2011/08/15 - 2011/08/22
7254位(同エリア9832件中)
しるくんさん
ちょっと昔の2011年8月、くろねこツーリストのしるくんが、イギリスのグラスゴーとロンドンをフリーでタビしてきました。
グラスゴーを楽しんだ後は飛行機でロンドンへ移動。ホテルにチェックインし、ちょっとぐだぐだしてから、河沿いをプラプラ歩いて予約していたロンドンアイに乗りに♪狙った通りキレイな夕焼けが見れました!
翌日は、ハイドパークを横切り、ビクトリア&アルバート博物館へ。ステキなデザインを堪能し、モリスルームでお腹を満たしたら、アールヌーボースポットの「デパ地下」へも。まだ明るかったので、ノッティングヒルへ移動しのんびりお茶したりして。夜ごはんはスーパーで総菜を買い込み、ホテルでゆっくりいただきました。
くろねこツーリストは、おもにアールヌーボー建物を見にヨーロッパをウロウロしてま~す。添乗員のしるくんが案内するタビを楽しんでね♪
【日程】
8月15日 成田空港からロンドンヒースロー経由でグラスゴーへ
8月16日 グラスゴーでわ~い♪とマッキントッシュデザインを堪能
8月17日 ロンドンへ移動し、大観覧車で夕焼けにどっぷり
8月18日 美術館やデパートの装飾にうっとり
8月19日 キューガーデンからテムズ川をクルーズ
8月20日 ホテルでお茶して、夜ごはんはパブを初体験!
8月21日 のんびり美術館を楽しみ、ロンドンヒースロー空港を出発
8月22日 むっと湿気が多い成田空港着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
11時過ぎ、グラスゴーから予定通りにロンドンヒースロー空港到着。行きにも利用したピカピカのターミナル5です。
お!窓の外には何やらカワイイ乗物が走ってくる!何だろう…
気になって調べたら2011年5月に運用開始したばかりの「ヒースローポッド」なる自動運転の乗り物だったのです!きゃ~、カワイイ♪
駐車場とターミナル5の間約4Kmを結んでいるとのことなので、まあ乗る機会は無い気もしますけど、チャンスがあったら乗りたい!ですね。これ。 -
さて今回は、乗り継ぎマークの「紫のヒト」には付いて行かず、「Baggage reclaim」方向へ。バゲッジクレームじゃなくて、リクレームなのか。んん…?
市内へは、時間もあるので安い「ヒースローコネクト」で行くことに。 -
有人のチケットカウンターで切符を買ったら、そこのおに~さんに「ここはエクスプレスしか止まらないので、隣りのヒースローセントラルで乗り換えだから。同じホームだよ。わかった?」と英語で念を押されました。ふむふむ
因みに料金は8.50ポンド。ヒースローエクスプレスだと18ポンドほどかな。途中、3本ぐらいエクスプレスに抜かれた気がします。ヒースローコネクト 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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コネクトの座席は通路を挟んで2席と3席で、新幹線のような感じ。かなり空いておりましたね。
直通よりもいくつか停まる方が楽しいかな。読めない言語(インド系だったもよう)表記が併記されている駅もあったりして、何となく街の多様性がうかがえたりして。 -
ヒースローセントラルから40分ほどでパディントン駅に到着。
わ♪ちゃんとパディントンがいた~♪ -
空港への利便性を考えて、ロンドンでのお宿はパディントン駅から歩いていけるところに。
ということで、スーツケースをゴロゴロ連れてホテルへ向かいます。パディントン駅 駅
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ロンドンのお宿は、パディントン駅から歩いて行けるところで「uk-hotel-booking」なるサイトで見つけたロンドンエリザベスホテル。部屋のタイプがいくつかあったので、3泊はフツウのツインで、最後の1泊だけ「Conservatory Suite」なる部屋にしてみました。
ちょっと古めでツアーでは、絶対にこないホテルかな~。
チェックインは2時からだったんですけど、1時半にはできちゃいました。さんくす!
「ロビーの隣りの部屋で暖炉に火が入ってたよ。8月中旬にゃのに!」ロンドン エリザベス ホテル ホテル
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部屋でうだうだとひと休みしたら、午後のお出かけへ。まずはランカスターゲート駅でオイスターカードを購入しチャージします。オイスターカードは、関東でいえば、SuicaやPASMOのような交通系ICカード。Oyster=牡蠣かあ…。
地下鉄に乗ってやって来たのはロンドンブリッジ駅。
今は同じところを見ると、お店は何もなくただの通路という感じなんですね。そして向こうにそびえるのは建設中のザ・シャードなる超高層ビル。 -
テムズ河沿いをお散歩♪です。ちょっと雨が落ちてきそうなんですけど…。
「向こうに見えるのがタワーブリッジだよ」
河沿いを西の方へ行きます。 -
小腹が空いてきたので、途中のスタンドでフィッシュ&チップスを購入。魚のフライは長さ20cm以上ありますね。意外と大きいかも。これで2.80ポンド。
河沿いのベンチでいただきま~す♪ -
「あれ?後ろの建物、山手線から見えるのに似てにゃい?」
ちょっと猫っぽいシルエットだな、と山手線の新大久保と高田馬場間にある東京グローブ座を見て思ってたんですけど、その元がココだよね~、と思っていたら違った!あれれ。
後ろに見えるのは17世紀に建てられたグローブ座を模して1997年に建てられたもので、東京グローブ座も同じグローブ座を模して1988年に磯崎新設計で建てられていたのでした。へ~、そうだったのか。東京の方が若干とはいえ古いとはびっくりでした。シェイクスピア グローブ シアター 劇場・ホール・ショー
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「わ~、ここって映画に出て来たよね♪」
映画「ハリーポッター」の中で、やけにうねってたイメージがあるんですけど、2000年に開通した直後は本当にうねるというかすんごい揺れたらしい。
補強工事もされて、この時は揺れることなく渡れました。ホっミレニアム ブリッジ 現代・近代建築
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ブラックフライアーズ橋のたもとにあるブラックフライアーパブは、1875年に建てられ、1905年にHerbert Fuller-ClarkやHenry Pooleによってアールヌーボースタイルに改装されたお店。
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イチオシ
1990年に建物を見に来た時には、外までわいわい飲んでるヒトがあふれていたんですけど、この時はひっそり…。まだ時間が早いのかなあ。もう7時だけど。もしくは雨だから?
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ブラックフライアーはこの辺りのエリア名にもなっておりますけど、意味は「黒い修道士」。黒い僧衣のドミニコ修道会がここにあったかららしい。
ということで、入り口上のモザイクで描かれているのも、両手に酒びんを持った黒い僧衣の修道士。
お酒が飲めないもんで、どうもパブというと敷居が高く、中に入って無いんですけど、のぞくだけでも見てみればよかった…。う~む
ちょっと雨がひどくなってきた~。ブラック フライヤー バー
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パブの最寄り駅、ブラックフライアー駅は大々的に工事中。
今は白い鉄骨のところがガラス張りになったんですね。ブラックフライアーズ駅 駅
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ブラックフライアー駅お向かいはステキなアールデコ♪
由来ありそう…とググってみたら、1930年代にユニリーバの本社(Unilever World Headquarters)として建てられ、2000年代に大々的に内装をリノベーションしたもの。1930年代ならアールデコですね。確かに。
100 Victoria Embankment -
「いてて」
さらに西へ歩いて行くと、ロイヤルフェスティバルホールの前あたりには、こんな巨大なカモメがいたり、小さな小屋が立っていたり。子ども向けのイベントをやっていたようです。 -
目的地はこちらのロンドンアイ。
夕焼け時間を楽しもう、と日本で8時半を選んでチケットを予約してきました!
混んでるってきいてきたんですけど、あれ?予約してこなくてもすぐに乗れたなあ。
ちょっと予約時間より早かったんですけど、暗くなりそうなので8時前には中へ。ロンドン アイ 建造物
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雨もパラパラ落ちていたし、どんよりしたソラ模様で、太陽は見えるかなあ…と思っていたら、わ~い見えた♪
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雲が多い方がドラマチックな感じがしたりして。
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イチオシ
お、ビッグベンと国会議事堂もほんのり輝いてきた~。
8時過ぎてやっとライトアップ開始なんですね。夏は夜景を楽しむには遅くまで外にいないとだ~。 -
東の方は紫色の雲。
左の端に見えているのは、当時はまだ建設途中のザ・シャード。 -
カプセル状のゴンドラは25人乗りで、この時乗ったのは8人。あっちへこっちへとウロウロしやすかった~♪
この時のロンドンアイの料金はおひとりさま16ポンド74ペンス。当時のレートだと2,150円ぐらいかな。 -
1周30分ぐらいの空中散歩を終えて下界に戻るとあたりは薄暗く。
夕方っぽいですけど、もう8時半か。 -
イチオシ
戻りはウォータールー駅から。
後ろを振り返ると、ほんのり明かりが点き始めたロンドンアイの上に飛行機♪ ヒースローから飛び立ったところかな。
9時半ぐらにホテルに戻り、結局その後何も食べなかったので、フィッシュ&チップスが本日の夜ごはんとなったのでした。二人で2.80ポンドだったので安っ!
(-_-)zzz -
翌日は7時には起きて、ホテルの朝ごはんへ。
こちらに並んでいるコンチネンタルブレックファストは部屋代に込み。
今日はオプションというかプラス6ポンド払って、フルブレックファストにしてみました♪ -
追加を払って食べたのがこちら。
卵はスクランブルOR目玉焼きORポーチドエッグから選べたので、ポーチドエッグにしてみました。
豆と焼いたトマトがイギリスに来た~!って感じ。冷たいサラダより好きかも。 -
のんびりと9時半過ぎてホテルを出発。
食べ過ぎた朝ごはんを消化すべく、ハイドパークをてくてく抜けて、ビクトリア&アルバート博物館へ。
「これ、ピーターパンの像だって。台座にうさぎやねずみはいるんだけど、猫はいにゃいのかあ。にゃんで…」ハイド パーク 自然・景勝地
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「ビクトリア&アルバート博物館は入場無料にゃんだよ。イギリスってすごいよね」
観光客も含め、文化にアクセスしやすいのはうらやましい限り。とはいうものの、大英帝国のチカラで持ってきちゃったものも多いのかしらん、というところは、う~む、です。ヴィクトリア&アルバート博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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広すぎるV&A博物館…。
広い中で、やっぱり目が行くのはこういう工芸品、というか建築素材。
ずっとイスラム圏で使われているものだと思い込んでいたんですけど、調べたらこのステキな幾何学文様で飾られたモノは、インドのJaliスクリーンなるモノ。光を遮り換気できる窓なのだとか。影もステキなんだろうな~。 -
そしてやっぱり吸い寄せられちゃう鉄細工♪
家のどこに使われてたのかなあ。
真ん中のものは説明書きを拡大したら18世紀に作られた「手すり」とありました。ん~、ちょっとつかまりにくそう…? -
イチオシ
お!アールヌーボーな鉄細工♪ パリにありそう!
これは、1899年にギマール(Hector Guimard)が設計したCastel Henrietteの「WINDOW GRILLE」。訳すと窓格子かな。
Castel Henrietteは1969年に取り壊されてしまっておるのですが、1965年の映画「What's New Pussycat(邦題:何かいいことないか子猫チャン)」に使われているとか。え~、映画で現物が見られる!のか。ほぉ。 -
途中で見えた作業中の部屋。
あれ?奥の像はミケランジェロのダビデ像? その右の絵はバチカンにあるラファエロのアテネの学堂?
どういう展示室だったんだろ…。 -
現代のコーナーには日本製も結構あったりして、ちょっと鼻が高くなったりしてたんですけど、もう過去の栄光なのかなあ…。
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11時に美術館に入って、約2時間半。歩き疲れ、そろそろお昼にしようとやって来ましたカフェテリア♪
V&Aカフェ カフェ
-
イチオシ
目あてはこちらのモリスルーム♪
ここをデザインしたウィリアム・モリスは、アールヌーボーの源泉ともいえるアーツ&クラフト運動を起こしたヒトですし、モリスデザインのリバティプリントも大好き♪なのです。 -
オリーブがデザインされた壁は、これぞモリスという雰囲気。ここでは、壁紙ではなく漆喰細工なのでぼこぼこしているのかあ。へ~
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この部屋は、モリスの友人である建築家のフィリップ・ウェッブと画家のエドワード・バーン=ジョンズも手伝っておりまして、わ~、この絵はバーン=ジョンズですね。彼の絵も好きなんですよね~。
とってもステキな部屋なんですけど、ちょっと暗めなのが難点かな。 -
こちらでいただいたのは、手前のチキンのポットパイと、クスクスとトマトときゅうりのサラダ、小芋の総菜3種盛り合わせと、ポットパイに付いていたパン。これに水を頼んで15.90ポンドを二人でシェア。当時のレートでひとり1,000円ぐらいでした。
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お隣りは豪華な感じのギャンブルルーム。え?ギャンブルって賭けのこと?と思ったら、ここをデザインしたヒトの名前でした。ははは、そうか。
柱や壁はタイルで天井は琺瑯の鉄板。においが付かず、耐火性にも優れているということでこのような仕様になっているとか。へ~~~。
ミュージアムショップをウロウロしてから、美術館をあとに。
小雨の中、歩いてハロッズへ向かいます。 -
ハロッズでまず向かいましたのはこちらのフードホール。日本の「デパ地下」はこちらでは1階です。
わ~、豪華な売り場♪ 手前の高いところに登ってるのは豚かな。
こちらのステキなタイルは1902年にWilliam James Neatbyのデザインで作られたもの。やっぱり掃除がしやすく清潔さが保たれやすいからタイルなのかな。ハロッズ 百貨店・デパート
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魚売り場の奥に見える水槽はホンモノだったような。魚、泳いでます。
ここで、「わ~、何これ~」と見慣れない魚にコーフンしていたら、「何かお探しですか?」と日本語で店員さんに話しかけられました! びっくり。
今が旬だというおかひじきのような海藻を試食させてくれました。ごちそうさまです。 -
タイルの意匠は花木と鳥が多いですね。
この木はモクレンかなあ。何となく、配色が中国文様の雰囲気のような。 -
階段はアールデコっぽいですね。
すみずみまで凝っているところは、さすが老舗百貨店。どこかに化石が隠れてたりもするのかしらん。 -
フードホールを楽しんだら上階へも。
スポーツ用品売り場に乗馬グッズがいろいろあったのには、さすが文化がちがう…!と感心しきりのお上りさんなのでした。
等身大?のハロッズくまが「いっしょに写真撮ろうよ!」と並んでいたりするので、しっかり撮っちゃいましたけど、売り物なんですよねえ、このくま。身長180cmぐらいなので、大きな部屋が必要です。むむむ。うちは無理だ。 -
外に出たら、雨は止んでおりました。
まだ6時前でまっすぐホテルに帰るのももったいない、とバスでノッティングヒルへ。 -
ん~、なんでノッティングヒルへ行ったんだかは、日記にも書いておらずナゾ。
ノッティングヒルといえばポートベローマーケットですけど、土曜じゃないし。
映画の舞台、ということで行ったんだったかなあ。
結局、地下鉄駅前のチェーン店で紅茶を飲んでまったり。 -
近くのスーパーで夕ごはんを調達したら、またバスに乗ってホテルへ。
こちらはバス2階の先頭からの眺め。やっぱり楽しい♪
ん~、もしかして単にバスに乗りたかったのか…も? 路線検索し、サクサク乗れるようになると、ちょっと嬉しいし。 -
夕ごはんに買ってきたのはこちら。
奥はコーンやカラーピーマン、紫キャベツのサラダ。手前はバジルのパスタサラダ。そしてやっぱり買っちゃった寿司と右奥はデザートのパンナコッタ。
お飲み物も買って10ポンドちょっとでした。寿司が3ポンドだったのは安めかも。
部屋が広めなので部屋での食事も余裕です♪
(-_-)zzz
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旅行記グループ しるくんとグラスゴー&ロンドンでアールヌーボー探しのタビ 2011夏
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