初冬の松本

2023/12/11 - 2023/12/13

今回の旅は、JRと宿のパック自由旅です。電車と宿が決まっているツアーで、その他は自由にできる旅で、2泊3日です。
　表紙の写真は、国宝の松本城です。
　１日目は、新宿12時発のあずさ21号で、松本に向かいました。松本着は14時35分で、宿の送迎バスは、16時と17時なので、宿でゆっくりお湯に入りたいので、16時のバスに乗ることにしています。松本の駅のコインロッカーにスーツケースなどを預けて、松本市内を1時間ほどかけてあてもなくうろうろしました。16時近くなってきたので、バスの配車場所に行きました。今宵の宿は、昨年の6月にも泊まった美ヶ原温泉「翔峰」です。ここのお風呂がいいのと食事も結構おいしいです。送迎バスは時間きっかりに出発します。宿に16時半ごろ宿について、チェックインを済まし、今回の部屋は西館7階の和室です。およそ10畳ほどに窓側に椅子とテーブルがあります。すぐにお風呂に行きました。午後の男性は4階の露天風呂で、女性は3階の展望風呂です。朝には、男性が展望風呂に入れます。展望風呂からは、天気が良ければ（今回は残念ながら天気が悪く）北アルプスを一望でき、常念岳、穂高連峰や槍ヶ岳まで見えるはずです。自販機でビールを買って、たまらない一杯です。その後、6時からの夕食は、4階の「信州」という食事処でいただきます。今回は、信州豚の蕎麦汁しゃぶや信州牛の焼きしゃぶなど肉料理が多かったですが、それほどお腹に負担がかからずおいしく食べることができました。年寄りにはやや多いかもしれません。
　2日目は、3階の展望風呂に行きましたが、あいにく天気が悪く北アルプスを見ることができませんでした。（前回来た時には、雄大な山々をお風呂から見ることができました。）7時近くなって、朝食ですが、夕食と同じ「信州」という場所で、バイキング形式の食事です。料理の種類も多く、おいしいものがたくさんあり、食べ過ぎいてしまいます。朝どれの高原レタスはしゃきしゃきで東京では食べることができないものでした。10時発の送迎バスで松本駅まで送ってもらいます。因みにこのバスは無料です。途中、松本城で降ろしてもらい、お城に行きました。天守閣に登ることができますが、国宝だけあってエレベーターなどありません。靴を脱ぎ、それを持っての見学です。6層の天守閣を階段で登ります。その階段は半端ありません。何しろ急こう配で、1段の高さが40～50ｃｍもあろうかという高さです。手すりにつかまって恐る恐る上ります。12月というのに汗をかいてしまうほどです。夏だったらどうなることやら。この階段を降りるのも一苦労です。その後、お城を出て、東の方角に（多分）道をまっすぐに行って、途中、大名小路井戸を見て、四柱神社に行きました。ご参拝をして、御朱印をいただきました。そして、すぐ近くのなわて通りに行きました。ここはなぜか蛙を主役にしています。1軒のお店のおばさんは、大変気さくな方で、蛙大明神や若がえる、生き返るなどいろいろと教えてくれました。それから、中町通りに向かう途中に「まるも」を見つけました。朝食を食べ過ぎて、まだお腹がすいていないので、時計博物館に行ってみました。ここには、昔の時計がたくさん展示してあり、手のこんだ時計やボールが動く時計、ブランコをしている時計や人が跳ねている時計などいろいろな時計が展示されています。お昼はピザを食べたいと思い、ずいぶん探したのですが、なかなか見つからず、メディアガーデンにレストランがあることを思い出し行ってみることにしました。行ってみると何と3階にピザを食べさせるところがありました。クラフトビールを提供する店で、自分の好みをいうとそれにあったビールを出してくれます。私は、「味の濃いビール」をオーダーしました。ピザとウインナーの盛り合わせも頼みました。キノコのピザは、生地が薄くキノコとチーズの味がよくわかります。ウインナーは、ナイフをいれると肉汁がこぼれるほどです。その後、中町通りに戻り、ゆったりと散策をして「はかり博物館」を目指しました。しかし、その博物館は思ったより大きくなかったので、その隣の「竹風堂」に入りました。ここは小布施にあるお店の姉妹店で、栗のお菓子を売っているお店です。お店の奥には、栗おこわなどの食事やスイーツを食べることができる場所があるので、行ってクリームあんみつを頼みました。食事をして間がないのに、栗の餡の入ったあんみつをおいしくいただきました。それから、送迎バスの発車時刻の4時に間に合わせるように松本駅に行き、宿まで乗せてもらいました。昨日と同じように、風呂に行ってビールを飲んで、6時から夕食に行きました。今夜の夕食はブイヤベースがメインで、その他にお造り、信州牛の陶板焼きなども食べることができました。
　3日目は、6時過ぎに3階の展望風呂に行きましたが、天気が悪く、北アルプスを見ることができませんでした。朝食は昨日と同じバイキングです。やはり種類は多く、味も良いものが多いです。また10時の送迎バスで松本駅に送ってもらいます。途中、バスの中で雲の切れ間から北アルプスを見ることができ、雪を頂いた山々の美しさに感動しました。松本駅を11時10分発のあずさ22号に乗って、新宿に13時45分に無事到着しました。
　今回の旅は、天候に恵まれませんでしたが、ゆったりと松本の街を見ることができました。松本の街は洗練されたお店が多くあり、素敵で歩きやすい街であることを実感することができました。もし機会があるならば、時間をとって松本の街歩きをすることをお勧めします。

エリア 松本(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JR特急
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

新宿駅のあずさ21号

新宿駅 駅

行きの車中から見た甲斐駒ヶ岳

甲斐駒ヶ岳 自然・景勝地

松本駅

松本駅 駅

松本のマンフォールで名産の「松本てまり」

松本市街の案内板

食事会場

1日目の夕食、先付

翔峰の玄関

信州松本 美ヶ原温泉 翔峰 宿・ホテル

松本城を南側から撮りました。絵葉書みたいですが。

国宝松本城 名所・史跡

大名小路井戸で、市民の喉を潤す湧き水となっているとのこと

大名小路井戸 名所・史跡

四柱神社の鳥居

四柱神社 寺・神社・教会

四柱神社。4人の神様を祭ってあるとのこと。

松本市にある四柱神社の御朱印です。料金は、志で結構ですといわれ、300円おいてきました。

なわて通りで、小さいお店が軒を連ねて情緒豊かな通りです。

なわて通り 名所・史跡

蛙大明神。なわて通りはかえるをメインにしています。

喫茶店「まるも」で、松本民芸家具など使った落ち着いてコーヒーを楽しめるところです。今回は寄りませんでしたが。後ろの黒い建物は旅館になっています。

珈琲 まるも グルメ・レストラン

中町通りで、蔵造の店が並びます。電信柱を地中に入れて景観をよくしてあります。この通りにある松本民芸家具店は、高価な家具が陳列されています。買わなくても目の保養になります。

中町通り 名所・史跡

蔵造の街並みです。

時計博物館

松本市時計博物館 美術館・博物館

螺鈿の時計

ブランコをしている時計

信濃毎日新聞社の新しい本店メディアガーデンで、この3階にある「松本ブルワリー」で濃厚なビールとキノコピザをいただき、優雅な時間を過ごすことができました。パルコの前の通りを東に行った突き当りにあります。

メディアガーデンをバックに松本駅方面を見ました。ここから、左手のところに松本の銘菓で有名な「開運堂」があります。

源智の井戸

源智の井戸 自然・景勝地

「源智のそばや」ですが、今回は食べることができませんでした。源智の井戸の近くです。

源智のそば グルメ・レストラン

小布施の栗のお菓子を扱う中町通りにある竹風堂。落ち着いた店内で、写真を撮るのを忘れるほど美味しいあんみつが食べられます。

竹風堂 松本中町店 グルメ・レストラン

竹風堂から中町通りを見ました。

宿の部屋から松本城を望遠で撮りました。探すのに苦労しました。

宿のロビー。広々していてゆったりできます。

2日目の夕食のお造り。まぐろの中トロがおいしかった。

2日目の夕食のブイヤベース。大きな帆立が存在感を独占しています。スープもおいしい。

２日目の夕食、信州牛の陶板焼き

3日目の朝食のバイキング。のっけ丼で、まぐろ、イカ、松前、しらすなどを好きに乗せることができます。