田川後藤寺駅

日田彦山線の乗換駅であり後藤寺線の起点としての「田川後藤寺駅」は明治２９年に豊州鉄道が開業した歴史ある駅です。

明治...  続きを読む政府の殖産興業が北九州地区で始まり、そのエネルギー確保の為に筑豊炭鉱での石炭採掘が広がり八幡や若松への石炭積出鉄道としての役割を担う後藤寺や伊田・飯塚・直方にターミナル駅が置かれたようです。

明治４０年には国有化され田川線が所管、大正１１年に九州産業鉄道が乗り入れ開始、昭和１８年戦時買収にて後藤寺線に編入されました。
その後、田川後藤寺駅と改称し、昭和６２年の国鉄分割民営化によりＪＲ九州に継承。

平成元年に糸田線が平成筑豊鉄道に転換され、平成９年には駅舎が改築され往時の面影を残すものは大半が消えてしまいました。

戦前・戦後はまだ筑豊でも鉄道の要衝の町・駅としての役目を担っていた時期であり、三井田川炭鉱から掘削される大量の石炭積出貨車が縦列する留置線が大量に在りました。
それらを牽引する９６００形蒸気機関車が忙しく構内を行き交う姿が観られ、管理運行する後藤寺機関区も置かれて筑豊地区では最後まで蒸気機関車が運行された記憶があります…、が今では跨線橋から眺めても往時の面影は何も残らず、最低限の線路とホームだけを残した寂しい駅に成り下がってしまいました…。

単式ホーム１面１線（切り欠きホーム１線と）が２つと島式ホーム１面２線の合計３面５線を有する地上駅は改築の駅舎も含めて余りにも炭都として栄華を誇った駅とは信じ難い駅に成りました。  閉じる

投稿日:2023/10/15

日田彦山線から後藤寺線へ乗換えで利用した駅。前述した２路線の他、平成筑豊鉄道・伊田線も乗り入れておりローカル駅ながら賑やか...  続きを読むな様相を呈している。私が訪れた時は駅員は不在であったが３路線の列車が次々到着して「祭」状態であった。  閉じる

投稿日:2023/07/13

田川伊田からひと駅。炭坑で栄えた地方の駅らしく、今にも蒸気機関車が引く貨物列車がやって来そうな気配が残ってました。駅周辺も...  続きを読む散策しましたが、かつてはずいぶんにぎやかだったんだろうなと思わせる寂しさが感じられました。  閉じる

投稿日:2023/05/31

筑豊炭田の中心の街であった田川
後藤寺と伊田の二つの街からなる田川市
炭鉱節の発祥の街、三井炭鉱の街だった
後藤寺駅...  続きを読むもすっかり寂れてしまった、最盛期は国鉄の後藤寺機関区があったほどの中核駅
４０軒以上あったと言う旅館も、街はすっかり寂れ旅館も一軒残るのみ
ビジネス割烹旅館志津香
創業６０年を超える老舗旅館
宴会場もきっちりある
館内は寂れ感は全くない
陶器や絵画がきっちり飾らせ、館内は真っ赤なカーペット
ふぐも出て、なかなかの宿飯一泊二食７５００円
女将さんがまたまた素晴らしい
遠賀川気質の旦那衆を切りまわし、ずっとこの筑豊の繁栄から今を見てきたに違いない
帰り際、玄関で正座され、床に手をつけ深々と挨拶をされたのにはビックリした
最後に残る一軒はそう言うことなんだな、一時が万事
筑豊を生きてきたオーラが・・凄い
素晴らしい宿だった

記憶をほじくると多分４０年前に泊まった宿・・
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投稿日:2019/10/20

田川後藤寺駅からは大分県の日田英彦山線の乗換え駅です。

田川市中央運動公園、丸山公園、白鳥工業団地があります。大浦池...  続きを読むへは車で１０分です。

田川の町は昔は石炭、今はセメントの地下資源が町の財源へと移行した町です。  閉じる

投稿日:2013/02/26