2023_台湾の巻_4日目

2023/12/23 - 2023/12/28

2023年12月23日～28日の台湾旅行の旅行記。
日程は以下のとおりでござんます。
今回は老人２名を連れての旅。
だいぶ連れ回しました。

12/23　①台北（羽田→台北松山）
12/24　②台北
12/25　③十分・九份
12/26　④台中【このブログはココ】
12/27　⑤台北
12/28　⑥台北（台北松山→羽田）

どなたかの役に立ちますようにあーめん。

エリア 台中(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: エバー航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

この日は台中に向けて出発！
朝弱い中がんばりまりましたの。

完全に日本の新幹線と同じシステム。

正しいイントネーションは
タイ↓ジュン↑
らしいです。

駅構内は広々。
でも表示は非常にわかりやすいので迷うことはなさそう。

タクシーに乗ってここから移動。
その名も「台灣大車隊」。
戦隊ものみたい。

目的地はココ。
Rainbow Village，その名も彩虹眷村。

彩虹眷村 散歩・街歩き

100歳を迎えるおじいちゃんが10年くらい前から書き始めたのをきっかけに火が付いたんだって。
色使いが個性的なんだけれど，ものすごくかわいい。

床にも。

キャラクターもグッズがあるらしくて，日本に帰ってから注文しました！３日くらいで届きました。早い！

この絵柄，シリーズ物にしてアニメとかやれそう。

日本でこんな家に住んで許されるのは楳図かずお先生くらいだね

どっかに日本人がいるらしいんだけれど，見つけられない。

右上のはパイナップルでしょうか

既視感あるなと思ったら，日本で有名なネコ型タヌキロボットの色違い！！

右のネコ，ステッカーとキーホルダー持っているけれどめちゃくちゃかわいい。

でたネコ型タヌキロボットが再び。

昔飼ってたゴールデンレトリバーに似てる。

絶対普通の人は通らないスキマを通り抜けたらここにもかわいいハート！

これ私の描く絵とそっくりでまじ親近感。

バスの時刻表はやっぱり難しく，タクシー捕まえることに。

再び高鉄台中駅に戻ってきた私たちは，今度は台湾鉄道，TRAの方へ。ここからTRA台中駅へ向かいます。
改札手前のトイレ，全部和式でしかもどの個室も階段2段上ったところにある。
おまけに扉の真下は広めに空いてる。
察しの言い方はもうこれだけで何が言いたいかわかったね？
「丸見えだよ！！！！」

TRA台中駅の方は駅舎が空港並みに立派なんだけれど，日本が作った駅舎や旧線路をとても大切にして保存してくれている。

若干の曇り空なので露光を調節しました。
日本が作った駅舎がそのまま保存されている。
韓国や中国って日本が作った物を根こそぎぶち壊して自分たちの文化や復興を主張しがちだけれど，台湾って日本が作った物をものすごく大切に，それも日本人が大切にする以上に大切に保管してくれて，それと調和しようとしてくれる。
日本よりも古い日本の物を大切にしてくれる文化。

別の駅舎が地震で崩壊したときも，日本が作ったとおりに元通りにしたい！って言って復元してくれたって話もあるくらい。
とても嬉しい。

新駅舎はとても大きくて立派。
まるで青森県のハチ●ヘ駅みたい。

タクシーで台中第二市場へ。
目指すべきお昼ご飯はココ。
ちなみにこの日は朝が早かったので朝ご飯は抜き。

ものすごい行列。
私はこの旅でも現地人に思われて現地の言葉で話しかけられました。
香港でもそうだけれど，広東語で話しかけられ日本語のメニューは出してもらえず。
台湾でも同じことが起きました，わたし現地人と同化するタイプみたいです。

つけ込んだ豚の角煮や数々のおかず。
ここからおいしそうなものを全てピックアップ。

タケノコの漬物と豚の角煮がのった魯肉飯。
台北ではこの魯肉飯をコンローハンというんだけれど，中部以南ではこれが魯肉飯というらしい。
もうこの脂といったらもうかわいくてかわいくて。
「私を食べて！！！」って言ってる。

間違いなくカロリーが高くて体に悪い見た目頭の悪そうな食べ物ほどおいしいよね。
ぱっと見ものすごく味が濃そうに見えるんだけれど，実はわりとあっさりめの味付けで，ペロッと食べ切れちゃいます。
2個頼んどけばよかったなぁ。

キャベツはさっぱりしたサラダ油炒め。

煮卵。
魯肉飯には煮卵がセットでなくてはならないという法律があるんですよみなさん。
煮卵をセットにしないと恐山の生贄に出されます。
例のごとく母が煮卵チョイスしなかったから，「は？法律違反！恐山の生贄！」と言ったら取りに戻りました。

これはタケノコの炒め物？煮和え？
とにかくおいしい。

これ！！！この押し豆腐の和え物的なやつ，ニンニクの香りがほどよく効いていて，なんでこれ日本にないんだろう，お通しで出すお店があったら毎日通うよ？ってレベルでおいしい。

安定の葉っぱ。何の野菜かはわからない。
高級野菜の方の豆苗にしては葉っぱ感が少ないし，空心菜にしては茎茎してない。
サツマイモの葉っぱとかそんなところか？

市場の外にはこのお店の絵が！
こういうところ台湾って良いデザイナーついてるね。

天井はこんな感じ。
これがサイゼリヤだったら客に半ケツ向けた天使が描かれていたことでしょう。

どこを撮っても絵になる。

毎度のことだけど，ジャッキーチェンとかブルースリーが落ちてくる建物ってこんなかんじよね。

みんな意外と知らないんだけれど，台中第2市場から徒歩10分くらいのところ。
Lisheっていうお店で，もちろんカフェ的なテイクアウトとかもあったりするんだけれど，お土産にぴったりのお茶が手に入るお店がここ。

系列的には実は宮原眼科と同じです。
ティーバッグや茶葉もいろんな種類があって，今回はキンモクセイやミント系とブレンドされたものや台湾紅茶系を入手しました！

店内もおしゃれ。

パッケージも昔懐かしいレコードのようで。
いろいろ買ったら，店員のイケメンさんが，旅行客だからと言ってこの上から2つめの赤いレコードみたいなものを1つ無料でくれました！

中は紅茶の小分けになったものが入っていて，お茶を飲んだ後も飾っておける素敵なものでした！

台湾の男そういうところかっこいいよ。

パッケージもどれもシャレオツ。

どことなく残るALWAYS 三丁目の夕日感。

宮原眼科の前には涼しげな用水路が流れています。
こういうところもうおしゃれだよね。

そして宮原眼科。
もともとは日本人の宮原医師がやっていた眼科だったんだけれど，今はその建物をリノベしてお土産屋さんとして繁盛しているそうで，入口にアリが10匹描かれています。

察しの良いあなた，もうわかったね？
「アリがトウ（10）」ということだそうです。
日本人じゃないと気づけない気遣い！！
台湾人，日本のセンスよく理解してる。

中に入るといきなりハリー・ポッター感。

エフェクトつけるとそれはそれはえもい。

2Fはレストラン。

天井も広々。

それはそれはパッケージが素晴らしい。
漢字を使いこなしてる。
台湾本当に良いデザイナーついてるね。

お土産こみやげ物色したあとは，外の列に並びます。

台中への旅の一番の目的は，これを食べること！
アイスクリームは1つ～3つまで好きな数選べて，選んだアイスと同じ数のトッピングが選べる！
今回は黒葉ライチと愛文マンゴーの定番コラボレーション！
トッピングはチョコレートとかアーモンドナッツ系もあるんだけれど，ここは台湾，安定のパイナップルケーキと誰もが好きなチーズケーキに！
選んだ組み合わせに間違いなし！
最高においしかった。
アイスクリームは甘さが全然しつこくなくて，素材の味がすごく生きてる。
トッピング自体もそれぞれが主張するというよりは，アイスクリームの甘さを引き立てるために甘さのバランスが考えられている。

ちなみにアイスクリームはかなりの数が準備されていて，チョコレートだけでも5種類以上はありました！
どれも違った風味らしいので，次回はチョコレートまみれになろうかな。

パッケージも手をぬかないデザイン。

宮原眼科は駅のすぐ近く。
ここから台北への帰路につきます。
プラットフォームは月台。
香港と同じ表現。

高鉄台中駅で見かけたヤマザキベーカリー。

ヤマザキの向かいあたりにおしゃれなお土産屋。
昔懐かしいものがたくさん置いてあって，その一角。

もう日本には残されていない日本人の心がここに大切に保管されている。

使い古しの切符とか，一見誰がそんなもの欲しがるんだろうって思うようなものも売っていて，でもきっと誰かの心に刺さるものがいっぱい置いてある。

高鉄台中駅付近はまだまだ開発途中って感じだけれど，きっとまた来るころにはさらに発展していくんだろうなと。

台北駅に到着後はフルーツジュースで有名なお店に寄ってからホテルへ。
この後は迪化街の印花作夥 inBlooom Togetherでハンカチ，高建桶店でお茶の道具見て，臻味茶苑でお茶を購入して，スーパーに寄って，一休みしてから晩ご飯へ。

徒歩で中山駅まで。
この裏路地感好き。裏路地でも比較的安全に歩けるのが台湾の治安の良さを表してる。

中山大交差点の手前。
お店は地下にあるんだけれど，客家料理のお店。
みなさん客家料理ってあまり知らないでしょ？
ここでリーズナブルに楽しめるよ。

店内は若干繁盛して混んでいたけれど，現地SIMカードを入れている私たちは現地電話番号を持っている＝SMSが使えるので，ここの予約システムが使えます！
言語は中国語だけれど，なんとなく使える。
イートインかテイクアウトか選んで電話番号を入れるとバーコード付きの番号札を出してくれる。
そのバーコードを読み込むことで事前に料理を注文できるという仕組み。
台湾のそういうところ日本より進んでるよ。

店員さんは愛嬌良く，日本人とわかると知っている日本語でニコニコと対応してくれました。わからないことも聞けば教えてくれる，そういう感じ，本当に優しい。

頼んだ一品目はよだれ鶏。
中国語では口水鶏。
日本でもおつまみの定番になっているけれど，とにかくさっぱり系でおいしい。
ピリ辛ではあるんだけれど嫌な辛さじゃなくて，花椒のピリっと来る感じがアクセントになる。

これは客家風雲呑スープ。
本当は玉山麺を使ったまぜ麺を食べたかったんだけれど，この日は取扱いなし。
次来たら絶対食べるぞー！！！

なので今回はスープにしました。
白玉赤玉団子のお餅みたいなものも入っていて，満足感のある一品でした。
食の細くなってきた父（年寄り）もあっという間に食べてしまった。

これは混ぜご飯。
炒飯とも釜飯とも違う感じの混ぜご飯。
日本人は好きな味付け。
どこか懐かしいような，もっちりしたご飯がこれまた進む

漬物嫌いな私もここの漬物はおいしかったと思える漬物たち。
なんだろ，香港も台湾もそうだけれど，日本だと苦手で食べないものも，香港や台湾で食べると口に合う。

この民族，味まとめる天才なのかもしれない。

これは菜っ葉みたいなのにのった豚の角煮。
菜っ葉といっても，青森県あたりでよく食べられている大根の葉っぱを干して，お味噌汁なんかに使うような干し菜のような感じ。

「お前さっき昼飯に豚の角煮食っただろ！！！」と言いたくなりますが，もう一度言います。
「体に悪そうな，見た目頭悪そうな食べ物ほどおいしい」

おいしさを取るか，寿命を取るかという天秤にかけられたら，わたしは間違いなく前者を選びます。

これはスイレン。
日本だと水槽に入れるくらいしか用途がないんだけれど，スイレンは日を通してもシャキシャキ感が残るし，クセがないからもっと日本でも普及すべき野菜。

日本人なら誰もが好きっていう野菜。
黄土色の豆みたいなのは柔らかくなったカリカリ梅みたいな感じでした。

そしてこれ！
客家式炒め物って書いてあって，英語の料理名にヒントが書かれていないか見たんだけれど，「Hakka Style Fried」。
何の答えにもなっていない！！！
一か八か頼んでみるか！という勢いで注文したこちら。
これが大大大大大正解！！！
ニラとネギ，セロリと豚肉の細切りに厚揚げ豆腐のスライス，するめいかを戻したやつ，そしてニンニクを醤油で炒めた感じのもの。

とにかくこれご飯に合う！
この料理考えた人天才だろ！！！と思うレベルで今すぐまた食べたい。

このお店は手軽に客家料理を楽しめるので本当に薦めたいです。
お店の名前はスケジュールの方に入れてある（六なんとかというお店）ので，グーグルで検索してみてね。

食べ足りない私は，年寄り2名を先にホテルに帰して，寧夏夜市へ。
揚げパンサンドイッチをまた買ってしまった。
本当においしい。

ホテルで就寝。
充実した最高の4日目でした。