夫婦で金沢におでんを食べに行った。

2023/12/06 - 2023/12/08

１年ぶりに夫婦でお出掛け。冬の金沢におでんを食べに出かけました。今回は季節限定のカニ面などを楽しむのがメインです。また、なぜかまだ行ってない21世紀美術館にも期待です。

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 新幹線 JR特急 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は三島→金沢→三島と反時計回りに鉄道で１周する経路です。東京経由が速くて高い。米原経由が遅くて安い。どうせなら１周しようと窓口に行ったらこんな切符をくれました。旅行から帰ったらコレクションに加えます。

東京駅から9:20のかがやき507で金沢駅に向かいます。ホームに上がるのが遅れ、入線の模様は撮れませんでした。

金沢には定刻に到着。先ずは腹ごしらえです。
第１食は寿司でした。ネタは期待したとおりに美味だったのですが、シャリがあまりにも塩辛く自分たちの口には合わず残念でした。
やはり寿司は地元のものが好みです。

金沢駅のシンボル鼓門。金沢には６回目になりますが、このごろは車で来ていたために新しい駅は初めてです。「ずいぶん変わったよ」と聞いていましたが本当です。

鼓門 名所・史跡

先ずは宿に向かいます。立地と値段で選びました。チェックイン時刻の16時まで時間があるので荷物を預け、周囲を歩きます。

東横イン金沢兼六園香林坊 宿・ホテル

まずは薦掛けの土塀を見学？鑑賞？
これだけの屋敷を土塀で囲うのも膨大な労力と資材が必要なのに、毎年さらに手間をかけて維持するとか、大変だろうなあと感心してしまいます。薦の目がきれいに揃っているので、機械で編んでいるのかな、と余計な事まで、、、

この後、お散歩がてら21世紀美術館まで歩き入場しようとしたら、スイミング・プールの地下には予約が必要と分かり、「当日ネット予約」と言うものを教えてもらいました。なので明日再訪することにして入場はせず、ロビーのソファで休憩したり周囲を歩いたりして時間を潰します。

金沢21世紀美術館 美術館・博物館

そして16時の開店と同時に高砂さんに入店しました。先週の電話で予約が取れたのは、この時間枠だけでした。17時までの１時間が滞在時間です。
２人分、適当に盛ってもらいました。どれも美味です。

そしてカニ面です。
おでんの他にもいろいろ食し、ついついお酒も進んで至福の時でした。
17時過ぎ、宿に戻ってチェックインします。

おでん 高砂 グルメ・レストラン

帰路、百万石通りを南側に振り返ります。

２日目は１日乗車券を購入し周遊バスに乗ります。
先ずは忍者寺こと妙立寺です。時間枠のガイドツアーのみでの見学で、電話予約が必要です。8時30分から電話をかけ始め、９時30分の枠になりました。建物内部の撮影はできません。
１周40分ほどでしたが、確かに案内が無ければ迷子になって収拾が付かなくなる構造です。また興味深い説明も聴けて有意義な時間でした。

妙立寺(通称 忍者寺) 寺・神社・教会

こちらはお向かいの承証寺の石垣と塀です。この様式の石垣が市内のあちこちにあります。

せっかく犀川を渡ってきたので、にし茶屋街に足を延ばします。

無料の資料館があったので見学させていただきました。

金沢市西茶屋資料館 美術館・博物館

そして21世紀美術館です。なんとかプールのネット予約ができました。

残念ながら曇天です。どうせなら雨粒の波紋でもよかったねと連れがいいます。
天井の水は10cmほどの深さです。

金沢21世紀美術館 美術館・博物館

上から見るとこんな感じです。

21世紀美術館は常設展もなかなか楽しかったです。
左回りの周遊バスで次に向かいます。
たまたま広小路バス停から乗って来たバスと同じ運転手さんでした。ちなみに、バスは１周40分ほどのようです。

昼食後、兼六園に入園です。好きな庭園なので金沢に来れば外せません。
今回は、夫婦とも高齢者なので無料で入園させていただきました。
ベタですが徽軫灯籠と唐崎松です。

兼六園 公園・植物園

雪つりも薦懸けも、もともとは湿った重い雪への対策で面倒な手間なのでしょうが、それが冬の金沢の風情ともなっているのが興味深いところです。

兼六園のあとは金沢城。石川門から入場します。
着物姿で撮影中のカップルがず～っと。
レンタル屋さんがあるようで、たくさんの若い人たちが着物で歩いていました。

金沢城公園 公園・植物園

建物の復元も面白いけど、ジオラマの作製も楽しいだろうなと、つい見入ってしまいます。右中央部に石川門、手前の高いところが本丸(跡)です。
復元建物にも無料で入れていただきました。

城内をまだ回りたいところですが強風がふきすさび、連れをあまり歩かせると後がたいへんなので、バスで宿に戻ります。4回乗れば１日乗車券のモトは取れます。

本日の最終目的地は菊一さんです。
火・水曜が定休日との情報だったので木曜の夜も金沢泊です。
予約不可と聞いていたので開店15分前に行ったら、「８時10分ごろで良いですか」と。お願いして出直しました。

菊一 グルメ・レストラン

最終日、宿の無料送迎バスでいったん金沢駅に来ました。
ロッカーに荷物を預け、右回り周遊バスでひがし茶屋街に向かいます。

金沢駅 駅

「ひがし茶屋街」で検索したら、お奨めの経路が示されていたので倣って歩きます。
じつに50年ぶりに来ました。

ひがし茶屋街 名所・史跡

中の橋を渡り、主計茶屋街も歩きます。
江戸時代までは川の外側だけに東西の茶屋街があり、ここは明治になってからと、にし茶屋街の資料館で教わりました。

主計町茶屋街 名所・史跡

橋場町交差点にはこんな案内が。
近江町市場まで歩きます。

近江町市場です。ここにも初めて来ました。お土産やら正月用の珍味やらを求めます。連れは麩が気に入ったようで大量に。私は地酒にゴリの佃煮、甘えびの塩辛etc.
市場に並ぶ香箱ガニを見ると、カニ面の価格に納得です。
昼食として、金沢最後の食事はカレーをいただき満足です。

近江町市場 名所・史跡

駅に戻り、菓子やら駅弁やらを買い込んでいるうちに時間です。
しらさぎ12号は数分遅れて入線です。
定番の観光スポットを巡り、魚介におでんにカレーと美味いものを食べて満足の旅行でした。

次回は雪景色の兼六園を見てみたいかな。