2024/02/13 - 2024/02/14
297位(同エリア920件中)
玄白さん
先月の万座温泉に続いてこの冬2度目の雪見風呂とサウナを楽しむ温泉は、裏磐梯デコ平高原にあるEn Resort GranDeko Hotel一泊の旅。連れ合いのサウナへの入れ込みようは激しさを増すばかりだが、結果は思わぬアクシデントにも遭遇、それは本文の中で・・・
玄白の主要な関心事は、趣味にしている風景撮影、星景撮影をどこでするかであり、夫婦の希望の折り合いをつけてようやく計画が成立した一泊旅行だった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 自家用車
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久しぶりの冬の裏磐梯の撮影に胸躍る。喜多方方面に通じる国道459号沿いの取上峠、桜峠付近で霧氷を以前撮影したことがあるので、再び出向いたのだが、今年は暖冬で残念ながら霧氷は全く見られなかった。
檜原湖西岸の細野地区付近でも霧氷が見られるかもしれないので、急遽そちらに移動。 -
自宅を3:30に出発し、かろうじて日の出の時間に間に合った。檜原湖は凍結してはいるが、氷が薄く、ワカサギ釣りをしている釣り人はいない。
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県道会津若松裏磐梯線沿いをぶらぶら歩きながら、霧氷が付着している樹を探して歩く。
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霧氷がついた冬枯れの灌木
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雪原は朝日でオレンジ色に染まっている
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磐梯山遠望
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青空をバックに冬枯れの木立の霧氷か霜か?
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イチオシ
檜原大橋の手前1km付近の檜原湖の氷が、朝日に照らされ黄金色に輝いている
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イチオシ
林間の積雪をキャンバスに朝日が木立の影を描いている。
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オートキャンプ場付近の積雪は、波打っている。木立には霧氷が付着している
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霧氷の木立その2
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霧氷の木立その3
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なにかの動物の足跡だろうか?
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霧氷の木立その4
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霧氷の木立その5
一時間ほど、霧氷の撮影を楽しんでから、セブンイレブン裏磐梯店で、おにぎりを買い込み、ビジターセンター駐車場で遅めの朝食。 -
日が昇ってしまうと風景撮影としては面白味がないが、腹ごなしに毘沙門沼まで雪上散歩へ。五色沼をスノウシューハイキングする人が多く、毘沙門沼まではツボ足で歩ける。
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イチオシ
毘沙門沼から眺める磐梯山。左の稜線には雪煙が舞っている。
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沼は全面結氷はしていないが、部分的には凍っている。氷の上に突き出た枝には霜がびっしり。
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イチオシ
フロストフラワーが出来ていた。
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駐車場に戻り、しばし昼寝。
連れ合いが夢中になっていることの一つに蕎麦屋巡りがある。昼食は蕎麦だとのたまう連れ合い。ところが裏磐梯には連れ合いの眼鏡にかなうような蕎麦店は見当たらず、猪苗代町まで戻ることになった。
住宅街の目立たないところにある蕎麦処「まるひ」。メニューは天ぷら付もりそばと天ぷら付きとろろそばに2種類だけ。蕎麦は太目で不揃いなのはご愛敬だが、決して素人が打ったそばではないと感じられる。天ぷらのタネは、おそらく地元産の野菜天のみ。
連れ合いの評価では、5点満点の4点だそうだ。 -
今日は朝から快晴。明日の夜明け前まで、この好天が続けば、今年初の夏の天の川撮影が期待できそうだ。そこで撮影場所のロケハンで秋元湖へ。
3時半ごろには、湖の彼方の安達太良山上空に天の川が横たわるはずだ。 -
時間は早いが小野川湖展望台に立ち寄ったりして、今宵の宿、En Resort Gran Dekoホテルへ。
このホテル、元は東急グループの経営だったが、中国資本が買い取り昨年7月にリニューアルオープンした。今回はオープン記念特別価格で通常の半額という割引だった。 -
いつもは、ホテルの部屋や設備は撮影しないが、リニューアルオープンした真新しい部屋なので、記念にパチリ。
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テーブルの上に大きな木箱が置いてあった。開けてみると、グラスとガラス製の水差しが入っている。
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パンフレットを読むと、このホテルの水は、近くの小野川湧水群から引いた水を自家浄水したミネラルウォーターなので、このおいしい水を楽しめとある。
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2階の部屋から外の眺め。雪はあるが、例年より少なそうだ。
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チェックインして、さっそく温泉とサウナへ。(写真は連れ合いが女性用の設備を撮影したもの)
サウナにつきものの水風呂の水温は8度で、10秒も入っていられなかったという。
男性用の方は、なんとサウナ設備が故障していて休止中。フロントに問い合わせると明日の朝も休止だという。やれやれ・・・
もし、この事態が女性用の方だったら、連れ合いが一番楽しみにしていたことなので、不機嫌になること間違いなし。男性用の方の故障でよかった。 -
夕食は、バイキング形式
大手のホテルのバイキングは出来合いの料理が多いが、このホテルの料理は手作り感があって、よろしい。連れ合いに刺激されて、いつになく大量のデザートまでほおばってしまった。 -
偶然、この日に限って花火大会が催されていた。バレンタインデー前夜祭??
わずか7,8分の花火打ち上げなので駐車場に撮影機材を取りに行く間もなく、真冬の花火鑑賞。
写真は連れ合いが手持ちのスマホで撮影したもの。最近のスマホのカメラ機能は驚くほど高機能に進化している。 -
花火終了後、ロビーでフリードリンクのコーヒーを飲みながらまったりした時間を過ごす。
窓の外は雪が積もった庭だが、窓ガラスにロビーの情景が写っていて、ロビーに雪が積もって見えるような一風変わった写真になった。 -
イチオシ
深夜零時前に起床。久しぶりの星空撮影である。
撮影はホテルの敷地内で、ホテルの明かりが届かない端の方に三脚をセットして撮影に臨んだ。
西の方角に、冬の代表的なにぎやかな星々が沈もうとしている、オリオン座、おおいぬ座、こいぬ座の一等星で作る冬の大三角、加えてふたご座ボルックス、ぎょしゃ座カペラ、おうし座アルデバランが作る冬のダイヤモンドも、おそらくこれが今年の見納めになりそう。 -
北の空には北斗七星が空高く輝ている。
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一旦、部屋に戻り就寝。4時前に再び起き出して東の空に昇ってくる夏の天の川撮影のために、昼間ロケハンしておいた秋元湖畔に向かう。ところが、あっという間に雲が広がり、天の川撮影はあえなく沈没!
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翌朝の朝食もバイキング形式。料理の数は充実していて、和洋折衷で好みの料理で朝から満腹。
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この日はあくせく撮影に出かける予定もないので、朝食後は、またロビーでまったり。庭では、除雪した雪を積み上げた山で中国人らしき夫婦が子供に雪遊びをさせていた。
中国系資本が取得したホテルだけあって、宿泊客は圧倒的に中国人が多い。 -
連れ合いは朝からサウナを楽しんだりして、チェックアウトは我が家にしては遅めの9時頃になった。
帰路は猪苗代湖南部の白鳥の飛来地、青松浜へ。ここは昨年もおとずれたのだが、その時はあまり良い写真が撮れず、リベンジのつもりだったのだが・・・ -
風があって白鳥の飛翔をねらっていたが、待てど暮らせど白鳥が飛び立つ気配がない。
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飛び立つのは、白鳥と一緒に群れているオナガガモばかり。
夜明け前は曇っていたが、この時間には青空が広がり、磐梯山が良く見える。 -
飛翔する鴨をアップで。
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のんびり湖岸でたむろしている白鳥の群れを、所在なく飛び立つのを待ちながら漫然とシャッターを押す。
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白鳥より鴨の方が多い。
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風が強く、湖岸は海岸のような波が打ち寄せている。
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イチオシ
一瞬、一斉に白鳥が羽ばたき始め、飛翔するか!と思いきや、フェイントをかけられただけだった。
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時折り、羽根を広げる白鳥を狙ったりして飛び立つの待つのだが、・・・
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飛び立つのは鴨ばかり。
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鴨の飛翔を見送る白鳥たち。
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地元の人が一人様子を見に来た。手にした食パンを鳥たちの群れに投げ入れると、白鳥も鴨も入り乱れて大騒ぎだ。
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2羽の白鳥がハート型を作るのを辛抱強く待ったが、うまく撮れない。
一時間半ほど粘ったが、あきらめて撤収。 -
連れ合いのたっての希望で昨年も訪れた天栄村にある東京外語学院の英語研修施設 British Hills に立ち寄ることにした。
今回はメインの施設の見学ではなく、付属のカフェ「Ascot tea room」で本場イギリスのアフタヌーンティーを楽しむこと。 -
古き良きイギリスの雰囲気が感じられるティーハウスである。
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コロンバージュ風の建物の作り。
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三段重ねのプレート、下からサンドウィッチ、スコーン、ケーキという伝統的アフタヌーンティーの様式。紅茶は、連れ合いはアールグレイ、玄白はダージリンをオーダー。
熱湯を注ぎ、砂時計で飲み頃の時間を計ってカップに注ぐが、色は薄く香りも弱い。ポットの中を覗くと、やけに茶葉が少ない。諸物価高騰の折、節約しているのかもしれないが、これはいただけない。いささか、後悔してのティータイムであった。しかも客は圧倒的に女性ばかりで、どこか落ち着かない気分で、早々に退却することにした。
この後、白河に出て、時間はたっぷりあるので、高速料金節約してのんびり国道4号で自宅に戻る。
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この旅行記へのコメント (1)
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- 気まぐれなデジカメ館さん 2024/02/19 16:12:45
- 拝見!フォトグラファー
- フォトコン3月号を拝見させて頂きました。
これまでも気になった素晴らしい写真の数々、何気ないコメント、ハンドルネームの品の良さ。これで謎が解けました。
これからもスマートなフォトグラファーライフ続けて下さい。
私も玄白さんを手本に続けます。
デジカメ館デジカメ館
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