2023/10/09 - 2023/10/24
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kawausoimokoさん
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ベルリンのペルガモン博物館が4年間の完全休館に入る前に滑り込みで見に行ってきました。
ついでにドレスデン、プラハ、ウィーンの美術館も巡ってきました。
今回の旅でも、各美術館の展示内容について事前の調査が不十分だったため、観られなかった作品がいくつかありました。
しかし、その代わりに予期せぬ企画展に出くわし、思わぬところでお気に入りの作品に出会ったりして、何より歴史を再認識する旅となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- LOTポーランド航空
-
2023年10月12日(木)(Day4-1)
時差ぼけが治らず朝早く目が覚めてしまったので、博物館島へ行く前にイーストサイドギャラリーへ行くことにします。
ベルリン中央駅からS-Bahnに乗り、Berlin Ostbahnhofまで行きます。 -
Mercedes Platz
Berlin Ostbahnhofからシュプレー川沿いを歩きます。
イーストサイド周辺は再開発が進んでMercedes Platzができ、近代的な街並みに生まれ変わっています。 -
イーストサイドギャラリー
1989年 11月9日 のベルリンの壁が崩壊した直後に、21か国118人のアーティストが絵を描き始め、1990年に正式な野外ギャラリーとなりました。
落書きが年々酷くなり、壁崩壊20周年の2009年には、ほぼすべての絵が新たに描き直されたそうです。 -
Mein Gott, hilf mir, diese tödliche Liebe zu überleben
(神よ、この致命的な愛を生き延びられるよう助けてください)
最も有名なこの絵は、ロシア人アーティストDmitri Vrubelによって描かれました。
1979年にベルリンで行われた東ドイツ建国30周年記念会議でブレジネフとホーネッカーがキスをして挨拶する写真が撮影され、ヴルーベリはその写真が掲載されたフランスの雑誌「パリ・マッチ」を見て、これを制作したそうです。
二人の年老いた国家元首がキスをしている光景は奇異に感じますが、このジェスチャーはロシアの伝統的な挨拶である「トリプルキス(3度のキス)」で、共産主義指導者の間では団結を表すために行われ、特にブレジネフは頻繁に行ったそうです。
ヴルーベリは2009 年に壁画を描き直すためにベルリンに戻り、その後ベルリンに定住していましたが、2022年にCOVIDで亡くなりました。 -
Detour in the Japanese Sector
(日本セクターへの転換」
1961 年に東ベルリンで生まれたトーマス・クリンゲンシュタインが子供時代に見た夢「ベルリンの壁が開き、塔と富士山が現れて日本へ旅行する」を表しているそうです。
クリンゲンシュタインは1981年に反政府活動で逮捕され、目指していた日本研究を行うことができませんでしたが、東西統一後に日本に暫く滞在し、夢は実現したそうです。 -
シュプレー川のボートレストラン兼ホテル
-
壁の博物館
午前10時開館なので、未だ閉まっていました。 -
オーバーバウム橋
壁崩壊前には、東西ベルリンを繋ぐ橋の西側に、通行人用の国境検問所が置かれていたそうです。
次は、博物館島の旧国立美術館(Alte Nationalgalerie)へ行きます。
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