっているので、わかりやすいです。

いわゆる有名絵画が両側にずらりとならぶ２階。

こちらもフェルメール

1階にはゴッホ、オーディオガイドでコースを選ぶと全部教えてくれます。

この絵を見た時、先ほど自分が歩いたアムステルダムの街並みがなんらこの頃から変わっていないような気がして、私もこの絵の一部になったような気がした。

いつかは行きたい美しい図書館
と言われている図書室

2階から見学しただけですが、実際に本を読んでいる人たちもいました。

光が差し込んで、なんとも言えない美しさ

時を忘れてしばらく見つめていました。

全てをゆっくり見学していたら1日かかってしまいますが、オーディオガイドでルートを選ぶことが出来て効率よく回れました。

アプリをダウンロードして無料のオーディオガイドを準備していって本当に良かったです。

ミュージアム広場

食事をする場所などはほとんど無かったので、美術館内のカフェへ行かないとこの近辺での食事は厳しいかも。
私はこの日は予定がおしているので、少し休憩して次へ向かいました。

大きなチェスを子供が実際にプレーしていました。

のんびりとした良い広場です。
パリやロンドン、東京のように人が多くなく全体に静かでのんびりしていてリラックスできる街。

次は目の前のゴッホ美術館

こちらは早く売り切れると聞いたので、かなり前に公式サイトから予約しました。

ゴッホ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

光が入り込む明るい入り口

ここのロッカーはこちらから申し込みして使います。

日本語も選べるので簡単です。

サイズを選ぶとロッカーが割り当てられます。

これは番号を覚えておかないと最後に取り出せません、パスコードも登録するから緊張しました。

念願のゴッホ美術館

初期の作品は随分と暗い絵が多い。

ゴッホ、是非とも日本に来て欲しかった。

この絵が大好きで見ることができて感無量です。

初めて見た作品ですが、今回はこの絵が大好きになりました。

ゴッホ美術館だけあって、知らなかった絵も沢山あり一度訪れて見たかった。

実際に見たら一番心に残った絵がこれ。

ゴッホにしては珍しい宗教画と思ったら、ドラクロアの模写でした。

この日はエキシビジョン中の別のスペースに展示されていました。

受付で聞かなかったら見つけられませんでした、モットーはすぐ聞く。

たっぷりとゴッホに浸ることができました、アムステルダムでの１番の楽しみがここだったので大満足です。

またトラムに乗ってダム広場までお昼を兼ねてManneken Pis に来ました。

フリットを食べるなら絶対この店と決めていたので、頑張ってこの時間までお昼を食べるのを我慢しました。

マヌカンピス ファーストフード

ポテトのサイズを決めて、ソースを決めますが予習していかなかったからオーソドックスなマヨネーズとケチャップしか選べなかった....。

少し並びましたが、回転が速いのでそれほど待ちません。

このお店は右側が注文列、左が受け取りの列でした。

これは人生でベスト３に入るフライドポテトかも。
外はカリッとしていて中はホクホク、熱々で皆さんの旅行記にSでもお腹いっぱいですとありましたが、欲張ってMサイズを注文。

マヨネーズは日本のような酸味は無く、濃厚でマイルドなチーズのような味でポテトにピッタリで、ダム広場に座って夢中で完食しました。

この日食べたのはりんごと芋だけ。

満腹になったので、チョコレートを買いにこちらへ。

ここは入り口が隠れ家みたいでちょっとわかりにくい。

トニーズ チョコロンリー スーパーストア 専門店

Tony's Chocolonely

沢山種類があって、ハンドルを引くとチョコレートが落ちてくる面白いお店。
他にも小さいサイズやカラフルなパッケージの美味しいチョコレートが沢山あり、大きなサイズでも１枚３～４ユーロなのでお手頃です。
昨年ロンドンで買ったときよりかなり安い気がする。

オリジナルのチョコレートも作れるようでしたが、すぐには受け取れなさそうだったのと、若い人で大行列だったので諦めました。

ここのチョコレートは美味しくて大好きなので、次回はチャレンジしたい。

チョコレートを沢山買ったので、一旦ホテルに置いてからアンネの家へ向かいます。

トラムで１駅ですが、体力温存のため乗りました。
トラムを降りるとアンネの像、運河の方へ歩きます。

アンネ フランクの像 モニュメント・記念碑

アンネの家は保存されているため、外から新しい建物で囲われていて外側からは何も分かりません。

こちらのチケットは、発売日に少し出遅れたら良い時間は売り切れになっていました。
早めの予約が良いと思います、これも皆さんの旅行記からの情報通りでした。

中は撮影禁止です、日本語のオーディオガイドを聞きながら胸を締め付けられる思いで見学しました。
是非ともアンネの日記を読んでから訪問するべき場所です、アンネの未来を知っているだけに、未来を夢見るアンネに涙しました。

アンネ フランクの家 建造物

アンネの隠れ家前の景色。

昔もこの景色だったのかな、２年間隠れ家で生活して外に出ることが出来なかったなんて....。

その後街を散歩しながらマグナプラザヘ。

100年にわたって中央郵便局として使われていたそう。
特に買い物はなかったけれど、美しい建築が見たくて来てみました。
建築は詳しくわかりませんが、ネオゴシック様式ということでとても美しい建物で少しだけ中を歩きました。

マグナ プラザ ショッピングセンター

アムステルダムでは最小限の買い物だけ。
マヨネーズは帰国してからフライドポテトにつけて食べました、とっても美味しくてもっと買えば良かった！

これで私のアムステルダムは終了、明日は早朝パリへ向かいます。
順調に行けば、ユーロスターで３時間30分ほどでパリに到着し、娘より先にホテルに着くはず、少し休憩できるかな。
順調ならね...、でもここはヨーロッパ。