2023/11/05 - 2023/11/05
126位(同エリア158件中)
ちゃんさん
「残暑」と呼ぶには、あまりに酷な暑さが続いた10月も終わり、ようやく涼しくなってきました。旅には絶好の季節。
そこで直方で開催された鉄道イベントと、この8月に開業した「新しいローカル線」を巡る旅に出てみました。おなじみ同期父子との、男4人旅です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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久留米から直方へは、原田から伸びる筑豊本線(愛称:原田線)を経由するのが最短ルート。平日は1日8往復、週末でも9往復しか走らない、福岡近郊区間と思えぬ路線です。
1両きりのワンマンディーゼルカーが往復します(桂川駅到着時に撮影)。桂川~原田は通称「原田線」、単行ディーゼルカーが8往復します by ちゃんさんJR筑豊本線 乗り物
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昼間ならそこそこ乗客がいるのも、この路線の特徴。特に今日は、座席のほぼ8割は埋まる盛況ぶりでした。
筑前山家駅前には、有志が保存活動を行っている西鉄のバスと路面電車が鎮座してます。少し傷んできているようにも…屋外での車両保存は大変です。筑前山家駅 駅
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筑豊地方の石炭全盛期は貨物輸送で栄え、その後の福岡への通勤輸送も篠栗線(福福北ゆたか線)開業まではメインルートだった路線です。
撤去された行き違い設備と、長いホームに名残りを感じられます。筑前内野駅 駅
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そんな線路跡に咲くコスモスに、季節を感じる。160万都市近郊とは思えぬのどかさがあります。
上穂波駅 駅
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乗客のほとんどが、福北ゆたか線と合流する桂川まで乗り通しました。直方のイベントに合わせウォーキング大会も開かれており、参加者の利用が多かったようです。
桂川駅 駅
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桂川駅が、いつの間にかこざっぱりした橋上駅舎に建て替わっていました。都市近郊の駅みたい。いや、実際に福岡への通勤圏の駅か。
のどかな原田線に乗って来ると、違う場所に来たかのように錯覚します。 -
直方へは、博多方面から来た快速に乗り継ぎ。6両もつないでいたおかげで、余裕で座ることができました。ウォーキングへの対応で増結してたのかも。
この1年、減車・減便・座席撤去で座れるチャンスが激減した福岡都市圏だけど、ポイントを抑えて対応してくれれば、またお出かけで使おうって気にもなろうもんです。 -
午前10時半、直方に到着。小倉方面の普通電車が同じホームに待っていますが、僕らはここで下車です。
直方駅 駅
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駅の東口から歩いて3分、やって来ました福北ゆたか線フェスタ! 年に一度の、車両基地の開放イベントです。
入場料は100円、イベント参加チケットは別途11枚1,000円になります。今回は立ち寄る時間が1時間もないので、入場のみにしておきました。 -
見慣れた電車や気動車も、間近で見ると…
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迫力満点!
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817系電車の3両編成が解放されていました。休憩・飲食場所と、イベント会場を兼ねています。
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運転士さん達が使っているタブレットが展示されていました。慣れれば見やすそうだし、突発事態への対応もできそうです。
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先頭部分では、運転シュミレーターの体験会も。場所が場所だけに、リアルに感じられそう。チケット買っておけばよかったかなぁ…
列ができている体験イベントもあり、11枚使い切る自信がなく迷ってしまいました。 -
列ができていたミニSLは故障とのことで、急遽運休に。またがって記念写真を撮ることはOKだったので、かえってよかったかも。
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1時間弱ひとめぐりしていれば、時間は11時半。ちょうど平成筑豊鉄道のグルメ観光列車「ことこと列車」の出発時間なので、平筑の直方駅に行ってみました。
車体は丁寧に重ね塗りされているようで、つやつやしとらす。ことこと列車 グルメ・レストラン
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JR九州の観光列車でおなじみ、水戸岡鋭治のデザイン。豪華絢爛!
溜息が出る一方で、どこかで見た車両という感があるのもまた事実です。 -
僕らが乗るのは後続の、行橋行き普通列車。ことこと列車に負けず劣らず派手ながら、ずっと素朴なタッチです。
一時の勢いはないものの、立派な地域の足 by ちゃんさん平成筑豊鉄道 乗り物
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座席やロールカーテン、床にまでイラストがいっぱい。
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アーティストのミヤザキケンスケ氏がプロデュースした、「スーパーハッピートレイン」なるラッピング列車だとか。沿線の子ども達が書き上げたイラストらしく、同期の子は、
「僕も書きたかった!」。 -
吊り革オーナーにはJR九州の関連企業も名を連ね、筑豊の鉄道の同士を応援します。
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隣のことこと列車が先発。行ってらっしゃい~!
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普通列車も、後を追うように出発しました。駅ごとに集落があり、その間には田園風景が広がります。田舎育ちの僕にとっては変哲もない、平凡な眺め。
線路は非電化ながら、立派な複線が続きます。隆盛を極めた、石炭輸送の名残りです。 -
平成筑豊鉄道は1989年に、JRから地元設立の三セクへ転換された鉄道です。当初は黒字経営だったものの、近年では減便が続く路線で、複線はオーバースペックとも感じます。
ただ単線化するにも信号系統の大改良が必要なはずで、今のままの方がいいのかも。 -
転換後の多角経営として、駅舎の貸し出しを積極的に行ったことも、転換当時は話題になりました。理容室フジタのある中泉駅、30年前のテレビで見たのを覚えています。
理容室が今も続いているのは立派。木造のいい雰囲気の駅舎が残ったのも、貸し出しのおかげかもしれません。中泉駅 駅
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一方で地域の需要を拾うべく駅の新設も相次ぎ、ホーム2面と簡易な待合室だけの駅もあまたあります。
転換から34年、老朽化もぼちぼち進んだのか、フェンスには「注意!倒れる!」なんて物騒な注意書きが…フェンスの意味がないのでは? -
田川線と糸田線の分岐駅・金田で5分停車。複線なので交換待ちではなく、糸田線から接続を受けるわけでもありません。
列車のスピードもゆっくりで、のんびりした鉄道という印象を受けます。旅人としてはのんびりもいいけど、地元の人はどう評価しているのやら。金田駅 駅
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直方が離れる(=田川が近づく)につれ、乗客が増えてくるのは意外です。
田川市立病院の移転に伴い、1999年に開業した病院前駅。公共施設を鉄道に近づけるのは大切です。ただ病院は高台の上で、シャトルバスが結んでいます。田川市立病院駅 駅
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直方駅から40分で、田川伊田駅に到着。僕らはここで下車します。ホーム上には「nipote」なるコーヒースタンドがオープンしていました。
発着する列車を目の前にコーヒーが飲めるんだから、楽しい体験になりそう。今回は駅舎の店が目当てなので、また次回に訪ねてみます。田川伊田駅 駅
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田川伊田駅は立派な3階建ての「駅ビル」。実は主要駅で駅ビル「AMU」を展開し、海外ファンドからは不動産屋と見なされるJR九州の中でも、初の駅ビルがここなんです。
民営化3年目の1990年では不動産に不慣れだったということか、2010年にはテナントがすべて撤退。2016年に田川市が購入して、現在は市営の駅ビルになっています。 -
JRの駅機能は縮小の一途で、2022年にみどりの窓口が廃止。駅員がいるのは平日午前中のみです。無人の時間帯の運賃は、ワンマン列車の運転士が受け取ります。
無人化は仕方ないにしても、券売機まで停止とはやりすぎでは? 平筑の券売機は動いているのに。不慣れな客としては、事前に切符を買えた方が安心です。 -
パン屋も入っている、こじゃれた待合室も封鎖されていて残念。
田川伊田駅舎のパン屋さん イタパン グルメ・レストラン
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吹き抜けの階段を上がった2階にある…
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鉄板ダイニング「KAZU」さんへ。当初は高級志向のお店だったらしいですが、コロナ禍を境に、日頃使いできる店へチェンジされたそうです。
駅舎ダイニングKAZU グルメ・レストラン
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ゆったりして、おしゃれな店内。
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列車を眺められるテラス席もよき。夏場にはビアガーデンもやっているそうです。
真夏日一歩手前という、11月としては異常な暑さを記録したこの日。涼しさに慣れた身には真夏より過酷で、とても外に出る気にはなれませんでした。 -
ランチのお酒は500円。カンパーイ♪
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ランチは1,200円~とそこそこの値段。カキフライ、うまい! ボリュームも多く、子どもらには取り分ければよいかと思ってました。
ところが子どもは、ご飯・具だくさん味噌汁・コーンスープが無料サービスされびっくり。親子ともども、満腹になりました。 -
駅舎リニューアルとともに、駅前広場のバス乗り場が集約され、分かりやすくなりました。大任町方面への白ナンバーのコミバスも発着します。
田川市と大任町は首長同士が訴訟合戦を繰り広げてますが、住民の足は無関係に今日も走ります。 -
福岡方面への高速バスも同じ乗り場。1時間毎に走り、天神まで103分で結ぶ便利な足です。
路線バス (西鉄バス) 乗り物
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駅前広場から、中心市街地らしくアーケードが伸びていました。
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アーケードの中は、想像通りの姿ではありましたが…
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JRのホームに上り、旅は続きます。
JR日田彦山線 乗り物
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日田彦山線BRTひこぼしラインの旅
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