一時帰国中の名古屋・伊勢志摩4日間　最終日　松坂・松坂牛すき焼き

2024/02/06 - 2024/02/09

一時帰国での当初の旅行計画は北陸＋飛騨高山も候補の一つでした。
しかし１月1日に能登半島地震があり、影響もまだ分からない状況でしたので再考。
交通的にも行きやすいこともあり、名古屋と伊勢志摩となりました。
私は2017年頃に上海の現地法人の社員旅行で、名古屋と伊勢には訪れたことがあります。
前回行ったところの再訪と、初めてな観光処と食を楽しみにすることに。

◆新幹線：東京近郊⇔名古屋　片道運賃＠6,600円＋特急料金4,510円
◆近鉄：「伊勢神宮参拝きっぷ」
名古屋からフリー区間（松坂～賢島）までの往復乗車券及び特急券＋フリー区間は乗り放題＋三重交通のバス乗車＋その他サービス券。
＠6,200円　３日間有効

◆都心の天然温泉　名古屋クラウンホテル
【連泊：朝食付】＜最大30％OFF＞連泊でお得！八丁味噌煮や特製串カツ！名古屋めし和食バイキング
2泊合計：29,600円（税込・サービス料込）

◆伊勢志摩国立公園 賢島の宿 みち潮
伊勢海老＆あわびの豪華姿舟盛付『お魚好きなら迷わずこちら』海幸大満喫プラン！！
合計：39,000円（税込・サービス料込）

※上海在住者です

エリア 松阪(三重)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 新幹線 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

２月９日(金)最終日
部屋の窓から日の出を、、、、
雲がちょっと多かった。

７:30朝食
充分な内容ではりますけど、ちょっと物足りない感じがします。

伊勢志摩国立公園　賢島の宿　みち潮 宿・ホテル

でも温泉に入って部屋での朝食はゆったり出来ました。

９:00チェックアウト
写真黄色枠が宿泊した部屋です。
その上の方の階はバルコニー状になっていますので、露天風呂付の部屋かもです。

往きと違い海沿いを歩いて駅へ向かいます。
観光海賊船や遊覧船の発着場があります。
海の水は綺麗で海底が見えます。

英虞湾遊覧賢島エスパーニャクルーズ 乗り物

志摩観光ホテル ザ クラシック

駅のコインロッカーにスーツケースを預け、徒歩数分の有名ホテルへ来てみました。

志摩観光ホテル ザ クラシック 宿・ホテル

2016年伊勢志摩サミット開催で有名なホテルです。
ここの庭で各国首脳が記念撮影をしたそうです。

ポーズを決めてみました。

庭の奥の方には林や丘を抜ける遊歩道があります。
遊歩道を歩いて来た目的は「志摩観光ホテル ザ ベイスイート」を見るためです。
宿泊者以外は入れないホテルだそうで、ロビーまでは行かずに遠くから眺めて引き返します。
我々庶民では手の出ないお高い宿泊代だとか。

志摩観光ホテル ザ ベイスイート 宿・ホテル

ザ・クラッシックに戻り、ホテル２階にあるサミット記念コーナーを見学。
実際にここで会議を行ったのでしょうか？
我々が暮らす中国では、首脳級の会談や会議では大空間の超豪華絢爛な部屋で行うものですけど、こんなに質素な所だったとしても日本らしいですね。

サミットの記念写真や解説、各国首脳のサインなどの展示があります。

懐かしい首脳陣

私達も昨日訪れた伊勢神宮内宮の正宮前での記念撮影

ホテルからの眺望

賢島駅に戻り10:30発の特急に乗車

賢島駅 駅

本日も車内は貸切状態
途中車窓からは鳥羽の水族館やミキモト真珠が見えます。

11:28松坂駅到着
駅のコインロッカーは小型のみしか空きがなく、仕方なく駅前の観光情報センターの有料預かりを利用しました。＠500円だったかな？

松阪駅 駅

観光情報センターで「松坂牛のすき焼きを食べたい」と相談したら、そこで話好きのおじさん案内係りの方が、このセンターが経営している？2階にあるレストランを紹介してくれます。
市内有名店では1万円前後するものが、ここでは2,500円程度で食べれるとの宣伝。肉の等級もほぼ同じ？とのこと。結構悩みましたけど、ここまで来て失敗は許されないのでやめにします。

ところで、駅前のメインストリートは怖いぐらいの寂れ感です。
人通りも車の通行もほとんどありません。
シャッターが閉まるお店が多く、かなりヤバイです。

松阪市観光情報センター 名所・史跡

すき焼き店の候補の一つに来てみましたけど、昼時なのに営業していませんでした。
松坂に来ればすき焼きを提供するお店が多くあるものだと勝手に思い込んでいましたけど、レストラン自体が多くありません。

鯛屋旅館 宿・ホテル

12:10
散策しているとこの街一番の老舗すき焼き店の和田金がありました。
ここで食べるつもりはなかったのですが、看板を覗いていたら係りの方が親切に説明してくださりました。
直ぐの入店は出来ないものの今なら13:30なら予約可能とのこと。
少し考えてその場合は電話すると答えました。
流石高級店、予約なしでは入れないようですね。。

和田金 グルメ・レストラン

雰囲気の良い路地に入ってみます。

旧長谷川治郎兵衛家

旧長谷川治郎兵衛家 名所・史跡

牛銀本店
第一本命のお店に来てみましたが「本日休業」の悲しいお知らせ看板が。
１万円超のすき焼きですけど、歴史感ある店の雰囲気で良さそうでしたけど残念。

他にめぼしいお店は知りません。ここは決断して先ほどの和田金にするべく電話します。先ほどは13:30とのことでしたが、13:00入店可能との事で予約します。
食事まで中途半端な時間なので急ぎ散策を続けます。

牛銀本店 グルメ・レストラン

旧小津清左衛門家

旧小津清左衛門家 名所・史跡

三井家発祥の地

門や塀があるのにその外側に柵を設けています。
そこまでしますかね。

三井家発祥の地 名所・史跡

豪商ポケットパーク
先ほどの三井家発祥の地の直ぐ近くにあります。
このライオン像は2016年に松阪にやってきたものらしいです。三井家の始祖・三井高利は松阪に生まれた全国にその名をしられる大商人で、この高利が江戸時代に日本橋に開業した呉服商・越後屋は後の三越デパート。 その縁で、三越デパートのシンボルであるライオン像が寄贈されたそうです。

豪商ポケットパーク 名所・史跡

松阪市産業振興センター（松阪もめん手織りセンター）
隣にある観光交流センターと間違えて入ってしまいました。

松阪もめん手織りセンター 専門店

観光交流センター
松坂についての紹介映像があるとかでしたけど、時間がないので観光案内やお土産類を眺めて先を急ぎます。

松阪観光交流センター 名所・史跡

松坂市役所

松阪市役所 職員食堂 グルメ・レストラン

松坂城跡
時間は無いのですがせっかくなので松坂城跡へ来ました。
天守閣は勿論、その他の建物も一切無いようで、石垣だけが残ります。
先ほどの観光案内所の説明では、この城の形を作る石垣こそ価値があるとかの力の入ったウンチクでした。

城からは松坂市が見渡せ、この後向かう和田金の立派な建物も確認できます。

松坂城跡 名所・史跡

御城番屋敷
時間が無く行けませんが、城壁の直ぐ近くには御城番屋敷があります。

御城番屋敷 名所・史跡

13:00　和田金

この建物全部がお店の様です。

温泉旅館のロビーの様です。
和田金は明治11年創業の超老舗で、専用の自社牧場で育てた松坂牛を提供するお店だとか。

何も指定していませんが3階か4階だかの個室のフロアに案内されました。
大広間のフロアもあるとの事で、最初はそちらの方が雰囲気あってよいかと思っていました。
しかしエレベータでフロアに着くと、ここも1階ロビー同様に高級旅館のような良い感じです。個室に入っても直ぐに部屋ではなく、まさしく旅館の様な造りです。

12畳の和室に我々２人のためだけにテーブルがセットされていました。
想像以上に高級で驚き。
特別なプラス料金が発生するのか心配になります。
でも、店先にあった写真看板メニューと同じで一安心。
私達専用のベテランの仲居さんが付きっ切りでお世話をしてくれます。

先ずはビールなのですが、このビールもアサヒプレミアム「熟撰」と言う初めて飲むものでした。
火を起こした炭が持ち込まれ、テーブルの上にセットされていた炭の上に置かれます。

次々と道具や食材が運ばれてきます。

本日の主役の登場です。
肉の良し悪しを判断する目は持っておりませんが、見るからに美味しそうなことは伝わってきます。

寿き焼　竹13,500円、寿き焼　梅10,200円（御飯・香の物付の単品）
注文時に竹と梅の違いを聞いたところ、仲居さんからの提案で両方一人前ずつにすることに。そんなこと出来るとは思っていませんでした。
写真見ても外見上は同じように見えますけど。

すき焼きの準備完了
本格的すき焼きは事実上人生初です。

卵を割り、スタート。
先ずは牛脂を焼き大判の肉を焼き始めます。

砂糖を結構多めに掛けます。

割りしたではなく、たまり醤油みたいな濃いタレで味付け。
良く言われる関東風と関西風の違いを体験。でも本格的関東風すき焼きも食したことはありません。

溶き卵にくぐらせ食すると、やわらかい肉の旨味が口いっぱいに広がります。
肉を食べると野菜類を焼きます。その後お湯を少し注いで煮る感じです。
焼くのも取り分けも総て仲居さんにやっていただきます。
大きな肉は１人２枚で、肉１枚→野菜→肉１枚の順に食事は進みます。
野菜の時にご飯と香の物が出され、濃いめの味でご飯が進みます。
最後の肉を食べ終わりそうな時に「その残った卵でご飯を食べると美味しいですよ」と、ご飯のお替りの提案が。
とても美味しい卵かけご飯で、超満腹状態。

我が家にとってはランチにかけた費用では最高額で最初で最後かもですが、費用対効果では大満足。
寿き焼　竹13,500円
寿き焼　梅10,200円
プレミアムビール　980円
サービス料　2,468円
合計：27,148円
約１時間、美味しく楽しい一時でした。
また来れる時が来るのか、、、、、、

14:29発名古屋行き
駅前の観光館内所で預けたスーツケースを取出し松坂駅に戻ります。
例の「伊勢神宮参拝きっぷ」で最後の特急指定席券に交換。

松阪駅 駅

近鉄名古屋駅15:37着
（この車両では無く昨日と本日乗車したオレンジ色の普通特急です）

近鉄名古屋線 乗り物

15:57発のぞみ30号

帰りの新幹線も予約していませんので、JR名古屋駅の券売機で急ぎ直近の空いている新幹線を調べます。日本生活からしばらく遠ざかっているので券売機の操作も四苦八苦。10分ちょっとあとの列車を購入。間に合うのか？
ホームまで走り何とか飛び乗ります。

満席で我々以外はビジネスマン風の方々です。
金曜なので、関西方面への出張を終えた東京周辺の出張者でしょうか。
皆さまお疲れ様です。

名古屋駅 駅

17:30過ぎに東京駅到着

名古屋でのトヨタ産業技術記念館の臨時休館は残念でしたけど、徳川園でのカフェタイムや名古屋飯を堪能できました。
伊勢神宮も外宮・内宮の順にお参りし、その神々しい空気を感じることが出来ました。
志摩の賢島では過去のサミットを思い出す体験も出来ました。
旅の最後は松坂牛すき焼きで締めました。

毎回の事ではありますが、適当に決めた旅行計画でも十分楽しむことが出来ました。
次は何処へ行こうか