ナニコレ珍百景大心劇場･馬路村･彌太郎こころざし社中･風見鶏☆四国お遍路ドライブ第2弾2023年秋⑦-2

2023/10/28 - 2023/10/28

四国お遍路ドライブ第2弾の7日目から9日目までの3日間は、高知観光が目的で春のお遍路ドライブで行けなかった場所を巡ります。
7日目は、楽天で高知県1位の朝食バイキングをサウスブリーズホテルでいただいてから、室戸の料亭花月に行って『室戸キンメ丼』を食べました。
帰りにゆずの馬路村、安芸の彌太郎こころざし社中に寄って、高知市内の風見鶏で夕食を済ませて、オリエントホテル高知吉満に宿泊しました。

【7日目その1】サウスブリーズホテル高知海月→道の駅大山・大山岬→料亭花月→道の駅キラメッセ室戸
　⇒ https://4travel.jp/travelogue/11886820

本編は【7日目その2】大心劇場→魚梁瀬ダム→馬路村まかいちょって家･馬路温泉･森林鉄道･ゆずの森加工場→彌太郎こころざし社中→風見鶏→オリエントホテル高知吉満（泊）
【表紙写真】風見鶏の『和栗定食』

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四国八十八か所お遍路をいつかしたいと思っていました。
退職後で時間的に自由なので、気ままに自分のペースで、マイカーでドライブしながら回りました。
第1弾は1番札所から43番札所まで、2023年3月26日（日）～4月12日（水）の17泊18日で回りました。
第2弾の今回は44番札所から88番札所まで、観光を織り交ぜながら、2023年10月22日（日）～11月7日（火）の16泊17日で回りました。

【参考資料】
　『まっぷる 四国八十八か所 お遍路の旅』2021年 昭文社
　『四国八十八ヶ所霊場会HP』⇒ https://88shikokuhenro.jp/
【参考】Google画像検索（Googleレンズ）、Wikipedia

エリア 高知

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

【7日目】10月28日（土）その2　晴れ

12:20　室戸の料亭 花月で『室戸キンメ丼』を食べてから馬路村に向かう途中、国道55号線をドライブしていると、ヤシの木やブッソウゲ（ハイビスカス）の花を見てビックリ！ 温室でもないのに、10月下旬にハイビスカスの花が咲くなんて、やはり高知は南国なんですね。

12:50　安田川沿いの県道12号線を馬路村に向かって走行中、季節外れの手作りこいのぼりを発見！

こいのぼりの陰の無人販売所で、みかん一袋12個入りで100円！
さすが四国ですね、愛媛でも高知でもみかんが安い！
甘みも酸味もあって、美味しかったです。
これで、四国入りしてからみかんを買うのが3回目かな。
ビタミンCは、運転中に眠くなるのをある程度予防してくれるので助かります。

13:05　大心(だいしん)劇場（高知県安芸郡安田町）
自然豊かな山里の中の、昭和を感じさせるレトロな映画館です。
テレビ朝日『ナニコレ珍百景』で「山奥の意外な施設」として2011年1月12日に放送。

大心劇場 名所・史跡

山田洋次監督、大島渚監督らのサイン入り色紙もある。
こまどり姉妹もここで公演をしたらしい。
この映画館を一人で切り盛りしているのは、高知のご当地ソングを唄いつづける土佐のふるさとシンガー「豆電球（本名:小松秀吉）」さん。

ソフィア・ローレンの名作『ひまわり』は、いまだに戦禍の真っただ中のウクライナのひまわり畑のシーンが有名ですね。
こういった名作を、地方の自然の中の小さな映画館で上映しているんですね。
「喫茶 豆でんきゅう」も併設しています。

14:05　魚梁瀬(やなせ)ダム（高知県安芸郡馬路村魚梁瀬）
堤高115mで四国で最も高いダム。

魚梁瀬ダム 名所・史跡

河川　：奈半利川水系奈半利川
目的　：P（発電）
型式　：ロックフィル
堤高　：115m
堤頂長：202m
総貯水量：104,625千m3
竣工　：1970年

魚梁瀬ダム 名所・史跡

ダム下流の水の色がきれいだったのが印象的。
でも、管理事務所にたどり着けず、ダムカードをもらえませんでした。

もうひとつ、「久木(くき)ダム」が手前にあるはずですが、あちこち探しましたが、とうとう見つかりませんでした。

この後行った馬路村ふるさとセンターのスタッフもダムやダムカードには疎いようで、全くわからないままでした。

14:30　馬路村ふるさとセンター まかいちょって家（高知県安芸郡馬路村馬路）
500円以上の買い物で、「龍馬パスポート」スタンプ押印と、うまじ温泉の『ごっくんソフトクリーム』の100円引き券。

『ゆーず』6倍希釈用１リットル2,160円 2本購入

『千人の村ぽん酢』690円 4本購入

『ゆずの村ぽん酢』570円 1本購入
合計7,650円 現金。
「龍馬パスポート」スタンプ押印。うまじ温泉の『ごっくんソフトクリーム』100円引き券。

コーヒーが飲める喫茶コーナーもあります。

馬路村は、人口千人の小さな村です。

うまじ温泉（高知県安芸郡馬路村）
地下60mから湧出している温泉。
泉質：ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
効能：創傷・火傷・リュウマチ性疾患など
浴室からは安田川や馬路の山が眺められます。
宿泊、日帰り入浴、レストランの利用ができます。

馬路温泉 宿・ホテル

『ごっくんソフトクリーム』300円。馬路村ふるさとセンターでの買い物でもらった100円引き券で200円に。PayPay払い。

安田川を眺めながらソフトクリームをいただきました。

馬路村案内板

15:30　馬路森林鉄道
半世紀以上前に木材の運搬に使っていた「森林鉄道」に乗ったり、運転体験もできます。
昔の蒸気機関車を3分の2に縮小した、レプリカのディーゼル機関車は、村内で回収した廃食用油を原料としたバイオ燃料を使っています。

馬路森林鉄道とインクラインケーブルカー 乗り物

運行：日・祝日のみ
料金：大人 400円、小人 200円
※ 機関車の故障で、現在運行休止中。

インクラインケーブルカー
かつて山の急斜面を木材を運ぶために、水の重みを動力にしたケーブルカー。
ゆっくりと登って、山の上の展望台からは村内を一望できるそうです。

運行：日・祝日のみ
料金：大人 400円、小人 300円

馬路村ポケットパーク
馬路村にある唯一の公園です。

遊具が少しとトイレがあります。

揉合橋（もみあいばし）
安田川にかかる吊橋もあります。

いたるところに木材が使われています。さすが林業の村です。

山々の緑に赤い色が目立ちます。

15:40　ゆずの森加工場（高知県安芸郡馬路村）
馬路村農協の施設です。
翌日の10月29日（日）に加工場や村内で、『ゆずはじまる祭』が開催されるということで、皆さん準備に追われていました。
自分で自由に見学してくださいということでした。

ゆずの森加工場 名所・史跡

人口1000人の村
魚梁瀬杉を育てて伐採してきた林業が衰退していく中で
ゆずを植えて育てて、加工して暮らしている
村のゆず農家190戸
農協職従業員90名

うまじ村の名物『ごっくん馬路村』の製造ラインや、製品の箱詰め場などを2階からガラス越しに、自由に見学できます。

製造ライン
予想以上に完全機械化された衛生的な加工場で、ビックリしました。

製品を箱詰めする荷造り場

かつて使われていた手作業用の器具

見学が終わったら、うまじ村の名物『ごっくん馬路村』を1本いただけました。
はちみつ入りゆず飲料で、美味しかったです。

16:00　ゆずの森（高知県安芸郡馬路村）
こちらも馬路村農協の施設で、加工場で製造した製品などの直売所です。

ゆずの森 グルメ・レストラン

『ゆず茶』710円 2個購入　合計1,420円 現金。
はちみつの入った『ゆず茶』をお湯で薄めてお茶として飲みます。
それに焼酎を入れて飲んだり、夏はお湯の代わりに炭酸と焼酎を入れてサワーにして飲んでいます。

馬路村を出発して、安芸市の彌太郎こころざし社中に向かいます。

16:55　彌太郎こころざし社中（安芸観光情報センター）（高知県安芸市矢ノ丸）
安芸市出身で三菱の創業者、岩崎彌太郎についての情報発信センターです。
春は岩崎彌太郎の生家などを訪れました。

安芸観光情報センター ～彌太郎こころざし社中～ 名所・史跡

年表パネル
幕末から明治にかけての新しい日本経済の基本を築いた彌太郎の生涯がわかります。

貿易や海運からスタートしているんですね。

他に、大型スクリーンのVRシアターで、CGアニメの『彌太郎ものがたり』も上映しています。

NHK大河ドラマ『龍馬伝』の彌太郎生家再現セット
2010年(平成22年)の放映で、岩崎彌太郎役の香川照之が実際に着用した衣装や、

ドラマで使用した「坂本龍馬の往来手形(レプリカ)」

ドラマで使用した「彌太郎の黒船に関する意見書(レプリカ)」

「ようこそ童謡の里『あき』へ」
弘田龍太郎（1892-1952年）は安芸市出身で、東京音楽学校（現東京芸術大学音楽学部の前身）卒業。数多くの童謡を作曲した。
童謡の曲碑が市内の観光地あちこちに建っています。

『靴が鳴る』
ふるさと童謡トイレの前の通路に、曲譜があります。

『叱られて』

『春よ来い』

18:35　風見鶏（高知県高知市福井町）
ここも春のお遍路ドライブで行きたいと思っていたレストランのの一つです。
大正ロマンの雰囲気が漂っています。

風見鶏 グルメ・レストラン

現代企業社が運営するカフェやレストランで、高知に10数店舗あります。
店舗ごとに個性ある外観と内装で、料理も異なります。

ハイカラな洋食かと思いきや、ラーメンやビフテキ丼とか、料理のジャンルが幅広いです。

ビビンバ、ドリアもあります。

『秋栗定食』(1,480円)
栗ごはん、照り焼きチキンサラダ、1/2そば、栗羊羹と、結構手の込んだ料理が並んでいます。
旬の味を堪能しました。

20:10　オリエントホテル高知 和風別館 吉満（高知県高知市北本町）
じゃらん：ビジネス一人旅♪ 窮屈だけどお得・素泊まり
料金　　　：6,050円
じゃらんpt：- 300円分
駐車場　　： 800円
合計　　　：6,550円 クレジットカード払い。
「龍馬パスポート」スタンプ2個押印。『ブロンズ』なので、ゆずジュース1本いただけました。

オリエントホテル高知　和風別館　吉萬 宿・ホテル

和風旅館のような玄関

301号室　
洋室 セミダブルシングル 12平方m・Wifi

ユニットバス・トイレ

屋上大浴場
岩風呂で温泉気分です。

露天風呂もあります。

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この続きは【8日目】10月29日（日）その1「嶺北の汗見ブルーと豊穣祭」
　⇒ https://4travel.jp/travelogue/11893007