2023/11/05 - 2023/11/05
78位(同エリア114件中)
ちゃんさん
2018年の九州北部豪雨で大きな被害を受けた日田彦山線の添田~夜明間は、JRと地元の攻防の末、バス高速輸送システム「BRT」としてこの夏、復旧しました。
今のところ鉄道時代よりも多くの乗客を獲得し、混雑が問題になるほどと伝え聞きますが、実態やいかに。親子×2組の旅が続きます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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日田彦山線・田川伊田駅から、下り普通列車に乗り込みました。休日で駅は無人、自動券売機すら止まっていたので、整理券を取って乗車です。
田川伊田駅 駅
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わずか一駅の市内の駅、田川後藤寺が終点。接続する添田行は隣のホームに待ってましたが、なんと25分待ちです。
博多・飯塚方面からの後藤寺線からの接続を重視しているみたいで、こちらは7分前に到着します。田川後藤寺駅 駅
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季節外れの扇風機が回り、冷房がかかる車内。国鉄時代からの古めかしい気動車だけど、最近のやたら座席が少ない列車に比べれば、ゆったりできてサイコーです。
国鉄型気動車でのんびり by ちゃんさんJR日田彦山線 乗り物
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終点・添田も無人駅。他の駅と同様、運転士さんに整理券を渡して、運賃を払います。
BRTへ乗り換える際には、証明書を貰うのを忘れずに。BRTが100円引きになります。 -
列車とバス、モードは違うとはいえ、どちらも日田彦山線。列車のホームの隣には、BRTのバスが待っていました。
と思ったら、回送の表示を出して車庫へ。添田に着いたバスだったようです。添田駅 駅
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日田方面のBRTは、なんと22分後。大きなタイムロスです。鉄道からBRTへの転換で所要時間は伸びましたが、せめて列車からBRTへの乗り換え時間は短くしてほしいところ。
ホームに待合室はありませんが、風を避けられるおしゃれなベンチがありました。 -
券売機は列車専用。BRTは車内での現金精算になります。
BRT区間の切符を組み込むくらい、難なくできそうなものですが。 -
各「駅」には、リアルタイムでBRTの位置が分かる情報システムが入りました。スマホでも分かります。
東日本大震災でBRT化された大船渡・気仙沼の両線でも見られる取組みです。 -
続いてやってきた緑色のバスも「すみません回送中です」の表示が。2台の続行運行だったのかな。
小型バスながら、音もなく走る電気バスは未来の乗り物感があります。古めかしいディーゼルカーに比べると、「進化」に見えなくもありません。 -
さて添田駅はもともと、ホームと駅舎がぐっと離れた配置が特徴でした。
列車とBRTの接続駅になった関係で駅舎の駅機能は停止。従来からあったコミュニティ施設に加え、BRTの営業所が入居しています。 -
無為に思える列車とBRTの乗り継ぎ時間も、ギャラリーに寄れば心豊かに(?)。
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我が子は、精巧なSLの模型に見入っていました。実物のSLより興味があるんじゃって思うほどに。
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BRTの車庫を見てみると、お、電気バス4色が揃ってるじゃん! JR九州バスの一般バス「赤バス」も交え、韓国のバスアニメ「タヨ」みたいな世界観でした。
ピンクと黄色は充電中。日田までの長旅に備えます。BRTひこぼしライン 乗り物
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駅には、西鉄バスが乗り入れてきてビックリ。従来からの路線バスも、ホームへ乗り入れるようになったんですね。本数はBRTより、かえって多いくらい。
最近はJRと西鉄の連携が進むようになり、利用者目線でも喜ばしいこと。都市部では、サービスを競ってほしい関係ではありますが。路線バス (西鉄バス) 乗り物
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14時50分発の日田行きが「入線」。赤バスも続行便として後を追います。好調とは聞いていましたが、続行便まで出しているとは。
乗り試し客としては電気バスに乗りたい気持ちは同じで、電気バスは満員、赤バスが無人でホームを離れました。路線バス (JR九州バス) 乗り物
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電気バスは低床で、乗り降りラクラク。座席の色と車体色は同系にまとめてあり、さわやかなデザインです。
一頃のJR九州なら水戸岡鋭治氏がデザインしたんだろうけど、長崎本線の気動車に続き、ひこぼしラインも自社内でデザインを完結させています。じわり変化の兆し。 -
充電用USBポートは、現代人にウケそうな装備。運行情報や時刻表は、QRコードでサイトを読み込んで閲覧します。
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もちろん、車内にも基本的なインフォメーションは有。
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駅前広場をぐるりと回って、添田駅を後にします。
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彦山までは一般道を走り、普通の路線バスと何ら変わりはありません。滅多に渋滞しないような道路で、一般道でも充分Rapid=速達性は確保できます。
線路の撤去は一部で始まっていました。 -
すっかり取り払われた踏切も。鉄道としての日田彦山線は、本当にもう戻ってこないんですね…
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一駅目の畑川には「医院前」の副駅名付き。その名の通り、病院の正面玄関まで付けてくれます。
きめ細かな輸送はバスならではで、BRT化のメリットとして強調される部分です。ただあまりきめ細かいと、BRTの「R」を阻害する要因ともなりえます。 -
僕らは4駅目の「勧遊舎ひこさん」で下車。BRTを待つファミリー連れが列を成して待っており、続行便にも多くの人たちが乗って行きました。
なおBRTでは交通系ICカードも使えます。見慣れたカードリーダーはなく、現金乗車時と同じように整理券を取り、下車時に運転士に申し出ます。元駅併設の道の駅、2023年からはBRTが乗り入れてます by ちゃんさん道の駅 歓遊舎ひこさん 道の駅
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運転士さんは運賃を携帯端末に入力してピッ! 飲食店などで見慣れた端末です。乗客が少なければこれでもOKですね。せっかくだからクレカにも対応しては?
左様な仕様のため、カードの使用履歴では「物販」になっていました。 -
「歓遊舎ひこさん」は道の駅の名前で、2008年には鉄道の駅も開設されました。わずか10年で事実上の廃駅となった、悲運の駅でもあります。
(それにしても「駅併設の道の駅」って、なんか矛盾感じません? 海ブドウの木、のような…)歓遊舎ひこさん駅 駅
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旧駅舎は大自然のアスレチック「フォレストアドベンチャー」の拠点に生まれ変わっていました。もう少し大きくなったら、遊びに来たいね!
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道の駅には「こどもわくわくパーク」があり、元気盛りの子どもを遊ばせるにはうってつけ。
園内を一周する「モノライダー」に我が子の目はくぎ付けなので、さっそく乗ってみましょう。子ども200円、付添は150円です。 -
がっちりした線路は結構なアップダウンがあります。
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パークを見下ろしながらの、のんびり空中散歩。
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色づきはじめた山々の眺めもよいです。
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我が子の興味は、充実した遊具に移っているような…後で遊ぼうな。
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下り勾配は思いの他きつく、我が子をぎゅっと引き寄せました。いや落っこちることはないんだろうけどね。
遊園地のような楽しい時間を過ごせました。 -
モノライダーを見ながらのすべり台も、また楽しからずや。
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ロープ登りに果敢に挑戦!
次のBRTまで50分ではとても足りません。ご飯や買い物も交えて、また訪れたい元「鉄道駅を併設した道の駅」でした。
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