＃５アールヌーボー探し2011夏～街中でも空港でもティータイム～

2011/08/15 - 2011/08/22

ちょっと昔の2011年8月、くろねこツーリストのしるくんが、イギリスのグラスゴーとロンドンをフリーでタビしてきました。
ロンドン滞在最終日。ホテルをチェックアウトし、スーツケースを預けて観光へ。
ナショナルギャラリーをのんびり見て、デパートでランチ兼用でアフタヌーンティーを楽しみ、しっかりオイスターカードを返却して現金を回収。
帰りも列車で空港へ移動し、早めに中に入ったのでまたまたアフタヌーンティーをしてから機上のヒトとなったのでした。

くろねこツーリストは、おもにアールヌーボー建物を見にヨーロッパをウロウロしてま～す。添乗員のしるくんが案内するタビを楽しんでね♪

【日程】
8月15日　成田空港からロンドンヒースロー経由でグラスゴーへ
8月16日　グラスゴーでわ～い♪とマッキントッシュデザインを堪能
8月17日　ロンドンへ移動し、大観覧車で夕焼けにどっぷり
8月18日　美術館やデパートの装飾にうっとり
8月19日　キューガーデンからテムズ川をクルーズ
8月20日　ホテルでお茶して、夜ごはんはパブを初体験！
8月21日　のんびり美術館を楽しみ、ロンドンヒースロー空港を出発
8月22日　むっと湿気が多い成田空港着

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

6時半に起きたらすでに明るかった～♪
「ここは南西向きなので、朝日はあたらにゃいよ。午後はきっと暑いにゃ」

ロンドン エリザベス ホテル ホテル

天井は色ガラスで飾られておりました♪
それにしても壁にずらりと家具って…。家具多過ぎ。

日曜はちょっと遅く朝ごはんは7時半から。
今日もシンプルにコンチネンタルブレックファストで。

10時にはホテルをチェックアウト。予約通り、3泊はツインで1泊分のみそれよりも50ポンドほど高い料金で清算。
ちゃんと理解できてないかも、ですけど、どうもチェックインの時に「いい部屋」を用意したから4泊同じ部屋でどうか？と言われていた気がするんですよね。
まあ、違う部屋を体験したかったので予約通りに部屋替えしたんですけど、最初の部屋を見て「このままで4泊でOKです」って言ってたらツインの部屋代であの広い部屋を4泊いけたのかな。
「今日も暖炉に火が入ってるにゃ。ぬくぬく♪」

地下鉄でチャリングクロス駅へ。
当時の印象としては、ロンドンの地下鉄はちょ～っとバリアフリーからは遠かったような…。ミラー付きの階段って、どんだけ危ないんだか…。

そんな地下鉄ですけど、ステキなポスターが多くて楽しい！
書体も独特のものでカッコイイですね♪

こちらは、手荷物はちゃんと管理してねといった感じのもの。

鳩が派手なオウムの着ぐるみを着ようとしているのは、カーニバルのお知らせ。

これはレンタサイクルで街をまわりましょうみたいな内容…かな。
ロンドン地下鉄の書体は、1916年にジョンストン(Edward Johnston)がデザインした小文字の「i」の点がひし形になってるというおしゃれなもの。
何度かリデザインされているものの、現在も使われてるなんて。すごい！

ロンドンの地下鉄はカマボコ型の車両で、入り口のところに立つとちょっと圧迫感があるんですよね。東京だと大江戸線みたいな感じで。そこは苦手かな。

チャリングクロスで降りてトラファルガー広場へ。
「ライオンくん、こんにちは♪」

トラファルガー広場 広場・公園

「？？あれはにゃに？」
2012年開催のロンドンオリンピックまでをカウントダウンするモニュメントが当時は設置されておりました。開会式まであと341日！

「ニャショニャルギャラリーに行くにゃ」
ナショナルギャラリーも入場料は無料。フロアガイド代として1ポンドをボックスに入れてきました。
印象派とかゴッホとかフェルメールとか、ミーハーに有名どころを2時間ほど歩き回りました。ふう

もう満腹…と表に出たら、大道芸にヒトが集まっておりました。さすが日曜日。

ナショナルギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー

鉄道のチャリングクロス駅って、ホテルにしか見えないよな～。駅らしくない～～～。

チャリングクロス駅 駅

地下鉄でボンドストリート駅へ。
乗換えたオックスフォードサーカス駅のモザイク画は迷路…？

目的地はこちらのセルフリッジズデパート。
お茶しに来たんですけど、なんでここを選んだかはナゾ。ガイドブックに載ってたんだったかなあ。やっぱり。

セルフリッジズ 百貨店・デパート

地下1階のこちら、Dolly’ｓでアフタヌーンティー♪
セルフリッジズのサイトによるとアールデコ調のカフェだ、という説明なんですけど、それほどアールデコっぽくは無かったような…。

セルフリッジのカフェ カフェ

アフタヌーンティーを一人分と別にお茶を一人分で、スイーツをシェアしたいとつたない英語でお伝えしたら、ちゃんと伝わったようで取り皿とカトラリーを二人分セットしてくれました。わ～い

サンドイッチは、きゅうり、サーモン、チキン、卵の4種類。パンも白パンだったりナッツ入りのものだったり、手が込んでました。

「ケーキはレモンタルトといちごタルトとチョコタルトだよ」
紅茶のポットが銀色の丸っこいもので、こするとなんか出てきそうな形。ディズニーアニメの世界だ～、なんてちょっと感心したりして。

アフタヌーンティーセットと紅茶で24ポンドでした。ん～、これがお昼ごはんかな。

同じ階に台所用品もあったので、「なんかいいものないかな♪」とうきうき探索。
お～～、これは巨大なソフトクリーム形というかカップケーキ形のケーキが焼ける型だ！
ちょっと欲しいけど、かさばるし重いか…。ん～、シリコン製なら買っちゃったかも。立体のケーキ型、楽しいなあ。

バスでホテル最寄りのランカスターゲート駅へ行き、オイスターカードを窓口で払い戻し、ホテルを出発。

ロンドンエリザベスホテルは、2024年1月時点では「臨時休業中」。コロナの影響かなあ。良くも悪くもクラシカルなところが好きなので、廃業しちゃわないことを祈るばかりです。

パディントン駅までスーツケースをごろごろ引っ張って歩いたんですけど、ここから駅までの道がどうもわかりにくくて…。苦手だ～。

ヒースロー空港へはパディントン駅からヒースローコネクトで。
コネクトは一番端っこの12番ホームから。ちなみに、ヒースローエクスプレスは真ん中あたりのホームでした。
チケットはエクスプレスが出るホームの前あたりの券売機で。行き同様、8.50ポンドです。12番線専用の改札を抜けてホームへ行くと、あ、列車がいる！

コネクトには待たずにすぐ乗れちゃいました。
行き＝空港→市街よりも早い気がするなあ。日曜日で止まらない駅もあるっぽいし。
ANAはターミナル3だから、今回は乗り換えしなくていいのか。ふむふむ

車掌さんが検札が来たところで、同行者がコネクトのチケットを紛失したことが発覚。アタフタとあちこち探すもどうにも出てこず…。
パディントン駅の改札はちゃんと通っているし、いかにも旅行者だし、怪しいと思われなかったのか、追加料金を払うことなく放免されたのでした。
空港駅に改札なくて、よかった～。ははは

ヒースローコネクト 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

19:35発の便で、3時間前にはヒースロー空港に着くようにしたかったので、4時半前には無事、ANAのチェックインカウンターに到達！
ふう。時間に余裕があると落ち着いて行動できる…かな。

ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港

セキュリティチェックをサクっと通り、ショップをウロウロ見てもまだまだ、搭乗時間までには余裕♪
なので、ロンドン最後のティータイム。スコーンと紅茶＝8ポンドで小腹を満たすことにしました。同行者はしっかりアルコールの時間になってましたけど。
「クロテッドクリームがおいしいにゃ♪」
あ～、美味しさに目覚めちゃいましたよ。クロテッドクリーム。カロリー高いんですよね。

出国審査を通った覚えが全くないまま、搭乗ゲートへ。変だなあ。あれ？
19:35発のANA202便には7時過ぎには搭乗開始。まだ明るい！

「わ～、あの飛行機2階建てだよ。大きいにゃ」
カンタスかあ。ということはオーストラリアに行くのか。ロンドンからだと南半球だし、地球の反対側感が強いなあ。どういう航路で飛ぶんだろ。

定刻通りに出発したのかな。どうも、機内に入って自分の座席に落ち着くと、眠くなって離陸時はいつも記憶がなく…。

上空へ行ってしばらくするとステキな夕暮れ♪　ロンドン時間で夜8時半ぐらいのソラの上です。

機内食が配られ始めた♪わ～い♪と思ったら揺れて、しばしお預け。きゅるる
ということで10時近くに1食目とあいなったのでした。夕方、スコーン2個食べておいてよかった。

選択肢に何があったのかは記憶のかなたですけど、カレーがあったら絶対カレーを選んじゃいます。この日はシーフードカレー。味噌汁もありますよ、というところが日系キャリア。嬉しい！

当時の飛行時間は12時間。映画も日本語が多いので、3本見てたら、日記がすすまな～～い。
成田到着まであと2時間というところで2食目です。朝ごはんというか昼ごはんかな。パンが小さな山型食パンで、なんだかとってもイギリス！な感じ♪嬉しい！

成田空港へは20分ほど早く到着。スーツケースを引き取り、外に出られたのが3:40ぐらいだったので、結構早く出られたような。わ、外に出たらむっ～～～と湿気。日本に戻って来たことを実感。

初めて100％自力で手配したタビも無事終了。ふう
おみみゃげも、いつもの食品ばかりと違って、アールヌーボーデザインのものが多いところは「ツアー旅行で人任せ」ではないタビだからだったからかも。

ここまで、お付き合いいただきありがとうございました。
のん気にイギリスをタビした時には、よもやこの先大きな紛争というか戦争なんて起こらないと思っていたのに…。フリーでタビするハードルがあがった気がちょっとしています。一刻も早く、世界のヒトビトが安全にタビを楽しめる世界になりますように。

アールヌーボー建物紹介はブログにも載せていますので、よろしかったらそちらもどうぞ。建物写真、さらに多めです。
タビノソラ　黒猫しるくんと行くアールヌーボー探しのたび by くろねこツーリスト
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