中欧４都市15日間の美術館巡り（Day4-3）ベルリン　ベルリンフィル(Berliner Philharmonie)

2023/10/09 - 2023/10/24

ベルリンのペルガモン博物館が4年間の完全休館に入る前に、滑り込みで見に行ってきました。
ついでにドレスデン、プラハ、ウィーンの美術館も巡ってきました。

今回の旅でも、各美術館の展示内容について事前の調査が不十分だったため、観られなかった作品がいくつかありました。
その代わりに予期せぬ企画展に出くわし、思わぬところでお気に入りの作品に出会ったりして、何より歴史を再認識する旅となりました。

エリア ベルリン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: LOTポーランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

2023年10月12日（木）（Day4-3）

ベルリンフィルのコンサートまで時間があるので、定番の名所を街歩きします。

博物館島から300番のバスに乗り、チェックポイントチャーリーへやってきました。

こちらは旧アメリカ統治地区からの眺めです。
チェックポイント・チャーリーは、アメリカ統治地区とソ連統治地区との境界上にあった検問所で、この建物は2000年に復元されたものだそうです。

チェックポイントチャーリー跡

こちらは、旧ソ連統治地区からの眺めです。

写真の女性は有料フォトのお客さんで、私ではありません。m(__)m

虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑

この記念碑の建設計画は、東西統一前の1988年に開始され、その後紆余曲折を経て、第二次世界大戦終結および強制収容所解放60周年、ドイツとイスラエルの国交樹立40周年である、2005年にようやく完成されたそうです。

ホロコースト、現在行われているガザ地区での戦闘、・・・様々な思いが駆け巡り、暫くの間佇んでいました。

ブランデンブルク門

ブランデンブルク門

ベルリン・フィルハーモニー（Berliner Philharmonie）

初めてやってきました。

ベルリン・フィルハーモニー（Berliner Philharmonie）

夜７時開場です。

ロビー

ロビー

ヴィンヤード型のホールです。
パイプオルガンは上手にあるのですね。

ヤコブ・フルシャ指揮でドボルザークの「スターバト・マーテル」

コリン・ウィンタース（Sp）
マーヴィック・モンレアル（Ms)
ダビッド・パット・フィリップ（Tn）
マシュー・ローズ（B)

最終章第10曲で「アーメン」が四重唱と合唱で劇的に高まって繰り返されると、自然に涙が溢れました。

３人の子供を相次いで亡くしたドヴォルザークの悲しみと祈りが、ホロコースト、ガザ、ウクライナ、・・・と重なりあったのかも知れません。