2023/11/24 - 2023/11/24
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minaMicazeさん
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栃木県足利市の「鑁阿寺(ばんなじ)」は、鎌倉時代までは足利氏の邸宅でした。鎌倉時代の初期に、足利義兼(足利尊氏より7代前)が邸宅を撤去し、「鑁阿寺」を設立しました。ご本尊が大日如来なので、「足利の大日さま」として親しまれています。
無風快晴の好天に恵まれたこの日、境内のイチョウは綺麗に黄葉していて、落葉はまだ少しだけ、赤く色付くモミジの紅葉も進んでいて、どちらも見頃継続中でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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「鑁阿寺(ばんなじ)」の境内は、東西約200m、南北約190mの四角形で、東西南北それぞれの中央に”門”があります。周囲は土塁と水濠で囲われています。
写真は「東門」です。 -
「東門」は栃木県指定文化財で、昭和32年(1957)に解体修理されています。
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「東門」から入ると、右(北)には竹林があります。
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左(南)を見ると、紅葉や黄葉に彩られています。
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左側(東側)から中に入っていきます。イチョウの葉が沢山落ちています。
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上を見ると、このイチョウ、下の方の枝はほとんど落葉していました。
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イチオシ
境内は「本堂」を中心に、「田」の字の形、4つのエリアがあります。
ここは、南東側のエリアで、中央に「心字池」があり、その周りの庭園に散策路があります。 -
「心字池」の西側には「鐘楼」が建っています。
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「鐘楼」は、国指定の重要文化財です。
右後方のイチョウは、「本堂」の前の大イチョウです。 -
池に映っている大きなイチョウは、「本堂」の前の大イチョウではなく、「山門」近くのイチョウです。
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イチオシ
寺伝に依れば、「鐘楼」が建てられたのは建久7年(1196)で、その後再建されています。鐘は、江戸時代の天明鋳物の再鋳だそうです。(足利市ホームページ)
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この日は快晴で無風、好天に恵まれました。
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この紅葉、色付きの途中のようですが、上の方は枯れ始めてます。
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近くに、細い葉の紅葉もありましたが、まだ黄緑色でした。
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「鐘楼」の前の葉は、オレンジ~黄緑色でした。
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黄緑色の葉も綺麗です。
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「鐘楼」の東側、「心字池」の北側の築山です。
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こちらの紅葉は、赤くなっていました。
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境内の南側へ出てきました。右が「山門」、南側の出入口です。
フェンスの向こう側、土塁の手前に水濠があります。 -
「山門」の前には、水濠を渡る「太鼓橋」があります。「太鼓橋」は、県指定の重要文化財です。江戸時代後期の建造物で、県内ではただ一つの屋根付きの橋です。(足利市ホームページ)
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「山門(楼門)」は県指定の重要文化財です。建久7年(1196)に足利義兼が建立、室町時代に焼失後、永禄7年(1564)に足利義輝が再建しました。(足利市ホームページ)
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「山門」を入ると、左に黄葉と紅葉があり、その右の緑の木が引き立てていて、青空が映えさせています。
右奥の、参道の先の建物が「本堂」です。 -
参道から、黄葉と紅葉の横を歩いて、”田”の字の形の左下、南西のエリアへ向かいます。
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赤と黄色と緑と青、綺麗ですね。
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その赤いモミジの下から、振り返って見た「山門」です。
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参道から西へ向かう遊歩道は、紅葉に囲まれています。
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遊歩道を西へ歩くと、大きな黄葉が見えてきます。
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南西のエリアには大きな広場があり、その中央に大きなイチョウの木があります。
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イチオシ
この日(11月24日)は、黄葉が進んでいて、まだ少し緑色が残っていましたが、とても綺麗でした。
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広場の周囲には紅葉が並んでいるので、どちらも綺麗に見えています。
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広場の北東側には「多宝塔」があり、その向こうには、「本堂」の前の大イチョウが見えています。
この「多宝塔」も、県指定の重要文化財です。建久7年(1196)建立、その後、寛永6年(1629)に5代将軍徳川綱吉の生母・桂昌院尼公によって再建された、と伝えられていたが、相輪の宝珠の調査により、再建年代が遡ることが判明しました。(現地説明板) -
イチオシ
広場の西側に来ると、広場のイチョウ、多宝塔、「本堂」前の大イチョウが、並んで見えます。
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根元を見ると、散った葉はまだ少なくて、十分に見頃の印象でした。
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ここでも、黄葉と紅葉が綺麗に並んでいます。
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広場の北側から見た「多宝塔」です。
右手前が広場のイチョウ、左後方が「本堂」の前の大イチョウです。 -
広場の北西側の紅葉です。まだオレンジですね。
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もっと赤い葉もありました。
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広場の北側では、「多宝塔」の手前に紅葉、後方に黄葉が見えます。
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ここでも、黄葉と紅葉、そして青空を見られます。
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参道に戻ってきました。「本堂」の前の大イチョウです。
この大イチョウは、栃木県の天然記念物です。(足利市ホームページ) -
今朝(11月30日)の気象予報は、依田さんがここから中継していました。
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「鐘楼」がある”南東のエリア”に戻ってきました。
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陽の高さが変わったので、紅葉の輝き方も違って見えます。
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赤と黄色と緑と青い空、そして「鐘楼」の屋根、綺麗ですね。
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イチオシ
「心字池」越しの「鐘楼」、陽の当たり具合で見え方が変わります。
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手前が「心字池」、右奥が築山です。
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「心字池」に映る黄葉は、池の東側のイチョウです。
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この旅行記の最初に紹介したイチョウの木、だいぶ散り進んでいます。
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振り返って、「鐘楼」の前の紅葉です。色付きが進まないうちに、枯れ進んで散ってしまいそうなのは、秋が暑かったから、なのでしょうか。
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この黄葉も、このまま赤くならずに、枯れて散るのかもしれません。
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黄葉や紅葉にとって、今年(2023)は、あまり良い陽気ではなかったのかもしれません。来年(2024)に期待して、これで帰ります。
( おしまい )
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この旅行記へのコメント (2)
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- まーやんさん 2023/11/30 23:08:31
- 23日に行きました!
- minaMicazeさん、こんばんは
コメントはじめましてでしょうか。
いつもありがとうございます!
私も前日に鑁阿寺に行ったんです!
でも当日に決めたので案内等よく見てなくて、
東南側に行かずに帰ってしまいました。
旅行記を拝見して心字池の存在を知りました。。
池への映り込みが綺麗ですねー!
せっかく行ったのに、勿体ないことをしてしまいました(泣)
本堂の近くのイチョウの黄葉や周りの紅葉はとても綺麗でしたね♪
今年は夏の暑さが過酷で天候不順でしたよね。
紅葉・黄葉が例年より色づきが良くない所が多いように私も思います。
来年に期待しましょう(^^)/
まーやん
- minaMicazeさん からの返信 2023/12/02 15:35:53
- RE: 23日に行きました!
- まーやんさん、こんにちは
拙い旅行記を御覧いただき、また、コメント頂戴し、ありがとうございました
一昨日の依田さんの気象予報の中継で、鑁阿寺が紹介されていました
今週の方が、大イチョウの色つきが更に進んでいるようで、綺麗でした
紅葉は、見に行くタイミングが難しいですね(特に今年は)
晴れていて風が弱い(できれば風がない)日がよいのですが
そうなると、さらに、難しくなります
あまり気にせずに、出会った景色が一期一会、前にも後にもない景色だと
思うことにしています
あと一ヶ月すれば新春です
いろいろな花が、例年どおり咲いてくれるといいですね
まーやんさんの旅行記、これからも期待しています
(minaMicaze)
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