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初めての宇都宮餃子を戴いた後、再び宇都宮の、街歩きです。<br />宇都宮城の東のお堀の役目も果たしていた田川へ。<br />思ったより太く大きな川でした。<br />そして江戸時代後期から明治、大正と繁盛し豪商であった旧篠原家住宅へ。<br />この日はたまたまお休みで中に入れず。。。<br />残念。<br />そしてJR宇都宮駅からバスに乗ってカトリック松ヶ峰教会へ。<br />この教会、全面宇都宮が特産の大谷石の教会なんです。<br />一見の価値あり!<br />見事なロマネスク様式の教会でした。<br />そして東武宇都宮駅へ。<br />この駅はJRの宇都宮駅から少し離れています。<br />元々市の中心部から離れていたJR宇都宮駅と、市の中心部にありう東武宇都宮駅。<br />栃木県の県庁所在地が栃木から宇都宮に移されたことなどがその原因のようですが、JR宇都宮駅より東武宇都宮駅の方が、商店街の充実や東武百貨店などがあることによって活気がありました。。

今シーズンで閉鎖になってしまうスキー場「マウントジーンズ那須」に合わせて宇都宮へ。②宇都宮の街をプラプラ、街歩き。

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2024/01/28 - 2024/01/30

134位(同エリア920件中)

nichi

nichiさん

この旅行記のスケジュール

2024/01/28

  • 10分

  • 5分

  • 5分

  • 9分

  • 5分

  • 5分

  • 4分

この旅行記スケジュールを元に

初めての宇都宮餃子を戴いた後、再び宇都宮の、街歩きです。
宇都宮城の東のお堀の役目も果たしていた田川へ。
思ったより太く大きな川でした。
そして江戸時代後期から明治、大正と繁盛し豪商であった旧篠原家住宅へ。
この日はたまたまお休みで中に入れず。。。
残念。
そしてJR宇都宮駅からバスに乗ってカトリック松ヶ峰教会へ。
この教会、全面宇都宮が特産の大谷石の教会なんです。
一見の価値あり!
見事なロマネスク様式の教会でした。
そして東武宇都宮駅へ。
この駅はJRの宇都宮駅から少し離れています。
元々市の中心部から離れていたJR宇都宮駅と、市の中心部にありう東武宇都宮駅。
栃木県の県庁所在地が栃木から宇都宮に移されたことなどがその原因のようですが、JR宇都宮駅より東武宇都宮駅の方が、商店街の充実や東武百貨店などがあることによって活気がありました。。

旅行の満足度
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
旅行の手配内容
個別手配

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  • 餃子屋さん(宇都宮みんみん)を出て、シニア夫婦は東に約10分ほど歩いて来たら、田川に出ました。<br /><br />田川に架かる宮の橋の上から田川を眺めています。<br />この川、宇都宮城の東の堀の役目も果たしていた川です。

    餃子屋さん(宇都宮みんみん)を出て、シニア夫婦は東に約10分ほど歩いて来たら、田川に出ました。

    田川に架かる宮の橋の上から田川を眺めています。
    この川、宇都宮城の東の堀の役目も果たしていた川です。

  • 橋にこんなレリーフがありました。<br />この橋のすぐ近くにある上河原町には宇都宮市場があって賑わいを見せていました。<br />しかし東北の大名たちの参勤交代に影響があるということで、1635年(寛永11年)より年一回の開催に限られるようになったそうです。<br />それが今でも続いている宇都宮初市と言う、毎年1月11日に上河原通りで開催される、だるまや黄ブナなどの縁起物を販売する宇都宮の新年の風物詩なんだそうです。

    橋にこんなレリーフがありました。
    この橋のすぐ近くにある上河原町には宇都宮市場があって賑わいを見せていました。
    しかし東北の大名たちの参勤交代に影響があるということで、1635年(寛永11年)より年一回の開催に限られるようになったそうです。
    それが今でも続いている宇都宮初市と言う、毎年1月11日に上河原通りで開催される、だるまや黄ブナなどの縁起物を販売する宇都宮の新年の風物詩なんだそうです。

  • 洪水によって多くの水害をもたらしてきたこの田川。<br />夏になると水神様に対する信仰と感謝から、人々は梵天をかついで裸で川に入って渡ったのだそうです。<br /><br />この祭りは、少し北の宇都宮市内ですが、上河内と言うところで毎年11月に開催されているそうで、330年も続いているそうです。

    洪水によって多くの水害をもたらしてきたこの田川。
    夏になると水神様に対する信仰と感謝から、人々は梵天をかついで裸で川に入って渡ったのだそうです。

    この祭りは、少し北の宇都宮市内ですが、上河内と言うところで毎年11月に開催されているそうで、330年も続いているそうです。

  • 田川沿いを北に歩いて約5分。<br />何やら旧家のような建物が見えてきました。

    田川沿いを北に歩いて約5分。
    何やら旧家のような建物が見えてきました。

  • 高い大谷石の塀に囲まれています。

    高い大谷石の塀に囲まれています。

  • 旧篠原家住宅です。<br />醤油醸造業や肥料商を営んできた豪商です。

    旧篠原家住宅です。
    醤油醸造業や肥料商を営んできた豪商です。

  • 目の前は交通量の多い大通り。<br />奥州街道なんですね。

    目の前は交通量の多い大通り。
    奥州街道なんですね。

  • 江戸時代から続く豪商であった篠原家。<br />1895年(明治28年)に建てられた大型町家建築の建物です。<br /><br />この地で長いこと商売を営んできたのですね。

    江戸時代から続く豪商であった篠原家。
    1895年(明治28年)に建てられた大型町家建築の建物です。

    この地で長いこと商売を営んできたのですね。

  • 残念ながらこの日は休館日。<br />残念。。。。<br /><br />大谷石がふんだんに使われた建物なんですね。

    残念ながらこの日は休館日。
    残念。。。。

    大谷石がふんだんに使われた建物なんですね。

  • 中に入ってみたいな~

    中に入ってみたいな~

  • この外塀も大谷石。<br /><br />大谷石が全国的になったのは、住宅開発が盛んになった戦後の1950年代から1970年代らしいのですが、ここは明治からこの風貌です。

    この外塀も大谷石。

    大谷石が全国的になったのは、住宅開発が盛んになった戦後の1950年代から1970年代らしいのですが、ここは明治からこの風貌です。

  • 旧篠原家住宅をあとにして、宇都宮駅に向かいます。

    旧篠原家住宅をあとにして、宇都宮駅に向かいます。

  • 徒歩5分で宇都宮駅までやってきました。<br />栃木県の県庁所在地であるJRの駅ですね。<br /><br />ココからバスに乗りましょう。

    徒歩5分で宇都宮駅までやってきました。
    栃木県の県庁所在地であるJRの駅ですね。

    ココからバスに乗りましょう。

  • バスの乗って10分弱。<br />6つ目の東武前で下車して徒歩5分。<br />カトリック松ヶ峰教会に到着しました。

    バスの乗って10分弱。
    6つ目の東武前で下車して徒歩5分。
    カトリック松ヶ峰教会に到着しました。

  • ブラタモリで紹介された大谷石の教会です。<br /><br />ロマネスク様式ですね。<br />私たちも、ブラタモリでその存在を知りました。<br /><br />1888年、フランス人神父様によって、宇都宮駅近くにカトリック教会が建てられましたが、1895年に今の場所に移転し、1932年に大谷石の教会が建てられました。

    ブラタモリで紹介された大谷石の教会です。

    ロマネスク様式ですね。
    私たちも、ブラタモリでその存在を知りました。

    1888年、フランス人神父様によって、宇都宮駅近くにカトリック教会が建てられましたが、1895年に今の場所に移転し、1932年に大谷石の教会が建てられました。

  • 壁、階段、柱、すべて大谷石張です。<br />中はコンクリートだそうです。

    壁、階段、柱、すべて大谷石張です。
    中はコンクリートだそうです。

  • 聖堂にお邪魔しました。

    聖堂にお邪魔しました。

  • 聖水入れも大谷石。

    聖水入れも大谷石。

  • 厳かな雰囲気。

    厳かな雰囲気。

  • パイプオルガンが祭壇の後ろにあります。<br />珍しいですね。

    パイプオルガンが祭壇の後ろにあります。
    珍しいですね。

  • 思ったより明るい聖堂内。

    思ったより明るい聖堂内。

  • 柱も大理石張です。

    柱も大理石張です。

  • 聖堂内の壁面を巡る十字架の道行きも大谷石の中です。

    聖堂内の壁面を巡る十字架の道行きも大谷石の中です。

  • 雰囲気のある聖堂内ですね。

    雰囲気のある聖堂内ですね。

  • 1945年、米軍による宇都宮空襲で被災しましたが、無事に復旧しています。

    1945年、米軍による宇都宮空襲で被災しましたが、無事に復旧しています。

  • 外国人の神父様が、宇都宮の特産品である大谷石を使って教会を作るなんて驚きでもあり嬉しくもありますね。

    外国人の神父様が、宇都宮の特産品である大谷石を使って教会を作るなんて驚きでもあり嬉しくもありますね。

  • ココだけ見ると、外国の教会みたい。。。

    ココだけ見ると、外国の教会みたい。。。

  • 大谷石は宇都宮の西にある大谷町で採掘される軽石凝灰岩の石材です。<br />石は、火山が噴火して出た火山灰や砂礫が海水中に沈殿して、それが凝固したものです。<br />軽くて軟らかいため加工しやすく、耐火性・防湿性に優れている便利な石材なんですね。<br />亡くなった祖父の家の壁が大谷石だったな~

    大谷石は宇都宮の西にある大谷町で採掘される軽石凝灰岩の石材です。
    石は、火山が噴火して出た火山灰や砂礫が海水中に沈殿して、それが凝固したものです。
    軽くて軟らかいため加工しやすく、耐火性・防湿性に優れている便利な石材なんですね。
    亡くなった祖父の家の壁が大谷石だったな~

  • 足元に蛙・・・・

    足元に蛙・・・・

  • その目の前の教会の大谷石の壁面にこんなプレートが。。<br /><br />カン蛙(かんかえる)<br /><br />さわやかに 朝の祈りの鐘鳴れと ねがひて過ぎぬ 君が教会<br /><br />大正5年に、宮沢賢治が詠んだ短歌です。<br />「君」とは、盛岡の教会のフランス人のプジェ神父様のことです。<br />その後、プジェ神父様は三代目主任司祭としてこの松が峰教会に赴任します。<br />プジェ神父様と宮沢賢治は、元々信頼関係があり、親交も深かったようです。<br />宮沢賢治の作品の中に、2人の交友を物語る作品も多く残されているようです。<br />カン蛙は、宮沢賢治の描いた童話「蛙のゴム靴」の登場人物(蛙)なんだそうです。<br />旅行後に、ネットオークションで、「蛙のゴム靴」古本買っちゃいました。

    その目の前の教会の大谷石の壁面にこんなプレートが。。

    カン蛙(かんかえる)

    さわやかに 朝の祈りの鐘鳴れと ねがひて過ぎぬ 君が教会

    大正5年に、宮沢賢治が詠んだ短歌です。
    「君」とは、盛岡の教会のフランス人のプジェ神父様のことです。
    その後、プジェ神父様は三代目主任司祭としてこの松が峰教会に赴任します。
    プジェ神父様と宮沢賢治は、元々信頼関係があり、親交も深かったようです。
    宮沢賢治の作品の中に、2人の交友を物語る作品も多く残されているようです。
    カン蛙は、宮沢賢治の描いた童話「蛙のゴム靴」の登場人物(蛙)なんだそうです。
    旅行後に、ネットオークションで、「蛙のゴム靴」古本買っちゃいました。

  • 素敵な教会をあとにしました。

    素敵な教会をあとにしました。

  • 松が峰カトリック教会から徒歩3分。<br />東武百貨店宇都宮店にやってきました。<br /><br />百貨店業界が斜陽である中、ここは少し活気があって、元気でした。<br />東武百貨店の隣には東武宇都宮駅。<br />この駅、終着駅ホームです。<br />最近、都心では乗り入れが増えて、このような終着ホームが減ってきました。<br />終着駅には終着駅ならではの趣がありますね~<br /><br />JRの宇都宮駅とは少し離れています。<br />なんで~?<br />栃木から宇都宮に移った県庁所在地などの問題もあったようですね。。。<br />東武日光線の支線である東武宇都宮線の終点駅です。

    松が峰カトリック教会から徒歩3分。
    東武百貨店宇都宮店にやってきました。

    百貨店業界が斜陽である中、ここは少し活気があって、元気でした。
    東武百貨店の隣には東武宇都宮駅。
    この駅、終着駅ホームです。
    最近、都心では乗り入れが増えて、このような終着ホームが減ってきました。
    終着駅には終着駅ならではの趣がありますね~

    JRの宇都宮駅とは少し離れています。
    なんで~?
    栃木から宇都宮に移った県庁所在地などの問題もあったようですね。。。
    東武日光線の支線である東武宇都宮線の終点駅です。

  • 東武宇都宮駅から徒歩5分、旭町の大銀杏にやってきました。<br />街の中の土塁の上に大きな銀杏。<br /><br />この土塁、宇都宮城の三の丸の跡なんだそうです。

    東武宇都宮駅から徒歩5分、旭町の大銀杏にやってきました。
    街の中の土塁の上に大きな銀杏。

    この土塁、宇都宮城の三の丸の跡なんだそうです。

  • 樹齢400年の大銀杏。<br /><br />つまり計算すると、宇都宮の街の整備を行った本多正純の頃にはココにあったことになります。<br /><br />さあ、駐車場まで歩いて行って、今晩のホテルである那須に向かいましょう。<br /><br />つづく

    樹齢400年の大銀杏。

    つまり計算すると、宇都宮の街の整備を行った本多正純の頃にはココにあったことになります。

    さあ、駐車場まで歩いて行って、今晩のホテルである那須に向かいましょう。

    つづく

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