2024/03/31 - 2024/03/31
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shushu tany さん
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この旅行記のスケジュール
2024/03/31
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電車での移動
台鉄台中駅→<在来線と新幹線乗り継ぎ>→高鉄嘉義駅→<タクシー>→蒜頭糖廠蔗埕文化園区
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蒜頭糖廠蔗埕文化園区
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レンタサイクルでサイクリング
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電車での移動
蒜頭糖廠蔗埕文化園区→<トロッコ観光列車>→高鉄嘉義駅→<バス:7211>→台鉄嘉義駅
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友忠火鶏肉飯
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KANO園区
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檜意森活村
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電車での移動
台鉄嘉義駅→<バス:7211>→高鉄嘉義駅→<新幹線と在来線乗り継ぎ>→台鉄台中駅
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沁春園
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この旅行記スケジュールを元に
台湾中部の中心都市、台中に宿をとり、台中散策のほか周辺都市への日帰り旅行も敢行した3泊4日の旅行(9歳児子連れ)。台湾への子連れ旅行も5回目になりました。
そのうち、嘉義を日帰り訪問した旅行記です。
※私たちがこの旅行から帰国した翌日(4/3)に起きた大地震で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
嘉義で観たもの、したこと・・・
●日本統治時代にできた旧砂糖工場(史跡として保存されている)で、レンタサイクルをし、少しサイクリング。周辺の遺構なども見学
●嘉義名物グルメ「火鶏肉飯」をランチで堪能
●台湾の高校が甲子園で準優勝したことを描いた、映画『KANO』関連のスポット訪問
●日本統治時代の建物や神社跡を見学
この後、台中に戻り、小籠包などの名店「沁春園」で夕食。
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【この旅行の全体像】
3/30(土):台中(東京→台北→台中へ)
<<↑4/2と合わせて:https://4travel.jp/travelogue/11895011>>
3/31(日):嘉義へ日帰り
<<↑この旅行記!>>
4/1(月):鹿港へ日帰り
<<↑https://4travel.jp/travelogue/11895132>>
4/2(火):台中(台中→台北→東京へ)
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【移動手段について】
①台鉄(在来線)・・・悠遊カード(交通系ICカード)を使用。時刻は日本の方が個人で作られているもので、オフィシャルではないのですがこちらを参考に(https://taiwan.tabitabi-asia.com/)。
②高鉄(新幹線)・・・ネット予約して発券(https://jp.thsrc.com.tw/)。
③バス・・・悠遊カードを使用。バスの時刻はGoogle Maps上でバス停検索。
④タクシー・・・「大和」というアプリを使用。日本からも登録OK、嘉義など地方都市でも使用可(https://www.daiwaj.com/service/useful/app-taiwan)。「UBER」は大都市のみ対応ですが、今回台中で使用しようとしたらかなりの待ち時間あり。台湾で一番メジャーなアプリ「台湾大車隊55688」は登録に台湾の現地電話番号が必要。空港で購入した現地SIMでも外国の番号扱いになってしまい登録できず。
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3/31(日)
台中→<台鉄>→新烏日、高鉄台中→<新幹線(高鉄)>→高鉄嘉義と移動し、高鉄嘉儀駅に近い旧砂糖工場を訪問(サイクリング含む)。その後、嘉義市の中心部へバスで移動し、嘉義名物「火鶏肉飯」を堪能し、嘉儀公園へ。映画『KANO』の関連スポットや旧日本統治時代からある歴史遺構を見学し充実した旅程でした。 -
台中から嘉義へ日帰り訪問していきます。台中から嘉義は約100km。東京から宇都宮や高崎くらいの距離です。
以下移動詳細。
・台鉄台中7:45→<台鉄(在来線)>→新烏日7:57(高鉄台中駅接続)
・高鉄台中8:17→<高鉄(新幹線)>→高鉄嘉義8:55
・高鉄嘉義駅→<タクシーですぐ>→蒜頭糖廠蔗埕文化園区
(ただ、日曜だったからかタクシー乗り場が大混雑で、20分くらい待ちました)台鉄台中駅 駅
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蒜頭糖廠蔗埕文化園区に到着。
この、蒜頭糖廠蔗埕文化園区は、1906年の日本統治時代にできた砂糖工場で、つい20年ほど前まで稼働したいたのが、史跡として保存されているものです。 -
砂糖を運んだトロッコ列車の駅舎もレトロ。日本の昔の駅のようで懐かしい感じです。
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トロッコ列車のチケットを買うと、アイスクリームの割引チケットが付いています。
3つ購入しました。「鮮奶」は普通のミルク、「香草」はバニラ、そして珍しいのは、「芋頭」。これは日本でも人気のタピオカに使われる原料になる芋とのこと。
すべておいしい!クセなく味わうことができました。甘さ控えめなのも素晴らしい! -
さて、この公園ではレンタサイクルをやっていて、気軽にサイクリングを楽しむことができます。広く人が少ないので、快適なサイクリングになりました。
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サイクリングをしながら、歴史的なスポットを見ていきます。
こちらは「介寿堂」というらしいですが、詳しい説明がないのですが、古いです。 -
中をのぞくことができます。趣きがあります!大正時代?くらいの雰囲気?
こちらはおそらく、映画『KANO』の撮影で使われた講堂ではないでしょうか(おそらく、です)。 -
続いて、「日式宿舎群」
これは文字通り日本統治時代にできた日本式建築の宿舎です。 -
完全に日本の昔の住宅です。日本人が住んでいたのでしょうか。
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古いのに、中も保存状態が良いです。畳を敷いたらそのまま住むことができそうな雰囲気。観光用に整備しているという雰囲気はなく、ただそのまま残してある、という感じなのが良いです!
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なんと、神社の名残。鳥居と灯籠!やはり先ほどの住宅には日本人が住んでいたのでしょうか。
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“木”が完全に南国で、沖縄にさえ行ったことのないうちの息子は珍しがって見ていました。
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自転車で、吊り橋のほうまで行ってみます。
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吊り橋を渡ると、すごく趣のあるお店が。
どうやら「豆花」や煮卵のお店のよう。豆花は最近日本でも人気の、豆乳を固めたものにいろいろなものをトッピングするスイーツですね。 -
あまりお腹が減っていなかったので、後で食べる用に煮卵をいただきます。
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後でいただきましたが、おいしい!味がしみこんでいます。日本では使わない八角が効いています。
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サイクリングを終了し、サトウキビ列車に乗っていきます。今は観光用に残してあります。
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客車に乗っていきます。
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中は冷房も効いて快適です。
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つい20年前まで稼働していたので、倉庫などもしっかり残っています。
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先ほどの高鉄嘉義駅までこのトロッコ列車で戻ることができます。
高鉄嘉義駅は嘉義の中心部からは遠い、大分郊外にあります。ここから、嘉義の中心部まではバスで向かいます(所要25分ほど)。
嘉義客運BRT7211か7212で行けます。高鉄(新幹線)のチケットを持っていると、このバスには無料で乗車できます。 -
嘉義に来たからには、名物の鶏肉飯を食べたいです。嘉義駅(在来線の方)の近くにGoogleで評価の高そうなお店が。「友忠火鶏肉飯」というお店。運良く空いていました。こちらの写真は意麺で、これも美味しいですが、、、
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名物の火鶏肉飯。
すごくおいしい!あっさりしている中でも鶏(七面鳥)の旨味が感じられ、絶品!
歳をとると、ルーローハンよりも食べやすいかもしれません。
この火鶏肉飯、意麺の他、青菜ともう一つ麺料理を頼んで、800円くらい!安くて美味しい! -
昼食後は、嘉義公園に向かいます。この嘉義公園とその周辺では、
・映画『KANO』関係のもの
・日本統治時代からの古い建物など
を見学していきます。
映画『KANO』とは、日本統治時代の嘉義農林学校が甲子園で準優勝したことを描いた映画です。日本人、台湾人、原住民の3民族で構成され、当初は弱小チームだった嘉義農林学校が、団結して奇跡的にも準優勝をしたという感動的な実話を描いたもので、野球好きの息子も観ていたので訪問したかったのでした。
大きく「KANO」の標示があり、きれいに整備されています。 -
巨大なバットとボール。
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巨大なグローブの中に座ってご満悦。
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こんなものも。
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ヴィジターセンターには当時の新聞記事なども展示されていました。グッズも売っています。
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近くには台湾のプロ野球の試合もたまに行われる球場がありますが、その前にもこういったモニュメントが。
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さて、嘉義公園に入っていき、日本統治時代のものを見に行きます。
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狛犬や、
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灯籠(これは大正10年と書いてあります)などが通りの周りにあり、日本にいるような錯覚に襲われます。
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こちらは、嘉義史蹟資料館。
昭和18年に建てられらたとのこと。日本統治時代当時は、嘉義神社の「齋館」および「社務所」だったようです。嘉義公園/嘉義史蹟資料館 広場・公園
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台湾にいることを忘れるような雰囲気。
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ご神木のような木も。
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いたるところに「昭和j十八」という表示が。
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まさに日本の古い建物。
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展示物も豊富。
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その嘉義神社の手水舎も残っています。
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今でもお水と柄杓があります。
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当時はこんな感じでしたという写真もありました。
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さて、気温30℃超え、湿度も70%くらいと、日本の真夏のような気候の中歩いてきたので、大分疲れてきました。嘉義公園近くのカフェで休憩します。
「simple Cafe」というお店。ちょっと休憩できればいいやという感じだったのですが、エスプレッソマシンを用いた本格的なコーヒーで、美味しい! -
少し時間があったので、もうひとつスポットを訪問します。
「檜意森活村」というところ。嘉義公園からタクシーを「大和」アプリで呼び、10分ほど。
日本統治時代に、この地域の林業に携わっていた人たちの宿舎群(檜造りの日本家屋)を修復、復元して集落ごと文化園としたところです。
先に訪問した砂糖工場の日本式宿舎と違い、手が加えられ、「日本を味わう(台湾人向けの)テーマパーク」として整備されている感じ。和服体験なども。日本人が来ても、正直そんなに楽しくはないかな。。 -
こんな感じで、完全にテーマパーク風。
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庭園も。
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檜意森活村からはタクシーで嘉義駅まで。この駅舎も古そうです。
ここからは在来線で台中まで戻ろうと思ったのですが、在来線の特急にあたる電車はすべて満席!日曜だからか台湾の大型連休が近いからか、どこに行っても混雑しています。
在来線はあきらめ、往路と同じで、高鉄(新幹線)で帰ることにします。新幹線なら25分くらいなので、自由席で立つことになってもまだマシだろいうということで。ただし!この嘉義駅から高鉄嘉義駅までのバスも座れず(約25分)、高鉄(新幹線)ももちろん座れず、高鉄台中駅から台中駅までも座れず(約10分)。結局在来線で帰ったほうが楽だったかもしれません。。。台湾の休日、恐るべし! -
台中に戻り、疲れていたのですが、小籠包の有名店「沁春園」へ。台中駅から徒歩10分弱です。
小籠包の他、酸辣湯、タケノコの炒め物、エビチャーハンなど堪能。 -
小籠包は、カニのものと豚肉のものの2種類を堪能。どちらもおいしい!
これだけ食べて、日本円で約8,000円とけっこう値が張り、横浜中華街で食べてももう少し安く済むかなという感じ。
本日の昼食は町中の食堂で3人で約800円くらいだったので10倍。レストランは普通に高いですね。
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この旅行記へのコメント (4)
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- Decoさん 2024/04/14 16:54:14
- 製糖会社
- shushu tanyさん、こんにちは。
嘉儀の旅行記、とても興味深く読ませていただきました。
私事で恐縮ですが、私の母は第二次大戦前に台湾で生まれ育ちました。台北とその後花蓮に住んでいたのですが、台北にいた頃、親戚のお嬢さんが師範学校に通うために下宿して、母を妹のように可愛がってくださったそうです。
その親戚の方のお父さんは製糖会社の社長さんだったそうです。多分、嘉儀ではないとは思いますが、その方もこちらの旅行記のような風景の中で育ち、建物に暮らしていたのだろうか…と感慨深く拝見しました。
私は実際に行ったことはありませんが、いろいろと話には聞いていたので、shushu tanyさんの写真を見て、なぜか懐かしいような、そんな感じがしました。
ちなみに母の父(私の祖父)も台湾生まれで、高校時代に甲子園に出場したことがあります。でも台北に住んでいたのでKANOではなく、KANOに負けた学校だったかも知れません(笑)。
嘉儀公園と資料館、古い時代の日本を見ているように感じました。外国でこのような風景を見るのは、とても不思議なものかも知れませんが、とても貴重な体験だと思います。
台湾の交通、ほんとうに恐るべし! ですね。お疲れ様でした。でも、とても良い旅だったように思います。
Deco
- shushu tany さん からの返信 2024/04/14 19:52:01
- Re: 製糖会社
- Decoさん
コメントありがとうございます。
台湾に縁のあるご親戚が多いのですね!台湾には日本時代から精糖会社が多かったようですね。嘉義に近い雲林県の虎尾という所には、現在も砂糖工場のトロッコ列車が走っている(今回の嘉義のものは現役ではなく観光用に保存されているものでした)という情報があって、今回訪問したかったのですが、時間の関係であきらめました。砂糖工場というテーマに絞って台湾を旅行してみるのも面白いかも知れない、と思っていたところでした(子どもには退屈で拒否されると思いますが、笑)。
その上、甲子園に出場したお祖父様がいらしたとは!KANOは何度か甲子園に行ったようですが、概して台湾では台北などの北部の学校の方が強かったようですね。KANOがまだ弱小の時、あるいは台湾代表にならなかった年にお祖父様が出場されたのでしょうか。そもそも、今回、台湾や朝鮮半島、満州などからも甲子園大会に出場していたことを、初めて知りました。
台湾は今まで5回訪問しましたが、最も、日本時代の物が残っている上に、日本を観光気分で味わう現地の人も多いのではないかと感じました(和服体験のできるところ、つまり和服を着て写真を撮るところも、散策中に2カ所見かけました)。
今回は貴重なメッセージをいただきまして、ありがとうございます。
- shushu tany さん からの返信 2024/04/14 19:56:21
- Re: 製糖会社
- 台湾は今まで5回訪問しましたが、、、の後に、「嘉義は」が抜けていました。よく分からない文章になってしまってすみません。
- Decoさん からの返信 2024/04/15 09:15:15
- Re: 製糖会社
- 補足のコメントありがとうございます。文章の前後を読んだらわかりますし、あまり気になさらないでくださいね。
shushu tanyさんの旅行記、いつも楽しみにしていますよ(*^^)v Deco
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