ワンワールド世界一周券でパタゴニアへ　６　ペリトモリーノ氷河ツアー

2024/01/16 - 2024/01/17

南米アルゼンチン南部のパタゴニアにワンワールドの世界一周航空券を使って氷河とアンデスの山と地の果てを見に行く旅

ついでにサンフランシスコ、ダラス、ブエノスアイレス、コロニアル（ウルグアイ）、スペインアンダルシア、ドーハ（カタール）、バンコクに宿泊してのんびりした旅を楽しみました。

その６は、ウシュアイアからエルカラファテに移動し、今回の旅のメインイベントのペリトモリーノ氷河ツアーに参加しました。ツアーの申し込み方法も紹介しておきます。

　日程　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　宿泊
　1月 9日　JL58　東京→サンフランシスコ　　　　サンフランシスコ
　1月10日　サンフランシスコ 　　　　　　　　　サンフランシスコ
　1月11日　AA2023　サンフランシスコ→ダラス　　　　ダラス
　1月12日　AA997 ダラス→ブエノスアイレス　　　　機中
　1月13日　ブエノスアイレス　　　　　　　　　ブエノスアイレス
　1月14日　AR1880 ブエノスアイレス→ウシュアイア　ウシュアイア　　　　
　1月15日　ウシュアイアツアー　　　　　　　　　　　ウシュアイア
★1月16日　AR1863　ウシュアイア→エルカラファテ　エルカラファテ　
★1月17日　ペリトモリーノツアー　　　　　　　　　　エルカラファテ
1月18日　エルチャルティンツアー　　　　　　　　　エルカラファテ
1月19日　トーレスデパイネツアー　　　　　　　　　エルカラファテ
1月20日　AR1877カラファテ→ブエノスアイレス　ブエノスアイレス　　　　　　　　　　　
1月21日　コロニアルエクスプレスフェリー　　　　　コロニアル
1月22日　ブエノスアイレス観光　　　　　　　　　ブエノスアイレス
1月23日　IB6856　ブエノスアイレス→マドリード　　　　機中
1月24日　Renfe　マドリード→マラガ　　　　　 マラガトレモリノス
1月25日　Renfe　マラガ→コルドバ 　コルドバ
1月26日　Renfe　コルドバ→マドリード　　　　　　マドリード
1月27日　BA457/123 マドリード→ドーハ　　　　 ドーハ
1月28日　QR834　ドーハ→バンコク　　　　　　　　　　 機中
1月29日 バンコク　　　　　　　　　　　　　　　　バンコク
1月30日　バンコク　　　　　　　　　　　　　　　　バンコク　　
1月31日　JL032　バンコク→東京

エリア カラファテ(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 100万円以上
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: アルゼンチン航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

カラファテ空港に着きました。
雪山が見えたウシュアイアに比べ、山はずいぶん遠くです。

空港からは、乗り合いタクシーのシャトルバスかタクシーの２択です。
タクシーは市内まで固定料金で安心です。
カラファテ空港のホームページに情報出ています。

インテルナシオナル コマンダンテ アルマンド トラ空港 (FTE) 空港

シャトルバスは事前予約が基本なので空港からタクシーで一気に宿へ
アルヘンティノ湖の先に山が見えます

今日からの宿はここ。ホステルの名ですが、個室中心の宿です。
観光地エルカラファテでは、ホテルはブエノスアイレス以上の値段になるので、こういうところで節約旅です。
ホステルは常時、スタッフがいないので、事前に到着予定をWhatsApで連絡することが重要です。
ここは中心街まで歩いて行けるので便利です。安い宿は中心部から離れる傾向にあります。

ここの料金はシングル一部屋でUS＄70で、当日の公式レートでアルゼンチンペソで換算して、クレジットカードで市場レートで請求する仕組みとなり、結果的にUS＄１が131円で、1泊1万円を切った。

ホステル ブエノスアイレス ホテル

宿でひと休みの後、表通りに出て明日からのツアー申込に

その３で書いたようにアルゼンチン通貨には公式レートと市場レートがあり、仲介業者を通じたネット申し込みは公式レートが適用され、かなり損をする可能性があるので要注意。

多くの業者がありますが、価格を明示していない社も多く、よく調べるといいです。このパタゴニアシック社は、料金がアルゼンチンペソで明記され、オプション料金も具体的に書いてあるので、お薦めです。

https://www.patagoniachic.com/
ここから、オンライン申し込みできますが、支払いのとこで、ペイパルの一択となり、公式レートになってしまうことに気づき、日帰り氷河ツアーでも１万円を越えてしまいます。前日まで申し込み可能で、空席ありとなっていたので、ネット申し込みはやめて、近くの事務所に行ってペイパルでなく、直接カードで支払いたいと言うと、あっさりOK。ネットで事前に調べてあるので、ペリトモリーノ氷河ツアー（ボート付き）、チャルティン日帰り、パイネ日帰りの３日連続ツアーで申し込みました。
ちょうど他の客がいなかったので、店員と話をしながら、フレンドリーな雰囲気ですんなりと申し込めました。

一応、それぞれミニトレッキングなど歩きが入っているコースを選びました。

３つのツアー合計が、250,000ARS、カード決済は35,760円。公式レートなら5万円近くになるので、現地払いの価値がある。

他にも表通りにはいくつかツアー会社があります
こちらは大型バスツアーが得意な社で、ウシュアイアにもあります。
https://tolkeyenpatagonia.com/en/

ツアー実施会社以外にも代理店もたくさんあり、代理店は複数ツアーを申し込むと割引があったり、宿経由で申し込むと割引があったりするので、どこがいいのかよくわかりません。交渉次第という要素もあります。

重要なこと。氷河を歩くツアーは６５歳以下の制約があります。さらに定員に限りがあるので、これは前日では購入できなさそうなので、事前予約がお薦めです。
６５歳以上でどうしても氷河を歩きたい人は個別ガイドを雇ってみる方法があるようです。

こちらも別のツアー会社
https://caltur.com.ar/

本格的なトレッキング、カヤック、乗馬などさまざまなアウトドア体験を用意しているところもあるので、いろいろ調べると楽しめそうです。
他にも大手では
https://en.alwaysglaciers.com/
などあります

ツアー申込ができたので、遅いランチに。表通りの店はけっこう混雑しているので、少し中に入ったところにあるピザの店に。

ナポレオン ピッツェリア デリ

ピザ半分サイズがあります。このくらいの量がちょうどよい。ビールとワインが進みます。小さい店なので、店員のお姉さんに気楽に注文できるのがいいですね。

表通りにもどって、ぶらぶら。宿には共用キッチンがあるので、朝食の素材を買いにスーパーへ。

お土産店も充実、さすがに観光地

街をぶらぶら歩いて、その夜は宿のキッチンでスーパーで買ったワインとパンなどで済ませました

翌朝、朝６時に朝食、しばらくハムチーズサンドとヨーグルトの自炊の朝食で、毎日同じパターン

７時過ぎにツアーピックアップの車が来ました

こんな感じのミニバンです。
宿をまわって大勢乗りますが、
　氷河展望台
　氷河展望台＋遊覧船
　氷河展望台＋氷河歩き
などすべての客を集めて出発です

しばらくパタゴニアの平原を走って国立公園入口に行きます

ロス・グラシアレス国立公園入口で公園入場料を払います。現金で払う人には係員がバスに来て、クレジットカード払いの人は窓口に行って払います。カード払いにしましたが、待ち時間は少なくよかったです。

しばらく走るといよいよ氷河入口。
まず、氷河歩きの客を港で降ろして、残りは展望台へ

展望台到着は１０時過ぎ、ここで案内があり、氷河ボートに乗る人は１２時集合、展望台のみの人は１５時集合。
いろいろなコースの人を乗せているので、展望台のみの人はここで４時間以上過ごすことになる。
全部の展望台をまわれば２時間以上かかり、レストハウスで食事もできるので４時間つぶすことはできるが、日本人の感覚からすれば退屈なはず。
当方はボート付きなので、２時間だが、ゆっくりいろいろな展望台をまわって１時間で十分かな。

ペリトモレノ展望台見学コース 山・渓谷

展望台はあちこちにあり、標高差があるので、楽しむことはできる。

ペリトモレノ氷河 滝・河川・湖

確かに絶景です。国立公園なので案内板はあちこちにあります。

氷河の右面から見たり

左面から見たり

時々、崩れる音がします

確かに圧倒的迫力

温暖化でいつまで持つのか心配になります

パタゴニアアルゼンチン 観光名所

ビジターセンターにはカフェテリア、売店があるので、展望台のみのグループはここで時間がつぶせます。ビールも飲めます。ツアーに昼食パックのオプションがありましたが、ここで食べられるので基本的に不要です。

今回は、朝食と同じものを持参してます。

氷河遊覧船に乗るオプションを選んだ人をピックアップして港に行きます。

モレノ港 船系

ここから氷河に行きますが、周りの山の地層のうねりが激しく、アンデスの地殻変動の力を認識します

氷河に近づいていきます

氷河クルーズ 山・渓谷

崩落すると波をかぶる危険があるので、船はある程度の距離を置いて止まります

いろいろな方向から眺めて

しばらく停泊

港に帰ります

その後、ビジターセンターに戻って休憩後、展望台のみの客をピックアップ、港で氷河歩きのグループをピックアップして、カラファテに戻って１７時前

正直、時間が余りすぎ、午後からの半日氷河ツアーを出している社があったので、それで十分かな。ともかく楽しめました。

帰りはホテルまで送ってもらうこともできたが、ダウンタウンで下車

夜は、レストランに入るほどではないので、地元系バーガーを持ち帰り
Wolly Burgers

パティが３枚入っているのがあるので、これをチョイス

パタゴニアビールを買って、宿に帰ってのんびり食事
バンズが巨大で、パティが３枚と十分満足。さすが牛肉の国。

ホステル ブエノスアイレス ホテル

宿のキッチン。冷凍ピザを買ってきてレンジで温めている人もいました。

明日はパタゴニアの山、フィッツロイが見えるエルチャルティンツアーに参加するので７時ピックアップです。