2024/01/05 - 2024/01/07
21位(同エリア155件中)
みゆここさん
期限が迫る旅行ポイントがあることにかこつけて、娘をまたどこかへ連れて行こうと思ってましたが、冬休みの宿題が終わらないらしく、断られたのが有効期限の僅か三日前。
そこで、色々逡巡しましたが、以前会社の同僚からもらったパンフレットを見て一度は訪れてみたいと思ってはいたものの、陸路に時間がかかることから家族にも歓迎されずに及び腰になっていた仁淀川周辺に、ひとり旅で行ってみることにしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー 新幹線 JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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バスはJR難波真上のOCATバスターミナルから出発します。5時間のバスの旅です。
OCAT ショッピングモール
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三列シートのバスは思った以上に快適で、あまり時間を感じさせませんでした。吉野川SAで二回目の休憩。
吉野川サービスエリア 道の駅
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JR徳島線と併走、のどかな風景。
JR徳島線 乗り物
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順調に走行し、高知駅BTには30分ほど早着。観光案内所で目ぼしいパンフを入手したのち駅前でレンタカー。まずはにこ淵を目指しますが、ナビによると到着は15時頃予想と、冬の山間部で日暮れも早そうなので、急ぎ向かいます。
高知駅 駅
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伊野の町を抜けるとほぼ信号のない道を快調に走り、14時40分には到着。駐車場に車を停めて歩いて行くと、それらしい川の流れが。
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ここから降りていきます。
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かなりの急角度の階段の先が、
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にこ淵です。大分陰になってはいますが、それでも透明度は十分わかります。滝の音を聞きながら30分ほど佇んでいました。
にこ淵 自然・景勝地
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下流方面。如何にも険しい山を登ってきた、という感じ。日が翳ってきましたが、これから流域随一の歴史の町、とのふれ込みの佐川まで行ってみます。酒造なんかもあって街並みを楽しめるようなので、ぶらぶらしがてら今晩のお酒類を調達したりもできるかと。
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その前に、仁淀川で最も下流に位置する名越屋沈下橋に寄ってみました。
名越屋沈下橋 名所・史跡
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橋の上から。あたりはとても静か。
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そして人口約13,000人の佐川町の中心駅、佐川駅に到着。ちょっと先の銀行横駐車場に車を置いて、
佐川駅 駅
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町を歩いてみるも、もう17時を過ぎているのもあって、そこらの施設は軒並み閉館。人通りもほぼ無く、買い物どころではないな…
旧浜口家住宅 名所・史跡
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旧竹村呉服店、いまは雑貨屋ですが、ポツンと営業していたのでちょっと覗いてみます。
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司牡丹一号館の白壁沿いに駐車場に戻り佐川は終了。お酒は結局、途中のコンビニで調達しました。
司牡丹酒造(株) 名所・史跡
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今回は亀の井ホテルにお世話になります。部屋から見る伊野の夜景。ゆっくり温泉に入ってお酒飲んでたら、いつの間にか寝てました。
亀の井ホテル 高知 宿・ホテル
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翌朝。最上階なので見晴らし良し。今日は中津渓谷と安居渓谷に行ってみます。
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昨日寄り道した佐川の町を横目に通り過ぎ、まずは西佐川駅へ。だいぶ前の青春18きっぷのポスターに採用されたようです。丁度列車が来るタイミングで、結構多くの乗車がありました。
西佐川駅 駅
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こんなとこ登って行くんや、という道を通り、中津渓谷の入口に到着。ここから遊歩道を歩きます。
中津渓谷 自然・景勝地
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最初は川の流れを見ながら穏やかに歩いていきますが、すぐに狭い岩間をくぐってみたり、何度も川を横切ったり、吊り橋渡ったり、なかなか楽しめる道のり。
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こんな感じで歩いてきました。地元の方なのか、この先の展望台で犬の散歩している人もいらっしゃいました。
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遊歩道最奥部の石柱です。左側の岩が川に侵食され柱のようになってるの分かるでしょうか。
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じっくり歩いて往復で90分というところでした。が、すれ違った人はごく僅か。落ち着いて楽しめるので、この時期の訪問はおすすめかもしれません。
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次の安居渓谷へ向かう途中の、県内最古で仁淀川では珍しいアーチ型の久喜沈下橋は国登録有形文化財。土木工事業者の一見社有地みたいなところを通り抜けて行くのでちょっと分かりにくいかも。
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車一台がようやく通れるような道を抜けた先の宮ケ平集落。こんなところに人が住んでるんや、という集落があちこちにありました。
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安居渓谷入口にある、みかえりの滝。もう少し先まで車で進みます。
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せり割洞穴の中から。微妙なバランスで岩が乗っかってます。ふとした拍子に落ちてきそうでくぐるのちょっと怖い。
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今日の高知は晴れ予報だったのですが、雨が降ってきました。雨雲レーダーを見てみると、かなり山の中に位置するこの辺りには、丁度雨雲が通過するところでした。砂防ダムは仁淀ブルーの見どころとされているのですが、水面がざわついていてちょっと残念な感じ。でもまあ、綺麗なのはよくわかるし…
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油断して傘持ってきてなかったので、車で雨宿りしながらこの後の動き方を思案。ナビで距離とか色々調べているうちに、雨が上がってきたような。折角ここまで来たので、もう一度見に行ってみます。
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水晶淵です。ちょっと明るくなってきていい感じに。
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そして再び砂防ダム。なんともいえない、吸い込まれそうに青く光っています。わざわざ仁淀ブルーと称されるのも分かるほど綺麗です。ここまで来る甲斐がありますね。
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すっかり魅入った後、来た道を戻ります。こんな感じの道なのですが、シーズン中は観光客の車がかなり入ってくるようなので、車に慣れない人や大きい車だと難儀するかも。駐車場待ちにもなるでしょうから、来るのは秋冬の方が良いかもしれません。
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途中の安居集落は人気がなく、廃墟になっている家屋もちらほら。安居小学校も既に廃校になっています。
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帰り道でも見どころになりそうな景色が続きますが、なにぶん車を駐車するスペースもなく、ゆっくり見学、という感じではないですね。
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越智町まで戻ってきて、映画「竜とそばかすの姫」の舞台のモデルにもなった浅尾沈下橋へ。工事中だったのが残念。
浅尾沈下橋 名所・史跡
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さらに、もう少し先にある片岡沈下橋にも寄ってみます。
片岡沈下橋 名所・史跡
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橋の上から見る景色は、まるで湖のようです。さて、もう17時を回ってしまったので今日はこれで終了、結構歩いて心地よい疲労感もあるので、ホテルでゆっくり休みました。
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そして最終日。亀の井ホテル全景。元々国民宿舎だったようで、言われてみればなるほど、という感じでした。今日はこれからカヌーに向かいます。
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仁淀川流域では、宮崎の河原は有名スポットではないでしょうか。申し込んだツアーがたまたまここを拠点としていて、ああここか!という感じでした。なお、こちらのツアーはドローンで空撮してくれます。こんな感じに。
宮崎の河原キャンプ場 キャンプ場
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朝一のコマに参加しましたが貸切で、インストラクターの方と二人で出発。今日は山間部も晴れ予報でしたが、曇ってます…
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この時期は水位がかなり下がっているそうで、岩に乗り上げそう。
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曇り空ですが、空からみると川底もはっきり見えるほどの透明度です。
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太陽が出てきました。水面に山が映っているように見えますが川底です。青い水面と相まって引き込まれそう。恐るべし仁淀ブルー。
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漕ぐ距離は少しだけで、カヌー自体ではなく景色を楽しむ、という感じのツアーでした。貸切でメンテ負担も少なかったのか、思ったより早めに戻ります。次に向かうごめん・なはり線には一本早い便に乗れそうです。
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帰り際に話を聞くと、夏は水量が増して洗われるので川底が綺麗に見えるようになるも、泳ぐ人も多く川が濁ってしまうので、やはり透明度が増す寒い時期がおすすめ。お昼の方が日が差しやすいものの、この辺りは午後から風が出やすいので、川をより綺麗に見るには午前中の方が良いでしょう…ということで、おそらくは11月頃の朝のコマを利用するのが良さそうです。行こうと思っている方はご参考までに。
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レンタカーを返し、高知駅にやってきました。ごめん・なはり線の起点は後免駅ですが、高知からの直通便もあります。
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海岸線に出ました。川も良かったけど太平洋の景色も壮大。
土佐くろしお鉄道 ごめんなはり線 (阿佐線) 乗り物
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高架なので景色が良い。和食駅付近。
和食駅 駅
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穴内駅で交換。
穴内駅 駅
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安芸駅に到着しました。ここからの足として、駅併設のお土産屋で無料でレンタサイクルできます。但し、数が少なく予約もできないので、混んでる時は借りれないかも。
安芸駅 駅
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良い天気の割に、海からの風がふきつけて寒い寒い…必死に自転車こぎます。
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駅から15分くらいで岩崎弥太郎生家に到着。手前の家は個人宅で、その奥にあります。手持ち無沙汰にしているガイドさんに色々と教えてもらいました。
岩崎弥太郎銅像 名所・史跡
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その後武家屋敷などを経由して再び安芸駅へ。諸施設が閉館してるのもさることながら、寒いので早々に戻ってお土産屋で時間潰し。ここからは高知に戻りながら途中下車し付近を散策、とか考えてましたが、寒いしこの時期ふらつく場所もあまりなさそうだったので、全線乗ってみることにしました。
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日が沈み始める。伊尾木駅付近。
伊尾木駅 駅
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安芸から20分ほどで奈半利駅に到着。線路はここでブツっと切れています。
奈半利駅 駅
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お土産屋が開いてるもののそれ以外は寂しい感じの駅前。夏場はここから室戸岬へ行く人などで賑やかなのでしょう。寒いので、早々に折り返し列車に戻ります。
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帰りの車窓。防風林が続く唐浜駅付近。
唐浜駅 駅
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安芸に近づき伊尾木川河口を渡ります。安芸で高知行き快速に乗り換え、少し走ったところで日も暮れてしまいました。
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高知には18時半頃到着。これから乗る南風28号が出発する19時31分までお土産見たりして過ごします。階段もアンパンマン。
高知駅 駅
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昼間に見た、帰省客で賑やかだった南風とは裏腹に、この時間の指定席はガラガラでした。今回は急に決めた旅行とはいえ、以前から行ってみたいと思っていた場所だったので、とても満足な旅になりました。
特急 南風 乗り物
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