2024/02/11 - 2024/02/11
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SRさん
この旅行記のスケジュール
2024/02/11
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電車での移動
南小樽(10:43)→小樽(10:47)快速エアポート95号
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電車での移動
小樽(10:53)→倶知安(12:12)函館本線・倶知安行
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電車での移動
倶知安(12:35)→長万部(14:11)函館本線・長万部行
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電車での移動
長万部(14:37)→函館(16:08)北斗12号
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この旅行記スケジュールを元に
北海道の旅も、残すところあと3日。
この日乗るのは、小樽から函館まで最短距離を結ぶ函館本線「山線」。
実はこの路線、もっぱらの話題は廃止予定。小樽といえば北海道の鉄道発祥の地、そして函館はかつて本州と結んでいた大動脈。
それがなぜ・・・それは乗ってみれば分かるでしょ、ということでローカル線に乗って函館へ向かうことにした。
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この日は昨日の無理がたたり疲労困憊・・・。
しばらくベッドの上でだらだらと過ごし、無料のコーヒーを思い出しキッチンに・・なんと、飲めるのはドリップコーヒーだった。Little Barrel 宿・ホテル
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窓の雪を眺めがらコーヒーを・・・。
この素晴らしい空間に居ると、このまま一日時間を溶かしたくなる。 -
チェックアウト前に、雪は止んでいた。
深く積もった新雪は、パウダー状の上から小さいあられ状の雪が重なり、不思議な触感。 -
宿を出て目にした、除雪の光景。
これが北海道の生活か・・・。 -
晴れ間が見えると、空が広く見える。
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雪道を歩き、最寄りの南小樽駅へ。
南小樽駅 駅
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小樽で乗り換え、倶知安へ。
ここは既に非電化区間、走るのはディーゼルで発電してモーターで走る「DECMO」。
乗客の殆どはインバウンドで、アジア系に混ざって欧米系の姿が目立つ。
途中「余市」で多くの人が降りロングシートに座ることが出来たが、その他の駅で乗降する人は少なかった。倶知安駅 駅
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終点の倶知安に到着。
ここは既にICカードの範囲外ながら、乗り込んだICカードを精算する列が伸び、その数は切符で降りる人々と半々か。 -
倶知安は、深い雪だった。それを物語るように雪だるまがお出迎え。
その下には「北海道新幹線 倶知安駅の早期開業」とある。 -
20分の乗り換え時間は、思いの外短く感じた。
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切符を買い、長万部へ。
どうやら、倶知安まで乗った車両と同じH100形。 -
やはりこの区間も殆どがインバウンドの乗客で、大きなスキー装備を抱えている人も多く、途中の乗降客は少ない。
ひたすら続く雪景色を、ローカル線はゆったりと進む。 -
疲れていたので寝て過ごしていたら、いつの間に長万部に到着。
長万部駅 駅
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倶知安とは対象的な天候ながら、ホームに堆く積まれた雪の塊は大迫力。
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ホームの乗降する部分だけは、何とか雪かきがされている感じ。
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車両の一部が凍りついている。
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なんという、大地と空の広さ。
その大自然を、人間が造ったインフラの力でかき分けていく。
このような冬の北海道の非電化区間に乗ると、「北国の鉄道に乗った」というある種の実感があり、それだけでもこの区間に乗った価値はあったと思う。 -
長万部の駅舎を出て。
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「毛がにの町長万部」
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ずっと、海まで歩いていきたい・・・。
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90年の歴史を持つ、長万部名物の駅弁「かにめし」
駅弁かなや グルメ・レストラン
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買った、買ったぞ・・・。。
そしてここから先は、苫小牧廻りの「海線」と合流し、特急も走る区間。
実はこの朝、その特急「北斗」を予約していたのだった・・・。 -
これが「かにめし」。駅弁イン特急席・・・!
一面のかにのほぐし身に、細切りのたけのこが加えられており、それがコリコリという心地よく飽きのこない食感を加えている。
ローカル線も良いけど、こういう鉄道旅も良いな・・・。
かにめし ¥1,250 -
JR北海道の車内誌の一頁。
赤線で書かれているのが、現在建設中の北海道新幹線。
現在の終点、函館新北斗から先は、新八雲、長万部、倶知安、新小樽、札幌。
そして小樽から長万部までを結ぶ山線は近い将来、その長い歴史に幕を閉じ、新幹線に置き換えられることになっている。 -
今日乗った感じからしても函館本線山線の乗客の多くはインバウンドで、新幹線はそれらの需要を十分に満たすことになると思われる。
そのときには現在のような、ICカードの使えないローカル線で大量のインバウンド客を時間をかけてスキー場へ運ぶ・・・という過渡期的な光景は、もう見られないということになる。 -
雪に埋もれ、冷たく黒光りする線路。
北海道では鉄路そのものが、美しく輝く。 -
そして大沼公園を過ぎる。
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海の見えない右側とはいえ、一席だけ空いていた窓際指定席。
特急、快適すぎ・・・。 -
この大沼公園でさえ、乗降客で目立つのは中国人観光客なのであった。
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そして函館本線を走りきり、終点の函館駅へ。
まるで神殿のような、湾曲したホームは初めて見ると壮観。函館駅 駅
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「ようこそ函館へ。」
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今乗ったキハ261系、特急「北斗12号」。
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初の函館駅。
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はるばる来たぜ函館!
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函館といえば路面電車。
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しかし寒い・・・札幌よりも遥かに雪が少ないのにこの寒さ、まさか大雪の方が逆に温かい?
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疲労ゆえか、路面電車で記憶が飛んで一つ乗り過ごし、歩いてホテルへ。
そこで偶然、函館名物「ラッキーピエロ」を発見。 -
ようやく今日のホテル「グランパレット函館」へチェックイン。
グランパレット函館 宿・ホテル
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フロントに子供の遊び場があったり、犬同伴OKということでアットホームな感じのホテル。
フロントも外国人の女性が辿々しい日本語で対応してくれたが、一生懸命な感じがかえって良かった。 -
この旅で初の個室。札幌や小樽では、祭り期間中で取れなかったホテルの部屋。
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久しぶりのプライバシイ・・落ち着く・・心が安らぐ・・・。
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ホテルでキーを受け取った直後にエレベーターを降りる階を間違えるなど、素で自分の行動がおかしいので、この日はもう食べて寝る以外のことは何もしないことにした・・・そして先程のラッキーピエロへ。
ラッキーピエロ 十字街銀座店 グルメ・レストラン
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注文をして2階へ。
いきなり目を引く、際立った内装・・・。 -
二月にも関わらずクリスマス・ソングが流れ、クリスマス真っ盛りの店内。・・・絵的に夜の店にしか見えないのはともかく。
後ろで小さい子供が「この店に夏に来よう!」と言っていて、吹き出しそうになる。 -
観光客の多くがまず注文すると思われる「チャイニーズチキンバーガー」を。
そして、セットの不思議なウーロン茶。なぜかコーラでもコーヒーでもなく、これしか選べないウーロン茶。しかしハンバーガーを流し込むうちに、なぜか「これしかない」と思えてしまう・・・。 -
実は「ラッキーピエロ」はファーストフードではなく「テーマレストラン」なんだとか。作り置きはせず、地産地消にこだわり道南に出店というこだわり。さらに、各店舗ごとにテーマの際立った内装。これは、また別の店を開拓するのが楽しみだ・・・。
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夜スイーツに、セブンイレブンで買った北海道限定の「雪のフロマージュ」と、セイコーマートで買った「やさしい甘みのはちみつらて」を。
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