大晦日ウィーン交響楽団の第九コンサート、元旦はオーストリアでコアラと戯れる

2023/12/31 - 2024/01/02

2023年の大晦日の夜はウィーン交響楽団の第九コンサートをコンツェルトハウスで鑑賞！

年が明けて元旦からコアラを見に行きました。
オーストラリアではなく、オーストリアと言うのがミソです。
大晦日、お正月のウィーンの旅行記です。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

13:22チェコのブルノ駅から特急レイルジェット257便でウィーンに向かいます。

ウィーンマイドリング駅で48時間の市内交通パスを購入し、バスでホテルに向かいました。
年末年始のウィーンはホテルの宿泊費も非常に高く、市内からは少し離れていますが、シェーンブルン宮殿近くのホテルを予約しました。4時過ぎにホテルに着いたのですが、チェックインフォームがすでにフロントデスクに用意されていました。私たちが大晦日最後のチェックイン客だったのでしょう。フロント係も待ち侘びていたようです。鍵を渡されて、しっかり持って外出するよう言われました。フロントの方もこれで2023年仕事納めですね。お待ちいただきありがとうございます。

やはり年末年始は従業員を絞ってのオペレーションなんでしょう。昨日のブルノのホテルでも夜従業員不在で揉めていたので、早めのチェックインを心がけます。シャワーを浴びて、オシャレをして出発です。ホテルからバスでhietzingの駅まで向かい、そこから地下鉄4号線でシュタットパークまで1本です。

これから第九を聴くのですからベートーヴェンの像を訪れましょう

こちらがこれから第九のコンサートを鑑賞するコンツェルトハウスです。

ウィーン交響楽団の本拠地です。

ベートーヴェン　交響曲第九番

床にもロゴが

コートを預けて、ロビーのスタンディングテーブルでワインをいただきます。着飾った方々が続々と到着し、皆さんお酒を飲みながら開場を待ちます。華やかな熱気に包まれています。

なんでも年末に第九を聴く習慣があるのは日本だけらしいですね。ただ例外的にここ、ウィーン交響楽団の年末年始の第九は毎年の風物詩となっているようです。これが日本に伝わって、第九イコール年末のイメージが出来上がったのでしょうか？

クラシックのコンサートだからかご年配の観客の方が多かったです。
ご高齢のお客様がトイレで倒れ、ホールの従業員に介護されておられましたが、無事コンサートを鑑賞できたみたいです。

歓喜の歌が始まる第4楽章まで、コーラスの皆さんは舞台上で待機、出番がありません。
演奏の途中、第4楽章に辿り着く前にコーラスの女性が1人、ステージを横切り、袖へとはけて最後まで戻って来ませんでした。途中で体調が悪くなられたのでしょうか？
貴重な体験となりましたが、色々ハプニングもあり結構疲れました。

このあと市内中心部へ繰り出し、ニューイヤーのカウントダウンを楽しもうと考えていました。とにかくすごい人の数で、なんとか探したイタリアンのお店で大晦日の夕食をとりました。シーフードパスタとビーフステーキで1年の食事を締めくくります。

カウントダウンまでまだ時間がありますが、地下鉄の入り口にもう行列ができ出していたのと、コンサートでかなり疲れたので、市内での年越しは諦めて地下鉄でhietzingの駅まで戻りました。
地下鉄の駅を出たのがちょうど12時過ぎであちこちで花火が上がりました。
2024年おめでとうございます。ホテルまでのバスがまだ動いていたので、ホテルまでの帰路も楽でした。

ぐっすり眠り、2024年、元旦の朝です。

元旦からシェーンブルン宮殿周辺の飲食店で朝食が取れるかわからなかったので、ホテルは朝食付きのプランで予約しました。

さてここはどこでしょう。
シェーンブルン宮殿にある動物園。しかも世界遺産です。
真ん中にあるパビリオンの内部です。豪華ですよね。しかもなんとここ…

動物園の食堂になっていて、お茶や食事ができます。
パプリカチキンと子牛のハンバーグのようなものをいただきました。
このパビリオン、あのマリアテレジアが家族と一緒に動物達を見ながら朝食を食べるために使っていたそうです！

パビリオンの周りに放射状に動物の囲いが作られていて、豪華なパビリオンで食事しながらキリンなどを見る、本当に贅沢です！

動物園自体もとっても素敵です

猿舎はこんなにオシャレな建物です。

そして今回のオーストリア訪問、最大の目的は

オーストラリアではなく、オーストリアでコアラを見て来ました！

と新年に言いたかったから

です！
笑

お父さんがウィリウィリ
お母さんがブンジ
子供が女の子のミラミラちゃんです。

とってもかわいいコアラちゃんたちでした。
午前中にシェーンブルン宮殿、昼食は動物園、スタンプをもらって一旦動物園をでて、植物園、砂漠館を見て、再び動物園へ。4時半の閉園ギリギリまでコアラを見て本日の観光は終了！一旦部屋に戻り、再びバスでhietzingの駅周辺に繰り出し、夕食は軽くリゾットとピザで済ませてぐっすり寝ました。

ウィーン3日目です。今日は午後ブダペストへウィーン中央駅から列車で向かう予定です。
ホテルに荷物をとりに戻るのは時間をかなりロスしそうなので、チェックアウト時に荷物を持って出かけます。

地下鉄でウィーンミッテ駅まで向かい、まずは今日のブダペスト行きの列車の座席指定券を購入。座席指定をし忘れていたので、念のため買っておきました。結果、ブダペスト行きの列車はかなり混んでいたので、座席指定券を買っておいて正解でした。
ミッテ駅のコインロッカーに荷物を預けて街歩きに繰り出します。
ちなみな国鉄のミッテ駅、鉄道への誘導サインがまったく見当たらず、どこにホームがあるのか一切わかりませんでした。まあ、ロッカー使っただけだから良いのですが

まずはシュテファン大聖堂へ。その後アドルフロースの設計したロースハウスの前へ。ロースは、装飾は罪悪と主張していたとガイドブックに書いてありました。

こちらは同じくロースが設計した、アメリカンバー…。
かなり装飾的な気がしますが…。

ハンス　ホライン設計の「レッティ蝋燭店」は現在宝飾店になっているようです。

こちらは同じくハンス　ホライン設計の「シュリン宝石店２」

近くのエンゲル薬局を見て

カールスプラッツのワグナーのパビリオンを見たあたりで、少しお腹が空いてきました。

近くのカフェムゼウムでお茶をします。

内装は手が加えられていますが、オリジナルはロースのデザインです。

生クリームたっぷりのコーヒーでお腹いっぱい

お茶のあとは分離派会館を見て、その流れでベルヴェデーレ宮殿へクリムトの絵画を見にいく予定でした。

しかし本日分のチケットは完売とのこと。
せっかくベルヴェデーレ宮殿まで来たのだし、近くの現代美術館でアート鑑賞をすることにしました。

ミュージアムのカフェの家具がオシャレです

ウィーン街歩きを堪能しました。48時間パスを最大限活用し、ミッテ駅で荷物をピックアップしてウィーン中央駅に
到着。
さあ、旅も終盤、鉄道でハンガリーのブダペストへ向かいます！