2023/05/21 - 2023/06/21
962位(同エリア6437件中)
NORAさん
2023年3月末で夫婦とも完全引退、引退記念旅行としてオランダから欧州入りし、フランスのパリ・ノルマンディ地方・ボルドー・オクシタニー地方を旅し、最後に13回目となるウィーンに立ち寄り、帰国後京都を観光し、1か月の旅となりました。
最終の第6巻は、ウィーンに5泊、シャルル・ド・ゴール空港で1泊、帰国後に京都を旅した記録です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- エバー航空
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6月10日、充実したフランス滞在を終え、定刻よりやや遅れて経由地のフランクフルトに到着。飛行機ファンとしては沖留は楽しいのですが、到着ロビーに着くまでに時間がかかり、当初予定していた制限区域外へ出るのは断念しました。
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18:10発LH1242便でウィーンへ向かいます。この時期、欧州の空港では人手不足によるグランドハンドリング部門の混乱で、手荷物の乗り遅れや紛失が頻発。余裕を持って乗り継ぎ時間を設定しました。
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搭乗前にゲートで「手荷物は1個まで」と何度も放送が入ってましたが、ビジネスウーマン風の女性が大きな荷物を2個持って搭乗しようとして、CAさんと一悶着。結局は預け入れに。以前は放置状態でしたが、今は厳格に対応しているようです。羽田行きのANA機が駐機していました。
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フランクフルトの金融街を左手に見ながら上昇していきます。当初予定ではミュンヘン空港経由で、空港内のビアホール「エアブロイ」でビールとバイエルン料理を楽しむ予定だったので、ちょっと残念。
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ウィーン到着後、Sバーン(近郊電車)でミッテ駅まで移動。今夜の宿泊は、駅前のヒルトンです。フライトスケジュール変更で1泊プラスし到着が夜になるので、空港からのアクセスがいいホテルを選択。ここに宿泊するのも今回が4度目です。
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また客室内をリノベしたようで、一昔前に一世を風靡したスカンジナビアンデザインから、オーソドックスなデザインに変わってました。
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バスタブは残っていました。今日の夕食は、ミッテ駅前のインビスで購入したホットドックとミッテ駅のミニスーパーで購入したサラダです。
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6月11日、今日は日曜日。13回目となるウィーン観光のスタートです。王立礼拝堂で初めての日曜ミサを見学します。ウィーンフィル団員の演奏で、ウィーン少年合唱団が歌うので有名です。事前に聖歌隊が見える一番良いクラスの席を予約しました。指揮は女性でした。日本でも有名な日系ハーフのバイオリニストが、演奏開始直前まで突っ伏してました。二日酔いかな?
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ミサ中は撮影できないので、始まる前に撮影しました。ミサは1時間程度で、司祭の法話の間に宗教曲が入ります。最後に合唱団が祭壇前に来て1曲披露しました。今は少女合唱団も加わっています。司祭も最後に観光客向けの法話というかスピーチを英語で話していました。
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ミサが終わったので、チェックアウトのためにホテルに戻ります。ここが昨夜の夕食を買い求めたインビスです。ウィーンでは主な鉄道・地下鉄・トラム駅にこのようなスタンドがあるので、軽食を買い求めるのに苦労しません。
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部屋から見た景色です。右手の奥に長い建物がミッテ駅(ホームは地下)、構内はちょっとしたショッピングモールになっています。特に大型スーパーSparは品揃えも豊富でお薦めです。左手の建物1階(日本流)には美味しいカフェ・コンディトライ(ケーキ屋)さんOBERLAA(オーバーラー)があり、朝食やランチもいただけます。
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Uバーン(地下鉄)で、シュテファンプラッツ駅まで移動。ウィーンの主要駅にはエレベータが整備されているので、大きな荷物があっても平気です。シュテファン寺院前の広場で、農業団体の方々が集会を行なっていて、民族衣装でダンスを披露。アジ演説の集会より遥かにスマートですね。
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ホテルに荷物を預け、アルベルティーナ宮殿前のソーセージスタンドで軽くランチ。昔から人気店でしたが、観光名所化したのか、大行列でした。明日から使用するウィーンパスを受け取ってから、造形アカデミー絵画ギャラリーへ。
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この美術館は美術大学の中にあり、休日も作品制作に励む学生達は見かけますが、肝心の美術館を探すのに苦労しました。実はこの美大、若きヒトラーが2度入試に失敗した美大として有名です。合格して三文画家にでもなっていれば、近代世界史も大きく変わっていたかもしれません。
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この美術館で一番有名かもしれない、ヒエロニムス・ボスの『最後の審判の三連祭壇画』です。
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ルーベンスの、動物を題材とした『乳を飲ませる虎』です。
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ボッティチェリ1490年の作品です。
レンブラントやティツィアーノなど有名画家の作品を多数収蔵していますが、あくまで教育機関附属研究施設という位置付けで、来訪者も少なく、ゆっくり落ちついて鑑賞できる美術館です。 -
20年以上前に一度訪問したことありますが、その時はボロボロの建物と記憶していましたが、最近、建物全体の長期大規模改修が完了したそうで、すっかり普通の美術館になっていました。
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今日から4泊するのは、アンバサダーホテルです。ウィーンのメインストリート、グラーベン通りに面しシュテファン寺院と国立歌劇場の中間点に位置します。こちらはドンナーの泉やカプツィーナ教会側で、メインエントランスはこちらになります。
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これまで宿泊したことのあるホテルはどこも高額になっており、ホテル探しに苦慮しましたが、アクセス抜群の5つ星の割にはリーズナブルで、こちらのホテルに決めました。
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部屋は、コーナーの広いビジネスルームです。クラシック調のシックな内装で、キーが電子式でないなど内装や設備にやや古い面もありますが、大変居心地の良いホテルでした。
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バスルームだけで、ビジネスホテルのシングルルーム以上の広さです。トイレは独立しています。
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部屋の真下にドンナーの泉があります。旧市街街のド真ん中ですが、グラーベン通り側でないので、意外と静かでした。
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ホテルで一休みしてから、夕食へ向かいます。予約時間まで少しあったので、ちょっと散策。こちらはブルク劇場、以前ここでエディット・ピアフとマレーネ・デートリッヒの友情を描いた音楽劇「雀とひばり」を見て感動したことありますが、残念ながら今回の滞在中は見たい演目はなし。
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ここはトラムのターミナル、ショッテントゥーア駅です。奥に見えるヴォティーフ教会、長年に亘って修復工事中でしたが、遂に完成したようです。
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こちらは市庁舎です。庁舎前広場では12月にはクリスマスマーケットが、1月からはスケートリンクになります。地階にはラートハウス・ケラーという大型レストランがあり、団体旅行などで利用されているようですが、未体験です。
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今日の夕食は、カフェ・ラントマンでいただきます。カフェというより、高級レストランです。予約時に空いていたのが20時から。遅いせいか結構空いていました。食事だと広めの席に案内されます。雰囲気は最高です。
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スープ、ヨメは旬のアスパラ・ガスのスープ、私はグラーシュスープです。ワインはハウスワインを2種いただきましたが、高級店のハウスワインは、店の看板としてお値段以上の上等なワインが提供されるのでお薦めです。
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メインは、二人ともウィーンの定番料理、ターフェル・シュピッツです。ターフェル・シュピッツの名店、プラフッタで食したこともありますが、こちらも負けていません。スープもプラフッタほど塩辛くなく、美味しくいただきました。
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お腹いっぱいで、今回もデザートなし食後のコーヒーのみ。
今年は開業150周年、記念のプロジェクションマッピングで照らされていました。 -
楽しかった食後は、リング通りの夜景を見ながら歩いてホテルに戻ることに。こちらは国会議事堂です。ギリシャ建築様式で建設され、大規模改修工事が完了したばかりで、新築のように白く美しく輝いています。
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国立歌劇場です。今回はヨメが1人でバレエ、2人でオペラを観劇します。
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ホテルに戻って来る頃には23時を過ぎていました。ドンナーの泉も美しくライトアップさてれいます。
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6月12日、今日から3日間用ウィーンパスで市内観光の開始です。以前のプラスチックカードから紙、それも2020年記念バージョン。コロナ禍で在庫が残っていたのでしょう。日本でネット決済し、ウィーンで受け取りました。
今回は未体験の場所を中心に回るのが目標です。 -
今日はシェーンブルン宮殿を中心に回りますが、毎回Uバーンのヒーツィング駅で降りてバスに乗り継ぎ、ヒーツィンガー墓地で、青山みつ(グーテンホフ・カレルギー)さんのお墓参りへ。
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墓碑銘です。明治期に東京に赴任していオーストリアの外交官と国際結婚した方です。光子の人生はTVや舞台で何度も取り上げられていますので、詳細は省略します。この墓地は裕福な家系の立派な墓地が多いそうです。
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墓地の4番出口から出て、緑地帯の中を通り、グロリエッテに突き当たる散策路に出ます。ランニングやウォーキングをする人が時折通るくらいです。初めてウィーンに来た1997年以来このルートですが、グロリエッテに近づく程、"ウィーンに来た"と感動が高まってきます。
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グロリエッテの中央部は、素敵なカフェになっています。
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グロリエッテの屋上が見学できるのを今回初めて知りました。ウィーンパスが利用できたので、上がってみました。
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わざわざお金を払ってまで上がる事はないかな・・
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グロリエッテ内部に入るには、カフェを利用する必要があります。窓側の席から見るシェーンブルン宮殿も素敵です。
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ここがシェーンブルン宮殿を一番美しく撮影できるポイントだと思います。右奥に見える教会は、西駅に近いルドルフスハイム教会です。シュテファン寺院ではありません。
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ネプチューンの泉の上からの撮影です。
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ここは滝のように水が流れる場所ですが、今回は停止中。もう少ししてからか、メンテナンス中なんでしょうか。
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庭園も職人さんの手入れのおかげで、6月初頭でも美しく花が咲いていました。
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フィアカー(馬車)が、ネプチューンの泉の前を横切って行きました。シェーンブルン宮殿にも10回は訪れていますが、初めて見た光景です。どこから乗車したんだろう?
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正面に見えるのは、後に訪問する動物園の中央部に位置する「カイザーパビリオン」です。
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バラが綺麗に咲いていました。
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チケットボックス(独立した大きな建物ですが)でウィーンパスを提示して、入場時間指定のシェーンブルン宮殿入場チケットを受け取りましたが、時間があったのでレジデンツ・カフェで一休みです。
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こちらは昨夜食事をしたラントマンの経営で、店内の椅子は同じデザインです。天気のよい暑い日だったので、皆さんテラス席なので、店内はガラガラです。
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ケーキは大変美味しいのですが、お値段も「ラントマン」(高級)です。
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指定時間になり、シェーンブルン宮殿を見学しまたが、残念ながら写真撮影禁止です。昔は撮影可でしたが、スマホの今ならセルフィーでとんでもない事になると思うので、それでいいと思います。
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1時間半程シェーンブルン宮殿を見学し、ウィーンパス使用可の馬車博物館へ。存在は知っていましたが、入館は今回が初めてです。
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中に入ると、外観からは想像できない広い空間です。
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公式行事用の馬車でしょうか?
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アニメで王女様が乗っていそうな馬車です。
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車列も再現されています。馬も綺麗に正装していたんですね。
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王室末期に使用されたクラシックカーですが、残念ながら車種を記録し忘れました。ダイムラー(ベンツの前身)かな?
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歴代名馬の「肖像画」です。
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美しく手入れされた歴代の馬車や御料車、シシィのドレスなどが展示され、大変見応えのある博物館でした。これまで入らなかったのが勿体なかった。
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ウィーンパスでプティ・トランに乗車できるので、これに乗車して動物園に向かいます。
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車内から撮影した庭園です。広大な庭園を維持するだけでも大変なことと思います。
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シェーンブルン動物園(ウィーンパス可)へ入場します。
1752年開設の世界最古の動物園といわれています。決して広くはありませんが、工夫を凝らした展示がされています。パンダ様は今日もお昼寝中。前回もお客にケツ向けて寝ていて、未だ御尊顔を拝したことがありません。 -
北極クマの行動展示空間です。2023年の猛暑、北極クマには辛かったでしょうね。
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チーターが私の方を不思議そうに見ています。餌が歩いて来たとでも思ったのか?
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マリア・テレジアと夫のフランツ1世が、毎日ここで動物を見ながら朝食をいただいていたパヴィリオンです。同心円状に区画された動物園の中心にあり、地下には水脈もあるそうで、近年はウィーンのパワースポットとしても人気があるそうです。
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パヴィリオン内は女王夫妻が朝食をいただくのに相応しい、豪華な装飾で彩られています。
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写真を撮っていたら、お母さんが可愛い赤ちゃんを抱き上げて写真を撮らせてくれました。
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ランチも兼ねて、オーストリアを代表するケーキ、アプフェルシュトゥルーデルをいただきました。リンゴはシナモンが効いていて大変美味、バニラソースもたっぷりです。前回は、ここに入るのが目的で動物園に入場し、今回が2度目の入店です。
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パルメンハウスです。1882年に完成した欧州最大規模の温室で、優美な鉄のフレームに約45,000枚のガラスが使われています。2度入ったことがあり、今回はパスしました。
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またプティ・トランに乗って移動します。
ドライバーが下手で左端に寄りすぎて走り、太い枝に激突して先頭車の屋根が凹んでしまいました。結構な衝撃でした。 -
庭園の西端に位置する、オベリスク・ブルンネンです。
ここまで来るのは、今回が初めてです。車内から撮影しました。 -
Orangeriegarten(オランゲリーガルテン)です。
存在は知っていましたが、入場するのは今回が初めてです。歴史を感じる美しい庭園です。こちらもウィーン・パスで入場できます。 -
Kronprinzengarten(クローヌプリンツェンガルテン)です。美しいフランス庭園です。
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一角に、庭園を一望できる鋼鉄製の展望台があり、そこから撮影しました。宮殿の横を望む眺望です。シェーンブルン宮殿の見学は、美しい庭園や動物園、歴史あるカフェなどを楽しんで、半日以上かけるのをお勧めします。
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この後、西駅まで移動するのにトラムの駅に向かいます。宮殿のすぐ前を流れる、ウィーン川の河川敷を利用してUバーン4号線が走っています。元はSバーン(近郊鉄道)を地下鉄に大規模改修した路線で、擁壁や駅構内の一部にSバーン開通当初からの遺構が残っています。
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マリアヒルファー通りのシェーンブルン宮殿駅からトラム60番で西駅へ向かいます。ウィーンではトラムを上手に活用すると、車窓を楽しみながら早く目的地に向かうことができます。
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この新型車両に乗車するのは今回が初めてです。
西駅へ行ったのは、駅構内にある鉄道関係の書籍を多く取り揃える書店が目的でしたが、今回は購入したい本がありませんでした。 -
西駅にはシシィの等身大の大理石像があります。以前は1階にありましたが、新中央駅が完成して西駅発着列車が減少し、ホームを減らしてショッピング街やビルを新設する改修工事終了後、2階に移動してきました。
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Uバーンで中心街へ戻り、楽友協会のチケットボックスでチケットを受け取ります。予約メールを提示すると、チケットを発券してもらえます。
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Schwarzenbergplatz (シュヴァルツェンベルクプラッツ)駅で古いタイプのトラムを見かけました。私はこの車両が大好きなんので、嬉しくなります。
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シュヴァルツェンベルク広場(だだっ広い中央分離帯のような感じです)で、レトロ車両と最新車両の縦列駐車を目撃!
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レトロな車両は観光貸切用の車両のようです。他にもリング通りを一周する、黄色い Vienna Ring Tramもあります。
ホテルに戻り、一休みしてから着替えて今夜のコンサートへ向かいます。 -
今日は、フランソワ・グザヴィエ・ロト指揮レ・シエクルのコンサート。ロトの指揮は、2018年にロンドン交響楽団の演奏で聴いた以来2度目です。※詳細は、2018年1月 ロンドン7日間の旅 (ロンドン観光 上巻)をご高覧あれ。
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天井まで美しく装飾され、世界で最も美しいコンサートホールの一つでしょう。音響的にお薦めの座席は、中央の平土間ではなく、舞台と同じ高さのParterre LogenかバルコニーBalkon Logennonoの中央通路より前ですが、最前列でないとステージがよく見えません。舞台幅は狭く、ピアノ迫りもなく現代的ホールと比較すると、音響以外は「欠陥」だらけとなってしまいますが、世界最高のホールです。
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レ・シエクルは作曲時代の楽器、奏法で演奏するオケで、1曲目は「牧神の午後への前奏曲」。フルートのマリオン・ラランクールの透明感ある音色が印象的でした。2曲目のウェーバー「舞踏への勧誘」のオケ版で事件が。最後に曲が盛り上がり皆が拍手すると、ロトが振り返って「シッ!」。そして美しいチェロソロが。終わってロトからの"指名"でソロチェリストが照れくさそうにお辞儀したら、割れんばかりの拍手と「ブラボー」の嵐。コンサート慣れしたウィーンっ子でもフライングする事もあるんですね。
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3曲目は、「ダフニスとクロエ」から第2組曲。休憩を挟んで最後は、ストラヴィンスキーの「春の祭典」。文句なしの名演奏で、ホール全体が熱狂的拍手に包まれました。
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ウィーンでは名演しか熱い拍手をしてもらえません。最後にロトがドイツ語で挨拶し、大満足で終演です。(大曲の後は、アンコールなしの場合が多く、ロトもそのような事を言っていたようです。)
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実は昨日もこのコンビでコンサートがあったのですが、こんなに素晴らしい演奏だったら、2日連続予約したらよかったと思っても、後の祭りです。
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コンサートで遅くなったので、今日の夕食はトラムOper駅にあるインビスで買う事に。インビスはトラムでも主な駅にあり夜遅くまで営業しているので、コンサートや観劇が遅くに引いたあとには、便利な存在です。
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焼きそばを注文。オーダー後に鉄板で焼く本格派です。ココナッツミルクで仕上げたアジアンテイストの焼きそばで美味でした。
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ホテルで先ほどの焼きそばで遅い夕食。昔はコンサート終了後でもレストランやカフェが営業してましたが、コロナ禍ですっかり早仕舞いになったよう。部屋にシャンデリアのあるホテルも、最近では珍しいのではないでしょうか?
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6月13日は、美術鑑賞からスタートです。美術史博物館と自然史博物館の間のマリアテレジア広場のマリアテレジア像です。下にある後から追加された幼少期のモーツァルト像も有名です。
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数々の名作が収蔵されるだけでなく、建物自体も芸術的な美術史美術館です。ウィーンを訪れるたびに見学しているので、12回以上来ていますが、何度来ても見飽きることはありません。
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中央階段のショット、人が通らない時を狙って撮影するので、結構大変です。階段室の天井には、クリムトが描いた天井画を見ることができます。
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この美術館の至宝、フェルメールの「絵画芸術の寓意」です。門外不出で、アムステルダムで開催中のフェルメール展にも当然、貸し出していません。
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「絵画芸術の寓意」は、来るたびに展示場所が変わっています。ここは、ストロボや三脚を使用しなければ撮影可ですが、最近はセルフィーする方が多く、鑑賞している方の迷惑にならぬようにしましょう。
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ブリューゲル父の最高傑作、「バベルの塔」です。精緻に書き込まれた絵で、見るたびに新たな発見があります。
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ブリューゲルの”ヘタウマ”画風を代表する、「農民の婚礼」です。
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広い展示室の1室にブリューゲルの作品のみ展示されています。広い展示室には、座り心地の良いソファがあり、座りながらゆっくり絵画を鑑賞できます。
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「草原の聖母」です。牧場の聖母とも、かつてはベルヴェデーレ宮殿にあったことからベルヴェデーレの聖母とも呼ばれる、ラファエロ23歳の傑作です。
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ハプスブルク家に仕えた奇想の画家、アルチンボルドの作品4点が収蔵されています。「夏」と「火」です。
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「冬」と「水」です。絵を紹介していたらキリがないので、作品紹介はこの辺で。
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下のフロアには、ハプスブルク帝国が収集した古代エジプト・ギリシャ・ローマ時代の彫刻や出土品が展示され、別コーナーには貨幣コレクションも展示され、博物館の役割も担っています。ただ、絵画フロアと比べると見学者は遥かに少ないのが現状ですが、ザッとでもいいので、見学をお勧めします。
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お昼も過ぎたので、Café Sperl(シュペール)へ。ウィーンのカフェ数あれど一番のお気に入りです。中心部からちょっと外れているせいか“観光地カフェ”のように混雑していなく、ゆっくりと過ごすことができます。
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スープは、ヨメは日替わりスープ(トマトのスープでした)、私はターフェルシュピッツのブイヨンです。
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メインは、私はウィーンの定番料理ウィンナーシュニッツェル、ヨメは日替わりのランチ(夏野菜とモッツァレラチーズ)です。ここはランチが美味しいので有名なそうです。
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店内は至ってレトロ、きっと100年前も同じだったんじゃないかなと思える雰囲気です。ウィーンフィルのメンバーによるフィルハーモニア・シュランメルがここでコンサートをして、NHKBSで放映され、Blu-rayでも発売されています。
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考えたらここでケーキを食べたことがなかったので、ヨメはショーケースの中からチョコレートケーキを選び、私はクレープのようなパンケーキをオーダーしました。
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15種以上はあるコーヒーメニューの中から迷いながらも、私は定番のモカ/大を、ヨメはウィーン風アイスコーヒーをいただきました。
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店内にはビリヤード台があり、以前来た時には常連客がゲームを楽しんでいました。「古き良きウィーン、ここに有り」という感じです。何度かウィーンを舞台にした映画の撮影でも利用されていますが、それも納得です。
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マリアヒルファー通りに出る坂道の噴水、名称は忘れましたが映画の一場面にもなったはずです。
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食後はミュージアム・クォーターにあるレオポルド美術館を見学しました。
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褐色のウィーンらしからぬ建物は、mumok 近代美術館です。
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こちらは近代の画家の作品が多く展示されています。
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エゴン・シーレやクリムト、ココシュカなど、オーストリア出身画家の作品が展示されています。特にエゴン・シーレのコレクションが充実しています。
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ウィーンパスで運河クルーズを利用できるので、船着場までこれまたウィーンパスで乗車できるHop on Hop offバスで市内観光を兼ねて向かいます。
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カフェ・ベラリア。以前来た時、トランプの大統領就任式がテレビで流れていました。映画の撮影にも使用されていますが、題名は失念しました。自然史博物館の裏手になります。
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国会議事堂です。大規模改修が終わったばかりで、白い石材の美しさが際立ちます。
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晴天の日だと、オープントップバスも楽しいものです。
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こちらはブルク劇場です。
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ヴォティーフ教会付近で、道路上に配管が延々と走っていました。どうやら地下鉄延長工事に伴う上下水道どちらかの仮設配管のようです。
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シュヴェーデンプラッツの船着場に着いた時には、16時発の観光船出発間際で、慌てて乗船。ウィーンパスで乗船できるのは、乗船時間75分のCity Cruiseです。
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旧市街地を外れると、高層オフィスビルも目立ってきます。
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しばらく進むと、異形の建物が目に入ってきました。こちらはフンデルトヴァッサーがデザインした、ゴミ焼却場です。大阪にも氏がデザインしたゴミ焼却場があるそうです。
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ここからは、ディナークルーズやいろいろなコースが出ています。運河沿いは散歩や昼寝する人など、ウィーンっ子の憩いの場のようでした。
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船内ではカフェや食事もオーダーできます。後席の一人旅の北米?の女性、ケーキからウィンナーシュニッツェルまで美味しそうにひたすら食べていました。晴天で皆さんテラス席に座り、客室内はガラガラです。
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ドナウ川との合流地点手前で折り返すコースです。できればドナウ川に出て、ぐるっと一周するコースに乗ってみたかったです。
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今夜のオペラまで、まだ時間があると思っていた!ので、Hop on Hop Offバスで、オペラ座前まで。移動だけ考えると、トラムやUバーンの方が遥かに早いです。写真は、ケルントナー通りから見たアンバサダーホテルです。
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ホテルで身なりを整え、今夜のオペラ、モーツァルト「フィガロの結婚」を鑑賞に国立歌劇場へ。行ってみると何と!開演が18時で、30分近く遅刻。客席に入ること出来ず、最上階の一室で遅刻者一同でTVモニターを鑑賞することに。
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歌劇場は19時開演という、私の完全な思い込みが失敗の元でした。案内してくれた係の男性に話したら「今日の演目だけは18時なんだよね」との事。遅刻のお仲間も50人くらいはいました。モニター画面もつまらないので、誰もいない階段室で写真撮りまくりです。
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こういう時に限って2幕構成、やっと休憩時間になり座席へ。オーケストラピット上のBALON最前列という安めのカテゴリーです。今回は指揮者が中央でフォルテピアノの弾きながら指揮する、弾き振りのようです。
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自席から客席を見るとこんな感じです。舞台右袖側の一部が見切れてしまいますが、安い席なので文句は言えません。
国立歌劇場も政府の財政支援が縮小してからは、チケット代金がすっかり高騰してしまいました。 -
まだ時間があったので、屋上に出てみました。屋上は初めてです。
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ドア横に今日の配役が張り出されていましたが、重要なスザンナ役が、中国出身のソプラノ、イン・ファンでした。近年注目のソプラノで、確かに歌唱力は素晴らしかったと思います。
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舞台演出は、現代風の演出で、ちょっとがっかり。私の思い込みが原因で、後半だけとなってしましましたが、初めてオペラの弾き振りを間近で見ることができました。
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この噴水の背後に、チケットオフィスがあります。美味しいケーキで有名なゲルストナーが運営しているカフェの横です。ミッション・インポシブルでトム・クルーズが美女と屋根から降りてきたのが、この付近のはずです。
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コンサート終了後は、やや気落ちしながらグラーベン通り方面を散策して、夜景撮影です。こちらはウィーンの中心、シュテファン寺院。明るくライトアップされています。
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ペスト記念柱です。高級ブランドショップが集積するエリアですが、結構前からブランドショップより地元の大型スーパーの方に惹かれます。
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6月14日、今日でウィーン観光も実質的最終日です。最後にホテルで朝食をいただきました。さすがに高級で、食材も豊富です。でも、ウィーンのパン屋さんはどこも美味しいから、パンとコーヒーにオレンジジュースでも十分満足です。
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ホテルの吹き抜け部分の下が、バー兼ラウンジになっています。
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まずはアルベルティーナ美術館から。ここもウィーンパスで入館可能です。ここに入るのも、約15年ぶりくらいです。
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ここの地階には、アウグスティナーケラーというレストランがあり、オーストリアの定番料理が揃っています。
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素描画や版画のコレクションで有名な美術館ですが、エゴン・シーレの作品も多く収蔵されています。
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素晴らしい美術館ですが、ガイドブックなどでの扱いは小さく、来訪者も少ないので、ゆっくりと見学することができます。
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この美術館で一番有名かもしれない、デューラーの「野兎」。毛並みの1本まで、物凄く精緻な書き込みです。
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2作品ともデューラーの作品です。
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こちらもデューラーの作品、左はインスブルック城を描いた作品です。他にも、祈る手を描いた作品や美しい鳥の羽を精緻に写生した作品など、名作が多数あります。
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3作品とも、ルーベンスの素描です。
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右2作はラファエロ、左は何故かプレートが外れていますが、ミケランジェロの素描です。この美術館、何気なく歴史的巨匠の作品が展示されています。
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宮殿内の美しい広間も公開されています。
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この宮殿は、第二次世界大戦の空襲で破壊されましたが、戦後修復され、現在は美術館として使用されています。
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地階フロアには、ピカソの作品がまとめて展示されていました。
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ピカソはあまり関心がなく、作品も??です。
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この後、UバーンでPraterstern駅まで。昔は場末感バリバリでしたが、永らく放置されていたウィーン万博跡地の再開発が進んでいるためか、すっかり綺麗になっていました。
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今回の目的は、「第三の男」で有名な観覧車に乗ることです。これもウィーンパスが利用できます。モギリが混んでると思ったら、温泉観光地のように利用者全員の記念写真を撮っていました。
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空襲被害に遭うまでは今の倍のワゴンが下がっていましたが、復旧工事の際に半減されています。今回で3回目ですが、20年ぶりくらいで新鮮な感動!ディナー用にデーブルをセットしたワゴンもあります。それも楽しそうです。
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遊園地内には絶叫マシンも各種あり、生粋のウィーン子の心の故郷というのも理解できます。ヨメが欲しがったので、降りたところで、例の写真を2パターン購入しました。webで番号を入れるとダウンロードもできます。
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遠足の幼稚園児と一緒に、園内を走るLiliputbahn im Praterに乗車しました。今日の目標の一つは、"ウィーンパスの有効活用"なので、初めて乗ってみました。
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本格的なミニ鉄道で、長さも結構あり途中駅も何箇所かあります。ぐるっと一周する線形で、後から走ってきた列車とすれ違うところです。
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終点近くには、本格的な車両基地がありました。
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ディーゼル機関車で客車を引っ張ります。
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運転席も計器がたくさんあり、本格的な運転席です。
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園内にマダムタッソーの蝋人形館があり、ウィーンパスで入れたので入ってみました。エリザベス女王やプレスリー、有名映画俳優に混じり、ウィーンらしくカラヤンお決まりの指揮ポーズとシュトラウス2世の像もありました。
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久しぶりのプラター遊園地、絶叫系はパスしましたが、楽しいひと時を過ごすことができました。
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Hop on Hop off Busで、これまで行ったことのないドナウタワーへ向かいます。ドナウ川を渡っているところです。
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意外と古く、1964年に設置され60年の歴史がありますが、最近大規模リニューアル工事を終えたそうで、古さは感じません。
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タワー上部にある回転式のカフェで一休みです。ドナウ川に見える長い船は、遠くアムステルダムから発着するリバークルーズの客船です。民放BS番組で見たことありますが、乗客はリタイアしたアメリカ人が多いようです。
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こちら側は、UNO Cityの愛称で知られる国連機関の入るビルや、最近建設された高層ビル群が集積する地区です。
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タワーから下を見ていたら、小さな列車が走っているのが見えました。これもウィーンパスが使えるので乗ってみることに。こういう機会でもないと、乗ることもないですし。
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Donauparkbahnという名前で、広大な草原のような公園内を走り、UNO City方向も経由して、ぐるっと一周して戻ってきます。
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ドナウタワーや広い園内を堪能し、また例のオープントップバスで旧市街地まで戻ってきます。ドナウ川を渡ったら、おとぎの国のお城のような建物が。あとで調べたら、聖フランチェスコ教会で、内部もとても美しい教会ですが、1907年完成と、比較的新しい教会です。
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夜のコンサート前に、早めの夕食です。場所はCafé Frauenhuberフラウエンフーバーです。ケルントナー通りから仲通りを入って直ぐの好立地ですが、観光地化しておらず、静かに過ごせるカフェです。美味しいケーキや食事をリーズナブルにいただける、穴場カフェです。
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モーツァルトがここで演奏会を開いたこともある、歴史あるカフェです。日本人の書き込みで、"ウェイターの対応が悪い"というのを見かけましたが、ウィーンのカフェをあまりご存知ない方と思います。そういう方は、ガイドブックに載ってる"観光名所カフェ"でも行って、もっと不愉快な思いをした方がいいでしょうね。
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こちらは食事メニューも充実しています。私は、グヤーシュにソーセージ、目玉焼き、じゃがいも等の野菜が入った具だくさんのフィアカー・グヤーシュ。名前の由来は、フィアカーの馬丁など、働く人のためのスタミナたっぷりグヤーシュだそうです。
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ヨメはZwiebelrostbraten(ツヴィーベル・ローストブラーテン)、英語メニューではローストビーフとなっていますが、ローストビーフを軽く焼いた感じの食感です。フライドオニオンのトッピングがオーストリア流。どちらも大変美味でした。お腹いっぱいで、美味しいケーキまで辿り着けず。
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私は、楽友教会のブラームスザールで、ピアノ・バイオリン・チェロによるアルテンベルク・トリオの演奏会です。このホールで聴くのは3度目ですが、宝石箱のような美しさの室内楽用ホールです。
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CDを数枚出しているトリオで期待していたのですが、若手アジア人のバイオリンの音色に輝きがなく、やや残念な印象。やはり拍手も、おざなりな拍手。このあたり、ウィーンの音楽ファンははっきりしています。
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ヨメは、国立歌劇場バレエ団の公演へ。「四季」というモダンバレエです。緞帳(実際は防火幕で、こちらでは"鉄のカーテン"と呼ばれてます)のデザインがPOPです。デザインは何種類もあり、簡単に変えられるようです。
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日本人も端役ですが出演してたそうです。大変素晴らしかったそうです。あと1週間ウィーンに滞在できたら、大好きなハーゲン弦楽四重奏団の演奏会がコンツェルトハウスであったのですが、帰路航空券の予約変更が最後まで出来ず、泣く泣く断念。
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私の演奏会が早く終わったので、ウィーン歴史地区の夜景撮影です。
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午前訪問したアルベルティーナ宮殿です。
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6月16日、ウィーンを離れる日が来ました。部屋で美味しいパンとコーヒーで軽く朝食後、チェックアウトまでの時間、歴史地区を散策してウィーンに別れを告げました。
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到着時と同じく、UバーンとSバーンを乗り継いで空港へ向かいます。2023年で通算運賃が8eurでした。バカ高くて不評のノンストップ電車CAT、スターアライアンス系のフライトはミッテ駅で24時間前からチェックインでき、荷物を預けて最後の観光ができるというメリットもあります。
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チェックイン後ラウンジでのんびりしてたら、ラウンジスタッフの若い男性から流暢な日本語で話しかけられました。父親の仕事(おそらく国際原子力機関/本部ウィーン)で高校生まで日野市に住んでいたとか。搭乗時、優先番号順に搭乗となりますが、順番を無視して突入したアジア超大国のお方、ボーディングパスをかざすもゲートが開かなく撃沈。昔はグダグダでしたが、厳正な運用に改善されていました。
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ビジネスクラスでは、Do&Coのケータリングでランチが提供されます。カレー風味のニョッキに鶏肉でした。デザートは、Do&Co傘下デメルのスィーツです。
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雲間から、オーストリア・アルプスが望めました。
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ターミナル2Dが改修工事でクローズのためか、オーストリア航空も、コロナ禍で閉鎖中に実施した大規模改修工事が半年前に終わったばかりのT1に到着です。
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T1お決まりのショットですが、コンセプト先行で、使いずらいターミナルです。「建築家の横暴」という言葉がピッタリの空港です。到着便が少ない時間帯だからか、CDGにしては早めに荷物が出てきました。
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今夜1泊するのは、CDGVALのTerminal3 Roissypôle駅そばの、ibis Styles Paris CDGという3つ星ホテルです。右は、同じアコーグループの4つ星Pullmanホテルです。
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ホテル内は、スターウォーズ風のコンセプトでデザインされています。
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コンパクトな部屋ですが、寝るだけなら十分です。ここで最後のトラブル、洗面台の排水口金具が動かず。フロントに伝えると若いメンテナンスマンがやって来て、手慣れた様子で直してくれました。
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ホテルから歩いて10分程にあるコンコルドの保存機を見に行くことに。なんと、翼の洗浄中でした。
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特徴的な機首です。フランスは空港内での撮影が原則禁止で、大砲系カメラで撮影していると、警察に職質、下手すれば連行される可能性があります。コンパクトカメラでサッと撮影を終えた方が無難です。
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放置されたままではなく、美しく手入れされています。
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野うさぎが散歩してました。野生動物が多い地域とは聞いていましたが、結構いたのでびっくり。食材にならない事を祈ってます。
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このあと、路線バスに乗ってAérovilleという大型ショッピングモールへ向かいます。モール内を一回りしたあと、Auchanという大型スーパーでお土産や夕食を購入。ここで同世代の女性に「Japon?」と声をかけられました。昔、空港で働いていた時に上司の日本人に親切にされ、それ以来日本人が大好との事。楽しそうにヨメに思い出話を語っていました。
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帰路のバスで事件が!途中から男性2名が乗り込み、検札を開始。2名の若い男性が無賃乗車。1人はニガ笑いしながらクレジットカードで罰金を即納。なんと、検査官はカード端末持参!もう1人は「パリに越したばかりで乗り方が分からなかった」なんで見え透いた弁解をしてたそうで、バスから降ろされてしまいました。パリのメトロで使ったNavigoがバスでも使えます。写真はチャーター機やLCCが主に使用するT3にやってきた機体です。
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6月16日、いよいよ帰路に就く日になってしまいました。
早起き出来たので、しつこく今朝もコンコルド見物です。
道路を渡りたかったのですが、自動車専用道で結構なスピードで走ってくるので、危険すぎて断念。 -
エンジン排気口は赤くライトが灯り、雰囲気出しています。
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このホテルは朝食込みが基本。硬いパンにコーヒーを期待?してたのですが、大外れ。品数は決して多くありませんが、初めて食べるブリオッシュのようなパンが最高に美味でした。宿泊料金もリーズナブルで、朝から得した気分です。
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2022年末にT1のサテライト3つをノンシェンゲン1サテライトに集約する大工事が完了。設計者ポール・アンドリューが死去するのを待っていたかのようなタイミング。優先レーンのAccess No.1の動線が完全に分離されて、保安検査までスムーズに完了しました。2023年秋にサテライト出国後エリアにスターアライアンスラウンジが完成しましたが、この時は本館ビル内のラウンジを利用しました。
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完成後のノンシェンゲン・サテライト見物も兼ねて、早めにサテライトに向かいました。11:20発のエバー航空で台北に向かいます。午前中は東南アジアや中東方面行きが集中している時間帯です。
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高級ブティックが軒を並べる新装なった免税店街は、アジアの超大国やオイルマネー御一行様で盛況のよう。それを横目に眺めて、我が家は細々と紅茶等を購入。ゲート前も広くなり、ゆったりしたソファが並んでいます。駐機しているのはエミレーツのA380です。
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これから搭乗する、往路と同じB777-300ERです。2023年末にA350-1000への更新が発表になり、今から楽しみです。全員の搭乗が終わってもしばらく動かず。欧州空域混雑のため、出発承認が遅れているようです。
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離陸から約1時間で、お楽しみのランチタイムです。メニューはwebで事前予約しましたが、事前予約限定スペシャルメニューがCDG発では無くなっていたのが残念です。
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長距離便では、スープが供されます。何のスープだったか失念してしまいました。コロナ禍以降、紙のメニューがなくなり、ディスプレイで閲覧する方式になってしまいました。
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たっぷりの新鮮なグリーンサラダです。エバーのパリ路線では、以前はシャンパーニュに何と!”クリュッグ”が供されていたのですが、ローランペリエのグランシエクルに変更されていました。残念。それでも他社のFクラス並みなんですけどね。
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私が選んだのは、豚肉の角煮風の料理。当然ながら美味しいです。もう1つの肉料理は正統フレンチで、ホロホロ鳥とフォアグラのロースト、赤ワイン・エシャロットソース。鳥じゃなかったら、選んだんですけどね。
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ヨメは、エビのソテー、サフランバターソースにチーズポレンタ添え。大きなエビをちょっと食べさせてもらいましたが、これも美味でした。
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お待ちかね、デザートワゴンがやってきました。私はハーゲンダッツとフルーツをチョイス。
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こちらはヨメのセレクト。小箱の中はLADUREEのマカロンが2個入ってます。CDGの免税店街にもショップがあり、エバーのCAさんも買い求めていました。結構、お高いようですね。食後は映画1本見て、熟睡させていただきました。
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まだ機内は暗いままですが、台北到着90分くらい前から朝食サービスが始まりました。
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こちらは私がセレクトしたフレンチトーストです。
途中、軽食サービスもあり、前回食べて美味しかった台湾麺(今回は海鮮麺)をいただこうと思っていたのですが、腹がキツくて断念。 -
こちらはヨメがセレクトしたチーズオムレツです。
この後、ほぼ定刻で台北・桃園空港に到着。
当初予約では、桃園発成田行きANA便を予約してたのですが、半年前にキャンセルとなり松山発羽田行きに振替に。 -
6月17日、ついに台北まで戻ってきました。松山空港まで直通バスで移動します。
桃園空港の券売機で乗車券を購入しようとしたら、手持ちのカードでは何故か発券できず。結局、有人窓口のお世話に。
高速を降りると、台北名物「バイクの滝」を体験。 -
当初は、松山空港に荷物を預けて、台北市内ミニ観光を考えていたのですが、蒸し暑さと時差ボケで断念。チェックインまで空港内を見学したり、2階の休憩コーナーでまったり。
ラウンジは余り広くなく、一人客は相席をお願いされていました。でも、台湾料理は種類も豊富で美味しかったです。 -
13:35発のNH824便で羽田へ向かいます。こんな事になるんだったら、素直にエバーの成田便にしておけばよかった・・
空港外周をMRT文湖線が走っているのが見えました。 -
機内食を事前予約し、ヨメは洋食(鶏でした)をセレクト。
親族の土産にロクシタンのハンドクリームセットを事前予約してたのですが、円安の影響でフランス本国よりANAカード割引後の機内販売の方が安価でした。CAさんにも大変感謝されました・・ -
私は和食で、メイン料理はカツとじ。厚い肉ですが、食感が某コンビニのカツサンド(成形肉)にそっくり。正気言って、エバーの機内食と比較になりません。長距離エコノミーの機内食を分けて盛り付けた感じです。
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シートはフルフラットではありませんが、短距離なら昔ながらのシートの方が好ましく感じます。ただ、映画を見ようとしたら、窓を暗くしてもディスプレイがボヤけてはっきり見えず。シートの進化よりもエンターテイメント設備の進化の速さを感じさせられました。ディスプレイだけ更新できないですかね?そう不満を考えているうちに、東京上空です。
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5月22日に成田から出国し、約4週間ぶりの日本です。これまでで最長の海外旅行となりました。今日のフライトは、初期導入タイプの787-8でした。この後、ibis Styles銀座に1泊し、明日からは京都旅行です。
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6月18日、10時過ぎにホテルを出て久しぶりにモノレールで羽田に向かいます。勿論、先頭かぶりつき席です。
お昼は、T2到着階中央の「餃子とタンメン 天」、野菜たくさん、お値段も空港にしてはリーズナブル。大変美味しくいただきました。 -
国際線マイレージ発券ルールの、24時間以上の滞在2回まで可のルールを使って、京都で3泊します。霞んでいましたが、富士山がよく見えました。
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伊丹空港から大阪市内までは空港バスで向かおうと考えてたら、何と!絶滅危惧種の西工ボディ(今は廃業した西鉄系列のバス車体装架会社)の車両だったので、それに乗って大阪駅新阪急ホテルターミナルまで。
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大阪に立ち寄ったのは、京橋駅近くにある「山王美術館」で藤田嗣治展を見学するためです。
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そしてもう一つは、京阪京橋駅の改札ラッチ内にある、たこ焼きのお店「くくるハナタコ」で、ちょっと早めの夕食。
こちらのお店は関東にも出店しているそうですが、電車利用の方が、サッと立ち寄っていく感じで利用されてました。 -
おでんに明石焼、焼きそばをいただきましたが、どれも美味で大満足。大阪で食べる「B級グルメ」はどれも美味しく、流石は食い倒れの街と関心してしまいます。京阪で京都に向かい、今夜はダイワロイネット四条烏丸に宿泊です。
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6月19日は、市内バス・地下鉄1日券を購入して、先ずは大原・三千院へ。こちらを訪問するのは2度目になります。
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この時期、あじさい苑では紫陽花が見頃との事で訪問しましたが、いろいろな色の紫陽花が美しく咲いていました。
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次はバスと地下鉄を乗り継いで、世界遺産を構成する醍醐寺にやってきました。
今回は、未だ見学した事のない寺社を中心に廻ることに。
国宝の三宝院唐門ですが、豊臣家家紋の五七桐、江戸期も無事だったんでしょうかね。 -
国宝の五重塔です。他の有名寺社と離れているせいか、思いのほか観光客が少なく、ゆっくり見学できました。
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大変美しい庭園です。醍醐山の山頂までが境内で、有名な醍醐の花見を開催したのは山の中腹だとか。
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四条烏丸まで戻り、大丸百貨店にて自家用に京の惣菜などを買い求めてから、早めの夕食に。
ヨメが大好きな、イノダコーヒー本店です。 -
ちょっと待って、旧館に席をお願いしました。雰囲気いいですよね。
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私は、ハヤシライス。ヨメはナポリタンとスープです。
ナポリタンは蓋付き銀器で運ばれてきて、蓋を開けてくれ、雰囲気が出ます。 -
今日から2泊は、駅近のハトヤ瑞鳳閣です。全国旅行支援の助成が利用でき、割安に宿泊できました。
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元が旅館のためか、和風のしつらえです。このホテルは自家源泉が敷地内にあり、最上階には温泉大浴場があります。
源泉掛け流しではありませんが、混雑することもなく温泉に浸かり、長旅の疲れを癒すのには最高です。 -
6月20日、朝食を兼ねて、前回食べて大感激した四条大宮駅近くのフルーツパーラー「ヤオイソ」へ。2軒隣のヤオイソ果物店本店の直営です。今日も市内バス・地下鉄1日券のお世話になります。
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スペシャルフルーツサンドとミックスジュースのセットです。オーダーが入ってから作るので、作り置きのように冷たくありません。フルーツサンドとは冷たいモノと思い込んでいたので、目からウロコでした。生クリームもしつこくなく、高齢男性(私の事)でも全く抵抗なく頂けます。
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平日の午前早い時間に来たので、それほど混雑していませんでした。ここの素晴らしいのは、美味しいだけではなく、超リーズナブルなお値段。これが東京の有名店だったら・・
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その後、バスで嵐電/太秦広隆寺駅前の広隆寺へ。霊宝殿には第1回の国宝指定で指定された弥勒菩薩半跏像をはじめ、国宝や重文指定の仏像の宝庫です。思索にふける仕草のような高貴な仏像は、仏教芸術の最高峰と言えると思います。
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この後、またバスに乗って嵐山へ。嵐山はいつ来ても観光客で溢れていますね。今回、嵐山界隈ではとくに観光をせず、渡月橋を渡り対岸へ。
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阪急嵐山線で、桂駅へ向かいます。
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桂まで来たのは、和菓子の名店「中村軒」が目的です。
桂離宮を訪れた時以来3回目の訪問、京都に来たら外せません。 -
茶店で夏限定の「かき氷/宇治金時」とお菓子をいただきました。こちらの和菓子もかき氷も絶品です。市内の百貨店ではごく一部の商品しか販売していないので、ここの味を堪能するには、交通の便が余り良くないこのお店を訪れるしかありませんが、その価値は十分にあると思います。
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その後、京都駅まで戻り、私は烏丸線新型車両20系見たさに竹田駅まで。それ程しないで乗車できました。ヨメは河原町方面へ。ホテルに戻り、誰もいない温泉大浴場でしばらくのんびりゆったり。
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夕食に京都駅ビルへ。偶然にハトヤホテル系列の和食店「栄寿庵」へ。トレインビューの席に案内されました。在来線、近鉄、新幹線が同時に見え、見飽きません。
全国旅行支援のクーポンを使わせていただきました。 -
料理はこの店名物の西京漬セットと、出汁巻きや田楽を美味しくいただきました。フランス人の赤ちゃん連れのご夫婦がいらっしゃり、ヨメが思い切って話かけると、パリ在住で何と!3か月も日本を観光しているとの事。高尾山や足立美術館など私も行った事ないところも廻っていらっしゃいました。赤ちゃんが何故かヨメに懐いてしまい、別れる際に泣かれてしまいました。
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京都駅名所の「大階段」がLEDでいろいろなパターンを表示していて、インバウンドの皆さん、スマホを向けて記念撮影されていました。この大階段は非常階段を兼ねているそうですが、伊勢丹店内を分断しているような気がしてならないのですが、地元の方の評判はどうなんでしょうね。
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6月21日、遂に旅行最終日です。今日の朝食はホテルでいただきました。和食のセットメニューで、源泉で煮た湯豆腐がメインです。京都らしい朝食で、朝から大満足。最近では落ち着かないビュッフェより、美味しいセットメニューが好みになってきました。歳のせいでしょうかね。
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最後の観光は、これまで行ったことのない「伏見稲荷大社」へ。平日にもかかわらず、インバウンドのお方中心に朝から混雑しています。流石は人気No.1だけあります。駅近・無料も人気の理由でしょうか。
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鳥居をくぐり上がって行く程に、ふるいに掛けられるように人が減ってきます。
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「絶景ポイント」の看板に釣られ、8合目付近まで上がってきました。絶景かどうかは・・・
これにて今回の観光は見納めとなりました。 -
京都駅に戻り、京都らしい昼食を求めて彷徨い歩き、結局、駅ビル地階のESTACION CAFE京都へ。厚焼き卵焼サンドに抹茶フロートなどをいただきました。どれも美味しく、1等地のお店にしては、良心的なお値段でした。
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京都13:30発、はるか31号で関空に向かいます。前日までどう関空まで移動するか考えていたのですが、J-WESTチケットレスというweb予約だと、空港バスと同程度に安くなると知り、JRにしました。
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車内は6割程度の乗車で、8割近くはインバウンド様です。
車内までアジアで絶大な人気を誇る、Kitty仕様です。
2023年3月に開通したばかりの大阪地下駅を経由して、定刻14:50に関空に到着です。 -
関空は大規模リノベーションの最中で国内線エリアが完成したばかりでしたが、すっかりコンパクトになり端に追いやられてしまいました。事前予約した赤福と八ツ橋を受け取りましたが、ショッピング街も一気に小さくなっていました。
旅行最後のフライト、16:10発のANA1717便で千歳へ。 -
折り返しになる到着便が遅れたため、定刻をやや遅れて関空を離陸。
掘込み式の苫小牧西港と遠くに支笏湖が見え、勇払上空から北海道に上陸です。 -
長沼町の手前で大きくUターンして、まもなく千歳です。
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定刻18:00よりやや遅れて、新千歳空港に到着。
5月21日に始まった、楽しく長い旅行も終わりを迎えました。6巻に亘る旅行記もこれにてエンディング。
永らくのお付き合いに深謝申し上げ、少しでも皆様の旅の参考になれば幸甚に存じます。ありがとうございます。
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