奈良・梅花ツアー〝2日目・ 賀名生梅林＆五條編〟

2022/03/22 - 2022/03/22

「奈良・梅林ツアー」２日目は、奈良県を代表する賀名生梅林に足を運んだ。山一面に広がる梅林のスケールは圧倒的だ。ふもとには南朝関連の史跡も。併せて五條市内の社寺、町並みなども散策した。帰途は吉野山に寄り、ここでしか買えない草餅と柿の葉ずしを購入した。

エリア 五條(奈良)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

賀名生梅林は混雑すると聞いていたので、この日はJR奈良駅近くのホテルを午前７時１５分に出発。８時１５分頃に賀名生梅林梅林に到着した。駐車場は余裕で駐車できた。このスケールは素晴らしい

賀名生梅林 自然・景勝地

山全体に広がる梅林を散策する形で観賞していく

賀名生梅林 自然・景勝地

けっこう、急勾配な場所に梅が植わっている。賀名生梅林一目万本あたりだろうか

賀名生梅林 自然・景勝地

すっくと咲く梅の花

賀名生梅林 自然・景勝地

梅林の所々にこうした梅の売店が。生産者直売の梅干しを買って帰った。りんとした梅の枝も売ってある

賀名生梅林 自然・景勝地

梅林の山頂にある教蓮寺。浄土真宗のお寺のようだ

梅林の散策もいよいよ下りへ。ここからは梅林を見下ろす

賀名生梅林 自然・景勝地

下の家々が梅林の向こうに見える

賀名生梅林 自然・景勝地

マイカーを止めた駐車場が眼下に

賀名生梅林 自然・景勝地

だいぶ降りてきた。賀名生梅林はこれでおしまい。

賀名生梅林 自然・景勝地

ここからはふもとへ。堀家住宅。南朝の後村上、長慶、後亀山の三天皇もここを皇居としたことも。時間によってはカフェもやっている

堀家住宅賀名生皇居跡 名所・史跡

堀家の業績をたたえる碑がそばに設けてある

堀家住宅賀名生皇居跡 名所・史跡

堀家住宅の近くに整備されている民俗資料館。行ったときはひな人形の特別展示が

賀名生の里歴史民俗資料館 美術館・博物館

民俗資料館から細々と延びる山道をたどると古い碑が。南朝の三天皇が皇居を構えたことを記す

近くには忠魂碑が。砲弾が灯籠のように置かれている

北畠親房の墓 名所・史跡

南朝の中心として知られる北畠親房の墓。神社のようだ。ここで賀名生に別れを告げ、五條市内へ

北畠親房の墓 名所・史跡

辨天宗の総本山である如意寺。辨天宗の流れをくむ教育機関が高校野球などで有名な智弁学園だ

如意寺 寺・神社・教会

本堂の前にはお百度参りの碑が

如意寺 寺・神社・教会

如意寺近くの金剛寺。花の寺として有名だ

金剛寺庭園 寺・神社・教会

事情を知らないと「何だこれは」と思うような施設だ。市内に点在する幻の五新鉄道跡。戦前、五條市と和歌山県新宮市を結ぶ国鉄五新線が計画され、戦争による中断を挟んで一部開通した。が、全線開通は果たせず、バス路線での活用を経て敗戦となった。ここは市内中心部の新町通り付近

五新鉄道 名所・史跡

高架下は駐車場として使われていた

五新鉄道 名所・史跡

高架の柱に未通の歴史が記されていた

五新鉄道 名所・史跡

ここからは新町通りへ。伝統的建造物群保存地区だ

新町通りのそばには吉野川が流れる。一帯は吉野川の水運と紀州街道の宿場町として発展した

吉野川 自然・景勝地

うだつが上がっている

資料館も整備されている

まちなみ伝承館 美術館・博物館

店先の格子が延々と続く

五條新町まちや館 美術館・博物館

鉄屋橋付近。この辺りは写真スポットだ

餅商一ツ橋 グルメ・レストラン

五條市ツアーの最後は、代官所跡長屋門。 幕末の倒幕運動で、尊王攘夷集団である天誅組が最初に襲撃した代官所として知られている

代官所跡長屋門 名所・史跡

内部は資料館だった

代官所跡長屋門 名所・史跡

長屋門近くは史跡公園として整備されていた

五條史跡公園 公園・植物園

公園には機関車が保存されていた

五條史跡公園 公園・植物園

奈良市へ向かう途中、吉野山へ寄り、ひょうたろうの柿の葉すしと萬松堂の草餅を買って帰った

萬松堂 グルメ・レストラン

萬松堂の草もち。緑色とはこのこと。ようかんもおすすめ

萬松堂 グルメ・レストラン

この日も宿泊はJR奈良駅近くのダイワロイネットホテル奈良

ダイワロイネットホテル奈良 宿・ホテル