2024/01/01 - 2024/01/05
1056位(同エリア2032件中)
かつをさん
年末年始にスイス有数の山岳リゾート・ツェルマットでスキーをしてきました。
ツェルマットでのウインタースポーツの情報が少なく、実際冬に行き色々コツがあることが分かったので少しでも参考になればと記録を残します。
旅行自体は10日間で
チューリッヒから
クール
↓
サンモリッツ(ベルニナ急行)
↓
ツェルマット(グレッシャー・エクスプレス)
↓
グリンデルワルト
↓
ベルン
と時計回りに回りました。
そのうちツェルマットには1/1-1-5の5日間滞在し、
1/2-1/4の3日間でスキーをしました。
今回はツェルマットでウインタースポーツの情報のみに焦点を当てて記載したいと思います!
※旅行記は日別に分け、この旅行記はコメントのみです。
-
1月5日、
ツェルマット滞在5日目ですがこの日は
ツェルマットを離れるだけになります。
ちなみにこの日はかなりよくない天気でした。
雲が低くかかり景色はなし。
(ライブカメラも真っ白だったので上部も雲はかかってたみたいです)
相変わらず板有りでは最上部まで行けず。
最後に日本人橋でマッターホルンに挨拶して帰ろうと思いましたがそんなレベルではなく。
ここからはマッターホルンでウインタースポーツをするにあたってコツや自身が感じたことを書こうと思います。 -
各エリアについて。
(エリアの分け方は私の独断です)
エリアマップで左側からいくと、、、
・Rothorn(ロートホルン)
スキー場の最奥地にあり比較的空いている。
マッターホルンは遠いが上から下のツェルマットまで、
またモンテローザなど360度絶景を俯瞰できる。
コース幅はいずれもそんなに広くなく
そこまで快適な滑りはできない。
・Sunnegga(スネガ)
ツェルマットからケーブルカーでいけるため、
結構賑わっているエリア。
マッターホルンと正面で対峙できる。
コースはロートホルンと似たような感じ。
・Gornergrat(ゴルナーグラートエリア)
ツェルマットの花形エリア。観光客も多い。
結局ここからの景色が素晴らしい。
コースも適度に斜度と変化があるワイドバーンで景色も最高。
なので混む。
ゴルナーグラート鉄道でアクセスできるので、
強風やガスにも強く悪天候でも滑りたい時はここが最後の砦。
・Trockener Steg / Glacier Paradise
個人的に1番好きなエリア。
マッターホルンが近く景色もよい、
コースもスーパーワイド。
人はいるのだかがあまりに広すぎるので
リフト待ちも少なく快適なエリア。
ただ上部はパウダーもあったりするが、
中部以下はカリカリのアイスバーンも。
・Cervinia / Valtournenche
マッターホルンはスイス側が綺麗だか、
それ以外のアルプスの山々が目前に迫り
迫力がありかなり景色がいい。
特に3,883mのグレッシャーパラダイスからの
イタリア側へのコースは涙ものの絶景。
こちらも開放的な斜面が広がり快適。
人は多く日本よりは遥かに大したことはないが
リフト待ちもあったり賑やかなエリア。 -
ここでは思ったことをありのままに列挙します。
(全て個人の感想です)
●下山コースは使うな!
理由は
・コース幅が狭い!
→無理矢理コースにした感満載です。
・景色なしの林間コースでしかもカリカリ
→上部の景色が素晴らしすぎるので…
・夕方は激混み!
→これホント凄いです。
スネガからの下山は特に地獄で、
狭いカリカリの林間コースに人が集中し、
しかも最後に急斜面でカオス。
滑り終えた後も街に戻るエレベータが大行列で相当時間がかかりヘトヘトです…。
フューリからの下山も平坦な道があったり
スケートリンク的斜面があったりと…。
滑って下山したい気持ちも充分わかりますが、
無駄に体力消耗するだけなので
ゴルナーグラート鉄道、ケーブルカー、ゴンドラで下山しましょう。
●イタリア側に行くときはなる早で。
イタリア側に行く時はツェルマットからだと、
必ず最上部のGlacier Paradisを経由します。
ここがネックで強風・ガスると
ゴンドラが停止あるいは観光乗車のみになります。
International passを買っていて
朝イチで動いていたら迷わずイタリア側へ!
ちなみにイタリアからの帰りは
リフト乗継とロープウェーの2種あります。
ロープウェーは観光客も乗るので、
2-3本待ち相当時間がかかるので要注意。
(ちなみにロープウェー降り場にスイス・イタリアの国境線と国境を示すボードがあります)
●イタリア側に行けないことも多い
上でも記載しましたが、
私は1/2-1/4の3日間で初日だけ国境オープンでした。
ちなみにその後ずっとMAPを見ていましたが、
1/3-1/8まで6日間連続で国境クローズでした。
※観光乗車はOKの場合あり
ホテルの人曰く1月まではあまり天気が安定しないそうで、
リフト券はオンラインで早ければ早く買うほど安いですが、早々にinternationalpassを買っても行けないこともあるのでご注意ください。
●悪天候時のオープンエリアの混雑は覚悟
悪天候時は結局ゴルナーグラート側のみ開くことが多いです。
そうなると当たり前ですが皆さん集中し、
特にRiffelbergからの6人乗りリフトが
信じられないくらい混みます。
この場合はロートホルン側に早々に退避しましょう。 -
まだまだ個人の感想が続きます。
●ヘルメット必須
皆さん結構飛ばすのと、
あとスポーツだから当然というこちらの考えだと思いますが、全員ヘルメット着用です。
私も日本から持参しました(レンタルもできます)。
3日間で1人だけニット帽を見ましたが日本人でした。
●スキー:スノボ比率は9:1
だからってスノボが不利とか板を外して歩くスロープが多いとかはないです。
ただびっくりするくらいスキーばっかりでした。
●穴場はHirli、写真はSchwarzsee
どこも人が多いツェルマットのスキー場ですが、
Hirliは行きづらさもあってめちゃくちゃ空いてます。
マッターホルンに最接近できリフト降り場からは
本当に目の前…下手したらこのまま登れるんじゃないか(絶対無理)とさえ思える近さです。
マッターホルン北壁下も通るので迫力があります。
冬場は観光客は来れずウインタースポーツ勢の特権です。
またこの旅行記の表紙になっている、
有名なZERMATTのモニュメントがあるのは、
Schwarzseeのゴンドラ駅を降りたところです。
●コース外に行かない
えっ今さらって感じなんですが、
フルオープンなゲレンデですがしっかり誰もが分かるようにポールが立てられコースが決まっています。
一度Furggsattelからのコースで、
コース外わずか5m位のところでパウダーに全身埋まり(そこだけ深く窪んでいるのがパウダーで隠されてたぽい)、
みんなでスコップで掻き出している光景を目撃しました。
日本だったらコース横のパウダーを少しかじる感覚で、
そんな急に危険な窪みはないと思うんですが、
海外だとほんの数mでもコース外は絶対ダメですね。
(あれ1人や2人組なら相当まずかったと思います) -
まだまだまだ個人の感想が続きます。
●天気予報は見ても意味なし
アプリやネットでツェルマットの天気を見ましたが、
ほぼ意味無しです。
こないだまで雪&ストーム予報だったのに
2日前に晴れ&微風に変わり、
前日に曇り&無風に変わり、
当日快晴強風みたいなことばっかりです。
また天気予報だとツェルマットを見ると思うのですが、
街と山の天気は実際全然違いました。
また山でもグレッシャーパラダイス側とスネガ側は違いますし、イタリア側なんて全然違います。
もう前日晩に参考程度にチラ見するでいいと思います。
何日前から天気予報とにらめっこなんて無駄です。
●雪質は諦めよう笑
最上部のみ締まったゲレンデですが、
中部からはカリカリな感じで、
下部はもうそれは……という感じです。
実際行くと分かりますが、
かなり上部からはコース沿いに人工降雪機が並び
やっぱり元々雪は多くないエリアみたいです。
そりゃニセコが海外の方に流行るわ…と思いました。
人工降雪機で雪をつけてもその下のアイスバーンが突如出てきたり、
爆風で雪が飛ばされてたりするので
滑りづらさは斜度以上です。
景色をのんびり楽しむ気持ちでいきましょう。
他にも思い出したことがあれば順次追記していこうと思います。
本当に素晴らしい景色と環境でスキーをすることができました。
またリピートしたいと思います。
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旅行記グループ
ツェルマットでウインタースポーツ満喫
この旅行記へのコメント (1)
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- toroppeさん 2024/01/15 21:05:07
- はじめまして
- ツェルマットスキー拝見しました。
冬でも好天続きはなかなかないですし、イタリア側は晴天でも強風でオープンしない事もあるので、一度は行けて良かったですね。我が家はイタリア側からの帰りが強風でストップして大変だった事があります。それでもツェルマット大好きなので、スキーでは13回も行ってしまいましたが(笑)。
今回滑られていない風景の良いコースもありますから、機会があればまた訪ねてみて下さい。
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