2024/01/28 - 2024/01/30
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nichiさん
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突然、長年親しんできたスキー場であるマウントジーンズ那須が今シーズンで閉鎖される旨の発表がありました。
シニア夫婦共に、え~~?
今シーズンのスキーの予定はすでにいくつか入れており、今シーズンは那須に行く予定は組んでいませんでした。
でも、せっかくだから最後に行ってみたい。
仕事のスケジュールを調整して、急遽、旅行の合間に那須への旅行を計画しました。
その前に宇都宮に寄ってから那須に行くことに。
目的は、ブラタモリで紹介されていた宇都宮城と餃子です!
宇都宮は新幹線でも東北自動車道でも通過点で、行ったことがありません。
初宇都宮でした。
宇都宮城は、元々は平安時代に藤原氏が築城したお城です。
藤原氏の流れを汲む宇都宮氏が城主だった時代が長く、鎌倉~室町~安土桃山と530年18代にわたって城主を務め、北関東支配の拠点になっていました。
江戸時代になると、家康の側近であった本多正純が宇都宮に入り、城と城下町の大幅な改修を行い、近世城郭としました。
さらに日光街道と奥州街道を整備して、城内の寺社群を街道沿いに再配置して、さらに、城内に将軍宿泊所となる本丸御殿を建設しました。
これによって宇都宮は城下町、門前町、宿場町としての機能を持つ街に発展していきました。
そんな本多正純も、有名な宇都宮城釣天井事件で外されてしまいます。でもこの事件はつくり話?
宇都宮城は、幕末の戊辰戦争で焼けてしまいました。堀は埋められ土塁も崩されました。
お城の一部が復元され、2007年に公開されました。
城の一部が江戸時代の姿に忠実に復元されました。
あと、ブラタモリで見て知ったのですが、お城より高い場所に城下町がある珍しい街です。
江戸時代に歴代の将軍が日光東照宮に参拝するわけですが、その際には宇都宮城に宿泊。
しかし将軍のお供の数が尋常ではない!
徳川吉宗に従う人が13万人で馬が32万頭。
これではみんな泊まれない!
よって、隣接する高台に城下町が広がっていったようです。。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
横浜から車で2時間半。
栃木県宇都宮市にある宇都宮城に到着しました。
近くの駐車場に車を停めて、お城へ。 -
市役所の目の前で、堀に囲まれており、
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高い土塁と櫓が見えます。
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お城の土塁の下に、「まちあるき情報館」がありました。
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中に入ると目の前に現れたのは、このような桃太郎の山車です。
何で桃太郎?
明治からこのような山車で、地元で江戸時代から長く続いている二荒山神社の菊水祭りを盛り上げていたようす。 -
外側に火炎型の装飾を持つ太鼓です。
同じく菊水祭りで使われた太鼓です。 -
宇都宮市内の歴史的な見どころを紹介しています。
三の丸の大銀杏?
街中に城跡が点在しています。
以前は大きなお城だったことがわかります。 -
隣には
宇都宮城ものしり館 -
宇都宮城の模型です。
堀に囲まれ、大きな土塁が四角く築かれたお城です。
ここまで整備されて本格的なお城になったのは、江戸時代になってから。
それも本多正純が城主の時です。 -
残っていた宇都宮城の図面です。
南北に門があって、要所要所に櫓があったことがわかります。
南北900m、東西850mの大きな城郭ですね。 -
城の後ろの山の二荒山神社と城下町の様子が想像できますね。
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エレベーターで土塁の上へ。
右奥に見えるのが富士見櫓です。 -
反対側左奥に見えるのが清明台。
この2つの櫓が再建されています。 -
北側の清明台に向かって歩きます。
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清明台は、土塁の北西部にあった櫓。
他の櫓に比べ、高い土塁の上に築かれているため、天守の役割をしていた櫓と考えられています。 -
5.9m×6.9mの2階建ての櫓。
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柱や梁が立派です。
2階には上がれません。 -
土塁の上は、このような屋根でつながっています。
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櫓から城下町を見下ろします。
下の黒い部分はお堀です。 -
土塁の上を今度は南に歩いて行くと、
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正面には富士見櫓。
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半分だけ復元されてコの字になっている土塁です。
白いエレベータの塔がちょっと残念。 -
富士見櫓は土塁の南西部にあった櫓です。
5.9m×7.9mで2階建ての櫓です。 -
靴を脱いで、中にお邪魔します。
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2階には上がれません。
月に一回だけ上がれる日があるようです。 -
富士見櫓と言うのですから、江戸時代は高い建物もないので、西の方に富士山が見えたのでしょうね。
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立派な梁や柱ですね。
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急な土塁の上に富士見櫓が建っていることがわかります。
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土塁の下に降りてきました。
土塁の内側です。
この広場に本丸があったのですね。 -
清明館
300円×2
歴史展示が主なのですが、雑然と並んでいるだけで、今一つでした。 -
清明館の前から宇都宮城の土塁の内側が見えます。
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ここに本丸があったわけです。
右の白いエレベーターの左のトンネルから入ってきましたが、お城にはココに出入口はありませんでした。
土塁は半分しかないのでコの字になっています。 -
ココには清水門があったようです。
本丸へのメインの門だったようですが、どのような門だったのかはわかりません。 -
復元されたお堀です。
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逆光ですが、土塁の上の清明台がカッコいい。
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正面から。
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この辺の角度がカッコいいかな?
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宇都宮城址公園は、宇都宮市民の憩いの場になっています。
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お城を出て、宇都宮二荒山神社に行くため、北に向かいます。
至る所にこのような石の蔵があります。
後程知るのですが、これ、大谷石なんですね。
でもでもお城から緩やかな坂を上ってます。
城下町がお城より高い所にあるのが判ります。 -
こんな赤い橋が現れました。
市内を流れる釜川に架かる橋です。 -
宇都宮氏が宇都宮城の城主だった頃からある橋で、当時は城主しか渡ることが出来なかった橋だそうです。
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宇都宮城から徒歩10分。
宇都宮二荒山神社に到着です。
大鳥居をくぐります。 -
大鳥居から中に入ると階段。
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長い階段。
宇都宮が関東平野の北の端にあって、この宇都宮二荒山神社を背にして関東平野が広がっていることを認識します。 -
さらに階段!
さあ階段を上りましょう。
ココは、明神山という山で、標高約135。
二荒山神社は、山頂に鎮座しています。 -
登り終えて振り返ってみます。
随分登ってきたな~ -
そもそも宇都宮の街は、この神社の門前町としてスタートしています。
城下町がスタートではありません。 -
神社の中へ。
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藤原氏を祖とする宇都宮氏は、530年18代にわたって宇都宮城の城主でしたが、最初はこの宇都宮二荒山神社の奉祀を世襲してきた家だったのだそうです。
つまり社家から武家になった家だったのですね。
まずは社殿にお参り。 -
りっぱな舞殿があります。
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この社殿は、戊辰戦争による焼失後の明治10年(1877年)の再建されたものです。
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宇都宮で一番高い場所にある神社ですが、今では隣に高層マンションが建ってます。
宇都宮氏が見たら驚いちゃいますね~ -
そもそもココ二鎮座したのは承和5年(838年)。
つまり聖徳太子の少し後のことですね。
その前もあって、仁徳天皇が353年に毛野国を下野国と上野国に分けた時に、今の大鳥居の所にある馬場通りを隔てた反対側に鎮座したのが最初だそうです。
今は二荒山神社の下之社がるところです。
要するに、昔は山の下にあったのですね。
353年?
つまり古墳時代。
まだ日本に仏教が伝来する前ですね。 -
ブラタモリでもやってましたが、この二荒山神社、「宇都宮」の地名の語源になってます。
さきほどもあったように、一度この神社は山の下から山の上に場所を移しています。
だから「移しの宮」という説。
「美しい宮」がなまって「うつのみや」という説。
元々この二荒山神社は「一の宮」と呼ばれており、それがなまって「うつのみや」と言う説。
色々あるようですが、この神社が語源であることは間違えないようです。 -
日光二荒山神社をあとにします。
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宇都宮二荒山神社から徒歩5分。
餃子通りにやってきました、 -
至る所にこんな表示。
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多くの餃子店が並んでいるのかと思いましたが、そんなことは無く、3店舗で営業中。
そのうちの2店舗で長い列ができていました。 -
相方が調べてました。
一番人気の「宇都宮みんみん」へ。 -
凄い人気店なのね~
整理券を発券しましょう。 -
整理券をもらったら、88番。
40分待ち。
えーっ???? -
仕方がないので、その辺をプラプラ。
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宇都宮餃子のガチャガチャですね~
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ビルの壁に餃子が突き刺さっている。。。
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こんな、GYOZA モニュメントがあります。
ひょっとして、大谷石? -
30分を過ぎたあたりで、相方のスマホに連絡があって、店頭に来るように呼ばれました。
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店頭に並んで数分で店内に入れました。
実際には40分待たずにお店に入れました。 -
店内は思ったより広くてビックリ。
大勢のお客様で満席です。 -
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食べ方の説明を事前に読んでおきましょう。
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きた~~
シニア夫婦は同じものをオーダーしてます。
美味しかった~
ご馳走様
これより少し宇都宮の街をプラプラします。
つづく
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