【赤犬の尻尾】喰探 - 帰国2023の２／中央線

2023/06/10 - 2023/06/17

この旅行記は、2023年６月に一時帰国したときに東京で訪れた、いくつかの食堂の様子を記した、「喰いもん探訪」です。

ここでは、中央線沿線でのそれを掲げています。

いずれも私の個人的趣向で、それほど価値がある内容でなく、備忘録としてここに記しているだけです。

これをご覧方々の大多数である、日本（東京）にお住いの方々にはとっては、単なる「日常」であり、面 白くもなんともない旅行記ですが、予めご承知の上、日本を離れた者がどういう風に日本の食を想っているかを、ご覧いただけたらと存じます。

エリア 東京

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

この旅行記は、
【赤犬の尻尾】喰探 - 2023年２度目の帰国で
https://4travel.jp/travelogue/11855272
の別編です。

日本銀行 名所・史跡

ここは、丸ノ内線の四谷三丁目から程近い、蕎麦居酒屋です。

音威子府TOKYO グルメ・レストラン

品書きの一部分。

店名の音威子府(ｵﾄｲﾈｯﾌﾟ)とは、北海道北部の地名です。
道中央部の旭川から最北に延びる鉄路は、もうずいぶん昔の国鉄時代、途中から二手に分かれて稚内に向かっていたのですが、その分岐駅がここでした。
その駅に立ちそば屋があって、ここのご主人はその独特な蕎麦を東京で再現したく、この店を開いたそうです。

メニューには、そこのみならず北海道のものがたくさん。

海老の天ぷら、430円。

北海道そば食べ比べ、1060円。
この店の主役である黒く四角い音威子府と、新得牡丹。
前者は、挽ぐるみゆえの色で太め。麺そのものか茹で方のせいか分かりませんが、けっこう堅く、あんまり美味く感ぜず。かなり前に駅ホームで食したときは「かけ」だったし、そもそも寒さを凌げれば何でも旨かったからねぇー。
後者は北海道での古い種にも拘らず、栽培が容易で収穫量の多いものの出現で生産量が少なくなった、希少性が高いものだとのことでした。前者より美味かった。

お次は、新宿のひとり焼肉屋です。
昔は「焼き肉屋」というと、けっこう値が張ったもんですが、近年はお値打ちのチェーン店があるんですね。手軽に食べられるようになった寿司と同じか?!

焼肉ライク 新宿南口店 グルメ・レストラン

店内。

どの席もひとり用のカウンタ席。
入店している間、都合五人しか他にいませんでしたが、ひとりを除いて女性客でした。
驚きでしたが、それだけ敷居が低くなったわけですね。

私の席。
小さなスペースで機械的に処理し完結させる、という情緒もへったくれもないシステム。
もちろん、それはほぼ予想して利用しているのだから、仕方ないというか納得しない方がアホ。
それを実体験して、勉強になりました。

注文は、電子デバイスで。
こういうの、超ー苦手！ でも、これで価格が抑えられているはずだから、良しとせねば。

匠とバラのWカルビセット200ｇ(\1310)と上ロース50ｇ(\360)。
この時間は、ご飯のお代わり無料。

お味は、普通に美味かった。
でも、気軽に食べられて良い。

ここは、新宿東口至近の映画館です。
別に映画を見に来たわけじゃなく、かつての新宿名物「内藤とうがらし」を買いに来たのです。
唐辛子自体の他との差は分かりませんが、ブレンド具合が独特で、主体物によっては引き立て度が高いですね。

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ここは立川駅構内にある雲呑屋です。

雲呑好 エキュート立川店 グルメ・レストラン

品書き。

午後のサービスメニューもあります。

サービスわんたん麺（塩）(\690)にミニ麻婆丼、(\280)を付けました。
味は、前者が普通に美味く、後者は正直期待する方が間違えって感じ。でも、この価格なら満足だよねぇー。

立川駅南口から数分の海鮮居酒屋、本格板前居酒屋 お魚総本家 立川店。

店内。

品書きの一部。

茶碗蒸し。
これが好きな娘のリクエスト。普通に美味かった。

あさり酒バター蒸し(\850)。
味は良かったけど、出されたときすでに冷めていた。ドイツでなら給仕に言うんだけどね。

入り口前のメニューで目に付いた、これが旨そうで決めたのでしたが....

その、かつお藁焼き(\1080)が到着。
こりゃ旨い！ 値段的にも良!!

季節野菜の天布羅盛り合わせ(\750)。（←誤字じゃないです。メニュー表記のまま。）
油の切れが悪く、リピはない。

特大ほっけ開き焼き(\1500)。
美味かったけど、娘とふたりで食べるには大き過ぎで、飽きが来る。普通の大きさもあって欲しい。

このビールは、味がないね。
まだ麒麟の方がマシ。

ココイチのビーフカレー。
ここのは自分好みできるから良いんだけど、滅多に行けないので毎回「どうするか」を再確認しなければならず、注文に時間が掛かります。
これは、「ロースカツ＋Ｓエッグ＋Hほうれん草＋４００（グラムのメシ）＋３辛」(\1547)。
娘が大好きで、帰国するたびに食べているんだけど、なんか片栗粉が多くなっているのか粘度が増しているような気がしてます。

東京で貧乏サラリーマンやってたときに良く行った小諸そばがあったので、久しぶりに入りました。
満腹天丼セット(\710)。
まぁ、こんなもんだね。昔はもっと旨いと思ったが、贅沢になったんでしょうね。
とにかく、日本では安早から上等品まで選択の幅が広く、素晴らしい！

帰国時のお楽しみ、NewDaysの変なおにぎりです。
このときは、蕎麦屋のコロッケ そば風おにぎり。

そもそも、そば屋風のコロッケが何なのか全く分からない。
旨さも不明。

離日直前、土産の弁当を買いにＴ１に行きましたが、そのときに揚げ物屋を発見。
さっそく試しました。
羽田で作った手作り丸メンチ(\200)と洋食屋×肉屋の俵コロッケ(\130)は、いずれも美味かった。スーパーのそれよりはもちろん、やっぱり出来たてだからね。

フライ屋 グルメ・レストラン

このあとは、今回の一時帰国の往復の様子（帰路）に続きますが、未だ準備工事中です。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港