2023/12/29 - 2024/01/08
39位(同エリア161件中)
ハンマークラヴィーアさん
- ハンマークラヴィーアさんTOP
- 旅行記90冊
- クチコミ1539件
- Q&A回答47件
- 278,316アクセス
- フォロワー29人
【旅程】
12/29 成田空港20:30出発
12/30 4:00カイロ到着 ピラミッド観光 カイロ泊
12/31 16:00までカイロ観光 18:55エジプト航空でアスワンへ
アスワン泊
01/01 アスワン観光 イシス神殿ほか アスワン泊
01/02 アスワン観光 アブシンベル(断念)
01/03 アスワン~ルクソール コムオンボ・エドフ 観光
ルクソール泊
01/04 ルクソール観光 20:35寝台列車でカイロへ
01/05 8:15カイロ到着
9:00アレクサンドリアへ アレクサンドリア泊 ←最終章。
01/06 午前中アレキサンドリア観光
13:00アレキサンドリア発→17:30カイロ着 カイロ泊
01/07 14:15 エジプト航空でカイロ発
イスタンブール経由で日本へ
短く感じたエジプト旅行の最後の街は、アレクサンドロス大王が築き、クレオパトラ7世で有名な地中海都市の中心都市アレキサンドリア。
いろいろと予想とは違う街ではありましたけど、ひとまずこの町で今回の旅行は終わり。カイロへとんぼ返りして翌日すぐにエジプトを発ちました。
アレキサンドリアは古代エジプトのロマンを感じさせるナイル川流域とは異なり、観光の目玉となる場所ではないと思いますが、一度は行ってみたかった街だったので、色々といい刺激にはなりました。
良ければ覗いていってください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- エジプト航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
PR
-
9:00カイロ発の31ドル、日本円にして4600円の「ファーストクラス」席。
「ファーストクラス」は地元民で満席。
・・・・・どう考えても、外国人から「ファーストクラス」という名目で乗車料金多めに取ってないか? -
ちなみに、駅構内には「勝手にポーターしてバクシーシもらうぜおじさん」がたくさんいます。駅員かと思いきや、トランクをテキトーな席に運んで、バクシーシを要求します。バクシーシを払いたくない人は絶対にトランクを彼らに触らせてはいけません。
-
私の席に現地の若者が来て「ここは僕の席なんだけど・・・」と一言。
チケットの表記を見て、列車の外の号車番号と隣の車両の席番号を確認すると、どう見てもポーターが間違った席に案内したらしい。
謝って席を移ろうとすると、「気にしないで。いい旅を」ですと。
こういうことがあるので、ポーターには絶対にトランクを触らせず、自分で車両に移動するのが吉。 -
電車は定刻の9:00に出発です。
-
カイロの街並みを横目に、電車はアレキサンドリアへ。
体感速度はそこそこ速く感じましたが、スマホアプリのデジタコで計測するとなんと最高速度91キロ!
そりゃ、3時間かかるわけだ。 -
荒川のような川を渡って、整備された都市の街並みが続きます。
-
ちょっとボロボロの風景。
-
トイレにも「消臭バクシーシおじさん」がいます。
*ファーストクラスです。 -
こういう美しい田園風景の場所も通ります。
-
*ファーストクラスです。
お客様のご協力により、きれいに保たれております( 一一) -
アレキサンドリアにはマスル駅の手前にスィーディー・ガベル駅というのがあり、乗客の99%がここでおりました。
日本と同じで、郊外型のショッピングモールが発展して人口移動が起きているようですね。 -
今回、鉄道駅らしい鉄道駅の構内を見たのはここくらい。アレキサンドリア、マスル駅ホーム。
-
何となくヨーロッパ風?
-
マスル駅の駅舎は、ヨーロッパの雰囲気を纏っています。
-
アレキサンドリア駅付近にも、少ないですが客引きのタクシーがいます。
UBERもいいですが、英語が得意なドライバーが多いので、このあたりで1日チャーターを交渉してみるのもいいと思います。 -
この日は、1泊1万円以上するメトロポールホテルに一泊。旅も終盤なので、奮発してもよいかと思い。
-
全体的に歴史があるホテルらしい。
-
流石に1万円以上する部屋は調度品もそれなりです。
この後、午後1時~5時まで半日ツアー、翌日9時~13時まで半日ツアーをして、カイロまで車で送ってもらう予定です。
ほかに対応していただける業者がなかったのでホテルにメールを送ってホテル経由で申し込みましたが、全部で200ドル超えと、かなりふんだくられているようです・・・ -
定刻にツアー開始。移動の不便がないのはいいのだけど、自分の足で歩かないと何となく旅行してる感が出ませんね・・・
この辺りは、ガイドさんによると、「経済的に余裕のない人たちが住むエリア」とのこと。 -
別のエリア。リアルなエジプトの生活を見たい方は、徒歩かタクシーチャーターの方をおススメ。
-
まずは、「コームッシュアーファのカタコンベ」へ。
-
ガイドさんと一緒にカタコンベの中へ。
-
カタコンベの中は、かつての共同墓地なんだそうです。ちょっとひんやり。
-
ギリシャ神話にちなんだモチーフが刻まれています。さすが地中海都市。
-
レリーフもどこかヘレニズム文化の影響を受けているような。
-
カタコンベの中で、前に「大阪市」、後ろに「滅」とプリントされたTシャツが気になって、私の方から声をかけました。かなり人のいい兄ちゃんで、日本のことを色々と聞かれたうえ、私の写真を撮ってくれ、さらに「俺のも撮って。日本人に宣伝しといてくれ」ということでしたので、彼をアレキサンドリアで見つけたら声をかけてあげてください。
*Tシャツの後ろのプリント「滅」の漢字はどういう意味かと聞かれて、「destruction」とちょっとビミョー答えを教えてしまったので、よかったら訂正してあげてください。 -
カタコンベは30分もあれば見学できます。
-
ポンペイの柱。ディオクレティアヌスが建立した図書館の柱が1本だけ残ったもののようです。
やけに流ちょうな英語を話すイケオジインド人に写真を撮ってくれと頼まれ、しばし会話。
この人は、オランダに住む医師で、今はアレキサンドリアの病院に応援で来ているのだとか。 -
続いてローマ円形劇場へ。ここは不思議な音響設備があり、円形劇場の特定の場所で大きい声を出すと強いエコーがかかる。
-
円形劇場は大浴場跡もあり、じっくり見ていると1時間くらいは過ぎそうです。
-
ローマ時代のモザイク画が残っている居宅跡。
-
モザイクの保存状態は素晴らしいです。
-
夕方5時くらいにホテルに帰りつき、アレキサンドリアの海を一望できる堤防へ。
少し崩れ気味の天気ですが、現地の人でにぎわっています。 -
こういう街並みが見たくてアレキサンドリアまで来たわけですが、感想として「海沿いにあるミニ・カイロ」という印象どまりではありました。
-
このホテルは「プチ・ディナー」と称して、18時~19時の間、ワインと軽食がサービスされます。
-
夕食までちょっと散歩。アレキサンドリアの中心部、アムル・ロトフィー通り付近。金曜日はエジプトの休日なので、街の人出は凄いものでした。
-
こちらは露店。洋服を売ってます。
-
どうやら電気街みたい。
-
気になっていた現地の人気店「シャーバーン」。
土曜日なので混み方がえげつなく、アルコールも無いようなので、あきらめることにします。 -
ホントはアレキサンドリアの繁華街でシーフード料理を食べたかったけど、アルコールを置いてない上にえげつない混み方だったので、ホテル屋上で夕食にしました。地中海を眺めながら、カラマリフライをいただきます。
-
これ、何の行列なんだろうと思ったら、人気のスイーツ店らしい。
-
魚のスープ。やはりアレキサンドリアだと魚介類が食べたいですね。
ここ数日、ずっとラムか鶏肉ばかりだったし。 -
カーイトゥベイの要塞付近まで地中海が一望できる、パノラマビューのレストランでした。
-
昨日コーヒーを飲んだせいでほとんど眠れず。翌日、食欲がないので、ミルクティーとパンを数品だけ。
-
今日のツアーはジュエリー博物館、アレキサンドリア図書館、カーイトゥベイの要塞。その後、カイロへ車で送ってもらいます。
-
スタンレーブリッジが見たい!といったら、立ち止まって車を停め、橋を見る時間をくれました。
-
こちらがスタンレーブリッジ。アレキサンドリアのおしゃれスポットらしいです。
-
晴れてるおかげで地中海らしさが出ています。基本、海の色は緑です。
-
スタンレーブリッジの上。釣り日和です。
ガイドさんによると、アレキサンドリアは雨が多く、この日は久しぶりの晴天なので釣り人も普段の倍以上なんだとか。 -
2日目のツアーは、ムハンマド・アリ朝の王家の宝石コレクションを集めたロイヤル・ジュエリー・ミュージアムへ。もとは宮殿で、1952年の革命で王家が追放されたのち、博物館としてオープンしたらしい。
-
垂涎の宝石がずらり。
-
タイル画が美しい、個室バスルーム。
-
内装もかなり手が込んでいます。ステンドグラス、タイル画もじっくり見ていくと、趣向を凝らした建物であることがよく分かる。
社会見学のエジプト人小学生もたくさん来ていました。 -
ダイヤモンドやトパーズ、パールをちりばめたアクセサリーばかりで、だんだん感覚がマヒしてきた・・・
-
ツアー2件目はこちら。アレキサンドリア図書館。図書館、コンベンションホール、プラネタリウムが合体した建物。
-
外壁も特徴的です。太陽をモチーフにした外装のデザインも秀逸。
-
ここは建築的にも面白く、図書館としてもかなりユニークな内装なので、一見の価値あり。
-
なかなか前衛的なつくりで、目を引くデザインです。
-
図書館内には、蔵書のほか、アレキサンドリア出身の画家のギャラリーや、サダト大統領ミュージアムも。
-
今日は土曜日なので、道路が大渋滞。20分近くかかってようやくシタデルに到着。
-
シタデル、カーイトゥベイの要塞です。
アレキサンドリアの灯台で有名な場所ですが、現在、もちろん灯台はなし。マムルーク朝への防衛のために要塞に変ったらしい。 -
見晴らしがいいので、ぜひ晴れた日に来たいところです。
-
家族連れやカップルからも人気が高いようです。
-
要塞内はまるで迷路のよう。
-
シタデルはかなり広く、40分弱では散策時間が足りませんでした。
ここは自力で来た方がゆっくり見れます。 -
ツアー終了後、ガイドさんとお別れ。
ランチは何が食べたい?と聞かれて、ここまで一度も口にしてないコシャリを。
「ここのコシャリはアレキサンドリアで一番美味しいよ。カイロ風とはちょっと違うけどね」
・・・・・・・・うーん、何というか、何とか二郎と同じ系列の風味が・・
しばらく食べようとは思わないけど、何か癖になる味という奴です。 -
ちなみに今回はツアーに込みにしましたが、送迎のみだと70ドル。
これ、高いように思われるかもしれませんが、アレキサンドリアからカイロまで3時間半のドライブだったし、トランクを持ってまた列車移動する体力もないので、結果的にはよい選択でした。
タクシーと交渉すれば安くなる気もしますが、ドライバーの帰りの分の料金も請求されると聞くので、結果的には大差ないように思います。 -
途中、モスク兼道の駅?で小休止しつつ。
-
帰りはドライバーと二人、彼がカイロまで送ってくれました。
-
アレキサンドリアから走ること3時間、ギザの街が近づいてきた。遠くにうっすらとクフ王のピラミッドが見えます。
-
そしてカイロタワーも。
-
一瞬、「え?ここに泊まるの?」と固まってしまう、ボロボロのビルの2階にあるミュージアム・プラザ・ホステル。結果的にはこの旅行で一番最高の宿でした。
-
部屋は広く、清潔。名前通りタハリール広場に面していて、考古学博物館から徒歩5分。飲食店街にも近い。これで料金は40ドル未満。
-
お湯の出も文句なし。そして感動したのが使い捨てスリッパ。こんなのエジプトのホテルで初めて見たよ・・・
-
この日の夕食は、睡眠不足で疲れ果てていたので、初日と同じ「フェルフェラ」へ。
今日はモロヘイヤスープと鳩のご飯詰めがあるというので、それを食します。
相変わらずビールが高い・・・
そして鳩は正直、臭みがかなりあって微妙・・ -
最終日の朝食。こじんまりしたホステルなのに、フルブレックファストが出て感動。
このホテルは全力でおススメできます。 -
今回はカイロ滞在が短すぎて結局乗れなかった地下鉄へ。
ちょっと見学してみよう。 -
意外と日本の地下鉄と変わらないんですね。奥にあるのがチケットカウンター。自販機ではないようだ。
-
ミュージアムプラザホステルのスタッフと別れて、手配してくれたタクシーへ。
15ドルに割り引いてくれました。
このホテルで最初から最後までよくしてくれた女性スタッフに帰り際、1ドルだけチップを渡すと、首を横に振って固辞。
「最高のステイだったよ」と言うと、ハグしてきました。
金にがめつい人。金に執着しない人。
いい加減な人。真面目な人。
いろんなエジプト人がいるんだなぁ、と、最後にカイロで思うのでした。 -
この日は平日なので、ダウンタウンからカイロ空港まで40分かからず到着。
来たときは分からなかったけど、やっぱり砂漠の中にある空港でした。 -
ターミナル3の国際線はそんなに広くなく、すぐ散策完了。
このカイロ空港では、残念なことにプライオリティパスを使えるラウンジを見つけることができませんでした。 -
あー、短いようで長いようで、やっぱり短い旅でした。
名残惜しさもあるけど、とにかく早く日本食が食べたい。 -
カイロからイスタンブールまでTKで約2時間半。
-
昼ご飯食べそびれたから、機内食が待ち遠しい~
-
予定より早い17時半、イスタンブールの大地がお目見え。
-
やっぱりこの空港はテンションが上がる。前に来たのは4年半前、あの時のままです。
-
カイロではほどよいバラマキ土産を見つけられなかったので、ここで調達。
-
んで、羽田行が翌日2:40初なので、乗り継ぎ時間が8時間ほどある。
色々調べてみたけど、この時間はめぼしい観光名所が閉まっているし、何より空港と市街地の遠さからして、8時間の乗り継ぎ時間では出て帰るだけだな・・と判断。
そこで、観光はやめ、前回来た時のイスタンブールカードをアクティベートするためだけに入国することにしました。 -
ここからイスタンブール市街ははるか遠く。空港からは近くのモスクが見える。
-
前と同じ自販機。ところが何回やってもアクティベートもチャージも出来ず。
-
前回乗ったhavaist。
路線も前回より複雑に広がっているようです。
一晩過ごすのなら中心部へ向かうのだけどね・・ -
結局、アクティベートできない理由をチケット売り場のスタッフに聞くと、理由はよくわからんけど、このカードはもう使えない、と出ている、とのこと。
観光することももうなさそうだし、さっさとラウンジに入ってビールでも飲もう、と出国することにしました。 -
プライオリティパスが使えるIGAラウンジは大混雑。
-
久しぶり過ぎて、こんなラウンジだったっけ?と戸惑う。
-
アルコールがある歓び。
フードはまあまあ充実。ただ、料理の補充がなかなかされないのがネック。 -
定刻に飛び立った羽田行TK。
行きはビジネス、帰りはエコノミーという落ち武者旅行でした。 -
やっと帰ってきた、羽田。
毎回帰国すると思うけど、本当に日本はきれいでいい国だなぁ。 -
1月8日から羽田の滑走路は通常に戻ったと聞きました。
-
この日は羽田発の最終便はないので、翌日に備え浜松町で一泊。
-
改めて、旅行ができるのは空の安全を守って下さる方々のおかげだと実感。
読んでくださった皆さん、今度は5月のチェコ旅行記でお会いするのを楽しみにしています(*^^)v
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
アレキサンドリア(エジプト) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2023~2024年 年越しinEgypt
0
100