たっぷり松島　ゆったりリゾート泊　東北旅　2

2023/10/29 - 2023/10/29

東北旅　2日目
仙台に泊まり、次の日は松島へ。

仙台の観光もしたかったのだが、この日午後から雨の予報で、それなら早く松島へ行ったほうがいいだろう。と、先へ急ぎました。
塩釜から松島へフェリーで行くつもりでしたが、これも上と同じ理由で取りやめ。
まず松島観光してから、雨になっても大丈夫なように島めぐりは午後にしました。

松島海岸歩き
五大堂
瑞巌寺
円通院
島巡り
福浦島

この日の宿泊は、絶景温泉ホテル　一の坊。
ここは全室絶景！
食事も美味しく、オールインクルーシブで飲み物やスナックも堪能したリゾート泊でした。
イチオシのホテルですよ！

エリア 松島・奥松島(宮城)

仙台で一番賑わうアーケード。クリスロードの朝。

ここで面白いものを見つけましたよ。

クリスロード 市場・商店街

アーケードに入り口がある三瀧山不動院
ちょっと入りにくいけど
その中には・・・

三瀧山不動院 寺・神社・教会

こんな面白い像が！

仙台四郎という実在の人物。
彼が自ら選んで立ち寄った店は必ず繁盛したという。以来、ご利益にあずかろうと彼の写真を飾る商店が増えていったのだそう。
そこで、商売の神様として、ここに置かれているんですって。

とにかく仙台は広くてビビりました。
ここでウロウロしてると、道に迷ってあっという間に時間が経っちゃいそう・・・。
なので、早速松島に向かいます。

日本三景の一つ　松島です。
JR松島駅より一つ手前の松島海岸駅のほうが、観光には便利です。

松島海岸駅 駅

五大堂へ行きましょう。
ここは、瑞巌寺のお寺の一つなんですよ。

五大堂 名所・史跡

五大堂へは　赤い橋をわたって。

透かし橋とも呼ばれていますが、修復工事中で透けてなかった・・・。

円仁が五大明王像を安置したので、五大堂と呼ばれるようになりました。

五大明王は秘仏なので、拝めません。
うん？待てよ。
瑞巌寺の宝物館で見たかな？
写真が撮れなかったので、よく覚えていないのだが・・・。

では、瑞巌寺に行きます。

瑞巌寺 寺・神社・教会

瑞巌寺の入り口には、洞窟遺跡群があります。

なぜか鰻の塚・・・。

洞窟好きだし、石仏好きだし・・・。
ここを楽しみにしてました。

青面金剛だ～。
庚申信仰の本尊です。

消え掛かった三猿で、青面金剛だとわかる。
女性の髪をつかんでぶら下げている・・・インドから来た荒ぶれる仏さんですね。

そして、西国三十三か所の観音様が勢ぞろいしてます！

（第三番　和歌山紀の川市　粉河寺　千手千眼観音）

クリスマスっぽい飾りは、夜のライトアップ用かな。
昼間みると、なんだかなぁ・・・。

和歌山の青岸渡寺から始まって、関西をぐるっと回って


（第八番　奈良の長谷寺　十一面観音　あの巨大な観音様のお寺です）

岐阜の華厳寺までの

（第十一番　京都伏見区　准胝堂の准胝観音）

33のお寺を巡礼する旅が


（第十三番　滋賀大津市　石山寺の如意輪観音）

この瑞巌寺で

（これは真ん中へんにおかれた瑞巌寺の観音様）

簡単に

（第二十一番　京都亀岡市　穴太寺　聖観音）

できちゃうんでございます。

（第二十三番　大阪箕面市　勝尾寺　十一面千手千眼観音）

興奮して、33体ぜ～んぶ撮りまくってた。
けど、最後の方は疲れてきた・・・笑。

一口に観音様といっても、いろいろな観音様がいるのがわかるでしょうか。
33のお姿に変身できるという観音様は、仏界の変身ヒーローなのですよ。
33は多すぎて覚えきれませんが、主な6観音のお写真を載せてみました。

（第二十九番　京都舞鶴市　松尾寺　馬頭観音）

青銅製の六地蔵塔
法身窟という岩窟の前にありました。

石仏が魅力ありすぎて時間が取られちゃったけど、やっと瑞巌寺の中心にやってきました。
国宝の庫裡です。

瑞巌寺庫裏及び廊下 名所・史跡

拝観入り口。

中は、お寺とは思えないほど立派。
伊達家の菩提寺として、領内一の格式を誇ったお寺です。
襖絵なども絢爛豪華！

内部は撮影禁止なのですが、外はOKです。

瑞巌寺は、円仁が開いたお寺です。
そう！山寺に続いて　四寺廻廊の２つ目、お参りしました！

文字が消え掛かった石仏も愛おしい。

台湾総統　李登輝夫妻の俳句の碑です。

伯楽星の日本酒アイス！
仙台で利酒した時、一番おいしいと思ったお酒。

暑いので早速食べました。
それにしても、10月終わりなのにこの暑さは何？
東北旅行中、ずっと暑かった。

水主衆（かこしゅう）の民家

伊達藩の御座船を操る水主衆が集団で住んでいた家です。
この話は、あとで出会ったおばさんからも聞きました。

伊達政宗の孫　光宗を祀る円通院

円通院 寺・神社・教会

お庭が綺麗で有名。

赤くなりはじめの紅葉が素敵なんですが、
人が多くて！多くて！
なんとか人の切れ目に撮った一枚。

まだ緑のもみじの向こうに見えるのは、大悲亭

伊達光宗の霊廟三慧殿

豪華な厨子
馬にまたがる光宗公。
扉の右側には、日本最古と言われるバラの絵。
左側は水仙。
他に、西欧デザインの十字架や、クローバー、スペードなどで飾られている。

せっかく壮麗な厨子なのに　実はガラスが光ってよく見えなかった。
説明書きを読んで理解したのであります。

日本最古のバラにちなんで、西洋庭園もあります。
四季折々の花が咲くようで、近ければしょっちゅう訪れてみたい。

円通院にも洞窟群ありました。

クリスマス風味？

瑞巌寺もそうだったけど・・・。
雰囲気があまりに違うので、なんともコメントしづらい。
ライトアップ時には綺麗なのでしょう・・・と、だけ言っておく。

きれいな紅葉を撮ってみた。

十三重塔の周囲は、きれいでした。

縁結び観音。
竜にのった観音様ですよ～。
かっこいい～！

お願いを書いたこけし。
ずら～～っと並んでる。
誰が置くのかな？
自分で置くの？
気をつけないと将棋倒しになっちゃいそうで怖い。

かまぼこ大好き！
このお店では、手焼き体験ができるそうです。

あら、お土産屋さんに仙台四郎グッズが！

お土産物屋さんもいっぱいあるんだけど、どこも混んでいるので、
あまり入れず。

豪華な霊屋があるという陽徳院に行ってみたかったんだが・・・。

拝観謝絶　の文字。

残念。
でも、ここで面白いもの見つけた！

入り口の上に鬼の姿。

今回　弘前で　鬼っこ巡りする予定なので、松島にもいたとは！と、びっくり、嬉しかった。

このあたりは、観光客がいなくて静か。
放生池の紅葉が綺麗だった！

静かな住宅街に、小さなアートギャラリーがあったので入ってみた。

息子さんのギャラリーだというおばさんが、いろいろ話してくれたのだが、
このあたりは、古い歴史のある町で水主衆が多く住んでいたというのです。
おや、それって　さっき瑞巌寺の先で見たあの茅葺き屋根の家のことだ！
このあたりにあったのを、現在のところに移転したんだそうですよ。

そして、このギャラリーにはほんの数ヶ月前にテレビの取材が来たんですって。
芸人さんがこのあたりをブラブラする番組だったらしいです。
残念なことに、私は芸人さんの名前をよく知らないし、なんという番組なのかわかりません。

でも、おばちゃんは　その時のことを楽しそうに話してくれました。

そろそろランチにしたいのだが・・・。
さかな市場に行ってみたが、どこも人がいっぱいで・・・。
やっと見つけたレストランは、外国人団体さんで　ワイワイガヤガヤ大賑やかでした。
どこも外国人観光客が多いね。

仁王丸という大きな観光船で松島湾一周します。

すっご～く並んでた。その最後の方だった。
中に入ると人がいっぱいで、これじゃ写真が撮れそうにないと思い、
入ってすぐに2階席の切符を買って、上のデッキに行きました。

上のデッキの方が広いから、人が多くてもまあまあOK。

次から次へと名前つきの島が見えてくる。

アナウンスに従って、右を見たり左を見たり。
なかなか忙しい。

島の名前をいろいろ言ってくれるのだが、覚えられません～。

これは、千貫島だったと思う・・・。
伊達政宗が、この島の美しい形を気に入って、
自分の庭に運んだものには千貫を使わす。と言ったそうです。

千貫島とこれが有名かな？！
仁王島

特徴的な形ですね。

はじめの頃は、左右を行ったり来たりしてたけど、そのうち疲れてきた。笑

ゆったりと船旅を楽しみましょう。

かもめが並走。

昔来た時、船の上からかもめに餌をやった思い出があるのだが・・・。
確か、かっぱえびせんを買って、かもめと共に自分も食べていた記憶。笑

島巡りの船を降りて、お土産屋さんを見ていると・・・。

あら？ウルトラマン？！
こんなところで何してるの～？

福浦島へ行きます。
赤い橋が遠くからでもよくわかる。

福浦島 自然・景勝地

島一周をしてみます。

わ～ここからも千貫島が見える！
ほんと、これを欲しがった伊達政宗の気持ちがわかる。
大名庭園の中心においたらかっこいいでしょうね！

福浦島で雨が降ってきたので、急いでホテルに行きます。

松島一の坊

ホテルのラウンジ。
牡蠣の形のクッションがかわいい～。

海が目の前だし、ホテルのお庭も素敵！

松島温泉 湯元 松島一の坊 宿・ホテル

お部屋も広くてゆったり。
なかなか豪華な客室です。

ElliE家はこういうところには滅多に泊まらないので、キョロキョロしっぱなし。笑

景色がいいのが嬉しい！！
窓に面してデスクが置いてあって、ここでゆったりお茶を飲みましょう～。


海を眺める大浴場
飲み物、スナック　食べ放題
美味しいビュッフェ形式の食堂

松島を眺める絶景と地元産食材を使った美味しいお料理に癒されました。

私的には、図書コーナーがあったのが嬉しい。
借りてきたのは、これ。

不思議な薬草箱　著者　西村祐子

あとでAmazonで買っちゃいました！

さて、明日は平泉に行って
四寺廻廊のコンプリートとあまり知られていない磨崖仏を見に行きますよ～。

この旅行記へのコメント （2）

• 唐辛子婆さん 2023/12/11 18:35:02

  鬼

  ELLiEさん
  
  鬼の筋肉隆々なのが素敵。
  ウズベキスタンから戻って体調崩して寝てたので
  この素晴らしい旅行記へのコメントがたったの鬼！なのをお許しをば。
  
  水夫さんたちが住んでたところというのも興味深いです。
  
  唐辛子婆

  ElliEさん からの返信 2023/12/12 06:32:27

  Re: 鬼

  唐辛子婆さん
  体調悪いのに　わざわざコメントありがとう～。
  そんな時は、ゆっくりお休みください。
  健康第一。
  
  ウズベクの旅行記も早く見たいですが、まずは体調を整えてね。
  お待ちしてます。