[2024ロンドン準備編vol. 8]お紅茶

2023/11/19 - 2023/11/19

普段はコーヒー派（しかも豆挽くやつ）のママだけど、「ロンドン行く前に紅茶の味を勉強したい」というお嬢様の一言で、おもてなし家のドリンク事情は一変。

エリア ロンドン(イギリス)

トワイニングのティーバッグセットで味比べをしてみたり、紅茶の淹れ方の本を買ってみたり、スペイン紅茶にまで手を出したり、名前の由来を調べたり。

これはスペイン紅茶。
ハチミツ入りで甘くて美味しい。

日本でもお馴染みのアールグレイはグレイ伯爵、レディグレイはグレイ伯爵夫人に由来するとか、オレンジペコは茶葉の種類じゃなくて、挽き方（葉っぱの状態といった方が分かりやすい？）のことと分かって驚いたりとか。
オレンジペコは葉っぱが大きい状態のものでストレートティー向け。クラッシュティアカールは細かく砕いた状態でミルクティー向け。中間の状態のものをブロークンオレンジペコといって、これはストレート、ミルクのどちらでも合うらしい。その葉っぱが茶木の上の方に生えた若い葉か下の方の硬い葉かによって、もっと分類が細かくなるらしいけど、まあ専門家を目指すわけでもないので、美味しければ良し！

先日、息子の大学の保護者会に出席後、小田急百貨店へ。フォートナム&メイソンに紅茶を見に行って、可愛いバッグを発見。
でも、お値段は可愛くないぞ。
小さい方が2,640円、大きい方が3,520円。
ロンドンで値上げされていなければ、おもてなしママ・リサーチによると￡9、￡13でちょっとお釣りあるくらいのはず。
よし、本店で買おう！

勉強といえば、パスポートをもらいに行った帰りにお嬢と『紅茶の勉強』と称してクリームティーに行った。クリームティーとは紅茶とスコーンのセットのことです。アフタヌーンティーをするほどお腹が空いてないときに利用するイメージ。

この辺りでは珍しく、クロテッドクリームがちゃんとついてくる。ちなみにクロテッドクリームとはイギリスの乳製品で、簡単にいうと全乳を加熱して冷やしたもの（省略しすぎ）。バターよりあっさり、生クリームより濃厚ってとこでしょうか。

ここで注文した紅茶がお嬢がヌワラエリヤというスリランカのストレートティー。ママがウィッタード・オブ・チェルシー・イングリッシュローズ。はい、そうです。名前で決めました。こちらはインド・中国産の紅茶を中心に薔薇の花びらや蕾が入ったフレーバーティー。

お互いに自分の選んだ味には満足。ここで気づいたのだが、ヌワラエリヤは緑茶感があって渋みもあるのでママは苦手。逆にお嬢はすっきりした味わいで好みらしい。

緑茶、紅茶、烏龍茶も同じ葉っぱから作れるのに、工程の違いで色も味も異なるのだから不思議。