2023.8 バワ建築ホテルとシギリヤロック眺望ホテルに泊まるスリランカ7日間（4）シギリヤロック、ミンネリヤ国立公園

2023/08/08 - 2023/08/08

スリランカの旅3日目は、いよいよ、この旅のハイライト「シーギリヤロック」です。シギリヤロックのふもとから宮殿のある頂上まで、約1200段の階段。垂直の岩山とかなりきつかったですが、登った甲斐がありました。
スリランカカレーのヴィレッジツアーのあと、サファリツアーでミンネリア国立公園で象をみてきました

エリア シギリヤ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

早朝のホテルシギリヤ

ホテル シーギリア ホテル

本日は、出発も朝食も遅いのでホテルの周りを散策します

森の新鮮な空気で清々しい気分です

ホテルを出ると目の前にシギリヤロック！！
せっかくなので歩いてみることに。

森の中の道を歩いて行きますが、なかなか着きません

大きな蟻塚がありました

なかなか着かないと歩いているとトゥクトゥクか近づいてきて「何処に行くんだ?ここは、あぶねーぞ。象に踏まれて死ぬぞ。エレファントアタック、ユーダイ」とのこと
このトゥクトゥクにのってシギリヤロックの近くまでいくことに

あっというまに到着。これ以上は入場料が必要ということでホテルに戻ることに

古代都市シギリヤ 史跡・遺跡

お猿がたくさんいました
モンキーアタックです(笑)

ホテルの敷地内にもたくさん猿はいます

遅めの朝食
ウインナー

ホテル シーギリア ホテル

ポテト

おいしかったマンゴーカレー

朝からカレーで幸せです

たくさん食べて、出発です

あっというまに到着。まずは、シーギリヤ博物館に入場。

シーギリヤ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

シーギリヤ・ロックで発掘された遺物が展示されており、シーギリヤ・ロックの雰囲気を感じることができます。

発見当時のシーギリヤ・ロック

水鳥のレリーフ

力士？のレリーフ

スリランカ美術の至宝とも呼ばれているシギリヤ・レディの壁画を再現したコーナーもあります。本物は写真撮影できませんが、こちらはOKです。

シギリヤ・レディは岩肌に描かれた美女のフレスコ画で、現在は18人の妖艶な女性の姿を見る事が出来ます。

この美女たちには諸説あり、微笑みを浮かべた妖精アップサラを王の侍女たちが世話している情景ではないか、または裸の女性が上流階級、服を着ている女性が侍女、はたまたこの美女たちが天国に住むアップサラで、妖精たちに守られ王は岩山の頂上に住んでいたとも推測されます。美女たちが誰なのかはいまだ謎のままです。

後ほどシギリヤロックで本物を見ますが、こちらが一番の美人かな？

シーギリヤ レディ 洞穴・鍾乳洞

フレスコとは新鮮（生乾き）という意味で、フレスコ画とは壁に塗った漆喰が乾く前に、つまりフレスコの状態でその上に顔料で画を描いたもの。やり直しが効かないため高度な技術力が必要で、一旦乾くと水に浸けても滲まず長期保存に適した方法だったそうです。これが5世紀という遠い昔に、壁に描かれた美女たちが今なおその美しさを保つ美の秘訣だったようですが、それでも雨風の浸食や裸の絵に反対する人々により剥がされてしまったようで、かつては500人ほど描かれていたようです。

シーギリヤ博物館を出ていよいよ登っていきます
城壁の周りをハスの花が咲くという水路が取り囲んています

蓮の水路 滝・河川・湖

敷地内の入口を入ると最初に待ち受けているのは、第一難関である岩の階段。そして岩山を望む整備された庭園の小道を通ると、まず出てくるのは王の沐浴場と呼ばれる遺構。

シギリヤ・ロックは火道内のマグマが硬化して出来た岩頸で、形状は楕円柱、標高約370m、岩頸そのものの高さは約195m、全方位が切り立った崖になっています。

シーギリヤ ロック 自然･景勝地

シギリヤ・ロックは5世紀後半、シンハラ王朝の王、カッサパ1世が築いた都城です。カッサパはダートゥセナ王の長男として生まれましたが、カッサパには王族の血筋を持つ母から生まれた弟モッガラーナがおりカッサパの母は平民の血筋であった為、カッサパは弟モッガラーナに王位継承を奪われるのを恐れ、父王に不満をもつ将軍と共謀して父王を投獄しました。

そして王位継承を持つ弟をインドへ追放し、477年カッサパはカッサパ1世として即位したのです。その後、カッサパは父ダートゥセナに、隠し財産をすべて出すように迫りますが「貯水池が全財産だ」という父に怒り狂い、将軍に命じて父を殺害してしまいます。

父を殺すという仏教徒として最大の罪を犯した彼は、罪を償うべく寺院や施療院を立て善政に励みます。そして弟からの復讐に怯える日々を送りながら、カッサパは、亡き父が夢見ていた岩山の頂上に宮殿を立てる計画を実行します。父を供養するため、弟の攻撃から身を守るために建てられたともされるシギリヤ・ロックは即位から7年後に完成しました。

11年後、インドから戦いを挑んできた弟モッガラーナにあっけなく敗れ、カッサパ1世は自ら命を絶ちました。王位に就いたモッガラーナはシギリヤを仏教僧に寄進し、再び都をアヌラーダプラへと移し、シギリヤは13世紀から14世紀頃まで修道院として存続するも、徐々に衰退。

建設から1400年後、イギリス統治下の1875年に、岩山に描かれたフレスコ画であるシギリヤ・レディがイギリス人によって発見され、今では多くの人がこのシギリヤ・ロックへと訪れます。

シギリヤロックのふもとから宮殿のある頂上まで、約1200段の階段を登ります

ひたすら登ります

シーギリヤロックは、8つの世界遺産があるスリランカの中でも一番と言っていいほどの人気の観光スポットです。

ライオン広場に辿り着きました。以前は頭部があり、ライオンが大きく口を開け座った形になっていて、階段を登るとライオンの喉に飲み込まれるような感じになっていたと言われています。

ライオンテラス 史跡・遺跡

巨大なライオンの足

垂直に階段登っていきます

ライオン広場からの長い階段を登りきれば、ようやく頂上です。庭園の入口からここまでの所要時間は約2時間。頂上では、360度見渡す限りジャングルの絶景と遺跡を楽しむことができます。

シギリヤ・ロックの頂上から見る景色

古代都市シギリヤ 史跡・遺跡

頂上は面積1.6㎡で王宮、兵舎、住居、ダンスステージ跡が見られ、少し下ると贅沢な王のプールがあります。

一旦下ってから鉄製の螺旋階段を上り、本物のシギリヤレデイを見ました

農村でのスリランカカレー作りを見に行きます

牛車に揺られて田舎道をしばらく歩きます

川が見えてきました

ボートでぐんぐん川を上っていきます。リアル・ジャングルクルーズです

小さな村で、お母さんが迎えてくれます
村でとれたココナッツの実を剥いていきます
ココナッツはスリランカカレーには必須です

お母さんのお手製、ココナッツカレー

そのほかにも、スパイスたっぷりのカレーが何種類も。楽しいツアーでした

ここからは、アーユルヴェーダ（マッサージ）とサファリに行くチームに分かれ行動。私は迷わずサファリでしたが、サファリ組は4人だけでした。

ホテルから30分ほどバスで走り、ミンネリア国立公園に到着

サファリ用のオープンルーフのジープに乗り込み走ります

しばらく森を走ると開けた草原に
遠くに象が見えます。

大きな湖のそばに、象の群れです

野生の象の群れをこんなに近くでみれる機会は、貴重だと思います

ミネリヤ国立公園 国立公園

スリランカの象は牙を持つものが少なく、オスの7%にも満たないそうです

子どもの象はかわいいですね

こんなに近づいて、大興奮です

象のほかにも、孔雀、キツネ、猿、鷲などたくさんの動物みましたが、上手く写真に撮ることができませんでした(笑)

たくさんの野生の象が見れる楽しいツアーでした

ホテルにつきますが、本日も熟睡
※昨日と同じホテルなのでディナーの様子はありません

ホテル シーギリア ホテル