2023/01/24 - 2023/01/26
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masa8982さん
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京都の紅葉は何度も見に行っていますが、残念ながら雪景色は一度も見たことがありませんでした。
かねてから京都の雪景色を見てみたいと思っていましたが、中々機会に恵まれず、2023年の1月に京都に大雪が降った際にチャンスと思って京都に駆け付けました。
その際の旅行記になります。
丁度出発した日が大雪で、相生あたりでポイントが雪に埋まって新幹線が止まって2時間缶詰めになるとか、深夜の京都駅で大雪で帰れなくなった大勢の方が一夜を明かそうとしているところを見られたりと、貴重な経験も出来ました。
ただ、翌日の午後には京都市街地の雪は大分溶け始め、最終日の昼には京都市内からほとんど雪が無くなっていたので、中々京都の雪景色を見るのは難しいな、とも感じましたね。
急に出かけた旅行なので、日程は短めです。
旅程は以下の通りです。
0日目:自宅から新幹線で京都へ
1日目:北山から大原へ向かい、その後東山へ
2日目:下鴨、上賀茂、貴船を周ってから自宅へ
この旅行記は1日目の東山を回った際の記録になります。
よろしければご覧ください。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
大原観光を終えて、圓光寺に向かいました。
実を言うと、今回の旅行の目的は金閣と三千院だったので、他の目的地を全く決めていませんでした。
大原のバスターミナルで次に何処に行こうかな、と考えていた際、宝泉院と同じように座敷から雪景色が眺められるところが良いんじゃないかな、と思い浮かび、過去に訪問した先から圓光寺を選びました。
大原から修学院前までバスが繋がっている、というのも大きかったですが。
紅葉の時期は事前予約制になるほど大混雑する圓光寺ですが、流石に閑散としていてあっさりと入れました。
写真を見て貰えば判りますが、結構雪が溶け始めています。圓光寺 寺・神社・教会
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参道の様子です。
雪かきもされたんだろうと思いますが、雪が薄くなってきています。圓光寺 寺・神社・教会
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奔龍庭と瑞雲閣です。
奔龍庭は雪に埋もれてしまって、特徴的な渦が全く見えなくなっています。
薄く雪が積もったくらいなら雪が模様を形作ってくれるでしょうから、却って綺麗に見えるんでしょうけどね。
瑞雲閣は過去に拝観したことがありますし、今回は雪が目的なので見送りました。圓光寺 寺・神社・教会
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十牛之庭の入口です。
雪景色の期待が高まります。圓光寺 寺・神社・教会
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こちらは書院です。
こちらから十牛之庭を眺めます。
結構雪も残っているようで安心しました。圓光寺 寺・神社・教会
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書院からの十牛之庭の景色です。
秋の紅葉が有名な庭で、過去に紅葉の景色を見たこともありますが、雪に埋もれた清冽な景色も紅葉に負けず劣らず素晴らしかったです。
特に、紅葉の時期は平日の朝一番でいかないと、人が一杯でこういう景色は見られませんが、このときは午後の時間帯であったにも係らず、参拝の方も私の他は2~3名居られる程度で、静かな景色を見ることができました。
移動するときもお互いの画角に入らないよう、気を使っていました。圓光寺 寺・神社・教会
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十牛之庭を別のアングルで。
こうして静かに庭を眺めているだけで癒されるというか、穏やかな気分になってきます。
紅葉の人が溢れている時期は良い景色を見るどころではないので、とてもそんな気分にはなりませんが。
できませんしやりませんが、この景色を見ながら横になって昼寝が出来たら最高でしょうね。圓光寺 寺・神社・教会
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十牛之庭です。
雪に埋もれて趣が増しています。圓光寺 寺・神社・教会
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十牛之庭をもう一枚別の角度で。
風情があっていい感じです。
因みに、十牛之庭のわらべ地蔵様は雪に埋まっていて全くわかりませんでした。圓光寺 寺・神社・教会
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十牛之庭にある栖龍池です。
圓光寺 寺・神社・教会
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こちらも栖龍池です。
雪の所為で寒々しい景色なんですが、凛とした風情も漂わせています。圓光寺 寺・神社・教会
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十牛之庭から裏山の石段を上ったところにある家康公の墓です。
石段はさすがに滑りやすくなっていて、結構怖かったです。
圓光寺は元々家康公が学校として建てた寺院ですから、当然ゆかりはあるわけで、こちらには家康公の歯が納められているそうです。圓光寺 寺・神社・教会
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裏山からの眺めです。
雪化粧した京都の街並みが美しかったですね。圓光寺 寺・神社・教会
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圓光寺を出て、詩仙堂に向かいました。
圓光寺の総門から出て道を真っ直ぐ左手側に南下すれば、最初の交差点に看板が出ています。
時間的には5分も掛かりません。
こちらは入口の小有洞の門です。詩仙堂 寺・神社・教会
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小有洞の門からの参道です。
こちらも雪かきをされた個所はかなり溶けて、雪が無くなっています。
ただ、竹で編まれた垣に積もる雪と竹林の雰囲気がとても良く、絵になります。詩仙堂 寺・神社・教会
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老梅関の門です。
この先が詩仙堂の建物である凹凸窠です。
普段から風情を感じさせる門ですが、茅葺の屋根に雪が積もり、風情がより一層増していました。詩仙堂 寺・神社・教会
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凹凸窠です。
寺院でいう所の本堂に当るものです。
詩仙堂の名前の由来となった詩仙の間があり、広間から白砂の庭を眺めることができます。
詩仙堂は現在は永平寺の末寺となっていますが、元々は徳川家康公の家臣であった石川丈山が宮仕えを辞して、隠棲する為に建てたものです。
ですので、禅宗様の寺院建築ではありませんし、七堂伽藍もありません。
茶室の残月軒や坐禅堂である十方明峰閣は戦後になってから作られたものです。
なお、庭園の百花塢も戦後になってから拡張・整備されたようです。詩仙堂 寺・神社・教会
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詩仙の間です。
狩野探幽による漢晋唐宋時代の詩人の肖像と、石川丈山の手による漢詩が三十六人分飾られています。
写真は北面と東面のみですが、南面と西面にも飾られています。
人が居ないのでじっくりと眺められました。
因みに、大原の実光院にも、こちらに影響を受けた三十六詩仙の絵画があります。詩仙堂 寺・神社・教会
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凹凸窠の広間です。
こちらも寺院となってから拡張されたようです。詩仙堂 寺・神社・教会
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広間からの眺めです。
秋には鮮やかな紅葉を見られる場所ですが、今は白い雪が一面覆っています。
宝泉院、圓光寺と同様、こちらも見惚れるほど素晴らしい景色でした。
白い雪が一面を覆いつくし、別の美しさを形作っていました。詩仙堂 寺・神社・教会
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こちらも広間からの眺めです。
色々な角度から庭を眺めましたが、全く見飽きませんでした。詩仙堂 寺・神社・教会
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凹凸窠の廊下から見た景色です。
庭に南天が植えられていて、紅い実が雪に良く映えていました。詩仙堂 寺・神社・教会
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凹凸窠から出て、庭園である百花塢に向かう途中の景色です。
お隣の八大神社の壁が見えています。
秋には真っ赤な紅葉が見られる場所ですが、今はこんもりと雪が積もっています。詩仙堂 寺・神社・教会
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こちらも百花塢に向かう途中の景色です。
日が当たっている場所は雪が溶けていますが、当らない場所にはこんもりと残っています。詩仙堂 寺・神社・教会
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僧都です。添水とも書きますね。
形状を見れば判ると思いますが、ようは鹿威しです。
鹿威しは石川丈山が考案したとされています。
こちらが元祖かは判りませんが。詩仙堂 寺・神社・教会
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庭園である百花塢です。
と言っても一面の雪でとても庭園には見えませんが。
全く雪が荒らされていないので、綺麗な雪景色を見られて満足です。詩仙堂 寺・神社・教会
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百花塢にある泉水です。
名称はあるんだと思いますが、判りませんでした。
こちらもこんもりと積もった雪が美しいです。詩仙堂 寺・神社・教会
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百花塢の端から残月軒を見たところです。
詩仙堂 寺・神社・教会
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詩仙堂の一番奥にある十方明峰閣です。
百花塢を下って行ったところにあります。
坐禅堂として使われているようで、坐禅会なども開かれているようです。
こちらも見事な雪景色でした。詩仙堂 寺・神社・教会
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詩仙堂を出て、まだ時間が早いのでもう1つ回れるな、と思い、さて次は何処に行こうと思案の上で、結局京都観光の王道である清水寺に向かいました。
こちらは一念坂です。
もう夕方近い時間ですが、写真を見れば判る通り、ほとんど雪が溶けてしまっています。
観光客が多く歩く道だから早く溶かした、という理由もありそうですが。
詩仙堂の直ぐ近くだと金福寺があり、紅葉が綺麗な寺院でお堂から庭を眺められることも知っていましたが、庭が広くないので却下、もっと南に行けば銀閣寺がありますが、どうせ混雑しているだろうから却下、鹿ケ谷の法然院や安楽寺の茅葺の山門は雪とのコントラストが素晴らしそうですが、安楽寺は拝観時期が限定されていた記憶があったので却下、真如堂や永観堂、南禅寺は紅葉のイメージが強く、雪景色が綺麗というイメージが沸かないので却下、という思考を経て清水寺を選んでいます。一念坂 名所・史跡
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一念坂から二寧坂に来ました。
二年坂の方が通りが良いかも知れません。
結構人が出ているかな、と思って来てみましたが、案の定、雪を目当てに結構な観光客が歩いています。
雪は屋根の上に残っている程度です。二年坂 名所・史跡
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二寧坂にあるスターバックスです。
丁度二寧坂の階段を上る手前にあります。
過去に入ったことがあるのですが、元々あった町屋をうまくリフォームしてあり、京都の町屋の雰囲気を上手に残していました。
テーブル席だけで無く座敷席もありますし、小ぢんまりした庭も設えられています。
こちらで一旦休憩しようとしましたが、店内がごった返していたのでテイクアウトで飲み物だけ購入して、店内での休憩は諦めました。二年坂 名所・史跡
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二寧坂です。
雪が大分なくなっていますが、それでも屋根や垣に積もった雪が風情を感じさせてくれました。
石段には滑り止めのようなものはありませんから、雪が積もっていたら滑りそうなので、無くてよかったのかも知れません。二年坂 名所・史跡
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二寧坂を上ったところからの景色です。
中々絵になる眺めでした。二年坂 名所・史跡
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産寧坂です。
こちらも二寧坂と同様、雪は大分なくなっていました。
丁度雪がまた降り出し、山奥の温泉街のような雰囲気でしたね。三年坂 (産寧坂) 名所・史跡
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三寧坂を上ったところからの眺めです。
三年坂 (産寧坂) 名所・史跡
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清水寺までやってきました。
何度も見ている光景ですが、雪を被っているのが目新しい点ですね。
ただ、雪も大分溶けて薄くなっているし、人も多いしで、綺麗な雪景色が見たければ朝一番で来るべきだな、と再認識しました。清水寺 寺・神社・教会
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轟門です。
ここまで歩いてくる途中も雪は殆どなく、雪景色を楽しむ、という感じではなかったです。清水寺 寺・神社・教会
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清水の舞台です。
こちらも雪がかなり溶けていました。
安全のためでしょう、舞台と子安の塔方面には立ち入りできないようになっていました。
雪が溶けていて足跡も残っているし、非常に残念な景色でした。清水寺 寺・神社・教会
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こちらの景色は良かったですね。
奥の院に向かう途中から子安の塔方面を眺めたところです。
出入りを禁止しているためか、雪が溶けてはいるものの荒らされておらず、黒みがかった木々と白い雪と赤い子安の塔が一幅の絵のようでした。清水寺 寺・神社・教会
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奥の院から本堂をみたところです。
こちらから見た本堂は綺麗に雪を被っていて、見惚れました。
距離が離れているので舞台の雪が荒れているのも気にならなかったです。清水寺 寺・神社・教会
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清水寺定番の景色です。
思ったほど雪が残っておらず、一面の雪に覆われた清水寺を見られなかったのは残念ですが、所々で綺麗な景色も見られたので、まぁ来た甲斐はあったかな、と思いました。清水寺 寺・神社・教会
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八坂の塔です。
二寧坂を上ったところから、少し産寧坂を下った場所で撮っています。
陽は落ちていて、雪も少なくなっていて瓦も見える状態ですが、明かりも灯されて如何にも冬の京都らしい風情を感じられました。
こちらは観光客に大人気の撮影スポットで、清水寺に行く際も立ち寄ってみたんですが、すごい人だかりで綺麗な写真は撮れないな、と判断して写真は撮っていませんでした。
清水寺を参拝してから下ってきたところ、陽が落ちていたからか人気も少なくなっており、ゆっくりと鑑賞できました。法観寺 (八坂の塔) 寺・神社・教会
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時間的に寺院巡りは終了なので、少し早いですが夕食を取ろうと思ってこちらのジェイムスキッチンさんにお邪魔しました。
ハンバーグの専門店です。
京都でハンバーグ?、と思われると思いますが、京都は学生の街でもあるので、学生さん向けに手頃な価格でガッツリと食べられる店も多いです。
京都といえば和食の老舗や名店、特に湯豆腐の名店が直ぐに思い浮かぶと思いますが、実際はラーメンの激戦区ですし、パンの消費量も日本一だったりします。
有名観光地でもありますから、繁華街に行けば色々な料理が選り取り見取りで食べられますし、チェーン店や町中華の店も多いです。
こちらは百万遍の交差点の近くにあり、京都大学の直ぐ近くでもあるので、学生さん御用達のお店です。
学生さん向けらしく、ライスは大盛り、特盛に無料で増量でき、ライスとみそ汁はお替りも自由です。
因みに近くにはハイライト食堂があり、そちらも学生さん向けのガッツリメニューがお手頃価格で食べられます。ジェイムスキッチン グルメ・レストラン
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ハンバーグMのセットをトマトバジルソースでお願いしました。
ライスは普通盛りですが、かなり盛りが良く、お腹一杯になりました。
昼を食べていなかったのでポテトを追加したのですが、正直食べきるのが辛かったです。
ハンバーグはカリカリ、というよりはふんわりと焼き上げている感じなので好みは別れると思いますが、私は美味しく頂きました。
食事を取った後は宿に戻り、寝不足気味でもあったので翌日に備えてさっさと休みました。ジェイムスキッチン グルメ・レストラン
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