冬の京都　南禅寺参道菊水滞在旅

2024/02/08 - 2024/02/10

昨年紅葉時に伺った南禅寺参道菊水さんのサービスや食事に感動し、今回は宿泊でお世話になります。

南禅寺参道菊水さんは、約830坪もの敷地には近代庭園の先駆者といわれる7代目「小川治兵衛」、通称「植治」が作庭した素晴らしい池泉廻遊式庭園と、日本建築の粋を凝らした数寄屋造りのお部屋が素敵な高級料理旅館です。

この広大な敷地に客室6室のみ、贅沢なお宿です。

たまたまクレジットカードの会員誌で菊水さんの紹介がされており、クレジットカードのプラチナコンシェルジュデスクから紹介をしていただいた上で、お宿に優しい直接予約をしました。
京都市内のお宿の中ではかなり高額だと思いますが、数万円するお料理コースも含まれているし、ソムリエの方やスタッフの方のサービス、お宿の趣きや立地などを考えたら、妥当な宿泊費だと思いました。

エリア 京都

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー JALグループ JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

大阪から京都へ移動し、主人と待ち合わせをした場所へ。

今回まず最初に訪問したかった西本願寺。

娘が無事浪人留年することなく、学校生活18年間無事に過ごし、また国家試験も合格した報告にきました。

娘の学校合格時にも、ご挨拶に伺ったお西さん。
前回はギックリ腰で伺えず、今回は絶対伺わなければと思っていました。

こちらでも梅が咲き始めました。

娘にお西さんの画像を送ったら、「西本願寺だ」とパーフェクトな解答をしてきました。
さすが！

西本願寺(お西さん) 寺・神社・教会

お西さんへ行ったなら、お東さんへも伺います。

東本願寺へ。

東本願寺(お東さん) 寺・神社・教会

何度も京都へは来ているのに、実は嵐山へは行ったことがありません。
遠くはないのですが、いつも混雑しているイメージしかないので、行きませんでした。

今回は時間があるので、私は初めて、主人は修学旅行以来約45年ぶりくらいに訪問です。

予想通りほぼ外国の方々で埋め尽くされていました。
渡月橋だけみて、またすぐにタクシーに捕まえて京都市中心部へ戻りました。

嵐山からタクシーで祇園に行き、主人はお取引先様へ挨拶、私は祇園の京飴のお店祇園小石さんや鍵善良房さんへ。

お土産を購入して、鍵善さんで待ち合わせをして、葛切りをいただきます。
やっぱり美味しいです。

鍵善良房本店 専門店

立派な器でいただきます。

鍵善さんから、またタクシーを拾って、南禅寺参道菊水さんへ。

最近京都では、なんとなく京都っぽくしたお高めな外資系ホテルの進出が凄いですが、こちらの南禅寺参道菊水さんは、スタッフの皆さんもベテランの方ばかりで、ソフト面ハード面とも品があり、風格がある老舗高級料理旅館です。

総敷地面積約830坪、明治の名庭師、七代目小川治兵衛（通称「植治」）が作庭した約400坪の広大な池泉廻遊式庭園を眺めながら過ごすことができる、贅沢なお宿です。
この広大な敷地に客室が6室のみ、贅沢の極みです。

南禅寺参道　 菊水 宿・ホテル

おしゃれな玄関です。

日本旅館らしい、半露天風呂と専用テラスがある1階のお部屋でお世話になります。
京都の一等地の半露天風呂に畳のお部屋、贅沢な時間を過ごせそうです。

ベッド。

小さな池が見えます。

こちらは半露天風呂です。

床暖房なので、足元は温かく、窓を閉めれば寒さは全く感じません。

京都の中心地に滞在していることを忘れてしまうような空間になっています。

洗面台。

お部屋にウェルカムシャンパンが用意されていました。

前回もお世話になりましたソムリエHさんセレクトです。

おみやげやお着きのお菓子などもあります。

祇園辻利のお茶はプレゼントとしていただきました。

冷蔵庫にはチョコレートもありました。

京都らしいお茶のセレクトです。

冷蔵庫内のドリンクはフリーです。

フリーでしたが、ペリエ1本しかいただきませんでした。

お部屋の廊下には素敵な空間があります。

夕食までゆっくりお風呂に入って、まったり時間を過ごしました。

お部屋で食事前に、いただいたシャンパンで乾杯です。

アンドレ クルエ グラン レゼルヴ ブリュット NV
Andre Clouet Grande Reserva Brut NV

食事はダイニングルームになります。

離れや茶室などでは、接待と思われる方々がお食事されています。

この日のダイニングルームは、幸いにも私たち2人の完全貸切となっていました！
数日後の連休は満室だそうです。
この日でよかったです。

食事は和食とフレンチイタリアンを選ぶことができますが、今回は和食にしました。

明治の名庭師、七代目小川治兵衛（通称「植治」）が作庭した約四百坪の広大な池泉廻遊式庭園を眺めながら食事、とても贅沢な時間です。


ワインセレクトは、前回同様知識豊富なソムリエHさんです。
よくありがちな高いワインばかりセレクトするソムリエと違い、お料理に合わせた本当に美味しいワインを選んでいただける、有能なソムリエさんです。

まずはシャンパンで。

アンドレ クルエ グラン レゼルヴ ブリュット NV
Andre Clouet Grande Reserva Brut NV

先付

お赤飯

ジュリ フェーブル シャブリ
Julie Fevre Chablis

煮物椀

向付

中八寸

フィリポナ ロワイヤル レゼルヴ ブリュット NV
Philipponnat Royale Reserve Brut NV

焼物

焼物

メゾン シシェル シシェル マルゴー
Sichel Margaux Maison Sichel

御飯と香ノ物

水物

菓子

Hさんの楽しいお話と美味しいお料理、最高の贅沢時間を味わいました。

次はフレンチイタリアンにしてみたいと思います。

翌朝、空は少しどんよりです。

朝食の時間です。

御飯はもちろん八代目儀兵衛です。

お隣に外国の方がいらっしゃいました。

贅沢な日本旅行ですね。

お豆腐も美味しいです。

デザート

コーヒー

お部屋でおなかが落ち着くまでゆっくりとして、出発しました。
チェックアウト時、京飴のおみやげをいただきました。

また伺いたいお宿です。

帰りも飛行機ですが、時間があるので、近くを散歩します。

まずは平安神宮へ。

平安神宮 寺・神社・教会

20年前にも来ましたが、もっと鮮やかな朱色だったけど…。
なんかイメージが違う…。

平安神宮前で開催されていた蚤の市を見ながら、南禅寺方面と戻りました。

南禅寺 寺・神社・教会

前回はギックリ腰で上れなかったので、三門に上がってみます。

やっぱり絶景です。

紅葉や桜の季節はさらに絶景ですね。

京都市中心部です。

水路閣です。

次は来年の桜の時期あたりに来たいなぁ。

少し休憩です。

ブルーボトルコーヒー 京都カフェ グルメ・レストラン

ブルーボトルコーヒーです。

ドリップコーヒーをいただきます。

回りは外国の方ばかり。

時間になったので、菊水さんに預けておいた荷物をピックアップし、タクシーで京都駅へ。

空港行きがちょうどきていたので、それに乗り大阪空港へ。

サクララウンジ　 グルメ・レストラン

やっぱり新幹線の方がよかったかな？

行きと違い、すぐに出発となりました。

あっという間に東京湾上空に来ましたが、羽田混雑のため30分内房外房行ったりきたり。

羽田空港に国際線持ってくるからこうなるんですね。
どうせなら、羽田は東京なんだから、東京上空をぐるぐるまわりようにすればいいのに。

やっと着陸体制に。

結局30分オーバー。

でも充実した3日間でした。