2023/12/22 - 2023/12/29
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sagamiさん
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私の出身は大分県の国東半島。今でも高齢の母親をはじめ、何軒かの親戚が国東半島を中心とした大分県に住んでいます。
母親は高齢ですが、周囲の人たちのサポートを受け、何とか自立した生活を続けることが出来ています。それでも、ちゃんと元気にしているのかは気になるので、時々、旅行を兼ねて、様子を見に里帰りをしています。
今回は2023年の12月22日(金)の夜中に神奈川県の自宅を自家用車で出発、翌日の午後に大分に到着するスケジュールで、ドライブ旅行を始めました。折角の機会なので、母親を訪ねた後、九州各地・山口・広島の観光地をついでに回ることにしました。旅行の参加者は、私と妻、二人の子供に加えて、成人している姪っ子の5人。姪っ子も運転が出来るため、2人で交代で運転、負担はかなり軽減されました。
旅行全体の概略のスケジュールは以下の通りです。
12/22(金) 夜中に神奈川の自宅を出発
12/23(土) 大分到着。中津市のホテルに宿泊。
12/24(日) 母親訪問と観光。中津宿泊。
12/25(月) 母親訪問と観光。中津宿泊(計3泊)。
12/26(火) 宮崎観光。宮崎市内宿泊。
12/27(水) 桜島観光。熊本市内宿泊。
12/28(木) 角島観光、広島観光。広島市内宿泊。
12/29(金) 朝方、広島を出発。夕方に神奈川の自宅に到着。
かなりの強行軍でしたが、楽しく過ごすことが出来ました。
表紙の写真は、桜島。桜島は初めて訪問した場所です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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12/22(金)を最終出勤日とし、やや早めに退勤、帰宅してから少し寝て、夜中の12時前に神奈川の自宅を自動車で出発しました。
大分までのコースは、厚木インターから東名に乗った後、東名→新東名→伊勢湾岸→新名神→名神→山陽→東九州とずっと高速。大分県中津市のホテルまでは約1,000kmを運転する旅です。短い休憩だけで、姪っ子と運転を交代しながら、中津には12/23(土)のお昼過ぎには到着しました。
交代での運転だと、あまり疲れることもなく、割合と快適な旅でした。
12/23(土)大分到着後、ホテルのチェックイン時刻までには少し時間があったので、お昼ご飯をゆっくりと食べた後、宇佐神宮に行きました。
土曜日の午後でしたが、少し肌寒かったこともあり、境内の人手はまばら。しかし、宇佐神宮は初詣に多くの人が訪れます。初詣用の立て看板や、巫女さんのバイトの女性たちも見かけ、お正月の準備が少しづつ進んでいるのを実感しました。宇佐神宮 寺・神社・教会
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旅行3日目、12/24(日)。
この日は午後に母親宅を訪問した後、親戚の人たちを含め、夕食での会食を予定していました。それまで、時間的に余裕があったので、アフリカンサファリパークに観光に行きました。ここを訪れるのは2回目です。
ウチの子供達は、サファリパークが好きで、大分以外にもいくつかのサファリパークを訪問したことがありますが、この大分のサファリパークがゆったりとしていて、楽しく感じました。
サファリパークの後は、温泉につかり、母親の自宅に向かい、夜は親戚交えて、にぎやかに会食を楽しみました。
宿泊は「スーパーホテル大分・中津駅前」というホテルに3泊しました。部屋が少し狭いな、ということ以外は、清潔、従業員の接客も優れていて、良いホテルだと思いました。大浴場があり、また、無料の朝食もあり、コストパフォーマンスも良かったです。九州自然動物公園 アフリカンサファリ 動物園・水族館
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大分地方は、私たちの到着前日に雪が降り、山間部を中心に積もった場所もありました。サファリパークは山間部にあり、私たちが訪問した日も雪が残っていました。ライオンをはじめとした熱帯の動物たちを雪を背景に見るのは珍しく、印象に残りました。
近くの由布岳も雪をかぶり、きれいな姿を見せていました。由布岳(豊後富士) 自然・景勝地
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旅行4日目、12/25(月)。
朝から別府の地獄めぐりに。写真は、海地獄。
私は小学校の6年生から高校3年生まで、大分県の国東半島に住んでいたので、例えば遠くから親戚が来たりすると、この地獄めぐり観光によく連れて行ってもらったことを覚えています。
海地獄は、温泉の色が青く海のようなので、海地獄と呼ばれます。
今回の旅行では、海地獄だけを訪問しましたが、子供の頃に見たその他の地獄では、龍巻地獄や血の池地獄、坊主地獄などが印象に残っています。
正直、私にとっては、何度でも行きたいというような魅力のある場所ではありませんが、初めて訪れた方には印象的な場所ではあると思います。海地獄 名所・史跡
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海地獄の後は、別府ラクテンチに行きました。
ラクテンチのオープンは1929年(昭和4年)と、今年で94周年を迎える歴史のある遊園地です。ジェットコースターや観覧車などもありますが、いずれも規模の小さなもので、全体として、とてもこじんまりとした遊園地です。
私は大分県に長く住んでいましたが、実はラクテンチに行くのは、今回が初めてのことでした。今回は小学校6年生と4年生の息子と娘を連れて行きましたが、2人とも、とても喜んで遊んでいました。特に自分たちで運転できるゴーカートは、他の遊園地にはあまりないものなので、何度も乗っていました。
また、別府らしいなと思ったのは、園内に無料の足湯と展望風呂があることです。
冬休みに入っていたのですが、平日ということもあったのでしょう、園内は混みあっておらず、快適に楽しむことが出来ました。ラクテンチ テーマパーク
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ラクテンチのもう1つの売り物は、山から見下ろす、別府市街・別府湾の光景です。実際、とても美しい景色で気に入りました。
別府は、海に高い山が迫る地形で、坂も多い町です。平らな土地が少ないため、人口の割に市街地は建物が密集しています。夜景は見たことがないのですが、夜景もきれいだろうな、と思える景色でした。ラクテンチ テーマパーク
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旅行5日目、12/26(火)。
朝、3泊した中津のホテルを出発して高千穂峡に向かいました。
宿泊していた中津から高千穂峡へは、内陸部を進むルートと、海沿いの東九州自動車道を通るルートがあります。内陸部はまだ積雪が残っていそうだったので、東九州自動車道を延岡まで進み、そこから国道を通るルートを選択しました。少し遠回りになりますが。
高千穂峡には、まだ小学生だった頃、ということは50年くらい前に、父親の運転で家族旅行で行ったことを憶えています。
今回のドライブは渋滞もなくスムーズに到着しましたが、ボート乗り場のあたりの駐車場はいっぱいで、少し離れた場所の駐車場から歩くことになりました。冬休みとはいえ、平日の午前中でも割と人が多かったです。観光シーズンのピークには、とんでもない混雑になるのではないかと思いました。高千穂峡 自然・景勝地
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深い山の中の高千穂峡から、続けて、海沿いの鵜戸神宮を訪れました。ここも私が子供の頃に訪れたことがありますが、それ以来、50年ぶりくらいの訪問です。
大学生の頃、大分・国東半島の実家に帰省した際に、地元の友人で宮崎県の都井岬までドライブ旅行をしたことがあります。現在は、私の実家近くから宮崎までは高速道路が通っており、距離的には相当ありますが、快適なドライブが楽しめます。しかし、当時は、高速道路はまだほとんど通っておらず、宮崎までのドライブは一般道を延々と走ったことを憶えています。ちなみにGoogleで私の実家から都井岬までを一般道で行った場合の所要時間を調べてみると、約320kmを約7時間かけて走るという案内が出てきました。高速道路を使うルートだと、4時間40分くらい。九州の東側も、昔に比べると、随分と便利になりました。
この日は天候も良く、日南の海がとてもきれいでした。鵜戸神宮 寺・神社・教会
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鵜戸神宮のあとは海岸を北上し、青島にやってきました。
昔、宮崎は新婚旅行のメッカと呼ばれていました。ネット内に関連記事を見つけたので、引用します。
【引用】
フェニックス(椰子)の並木道が南国ムードをそそる青島・日南周辺は、昭和の時代に「プリンセスライン」と呼ばれていました。そのワケは昭和37(1962)年に、ご結婚まもない皇太子夫妻(現在の上皇ご夫妻)が、この地を訪問されたからです。
(中略)昭和48(1973)年に新婚旅行で宮崎市内にお泊りしたカップルは約37万組。この数字は同じ年に結婚したカップルの約35%にあたります。(中略)昭和30年代後半から50年代初頭まで宮崎は、名実ともに新婚旅行のメッカでした。
【引用終わり】
新婚カップルの1/3が宮崎に来ていたというのは、まゆつばのような気もしますが、新婚旅行先として人気を誇っていたのは確かなことのようです。青島 自然・景勝地
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青島を訪ねたのは、日暮れ時。ちょうど夕陽が山に沈もうとしていた時間帯でした。
青島は日南海岸沖すぐの小さな島です。海岸からは橋でつながっています。
島の中央には青島神社があり、島の海沿いには写真のような鳥居があります。
私たちが島を訪ねたのは12/26(火)でしたが、けっこうな数の観光客がおられました。青島 自然・景勝地
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青島のあとは、宿泊先の宮崎市内に向かいます。写真は宮崎空港近くのバイパス道路です。宮崎市内に向かう道沿いにはフェニックスが植えられており、南国の風情を感じます。ちょうど、日が沈む時間となり、きれいな光景でした。
宮崎市内では、ホテルルートイン宮崎橘通というホテルに宿泊しました。
市内の中心部にあり、どこに行くにも便利な立地。比較的新しいホテルのようです。年末年始のピークの前だったこともあり、値段もリーズナブルでコストパフォーマンスの良さを感じました。宮崎空港 (宮崎ブーゲンビリア空港) 空港
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旅行6日目、12/27(水)。
宮崎市内を朝出発し、桜島を観光した後、熊本市内まで行き、熊本市内に宿泊するというコースです。
鹿児島には行ったことがありましたが、観光するのは初めて。もちろん、桜島を訪問するのも初めてでした。宮崎から高速を使い、途中から国道220号線を使い、陸続きに桜島に入り、島をめぐった後は、フェリーで鹿児島市内まで渡るというルートをとりました。
桜島は活火山ですが、活火山は「おおむね過去1万年以内に噴火した火山および現在活発な噴気活動がある火山」と定義されており、日本にはなんと111もの活火山があるそうです。火山活動の活発度合いに応じて、警報が発令されたりもしますが、必ずしも全てを事前に察知できるわけでもないことは、2014年に63名の死者行方不明者を出した御嶽山の噴火が示しています。
写真は、桜島から鹿児島市内に向かうフェリーから撮ったものです。桜島フェリー(鹿児島市船舶局) 乗り物
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桜島から鹿児島市内方面の眺めです。
桜島・鹿児島は、今回のドライブ旅行で、自宅から最も遠い地点にあたります。約1,400km。昔から運転・ドライブは好きですが、特にここ10年ほどはドライブ旅行をよくするようになりました。ここ10年ほどの間に、沖縄県と高知県を除く、ほぼ全ての都道府県を走ったのではないかと思います。
今回、あるいは、ここ10年の間に全国の道を走ってみて感じることは、以前に比べて、全国の道路網の整備が相当に進んだということです。全国津々浦々(とは少し大げさですが)に高速道路網が整備され、また、地方の、相当田舎(例えば私の実家など)の方の道も、以前(「昔」と言った方が良いと思いますが)に比べると、新しい道も出来て、道路整備が進んでいて、とても走りやすくなっています。また、更に現在整備中、工事中の高速道路、一般道路が多いことも感じます。桜島 自然・景勝地
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旅行7日目、12/28(木)。
12/27(水)は熊本市内に宿泊しました。宿泊したのは、ダイワロイネットホテル熊本銀座通りというホテル。市街地の中心、便利な場所にあります。12/28(木)の予定は、朝、熊本を出て、山口県の角島に立ち寄り、広島市内まで行くことです。
ホテルから角島までは、235km、約3.5時間のドライブです。下関ICで下りた後、一般道を経由し、国道191号線を進みます。191号線を走っていると、山の上に赤い鳥居がきれいに連なっているのが見えました。全く予定になかった場所ですが、立ち寄ってみることにしました。福徳稲成神社 寺・神社・教会
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見えたのは、福徳稲荷という神社でした。
海を臨む高台にあり、沖合の島を見渡すことが出来ます。国道から見えた鳥居も綺麗でした。お正月の初詣の準備が整ったばかりという状態でしたが、私たちが訪れた時には、ほとんど人は見かけませんでした。なかなかの穴場なのかもしれません。福徳稲成神社 寺・神社・教会
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福徳稲荷のあとは、角島に向かいます。
角島は、下関市の日本海側に浮かぶ島で、人口700人強。角島大橋は角島までを結ぶ全長1,780mの橋。2000年11月に開通し、その美しい景観から新たな観光名所となっているそうです。
橋と島を見渡せる展望台もあります。海もきれいで、展望台からの景観はとてもきれいなものでした。角島大橋 名所・史跡
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角島のあとは、広島市内を目指してドライブします。約200km、途中、渋滞もなく所用時間は3時間弱でした。
ホテルにチェックインした後、ホテル近くの平和公園まで散歩に出かけました。夕刻の時間でしたが、多くの観光客が集っていました。平和公園売店 グルメ・レストラン
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広島では、平和公園、原爆ドームのあたりを散歩し、ホテル近くのお店でお好み焼きを食べました。
宿泊したのは、「安芸の湯 ドーミーイン広島」というホテルでした。市内の中心部からほど近い場所に位置し、清潔で大浴場もある、ここもコストパフォーマンスの良いホテルでした。原爆ドーム 名所・史跡
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以上が、今回の旅行の全体です。
最後の宿泊地、広島を12/29(金)の朝、出発し、自宅のある神奈川県に向かいます。
今回の旅行では、ほとんど渋滞に捕まらなかったのですが、自宅に帰る直前の東名、大井松田から先が事故渋滞となっていました。抜けるのに相当時間がかかりそうだったので、長泉沼津ICで下りて箱根ターンパイク→小田原厚木道路を抜けて帰ってきました。こちらは渋滞が全くなかったのですが、距離的には新東名を使うよりも長いので、時間的にはそんなに短くはならないと思います。ただ、高速道路の渋滞でイライラするよりはましなので、東名が渋滞の時に何度かこちらのルートを使ったことがあります。
12/22(金)の車中泊(というか夜通しのドライブ)まで含めると、7泊8日の大分・宮崎・熊本・山口・広島旅行でした。最初に書きましたが、ここ10年くらいの間に、北は北海道から南は鹿児島まで、ほとんどの都道府県をドライブで旅行しました。ドライブ旅行の良いところは、自由度が高いことです。今回の福徳稲荷神社のように、車中から見かけた場所に気軽に立ち寄れます。一方で、遠くまで行く場合には運転の負担がありますし、これまで経験したことはありませんが、事故のリスクはゼロではないでしょう。体力を使う旅行の形態ですが、今後も、可能な範囲で日本全国を走ってみたいと思っています。
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