冬・北海道 (3) 大倉山のジャンプ台

2024/02/09 - 2024/02/09

北海道3日目は、絶景を求め札幌の郊外へ。

エリア 札幌(北海道)

パラパラと雪が舞う中、少し早起きして出かけ、コンビニでコーヒーを。

地下道を通り、地下鉄へ。

大通駅 駅

「二十四軒」で降りる。

ちなみに、今回は「12-32mm / F3.5-5.6」パンケーキレンズを使用。やはりこうして見ると、以前の「25mm F1.8」よりも細部はやや甘いか・・。
それでも敢えて汎用性を求めた結果なので、致し方なし。

二十四軒駅 駅

初めて歩く郊外の雪景色は、何か詩的な世界に迷い込んだような気になる。

この深い雪の中を、当たり前のように子供たちが登校していく光景も、何だか愛おしい。

やってきた「さっぽろ朝市」

さっぽろ朝市 市場・商店街

市場のリフトが道を走る。

中へ・・・。

見つけた・・塩ラーメン、海鮮丼「めし屋」

定食 めし屋 グルメ・レストラン

お目当ての「四品丼」を注文。
そして「3時にウニが入った」と嬉しい言葉が。
・・・勿論、乗せてもらう。

昨日の寿司すら超えるサーモン、生き生きとした粒が溶けるイクラ、カニの風味、まるでキューブのような身厚のホタテ・・・
そして店主が太鼓判を押す、みょうばんを使わない「本物」のウニは、「ウニに醤油は使うな」という言葉が分かる、繊細な甘さ。

本物のうまいものを客に届けたいという、情熱を感じる海鮮丼。
そして「ウニが好きなら夏に来な、バフンウニには、ムラサキウニの甘さに加えてコクがある」
・・・その言葉を深く胸に刻んだ。

海鮮四品丼 ￥2,000
ウニ ￥900

うま過ぎて、放心状態。

地下鉄で少し戻り、円山公園へ。

円山公園駅 駅

太陽が少しだけ高く登り、よりはっきりと地上を照らす。

つららが物凄い。

オーベルジュ・ド・リル サッポロ グルメ・レストラン

ああ、来てしまった・・・。

円山公園 公園・植物園

穢れのない純白の世界を目にするという願いはもう、ここで叶えられてしまいそう。

何となく寄った円山公園、心が洗われるような散策路。

光の角度と影の具合が好き。

まさか、人面樹・・・？

ハートでライフアップ。

誰が、どうやって作ったんだろう・・・。

リスの姿が。

開拓神社

開拓神社 寺・神社・教会

北海道神宮

北海道神宮 寺・神社・教会

北海道神宮の由緒。

インバウンドに席巻される中、場所が場所だけに日本人らしく振る舞いたくもなる。

昭和天皇御手植の木。

上皇陛下御手植の木。

・・・中国人の団体客が買い物をする特有の慌ただしさの中、記念になりそうな「カード型御守り」を。

この足跡は？

椹　サワラ

真っ直ぐ伸びる。

まあしかし・・・「過剰なインバウンド」よりは「日本人の少なさ」の方が、どちらかといえば問題のような気はするが・・・。

円山バスターミナル

バスに揺られ、大倉山へ。

大倉山ジャンプ競技場 名所・史跡

なんという高さ・・・これが、ジャンプ台？

サーッという滑走の音が、雪の上に響く。

チケットを買いリフトへ。

数字はジャンプ台からの距離か。
ものすごい角度だ・・・。

リフトもここから急斜面を昇る。

ジャンプ！

これは、恐ろしい・・・。

そして頂上へ。

す、凄い景色だ・・・。

札幌の街が一望のもとに見渡せる。

二匹合わせて「1972」

そして、なんて良い天気なんだ・・この巡り合わせ。

こうして見ると、札幌が200万近い大都市だというのも納得。

石狩平野の広さも見渡せる。

そして、その札幌の街へ向かってダイブしていくという、ジャンプ競技の凄まじさ。

最初の一回目の恐怖を、どうやって乗り越えたのだろうか。

その一つ上の展望台へ。
屋上は冬季閉鎖中。

高梨沙羅
まだまだ、これから！

小林陵侑
目指せ、ミラノ・コルティナダンペッツォ！

さて、見るべきものは見たので帰ろう・・・。

あそこが審判の席か・・・。

圧巻の景色を見放題の「下り」。

併設のオリンピックミュージアムも、レジェンダリーな展示やアトラクションが満載で、見ごたえある施設。

札幌オリンピックミュージアム 美術館・博物館

帰りのバスの時刻を見ておかなかったのは痛いミス・・・。
ここは滅多に乗らないタクシーで。

そういえば、未だ乗っていなかった路面電車。

すすきの駅 駅

ひと区間だけ乗ってみるか・・・。

「龍が如く5」チャレンジ3件目、「カレーショップ エス」

CURRY SHOP エス グルメ・レストラン

店内の7割方は外国人客。
ハスカップラッシーをすすり、カレーを待つ。

「タンドリチキンと野菜のカレー」を。
選べる辛さは「2」、トッピングはブロッコリー。

初のスープカレーは、このお店の場合はカレースープという感じ。それだけに、タンドリチキンのうまさが際立つ。

タンドリチキンと野菜のカレー ￥1,400
ハスカップラッシー ￥380（セット価格）

札幌の碁盤の目の道路は便利な反面、自分がどちらへ向かっているのか分かりにくいのが難点・・・。
結局この後はどこへも行かず、宿へ戻ることに。

「龍が如く5」4件目、「すみれ」
ここが最難関になると思ってはいたが・・・。
開店10分前で既にこの行列・・・。

今まで北海道の寒さをさほど感じずに済んだのは、常に動き続けていたから。こうして列に並んでみると、容赦なく芯まで冷える・・・。

すみれ 札幌すすきの店 グルメ・レストラン

初の一杯は「味噌ラーメン」を。

まず見えるのが、スープに張った油。
この油のおかげで、最初から最後の一口まで「あつい」。

ここは気軽に食べられないのが難点、とはいえ冷えた中で食べるあつあつの、洗練されたうまさの味噌ラーメンは格別。
こうして札幌最後の夜は更けていく・・・。

味噌 普通盛 ￥1,100