2024/01/19 - 2024/01/20
46位(同エリア329件中)
玄白さん
我が家の冬の恒例行事である雪見風呂を楽しむ温泉旅行は、万座温泉へ。連れ合いが、最近新たに熱中しているのが、サウナ! そこで、昨年春にサウナ施設をオープンさせた万座亭を年末に予約を入れた。途中で冬景色撮影で赤城山、そして渋川の花湯スカイテルメリゾートで朝サウナを楽しみ、八ッ場ダムを見学し、万座亭でお泊りサウナというサウナ漬けの一泊旅行だった。
翌日は、これまた連れ合いのリクエストで、軽井沢でショッピングのため遠回りしての帰宅。これまた次いでに白糸の滝に立ち寄り。連れ合いはサウナとショッピング、玄白は冬景色撮影という主目的は異なれど典型的な観光温泉一泊旅行でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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イチオシ
最初の目的地は赤城山。夜明け前に鳥居峠に到着し朝焼けを撮影するつもりだったが、日の出まで東の空は雲に覆われ、撮影できず。次に向かったのは小沼。冬には小沼は全面結氷しているので湖上を歩き回ることができる。
沼のど真ん中で電波塔が立ち並ぶ地蔵岳を仰ぎ見る。 -
東の空の雲も薄らいで日差しが出てきた。
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小沼の氷上を歩き回ったのは、アイスバブルを探して撮影したかったためである。風で雪が飛ばされ、氷が現れているところをうろうろしたが、大きなバブルがある場所は見つけられなかった。小さなアイスバブル。
アイスバブルとは、湖底から出たメタンガスが浮き上がる途中で、氷に閉じ込められる現象で、北海道の糠平湖などで見られるが、関東では赤城山の大沼、小沼で見られる。 -
次の目的地は渋川の施設「花湯スカイテルメリゾート」。ここで、朝食バイキング付きサウナが目的なのだが、受付が9時までということで、連れ合いにせかされて、小沼でのアイスバブル探索を切り上げて渋川に向かう。
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花湯スカイテルメリゾート
以前はスカイテルメ渋川という行政が運営する施設だったが、2019年に民間に移管され名称も「花湯スカイテルメリゾート」として再出発した。ここも役人が経営すると失敗するという典型的な事例である。
船が空中に浮かんでいるような特徴的な建物である。 -
朝7:00~9:30までは朝風呂・朝食バイキングコース\1,100というお得な利用料金である。9時までに入場しないといけないため、連れ合いにせかされた次第。
朝食を済ませれば、温泉、サウナは時間制限なしである。
温泉は、地下1400mからくみ上げた弱アルカリの塩化物泉で、いわゆる美人の湯である。黄色味を帯びた透明な湯で、なめるとしょっぱい。特に露天風呂は、くみ上げた温泉が空気に触れることなく直接湯舟に供給される新鮮な「生源泉」というのが良い。
サウナは総檜材で作られた高温サウナ、水風呂は地下水を使用しており、サウナ→水風呂→整う時間というサイクルを3回回して堪能した。
ここは快適なサウナが楽しめるお気に入りスポットとなった。 -
温泉、サウナは2階にあり、ロビーからは赤城山、榛名山など群馬を代表する名山が遠望できる。
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イチオシ
サウナと温泉を楽しんだあとは、万座温泉に向かう。途中、八ッ場ダムがあったので、急遽立ち寄ってダム見学。
ダムによってできた人工湖「あがつま湖」。濁りがないきれいな水を満々とたたえている。 -
八ッ場ダム。最大落差105.8mの重力式コンクリートダムである。民主党政権時代に、無駄な公共事業の象徴としてヤリ玉にあげられたが、政権交代で計画が復活し、当初の計画発案から実に60年かけて2020年に完成し運用が始まった。
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ダム上部にある駐車場からエレベータでダム底面まで降りられる。そこから通路を通て発電所があるエリアまで行ける。
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八ッ場もみじ橋。大規模放流の時は右側のダム斜面から落下した水が橋の下を通り、左側の吾妻峡に流れるのだろう。
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下から見上げるダムは巨大である。
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ダム擁壁の両側には管理用の長い階段が付けられているが、もちろん観光客は立ち入ることはできない
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観光用に別ルートで、部分的に常時放流されている。部分的とはいえ、轟音をとどろかせて噴き出る水はなかなか迫力がある。
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イチオシ
擁壁にぶち当たった水が飛沫となって舞い上がり、虹が見えてる。
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画角を変えてもう一枚。
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放流口から吹き出す大量の水。
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別アングルで。
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金~月曜日まで一日10回、無料で発電所内の見学ツアーが行われている。ちょうどツアーの時間だったので、見学させてもらった。
ただ1機の発電機 -
隣には発電機を回転させる水車と導水管。見学の時はプロジェクションマッピングで、水車の水の流れや発電機のローターが回転する様子を設備の外壁に投影しているが、撮影は禁止だった。
ダムの巨大さに比べるとずいぶん小振りな発電設備だが、ダムは水利が主要な多目的ダムなので、発電のための水は限られているということのようだ。 -
ダムの見学を終えて万座温泉に向かう。途中、万座ハイウェイから噴煙を上げる浅間山を遠望。
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万座温泉到着。今宵の宿「万座亭」
この宿を選んだ理由は、昨年春にオープンしたサウナである。標高1800mにある通年営業の温泉街としては日本一高所にある。
ちなみに通年営業の一軒宿としては昨年訪れた高峰温泉(標高1950m)、夏季限定営業では、立山のみくりがいけ温泉(標高2430m)が日本一高所の温泉である。 -
部屋からの眺め。期待どおりのたっぷりの雪である。標高が高い不便な地理状況の割に、多くの大規模な温泉宿が立ちならんでいるのは意外だった。
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チェックイン後、さっそくサウナへ。
大量のサウナストーンが積み上げられた熱源で自在にロウリューができる本格的なフィンランド式サウナである。
一泊料金は\1,000で何回でも利用できるが、ほとんど利用者はいなく、独占である。 -
水風呂は結構深くて、立っても胸にあたりまで水位がある。
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ただ残念なのは、温泉とは離れていて、サウナ前の入浴はシャワーのみである。
また、ととのい椅子は、リゾートチェアタイプはちょっと座りにくいのが玉に瑕である。 -
洗面台も新しいだけあって、きれいである
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夕食は個室に近いダイニングにて。上毛牛の陶板焼き、豆乳鍋、刺身、サラダなど多くの料理が並ぶ旅館会席料理である。
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翌朝、朝食前に温泉街を散歩。宿の裏手にスキー場があり、若者たちがスキーやスノボーを持ってスキー場に向かっている。
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牛池あたりまで行ってみた。当たり前ではあるが、池は結氷して雪が積もっているので池の面影はない。氷がない時期は透明度が高い水を湛えており、周囲の遊歩道を散策することができるのだが・・・
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遊歩道の途中にある雪の綿帽子を被った四阿。
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池の畔の冬枯れの木一本
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雪に埋もれた笹。モノトーンの景色の中で笹の緑は新鮮だ。
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全面結氷した牛池。強い酸性のため、魚や水草がなく、湖底まで見える透き通った水の池だという。
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散歩を終え、朝のサウナを1時間ほど楽しんだあと、8時から朝食
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イチオシ
のんびり10時前にチェックアウト。万座ハイウェイを少し下った辺りで、霧が深くなり、カラマツには見事な樹氷がついている。
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樹氷をアップで。
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鬼押し出しにも立ち寄るつもりだったが、霧っぽくて浅間山は見えないので、通過して白糸の滝へ。
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白糸の滝
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イチオシ
期間限定で冬は夜になるとライトアップされるようだ。
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雪は思ったより少ない。
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滝の岩肌についている苔は緑が失われていない。
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白糸の滝から流れ出た水は滝に向かう遊歩道脇でも小さな滝になっている。
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正面からも1枚パチリ
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30分ほど白糸の滝に滞在してから、連れ合いが買い物をしたいという地元のスーパーツルヤへ。このスーパーはジャムなどオリジナル商品が豊富で、以前軽井沢を訪れたとき、連れ合いがすっかりお気に入りとなったスーパーである。
連れ合いのショッピングが終わり、途中夕食用に横川SAでオギノやの峠のカキめしを購入して、一路帰宅の途についた。
わずか一泊の旅行だったが、充実した温泉旅行であった。特に2日間で90分3回のサウナで、気のせいか体調がよくなったような気分である。
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この旅行記へのコメント (1)
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- みささん 2024/03/12 16:40:33
- スーパーツルヤ 行ってきました
- 玄白さんのこの旅行記のスーパーツルヤ
奥様がお気に入りと書かれてあったので
これは間違いないと、草津温泉に行った際に
私も行ってきました。
あのジャムの品揃えには、夫婦で驚きました!
地元のお酒もたくさん並んであってついつい
たくさん買ってしました。( ^∀^)
良いお店を教えてもらって良かったです。
みさ
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